JPS5882B2 - ヒカクドヘンチヨウハレベルジドウセイギヨホウシキ - Google Patents

ヒカクドヘンチヨウハレベルジドウセイギヨホウシキ

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JPS5882B2
JPS5882B2 JP50081767A JP8176775A JPS5882B2 JP S5882 B2 JPS5882 B2 JP S5882B2 JP 50081767 A JP50081767 A JP 50081767A JP 8176775 A JP8176775 A JP 8176775A JP S5882 B2 JPS5882 B2 JP S5882B2
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被角度変調波レベル自動制御方式に係り、特に
直接波信号と被角度変調波信号とを多重化してマルチチ
ャンネル信号をレコードディスクに録音するマルチチャ
ンネルレコード切削録音系において、被角度変調波信号
のレベルを直接波信号及び被角度変調波信号の変調信号
(以下単に変調信号という)のレベル変動に対応させて
自動的に制御する方式を提供することを目的とする。
一般に、直接波信号と被角度変調波信号とを多重化して
マルチチャンネル信号をレコードディスクに切削録音す
る際及びピンクアップによる再生時において、録音レベ
ルが大である場合、直接波信号の高域周波数成分と被角
度変調波信号の周波数との間に干渉を生じ、妨害雑音等
によるS/Nの悪化、歪率特性の劣化等の問題を生ずる
そこで、この様な悪影響を防止する方法として、被角度
変調波のレベルを上げることが考えられる。
即ち、この被角度変調波伝送系において、被角度変調波
信号のS/Nは、一般に次式で表わされる。
但し、(1)式中、fは最高変調信号周波数、Δfは周
波数偏移、Cは被角度変調波信号の搬送波レベル、Nは
雑音レベルを夫々示す。
これにより、被角度変調波伝送系において、S/Nを改
善するためには、被角度変調波信号レベルは犬なるほど
良いことがわかる(但し、所定範囲内に限る)。
しかし、常時、被角度変調波レベルを大としておくと、
レコードカッタのヘッドが発熱するため大がかりな特殊
なガス冷却手段を用いなければならない等の問題点を生
ずる。
従って、被角度変調波信号のレベルを直接波信号のレベ
ル変動に応じて自動的に制御することが必要となる。
そこで、先に、本出願人はマルチチャンネルレコード切
削録音系における搬送波レベル自動制御方式としで特公
昭49−14242号、特公昭49−14243号等に
見られる如き方式を提案した。
これらの提案方式は、いずれも直接波信号のレベルが犬
なる時に被角度変調波のレベルを自動的に増大して、直
接波信号と被角度変調波信号との干渉によるS/Hの悪
化、歪率特性の劣化を軽減させる特長を有する方式であ
る。
例えば特公昭49−14242号にて提案した方式は、
レコードに録音すべきプログラム信号を録音されている
磁気テープを再生する装置において、正規の再生ヘッド
に先行して先行ヘッドを設けておき、この先行ヘッドに
より再生した信号を、イコライザ回路、ゲート回路、デ
ィレィ回路、積分回路等を通すことによりその再生信号
のレベルに応じたレベル制御信号を得、このレベル制御
信号により被角度変調波のレベルを自動的に制御する様
にしている。
然るに、この提案方式では正規の再生ヘッドより再生し
た4チヤンネルの信号伝送ラインと、先行ヘッドより再
生したレベル制御用信号伝送ラインとは夫々分離してい
るため、4チヤンネルの信号伝送系で信号レベル(カッ
ティングレベル)を設定した場合に、上記制御信号のレ
ベルまで調整し直さなければならない問題点を有してい
た。
また、この提案方式では、先行ヘッドを設けなければな
らず、磁気テープ再生装置が複雑となり、又上記制御信
号を得るための回路系統も複雑で、装置全体が大がかり
なものとなり、更に調整も面倒である等の問題点があっ
