JPS6327958Y2 - - Google Patents

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JPS6327958Y2
JPS6327958Y2 JP16094481U JP16094481U JPS6327958Y2 JP S6327958 Y2 JPS6327958 Y2 JP S6327958Y2 JP 16094481 U JP16094481 U JP 16094481U JP 16094481 U JP16094481 U JP 16094481U JP S6327958 Y2 JPS6327958 Y2 JP S6327958Y2
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circular hole
punch
plate
scale plate
pin
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
この考案は、プレス加工における打抜きあるい
は穴あけに使用するパンチを所定の形状に研削す
る際、砥石車に対してパンチを所定の位置で保持
して研削を容易にするパンチ成形研削装置に関す
る。 パンチの平面や弧面を加工する装置としては、
実公昭51−27512号公報、実公昭46−25997号公
報、特公昭40−16400号公報等に記載されている
パンチ成形研削装置が知られている。 そして、パンチの平面を加工する場合におい
て、第1,2図に示すように、割出板4,14
と、その割出板4,14の外周面に形成された凹
部(符号省略)に嵌合する割出ピン(符号省略)
とによつて求められる角度以外で、パンチを固定
する場合に、次の2種類の方法があつた。 1番目の方法は、第1図に示す装置1のよう
に、ロツキングプレート5を本体2にボルト6締
めし、ロツキングプレート5と、一体化されたパ
ンチを保持するホルダ3や割出板4やハンドル7
等とで本体2を挾持してホルダ3を固定し、パン
チを所定角度で固定するものである。 2番目の方法は、第2図に示す装置11のよう
に、ホルダ13を直接ブレーキカラー15を介し
てボルト16締めすることにより、本体12に対
して割出板14やハンドル17等とともにホルダ
13を固定させるものである。 しかし、ホルダ3,13等を固定する際、いず
れにしても一箇所のみをボルト6,16締めする
にすぎず、パンチの先端では固定前後においてそ
の位置が相当ずれ、先端がずれた状態で研削され
るため、公差±0.01mm程度を必要とするパンチに
おいては寸法精度の低下が避けられないという問
題があつた。 また、パンチの弧面を加工する場合において
は、ホルダの外周上に所定の角度で二つの回り止
めブロツクを固定し、本体に設けた固定ピンにハ
ンドルの回動により回り止めブロツクを当接さ
せ、ホルダのVブロツクを介して保持されるパン
チを回動させて弧面を加工していた。 しかし、回り止めブロツクが固定ピンに当接す
る際、通常、当接寸前にハンドル操作の速度を遅
くして固定ピンにゆつくり当接させるが、ハンド
ル操作の速度を遅くしすぎると作業能率を低下さ
せることとなる。また、ハンドル操作の速度を変
えずに固定ピンに当接させると、パンチの先端が
振れ、その振れた状態で研削されるので、公差±
0.01mm程度を必要とするパンチにおいては寸法精
度の低下が避けられないという問題もあつた。 この考案は、以上の問題点を解決し、パンチ平
面研削時には、パンチ先端のずれを極力押え、ま
たパンチ弧面研削時には、作業能率を低下させる
ことなくパンチ先端の振れを極力押えて、寸法精
度の高いパンチを製造可能にするパンチ成形研削
装置を堤供することを目的とする。 この考案の要旨は、割出板と目盛板との間に設
けられたロツキングプレートに、複数本のピンを
目盛板軸部に設けたナツトを締めつけることによ
り平等に押させて、本体にホルダ、割出板、目盛
板、およびハンドル等を固定させ、パンチ平面研
削の際のパンチ固定時、パンチ先端のずれを防止
させ、また、ホルダ外周上に摺動可能に装着され
た回り止めブロツクの固定ピンとの当接箇所に、
ばねによるクツシヨンピンを突設して、パンチ弧
面研削の際の加工時、作業能率を低下させること
なくパンチ先端の振れを防止させるパンチ成形研
削装置にある。 以下、図例に基づいてこの考案の実施例につい
て説明する。 第3図は実施例のパンチ成形研削装置の斜視
図、第4図は同例の一部破断側面図、第5図、第
6図は同例の正面図・背面図である。 下面が砥石車を有する研削盤の定盤上に接する
逆T字形状の本体22には、その垂直部22aの
中央に前後に貫通する円孔22bが穿設されてい
る。また、垂直部22a上部には、前後に移動可
能な固定ピン30と後述の割出板24に嵌合する
割出ピン31が装着されている。なお、固定ピン
30や割出ピン31は従来公報記載の装置と同様
な構成で同様な位置に配置されている。さらに、
円孔22bには、前方より順に、ホルダ23、割
出板24、および目盛板28が従来と同様にボル
ト40により一体的に連結され、従来と同様に円
孔22b内で回動可能なように設けられている。 ホルダ23は円盤形状であり、前方にパンチ3
6を保持するVブロツク32、押えねじ33、お
よびアーム37が上下動可能に装着され、パンチ
36を研削盤の定盤から任意の高さで固定できる
よう構成されている。なお、Vブロツク32、押
えねじ33、およびアーム37は、従来公報記載
の装置と同様であり、同様な機構で上下動される
