JPS588171B2 - 遅延回路 - Google Patents

遅延回路

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Publication number
JPS588171B2
JPS588171B2 JP53072143A JP7214378A JPS588171B2 JP S588171 B2 JPS588171 B2 JP S588171B2 JP 53072143 A JP53072143 A JP 53072143A JP 7214378 A JP7214378 A JP 7214378A JP S588171 B2 JPS588171 B2 JP S588171B2
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JP
Japan
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circuit
capacitor
schmitt circuit
signal
input
Prior art date
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JP53072143A
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English (en)
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JPS55621A (en
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浅田昭広
田中弘道
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/26Time-delay networks

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、CR(コンデンサと抵抗)の時定数を利用し
た電気信号遅延回路、さらに詳述すれば、一対のトラン
ジスタのエミツタを結合してマルチバイブレータを形成
するシュミット回路の入力端子を、抵抗を介して信号入
力端子にかつコンデンサを介して接地側に接続すること
により入力信号の反転時点より、抵抗とコンデンサによ
って決まるある時間だけ遅延して出力信号を反転させる
遅延回路に関するもので、例えばスイッチングIC(集
積回路)における入力処理回路などとして使用できる。
従来技術とその問題点を第1図及び第2図によって説明
する。
第1図は従来のパルス遅延回路図、第2図はその動作説
明用のタイムチャートである。
第1図において1はパルス信号発生器、1−1はスイッ
チ、1−2は電源、1−3はパルス信号発生器1のパル
ス出力端子、2は抵抗器、3はコンデンサ、4はシュミ
ット回路、5は出力端子である。
パルス信号発生器1は、電圧VBの電源1−2と接地電
位零とをスイッチングするスイッチ1−1とから成る。
出力端子1−3から出力されたパルスは、抵抗器2(抵
抗値R1)を介してシュミット回路4の入力端子に接続
されている。
シュミット回路4は高入力インピーダンスで、入力信号
と出力信号にヒステリシスを有する。
シュミット回路4の入力端と接地電位間にコンデンサ3
(容量C1)が接続され、前記抵抗2と共に積分回路を
成している。
第2図において、VINはパルス信号発生器1の出力端
子1−3から出力されるパルス信号を示し、VOUTは
シュミット回路の出力端子5から出力される出力信号を
示す。
いま、VINがタイミング10において、スイッチ1−
1の動作により、接地電位零から電源電圧■8側に反転
すると、コンデンサ3の電位VCは抵抗器2を介してV
Bに向って指数関数的に上昇する。
コンデンサ3の電位■Cがシュミット回路4のオンレベ
ル■ONと交差する点11に達すると、シュミット回路
4の出力VOUTは低レベルLから高レベルHに反転す
る。
なお、シュミット回路4の入力インピーダンスは非常に
高いので、抵抗器2を流れる電流はシュミット回路4に
はほとんど流れず、コンデンサ3の端子電位VCは電圧
VBまで上昇して落ちつく。
タイミング10からタイミング11までを、vI、の立
ち上りに対する遅延時間T1とする。
次に時間が充分経過してVCがVBに等しくなっている
タイミング12で信号VINがVBから接地電位零に反
転すると、コンデンサ3に充電されていた電荷が抵抗器
2とスイッチ1−1を介して指数関数的に零電位に向っ
て放電する。
VCがシュミット回路4のオフレベルVOFFと交差す
るタイミング13で、シュミット回路4の出力VOUT
は高レベルから低レベルに反転する。
タイミング12からタイミング13までを、VINの立
ち下りに対する遅延時間T2とする。
遅延時間T1,T2は、コンデンサ3の初期電位と収束
電位及びコンデンサ3と抵抗器2との時定数で決定され
ることは周知の通りである。
つまり、T1,T2は次式で求められる。
ここで、VC=0のタイミング14からシュミット回路
4のオンレベル15までの遅延時間T3は式(1)を満
たすので前記T1に等しくなる。
しかし、タイミング16のように電圧VCが充分VBに
等しくない時にVINが反転すると、VCの初期電圧が
VBでなくなるので、タイミング16からタイミング1
7までの遅延時間T4は式(2)を満足しなくなり、T
4\T2となる。
また、タイミング18のようにVCが充分零に等しくな