た。
そこで、上記問題点を解決すべく本出願人は先に特願昭
49−109944号に見られる如き方式を提案した。
この提案方式は直接波和信号の高域成分レベルが犬のと
きと、直接波和信号のレベルが極めて小か零(無信号)
のときに夫々被角度変調波レベルを録音システム内で自
動的に増強させることにより、先行ヘッドを用いること
なく、しかも被角度変調波信号の復調信号系のS/Nを
より向上せしめ得た方式である。
然るに上記提案方式は、直接波和信号のレベルが極めて
小か零(無信号)のときに、被角度変調波レベルを急峻
な立上り特性で増強させるため、この立上り部分で異常
雑音を発生する虞れがあるという問題点があった。
また、マルチチャンネルレコードの録音・再生において
、被角度変調波信号の復調時に問題となる雑音は、変調
信号レベルが極めて小か、又は零(無信号)のとき発生
する。
従って、このような信号レベルのときに被角度変調波レ
ベルを録音システム内で自動的に増強させることにより
、被角度変調波信号の復調信号系のS/Nをより向上さ
せることが要求される。
本発明は上記問題点を解決しかつ上記要求を満たすもの
であり、以下図面と共にその1実施例につき説明する。
第1図は本発明方式の1実施例のブロック系統図、第2
図は第1図の要部の1実施例の回路図、第3図A−Fは
夫々第2図の動作説明用タイムチャートを示す。
第1図中、1は磁気テープで、マルチチャンネルの各チ
ャンネル信号が録音されている。
ここでは説明の便宜上、例えハCH1、CH2、CH3
及びCH4の4つのチャンネル信号が録音されているも
のとして以下説明する。
磁気テープ1に録音されている4チャンネル信号CH1
〜CH4は、再生ヘッド2により再生されて演算回路3
a 、3bに供給され、ここで例えば和信号(CH1+
CH2)及び差信号(CHl CL)と和信号(CH
3+CH4)及び差信号(Cf(3−CH4)とに夫々
演算される。
上記演算回路3a、3bの出力直接波和信号(CHI
+ CH2)、(CH3+ CH4)は、遅延回路5a
、5bに供給され、ここで、差信号系と時間合わせをさ
れた後混合回路8a 、sbに供給される一方、後述す
る制御信号形成回路6に供給される。
また、上記演算回路3a、3bの出力差信号(CHl−
CH2)、(CH3−CH4)は角度変調器4a、4b
に変調信号として供給され、ここで変度変調された後、
レベル制御回路7at7bに供給される一方、上記制御
信号形成回路6に供給される。
これにより、上記制御信号形成回路6より制御信号が形
成され、この制御信号は上記レベル制御回路?a、7b
に供給され、後述する如く、ここで角度変調器4a 、
4bよりの被角度変調波信号のレベルを、上記演算回路
3a 、3bの出力直接波信号(ここでは和信号)の特
に高域成分の大レベル時と変調信号(ここでは差信号)
レベルが所定レベル以下の時に夫々自動的に増強すべく
レベル制御する。
レベル制御回路7a 、7bよりの被角度変調波信号は
混合回路8a 、8bに供給され、ここで上記直接波和
信号と夫々混合多重化された後、カッタ増幅器9a 、
9bを経てカッタヘッド10に供給されてこれを駆動し
、レコードディスク(ラッカ盤)11に1本の溝を形成
して録音される。
上記制御信号形成回路6及びレベル制御回路7a、7b
の具体的な回路系統の1実施例を第2図及び第3図A−
Fと共に説明する。
入力端子16at16bより入来した演算回路3a 、
3bよりの直接波相信号(CH1+ CH,)、(CH
3+CH4)は、和信号系制御信号形成回路19を構成
する緩衝増幅器21&、21bを経て高域フィルタ22
a 、22bに供給され、ここでその高域成分のみを沢
波された後、可変抵抗器VR1,VR,で所定のレベル
に設定されて非反転増幅器23a、、23b1と反転増
幅器23a2゜23b2とよりなる増幅回路23a 、
23bに供給され、ここで十分増幅される。
上記増幅器23a1,23a、、23b1,23b2よ
り取り出された信号は順方向のダイオードD1.D3.