よう構成されている。また、ホルダ23の外周に
は環状の突部23aが形成され、突部23aに
は、パンチ36の弧面を研削加工する際、固定ピ
ン30に当接させて、パンチ36を所定の角度内
で回動可能なように、二つの回り止めブロツク3
4、34が所定の位置に固定されている。 回り止めブロツク34は突部23a上で摺動・
固定可能に構成されるとともに、回り止めブロツ
ク34の固定ピン30との当接箇所には、ばねを
介在させて当接時衝撃を緩らげるよう付勢力を有
するクツシヨンピン35が、その先端を突出させ
て設けられている。 割出板24はリング状であり、その外周上に
は、割出ピン31の先端が嵌合可能なように形成
された凹部24aが、等分して24個設けられてい
る。したがつて、割出ピン31および割出板24
を使用することにより、パンチ36は容易に15゜
ずつ回転した状態を得ることができる。 目盛板28は後面外周縁に目盛28bを有する
円盤形状であり、目盛板28後面中央には後方へ
突出する軸部28aが形成され、軸部28aはハ
ンドル27に連結されている。 また、本体垂直部22aの円孔22b内周面に
おける割出板24と目盛板28との間の位置に
は、後方内径を拡径させて環状の段差部22cが
形成されている。 そして、目盛板28外周縁の前面側には、段差
部22c後面に当接するリング状のロツキングプ
レート25が配設されている。 また、目盛板28外周縁には、前端をロツキン
グプレート25後面に当接させかつ後端を目盛板
28後面から突出させる三本のピン26が、目盛
板28を周方向に三等分割する三箇所で、目盛板
28前後方向に挿通して配設されている。 さらに、目盛板28の軸部28a外周には、各
ピン26後端に前面を当接可能とするナツト29
が螺合されている。 したがつて、このパンチ成形研削装置21は、
パンチ36をVブロツク32および押えねじ33
で保持した後、パンチ36に所定の平面を研削加
工する際には、パンチ36を所望の角度までハン
ドル27を操作して回転させて、ナツト29を締
めつけることにより、ピン26をロツキングプレ
ート25に押圧させ、ロツキングプレート25を
本体22に押圧させて、本体22の段差部22c
後面に押圧させる。すると、ロツキングプレート
25と、一体化されているホルダ23や割出板2
4や目盛板28とで本体22を挾持する態様とな
り、ホルダ23が本体22に対して固定され、V
ブロツク32および押えねじ33で保持されてい
るパンチ36が固定される。そして、この時、ロ
ツキングプレート25を三箇所のピン26が平等
に押圧するため、パンチ36の中心線αが固定前
と固定後においてずれず、パンチ36先端のずれ
が極力押えられることとなる。 なお、図例ではピン26を三本使用したものを
示したが、ロツキングプレート25を平等に押圧
可能であれば適宜複数本設けても同様な効果を奏
する。 ちなみに、第1図に示す装置、第2図に示す装
置11(ただし、この装置11はボルト16が本
体12の右側面に装着されているものである。)、
および本実施例の装置21をそれぞれ比較し、パ
ンチ平面研削の際のパンチ固定時における変位量
を測定した結果を第1表に示す。 この第1表のテストバーはφ20×100mmの円筒
形の工具鋼を使用し、測定地点はそれぞれの装置
における第4図に示すA点およびB点の二点と
し、二点の第3図に示す上下方向イ(上方向が
+、下方向が−を示す)と水平方向ロ(左方向が
+、右方向が−を示す)をダイヤルゲージで測定
し、固定前と固定後の状態を測定した。
【表】
【表】 第1表から理解できるように、本実施例のパン
チ成形研削装置21は、テストバーの先端付近の
B点の上下方向あるいは水平方向のずれ(変位
量)が従来の装置1,11に比較して極めて少な
く、またA点でのずれ(変位量)とほぼ等しいた
め、本装置21にパンチを固定して研削加工する
際、極めて寸法精度が高いパンチを製造できるこ
とが判る。 また、パンチ36をVブロツク32および押え
ねじ33で保持した後、パンチ36に所定の弧面
を研削加工する際には、ホルダ23の突部23a
上に所定の角度をもつて二つの回り止めブロツク
34,34を固定し、ハンドル27を操作して本
体22の固定ピン30に回り止めブロツク34を
交互に当接させつつパンチ36を回動させて、パ
ンチ36に砥石車を当て弧面を研削加工する。そ
して、この時、回り止めブロツク34が固定ピン
30に当接寸前で、クツシヨンピン35が固定ピ
ン30に当接するため、衝撃少なく自動的に回り
止めブロツク34の速度が遅くなり、固定ピン3
0との当接時にはパンチ36の先端の振れが極力
押えられることとなる。したがつて、固定ピン3
0との当接前にハンドル27の回転速度を遅くす
る操作が不用となり、作業能率も向上する。 ちなみに、クツシヨンピン35を設けない従来
の装置と本実施例の装置21とを比較して、パン
チの先端の振れ(変位置)を測定した結果を第2
表に示す。 この第2表のテストバーはφ20×100mmの円筒
形の工具鋼を使用し、測定地点はそれぞれの装置
における第4図に示すB点とし、B点の上下方向
の変位量をダイヤルゲージで測定した。なお、そ
れぞれの装置の二つの回り止めブロツクは180゜の
角度を有して固定され、固定ピンに一方の回り止
めブロツク当接させた後、他方の回り止めブロツ
クを当接させ、再度もとの回り止めブロツクを当
接させる行程を1回とし、1回の往復回転中の速
さを一定として、毎分40,60、および80回の回転
速度の場合を測定した。
【表】 〓 るストロークを示す。