い時にVINが反転するとVCの初期電圧が零でなくな
るのでタイミング18からタイミング19までの遅延時
間T5はT1に等しくならない。
このように、第1図に示した従来の遅延回路においては
、コンデンサの充放電が不充分の時に信号が入力される
と、遅延時間が正規より短かくなり、不安定な遅延時間
になるという問題点があった。
本発明の目的は、従来回路での上記した問題点を解決し
、入力信号の反転のタイミングから常に一定の遅延時間
だけ経果したタイミングで出力信号を反転させることの
できる遅延回路を提供するにある。
本発明の特徴は、入力信号により開閉制御されて電圧源
を切替える第1の電子スイッチとシュミット回路出力信
号により開閉制御される第2の電子スイッチとの直列回
路を信号入力端子に接続すると共に上記第1、第2の電
子スイッチの中間接続点を抵抗を介して接地側に接続し
、シュミット回路出力信号により開閉制御される第3の
電子スイッチを抵抗を介してシュミット回路入力端子に
接続する構成とするにある。
即ち、本発明においては、一つのコンデンサの充放電に
よって遅延回路を構成する時に、コンデンサの充放電の
レベル検出を行なうと同時にその時点においてコンデン
サの充電または放電を停止させ、そのコンデンサの電位
を次の放電または充電の初期値とすることにより、遅延
時間を安定させるものである。
本発明の一実施例を第3図及び第4図によって説明する
第3図は回路図、第4図はタイムチャートである。
第3図において、VINは信号発生器1(第1図)から
の信号入力電圧、VBは電源電圧、R2〜R5は抵抗器
、3はコンデンサ(容量C2)、4はシュミット回路、
5は出力VOUTの出力端子、Q1〜Q3はトランジス
タである。
VINはトランジスタQ1のベースに導かれ、トランジ
スタQ1のコレクタは抵抗器R2を介して電源VBに接
続されると共に抵抗器R3を介してシュミット回路4に
も入力され、エミツタはトランジスタQ2のコレクタに
接続されると共に抵抗器R5を介して接地される。
トランジスタQ2のエミツタは接地され、ベースはシュ
ミット回路4の出力端5に接続される。
シュミット回路4の入力端はコンデンサ3を介して接地
されると共に、抵抗器R4を介してトランンスタQ3の
コレクタにも接続される。
トランジスタQ3のエミツタは接続され、ベースはシュ
ミット回路4の出力端5に接続される。
第3図実施例回路は次のように動作する。
まず、トランジスタQ1のオンに対し、トランジスタQ
2,Q3はオフしていると仮定する。
このとき、トランジスタQ1のコレクタ電位は、電源電
圧VBを抵抗器R2,R5で分圧した電位にほぼ等しい
コンデンサ3の端子電圧VCは、コンデンサが充分に充
電サれていると、トランジスタQ1のコレクタ電位に等
しい。
この電圧VCがシュミット回路4のオンレベルVONよ
り小さければ、シュミット回路4の出力電圧VOUTは
低レベルLである。
よって、シュミット回路4の出力端子5に接続されたト
ランジスタQ2,Q3のベースは低レベルとなり、Q2
Q3はいずれもオフ状態である。
これで、初めの仮定通り、トランジスタQ1がオンのと
き、トランジスタQ2,Q3がオフになることが判る。
ここで、いま、第4図のタイミング20で入力信号VI
Nが反転してトランジスタQ1がオフとすると、Q,の
コレクタ電位が上昇し、コンデンサ3は、電源VBから
抵抗器R2,R3を介して充電される。
コンデンサ3の電位VCがシュミット回路4のオンレベ
ルVONに達すると、シュミット回路4の出力VOUT
は高レベルHに反転する。
これにより、トランジスタQ2とQ3がオンする。
Q1がオフしているのでQ2のコレクタ電流は流れない
が、Q3のコレクタ電流は抵抗器R2,R3,R4を介
して流れる。
このとき、シュミット回路4の入力電圧、つまりコンデ
ンサ3の端子電圧VC、は電源電圧VBを抵抗器R2+
R3とR4とで分圧した電圧に収束される。
そして、このR2+R3とR4とでVBを分圧した電位
をシュミット回路4のオンレベルVONに等しくしてお
くとシュミット回路4の出力VOUTがタイミング21
で高レベルHに反転すると同時にコンデンサ3の充電が
停止され、シュミット回路4の入力電位はVONに固定
される。
次にタイミング22において、入力信号VINが高レベ
ルに反転するとトランジスタQ1がオンする。
この時Q2もすでにオン状態であるのでQ1のコレクタ
電位はほぼ接地電位となる。
と同時に電源VBから抵抗器R2を介してコレクタ電流
が流れる。
それと同時にコンデンサ3の充電電荷は、抵抗器R3、
トランジスタQ1,Q2を介する経路と、抵抗器R4、
トランジスタQ3を介する経路の2つの経路で零電位に
向って放電される。
そしてコンデンサ3の電位VCがシュミット回路4のオ
フ電位VOFFに等しくなるタイミング23でシュミッ
ト回路4の出力電位は低レベルに反転する。
このためトランジスタQ2,Q3がオフ状態となる。
そこでコンデンサ3の電位VCは、電源電圧VBを抵抗
器R2とR5で分圧した電位に収束しようとする。
この電源電圧VBをR2とR5で分圧する電位を、シュ
ミット回路4のオフ電位VOFFに等しくしておくと、
第4図に直線23−1として示すように、シュミット回
路4の出力VOUTが低レベルに反転すると同時にコン
デンサ3の放電が停止され、シュミット回路4の入力電
位はVOFFに固定される。
このように、シュミット回路4の反転と同時にコンデン
サ3の充電または放電が停止してその時の電位に固定さ
れることにより、従来回路の場合のような遅延時間の不
安定さがなくなる。