D3゜D4に供給され、ここで正の成分のみを取り出さ
れる。
従って、ダイオードD0〜D4のカソードの共通接続点
■には第3図Aに示す如き波形の信号aが現われる。
なお、可変抵抗器VR1,VR2はダイオードD1〜D
4を通過する信号の閾値レベルを設定するためのもので
ある。
この信号aは抵抗R18を通してNPN)ランジスタT
1. T、、コレクタ抵抗R1g 、R20及びトラン
ジスタT1 のコレクタよりトランジスタT2のベース
に順方向に接続されたダイオードD、とよりなる波形整
形回路に供給され、ここで波形整形された後ゲートダイ
オードD6のアノードに加えられる。
他方、入力端子17a、17bより入来した演算回路3
a 、3bよりの差信号(CHt CH2)、(CH
3−CH4)は、差信号系制御信号形成回路20に供給
され、夫々緩衝増幅器24a 、24bを経、閾値レベ
ル設定用の可変抵抗器VR3゜VR,でレベルを設定さ
れ、高利得増幅回路25a。
25bで増幅された後抵抗R28,R,、を経てゲート
及び波形整形用NPN)ランジスタT、 、 T、のベ
ースに印加される。
このトランジスタT3.T4のベースには第3図Bに示
す波形の差信号の正の成分のみの信号電流すが流れる。
ここで、エミッタを接地され、コレクタを共通接続され
た上記トランジスタT3及びT4と、トランジスタT3
.T4のコレクタと正の直流電源電圧(+VDc)端子
との間に挿入接続された抵抗R23と、トランジスタT
3. T4のコレクタと接地間に並列接続されたコンデ
ンサC及びC2と、このコンデンサC。
C7の非接地側端子間に並列接続されてなる抵抗R24
及び図示の向きのダイオードD7 とは夫々差信号の制
御信号変換回路を構成している。
この変換回路における制御応答特性は比較的ゆるやかに
立上り、かつゆるやかに復帰するよう予め設定されてあ
り、時間的には立上り、復帰共に例えば数100m5に
設定されている。
この変換回路に供給された差信号の正の成分は、ここで
上記制御応答特性での制御信号電圧に変換された後、ゲ
ートダイオードD8のアノード側に加わる。
ゲートダイオードD6.D8のカソード側より取り出さ
れた信号は共通制御信号形成回路26に供給される。
この回路26の入力段にはゲートダイ;オードD6及び
D8のカソードと接地間に直列に接続された抵抗R25
、コンデンサC3と、この直列回路に並列接続された抵
抗R26とよりなる相信号の制御信号変換回路が設けら
れている。
すなわち、上記コンデンサC3は低容量のものを使用し
、抵;抗R26は高抵抗のものを使用すると、第3図A
にaで示す和信号の高域成分が時刻t1〜t2で大レベ
ルになると、トランジスタT1 がオン、トランジスタ
T2がオフとなり、トランジスタT2のコレクタ電位は
コンデンサC3と抵抗”ioで決まる(抵抗R25の抵
抗値は極めて小であり無視しうる)充電特性に従って電
源電圧(+VDc)まで瞬時に上昇する。
一方、時刻t2〜t3で和信号の高域成分が第3図Aに
示す如く低レベルになると、トランジスタTがオフ、ト
ランジスタT2がオンとなるため、ダイオードD6が逆
バイアスされ、コンデンサC3の充電電荷は抵抗R26
を介して放電される。
ここで、抵抗R26の抵抗値は犬に選定しであるため、
上記コンデンサC3の放電時定数は大になる。
従って、ダイオードD6とコンデンサC3の接続点には
、抵抗R20とコンデンサC3で決まる立上り特性が急
峻で、かつ抵抗R26とコンデンサC3とで決まる立下
り(復帰)特性の緩やかな第3図Cにcで示す如き和信
号の制御信号が、上記正の和信号の高域成分aのレベル
に応じて得られる。
一方、第3図Bに示す正の差信号成分すのレベルが時刻
t1〜t、で極めて小になると、トランジスタT3及び
T4が夫々オフになるため、ダイオードD7カ導通状態
となり、コンデンサC0は抵抗1R23を介して、また
コンデンサC2は抵抗R,3、ダイオードD7を介して
夫々充電される。
ここでこの充電特性は前述したように比較的大に選定さ
れである。
次に、上記信号成分すが第3図Bに示すように、時刻t
2〜t3で犬なるレベルになると、トランジスタT3及
びT4が夫々オンとされ、従ってダイオードD7が逆バ
イアスされて非導通状態となり、コンデンサC1の充電
電荷はトランジスタT3.T、を介して放電され、また
コンデンサC7の充電電荷は抵抗R114及びトランジ
スタT3゜T4を介して比較的緩やかに放電される。
従って、ダイオードD のカソード側には立上り特性及
び復帰特性共に比較的緩やかな第3図りに示す如き差信