第2表から理解できるように、本実施例のパン
チ成形研削装置21は、テストバーの先端付近の
上下方向の振れ(変位量)が従来の装置に比較し
て少なく、とくに、従来のパンチ弧面研削加工の
回転速度が60回/分程度であるため、クツシヨン
ピンのばね定数とストロークを適宜選することに
よつて、従来の回転速度より速く作業を行なつて
も振れが少なく、寸法精度を低下させることなく
能率的に作業が行なえることが判る。なお、ばね
定数が2Kg/mm以上の場合には、固定ピンに回り
止めブロツクが直接触れない場合が生じるが、ス
トロークを調整することにより随時解消すること
ができる。 この考案は、以上のような構成、作用であるの
で、パンチ平面研削時には、パンチ先端のずれが
極力押えられ、また、パンチ弧面研削時には、作
業能率を低下させることなくパンチ先端の振れが
極力押えられ、寸法精度の高いパンチを製造する
ことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図はパンチ成形研削装置を示すもので、第1
図、第2図は従来の装置をそれぞれ示す断面図、
第3図は本考案の実施例の装置を示す斜視図、第
4図は同例の一部破断側面図、第5図、第6図は
同例のそれぞれ正面図・背面図である。 1,11,21……パンチ成形研削装置、2,
12,22……本体、22b……円孔、3,1
3,23……ホルダ、4,14,24……割出
板、24a……凹部、5,25……ロツキングプ
レート、26……ピン、7,17,27……ハン
ドル、28……目盛板、28a……軸部、29…
…ナツト、30……固定ピン、31……割出ピ
ン、32……Vブロツク、33……押えねじ、3
4……回り止めブロツク、35……クツシヨンピ
ン、36……パンチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体垂直部22a中央に前後に貫通する円孔2
    2bが設けられ、 該円孔22bには、前後より順に、 パンチ36を保持して前記円孔22bから前方
    へ突出する円盤状のホルダ23と、 外周面周方向に等分された位置に形成される凹
    部24aを備えて前記円孔22b内に配置される
    リング状の割出板24と、 前記円孔22b後方外周縁付近に目盛28bを
    有しかつ後面中央にハンドル27を連結させる軸
    部28aを備えて前記円孔22bから後方へ突出
    する略円盤状の目盛板28と、 が前記円孔22bに対して回動可能に一体化され
    て配設され、 前記本体垂直部22b上部には、前記円孔22
    b内周側へ突出可能として前記割出板の凹部24
    aに嵌合可能とする割出ピン31が配設され、 前記ホルダ23外周縁外方の前記本体垂直部2
    2a上部前面には、前方へ突出する固定ピン30
    が配設され、 前記ホルダ23外周面には、周方向に沿つて摺
    動可能でかつ所定位置で固定され、前記固定ピン
    30に当接可能とする2つの回り止めブロツク3
    4が配設されているパンチ成形研削装置におい
    て、 前記円孔22b内周面における前記割出板24
    と目盛板28との間の位置に、後方内径を拡径さ
    せて環状の段差部22cが形成され、 前記目盛板28外周縁の前面側には、前記段差
    部22c後面に当接可能とするリング状のロツキ
    ングプレート25が配設され、 前記目盛板28外周縁には、前記を前記ロツキ
    ングプレート25後面に当接させかつ後端を前記
    目盛板28後面から突出させる複数のピン26
    が、前記目盛板28を周方向に等分割した箇所
    で、前記目盛板28前後方向に挿通して配設さ
    れ、 前記目盛板の軸部28a外周には、前記各ピン
    26後端に前面を当接可能なナツト29が螺合さ
    れ、 前記各回り止めブロツク34における前記固定
    ピン30との当接箇所には、ばねによる付勢力に
    よつて突出するクツシヨンピン35が配設されて
    いる、 ことを特徴とするパンチ成形研削装置。
JP16094481U 1981-10-28 1981-10-28 パンチ成形研削装置 Granted JPS5867643U (ja)

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JP16094481U JPS5867643U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 パンチ成形研削装置

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JP16094481U JPS5867643U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 パンチ成形研削装置

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Publication Number Publication Date
JPS5867643U JPS5867643U (ja) 1983-05-09
JPS6327958Y2 true JPS6327958Y2 (ja) 1988-07-28

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ID=29953330

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2552480Y2 (ja) * 1992-07-07 1997-10-29 株式会社アマダメトレックス パンチ支持治具

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JPS5867643U (ja) 1983-05-09

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