よって、第4図のタイミング20〜21の遅延時間とタ
イミング24〜25の遅延時間はT6に等しく、またタ
イミング22〜23の遅廷時間とタイミング26〜27
の遅延時間はT7に等しい。
第5図は本発明の他の実施例回路図である。
第3図のシュミット回路4を具体的に表わしたものが第
5図の4−1であり、第5図実施例では第3図実施例に
おけるシュミット回路4のオンレベルvONの設定法が
異なる。
即ち、第5図においては、第3図の場合の抵抗器R4と
トランジスタQ3がなく、シュミット回路4−1の入力
部に抵抗器R6が挿入されている。
シュミット回路の動作レベルV。
N,VOFFは、周知のように である。
ただし、VBEQ4はトランジスタQ4のベース、エミ
ッタ間電圧で、トランジスタQ4はシュミット回路4−
1の入力側のトランジスタであり、R7, R8, R
9はそれぞれ図示位置に挿入された抵抗器の抵抗値であ
る。
また、第5図において、Q4,Q5はエミツタ結合され
た一対のトランジスタを示し、Q6は出力取出し用のト
ランジスタ、R10,R11は図示位置に挿入した出力
取出し用の抵抗器を示している。
シュミット回路4−1が入力レベルの上昇によりオンす
ると、Q4がオン、Q5がオフとなり、Q4のベース電
位は式(4)のVOFFにほぼ等しい電位となる。
この電位と電源VBとの差電位を、抵抗器R2+R3と
R6で分圧した電位が印加されるコンデンサ3の電圧V
Cをシュミット回路4−1のオンレベルVONに設定す
れば、第3図実施例と同様に、コンデンサ3の充電にお
いて、VcがVONに等しくなると同時にシュミット回
路の出力は反転し、コンデンサ3の電圧VCをVONに
固定することができる。
このときとなる。
第6図は本発明のさらに他の実施例回路図を示すもので
あり、これは、コンデンサ3の電圧■CをVONに一定
にする機能のみを備えたものである。
述に、■CをVOFFに一定にする機能だけの遅延回路
も同様に構成できる。
以上のように、本発明によれば、シュミット回路の入力
側に接続した一つのコンデンサで充電時と放電時の2つ
の遅延を作る遅延回路において、スイッチング回路の反
転した後のコンデンサの電位変動幅を固定することによ
り、次の信号が、スイツチング直後に来てもあるいは長
時間後に来ても、常に一定の遅延時間を作り出すことが
できる、信頼度の高い遅延回路とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はシュミット回路とコンデンサとを用いたパルス
遅延回路の一般説明図、第2図はその各部信号のタイム
チャート、第3図は本発明の一実施例回路図、第4図は
その各部信号のタイムチャート、第5図及び第6図は本
発明の他の実施例を示す回路図である。 符号の説明、1・・・・・・パルス信号発生器、4,4
−1,4−2 ・・ウユミット回路、C1,C2・・曲
コンデンサ、R1〜Rll・・・・・・抵抗器、Q1〜
Q6・・・・・−トランジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一対のトランジスタのエミツタを結合してマルチバ
    イブレークを形成するシュミット回路の入力端子を、抵
    抗を介して信号入力端子にかつコンデンサを介して接地
    側に接続して入力信号の反転時点よりある時間だけ遅延
    して出力信号を反転させる遅延回路において、入力信号
    により開閉制御されて電圧源を切替える第1の電子スイ
    ッチとシュミット回路出力信号により開閉制御される第
    2の電子スイッチとの直列回路を信号入力端子に接続す
    ると共に上記第1、第2の電子スイッチの中間接続点を
    抵抗を介して接地側に接続し、シュミット回路出力信号
    により開閉制御される第3の電子スイッチを抵抗を介し
    てシュミット回路入力端子に接続することにより、入力
    信号反転後の前記コンデンサの充電及び放電の停止時点
    をシュミット回路出力信号の反転時点に一致させたこと
    を特徴とする遅延回路。
JP53072143A 1978-06-16 1978-06-16 遅延回路 Expired JPS588171B2 (ja)

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JPS55621A JPS55621A (en) 1980-01-07
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US4565976A (en) * 1983-08-05 1986-01-21 Advanced Micro Devices, Inc. Interruptable voltage-controlled oscillator and phase-locked loop using same
JPS61156917A (ja) * 1984-12-27 1986-07-16 Toko Inc 可変遅延回路
FR2584467B1 (fr) * 1985-07-05 1988-12-02 Jarret Jean Dispositif de butee elastique amortie
CN101777892A (zh) 2009-01-13 2010-07-14 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 延时装置

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