号の制御信号dが、上記差信号成分すのレベルに応じて
取り出される。
従って、コンデンサC3は和信号の制御信号のみに動作
し、コンデンサC3及びダイオードD6゜D8のカソー
ドの接続点には和信号の制御信号と差信号の制御信号の
各復帰特性カー最終的にコンデンサC3、抵抗R26で
決定される第3図Eに示す如き制御信号eが得られる。
ゆえに、増幅器27には第3図Eに示す如く、変換され
た制御信号e(又は信号C又は信号d)が入方される。
なお、第3図A、B中、時刻t3〜t4間は和信号、差
信号共に零(無信号)のときを示し、時刻t4〜t5間
は和信号高域成分のレベルが小のときで、かつ差信号レ
ベルが所定レベルよりも犬のときを示す1増福器27よ
り取り出された制御信号は、可変抵抗器VR5,VR6
に夫々供給され、ここでレベルを調整された後、可変抵
抗器vR7,vR8にてその利得を調整される反転増幅
器28a 、28bに供給され、ここで位相を反転され
かつ増幅される。
この反転増幅器28a 、28bの出力制御信号はレベ
ル制御回路7a 、7b内に設けている可変抵抗素子と
しての電昇効果トランジスタ(FET:R7a、R7b
のゲートに印加され、そのドレインソース間抵抗を可変
制御する。
次にレベル制御回路7a、7bにつき説明する。
ここで、レベル制御回路7a、7bは同一回路であり、
説明の便宜上、レベル制御回路7aにつき説明する。
レベル制御回路7aは入力端子12aに接続される抵抗
R1a(抵抗値R1)、R2a(抵抗値R2)及び演算
増幅器13a よりなる反転増幅回路と、抵抗R3a(
抵抗値R3)、R4a(抵抗値R4)、R5a(抵抗値
R5)、R6a(抵抗値Ra )、R8a(抵抗値R8
)、R9a(抵抗値R’o )、FETR7a(ドレイ
ン・ソース間抵抗R7)及び演算増幅器14aよりなる
電子アッテネータ回路(電圧制御可変利得増幅回路)と
より構成されている。
入力端子12aより入来した角度変調器4aより被角度
変調波信号は、抵抗R1aを介して増幅器13aの反転
入力端子に加えられ、ここで反転増幅された後、抵抗R
3a及び”4a により分圧されて極めて低レベルの信
号とされて増幅器14aの非反転入力端子に加えられる
一方、抵抗R5aとFETR7aのドレイン・ソース間
抵抗R7とにより分圧されて増幅器14aの反転入力端
子に加えられる。
これにより、増幅器14aは反転増幅器として動作する
また上記FET R7aのゲートには上記抵抗R9aを
介して加えられる共通制御信号形成回路26よりの制御
電圧に、抵抗R8a及びR9aにより分圧された上記増
幅器13aよりの被角度変調波を重畳した信号が加えら
れ、この重畳信号はFETR7aのドレイン・ソース間
抵抗R7を可変制御すると共にその歪を小にする。
すなわち、上記電子アッテネータ回路の伝達関数Gは次
式で示される。
また、FET Rのドレイン・ソース間抵抗R7は一般
に次式で示される。
但し、(3)式中、VGSはFETR7a のゲート・
ソース間電圧(制御電圧)、vPはピンチオフ電圧、r
DSはvG8が零のときのFET Rのドレイン・ソー
ス間抵抗(内部抵抗)である。
従って、R,>>R4になるよう値を設定し、rDS−
R4、R3−R5になるよう設定することにより、上記
伝達関数Gは で表わすことができる。
また、FET において、そのドレイン・′ソース間型
圧VDsの債の信号電圧を、そのゲート・ソース間に印
加すると、FETのノンリニヤ特性を大幅に改善できる
ゆえに、抵抗R4a、R9aをR4= R9になるよう
に設定すると、抵抗R8aの抵抗値R8は R8−2R3+R4(5) で表わされる。
(5)式に示した値により電子アッテネータ回路での波
形歪は無視できるものである。
なお、上記に述べたR3>>R4に抵抗R3a。
R4aを設定することにより、FETのvDsそのもの
が極めて小となることになり、従って歪率をより改善で
きるものである。
これにより、入力端子12a、12bよりレベル制御回
路7a 、7bに入来した角度変調器4 a 。
4bよりの被角度変調波は、ここで共通制御信号形成回
路26の出力制御信号eの逆相の信号によってレベル制
御される。
これにより、レベル制御回路7a、7bより第3図Fに
示す如く、2つの直接波和信号の高域成分のうち少なく
ともどちらか一方の高域成分のレベルが大なる期間と、
2つの差信号のうち少なくともどちらか一方の差信号の
レベルが所定レベル以下の期間とにおいて、夫夫レベル
を自動的に増強された高S/Nで低歪率の被角度変調波
信号fが出力端子15a、15bに導かれる6また、入
力端子12a、12bよりの被角度変調波信号は、第3
図A〜Fより明らかなように和信号の高域成分のレベル
が大になった際、急峻なる立上り特性でレベルを増強さ
れ、和信号の高域成分のレベルが所定レベル以下(無信
号時を含む)のときにおいて、差信号レベルが所定レベ
ルより大から小(無信号−誉含む入に移った際には比較
的緩やかな立上り特性でレベルを増強され、かつ和信号
の高域成分のレベルが所定レベルよりも大から小に移っ
た際と、差信号レベルが所定レベルよりも小から大に移
った際とにおいて夫々比較的緩やかな復帰特性で増強さ
れたレベルを復帰せしめられる。
なお、上記実施例において、直接波信号を異なる2つの
チャンネルの和信号、被角度変調波信号の変調信号を異
なる2つのチャンネルの差信号としているが、他のオー
ディオ信号であっても差し支えないことは勿論である。
上述の如く、本発明になる被角度変調波レベル自動制御
方式は、直接波信号と被角度変調波信号とを多重してマ
ルチチャンネル信号をレコードディスクに切削録音する
に際し、直接波信号の高域成分が所定レベルよりも大な
る時に被角度変調波信号のレベルを増強する方式におい
て、上記直接波信号の高域成分が上記所定レベルよりも
小なる期間において上記被角度変調波信号の変調信号が
所定レベル以下又は無信号時のときに被角度変調波レベ
ルを増強するようにしているため、常に最適のレベル制
御を行ない得、直接波信号のレベルが大なる場合、被角
度変調波のレベルも大であるため、このように録音され
たマルチチャンネルディスクの再生に際して直接波信号
の高域周波数成分と被角度変調波信号との間に生じる干
渉を大幅に減じることができ、異常雑音の発生を十分に
抑圧でき、また被角度変調波の復調信号系の雑音を従来
より大幅に抑圧でき、従って復調信号のS/Nを極めて
改善でき、更に低歪率アッテネータ回路を用いてレベル
制御を行なうようにしているため、被角度変調波の波形
は無歪となり、同時に等測的に被角度変調波のレベルは
大レベルで伝送できるので上記復調信号のS/Nも更に
改善でき、また上記変調信号が所定レベル以下又は無信
号時になった際、上記被角度変調波レベルを比較的緩や
かな立上り特性で増強するようにしているため、特にマ
ルチチャンネルの各チャンネル信号が大レベルより零若
しくは極めて小に移った際に被角度変調波レベルを急峻
な立上り特性で増強する先の提案方式において生じやす
い異常雑音を除去でき、また更に先に提案した先行ヘッ
ドを用いる方式に比し、先行ヘッド及び各チャンネル毎
分のイコライザ増幅器等を設ける必要がなく、従って切
削録音系を安価に構成し得る等の数々の特長を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方式の1実施例のブロック系統図、第2
図は第1図の要部の1実施例の回路図、第3図A−Fは
夫々第2図の動作説明用タイムチャートを示す。 3a、3b……演算回路、4a、4b……角度変調器、
6……制御制御形成回路、7a 、 7b……レベル制
御回路、8a 、 8b……混合回路、12a、12b
……被角度変調波信号入力端子、16a、16b……直
接波相信号入力端子、17a。 17b……差信号入力端子、19……和信号系制御信号
形成回路、20……差信号系制御信号形成回路、22a
、22b……高域フイルタ、26……共通制御信号形成
回路、R7a、R7b……電界効果トランジスタ(FE
T)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直接波信号と被角度変調波信号とを多重化してマル
    チチャンネル信号をレコードディスクに切削録音するに
    際し、直接波信号の高域成分が所定レベルよりも大なる
    ときに被角度変調波信号のレベルを増強する方式におい
    て、上記直接波信号の高域成分が上記所定レベルよりも
    小なる期間において上記被角度変調波信号の変調信号が
    所定レベル以下又は無信号時のときに該被角度変調波信
    号のレベルを増強するようにしたことを特徴とする被角
    度変調波レベル自動制御方式。
JP50081767A 1974-09-26 1975-07-04 ヒカクドヘンチヨウハレベルジドウセイギヨホウシキ Expired JPS5882B2 (ja)

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