JPS588062B2 - ビデオテ−プの自動編集方式 - Google Patents

ビデオテ−プの自動編集方式

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JPS588062B2
JPS588062B2 JP51152892A JP15289276A JPS588062B2 JP S588062 B2 JPS588062 B2 JP S588062B2 JP 51152892 A JP51152892 A JP 51152892A JP 15289276 A JP15289276 A JP 15289276A JP S588062 B2 JPS588062 B2 JP S588062B2
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JP
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slave
tape
cut
signal
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JP51152892A
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JPS5377413A (en
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吉沢三喜男
原田勲
鈴木一男
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KANTO BIKUTAA SAABISU KK
NIPPON PURODAKUTO BIRUDAA KK
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KANTO BIKUTAA SAABISU KK
NIPPON PURODAKUTO BIRUDAA KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はビデオテープの電子式編集技術、特に3/4イ
ンチのカセットビデオテープを用いるU−Matic(
商標名)ビデオテープレコーダーを用いる電子式編集方
式に関するものである。
ビデオテープレコーダーの発展に伴ない、テレビジョン
放送にも3/4インチビデオテープによる番組が多く採
用されるようになり、現在では6割以上の番組がビデオ
テープによるものになっている。
このようなビデオテープによる放送番組において問題と
なるのは、原ビデオテープを編集して完全なプログラム
ビデオテープ、すなわち完プロテープを作成するかであ
る。
すなわち、ビデオテープは映画フイルムに比べて編集が
困難であることが最犬の欠点である。
特にニュース番組においては現場にて収録したビデオテ
ープを迅速に編集して放送用の完プロテープを短時間の
内に製作することが必須の要件である。
例えば米国特許第3030441号明細書に記載された
ビデオテープの編集方式ではビデオテープに記録した画
像を一旦写真フイルムへ転写し、このフイルムを編集し
た後、所望の完プロテープを作成している。
このような方法では写真フイルムを作成する手間がかか
り、迅速かつ容易な編集を行なうことができない。
そこでこのような写真フイルムを用いない電子式編集装
置も種々提案されており、例えば特公昭42−4540
号公報、 「SMPTE Journal」 1976年8月Vo
l85第614〜622頁等に記載されている。
しかし、従来のビデオテープ自動編集装置は大型のコン
ピュータを採用した大規模な装置であり、きわめて高価
である。
またコンピュータを稼動させるためにタイプインする作
業が面倒となり、編集作業の簡易化が十分になされてい
ない。
また、特公昭51−21291号公報には、種種のカッ
トの画像情報を記録したマスターテープを再生しながら
所望のカットを選択し、選択したカットの先頭位置に一
定周波数のカットイン信号を記録すると共にこのカット
の末尾の位置に他の一定周波数のカットアウト信号を記
録し、次にこのようにカットイン信号およびカットアウ
ト信号を予じめ記録したマスターテープの所望のカット
をスレーブテープの所定の位置に記録するようにした電
子的編集装置が記載されている。
しかしながら、このような電子的編集装置では、マスタ
ーテープおよびスレーブテープをそれぞれ装填したマス
タービデオテープレコーダおよびスレーブテープレコー
ダは特殊な構成を有するものであり、例え.ば放送局に
一般に設置されている既存の編集機能を有するビデオテ
ープレコーダをそのまま使用することはできない。
すなわち、マスタービデオテープレコーダは再生動作中
マスターテープに記録したカットイン信号が再生された
ときに自動的にブリロール動作を行なってマスターテー
プを所定量だけ巻戻した後停止状態とする制御装置が必
要である。
またスレーブビデオテープレコーダは、マスターテープ
レコーダで再生されるカットアウト信号を記録する手段
と、このカットアウト信号を受けて自動的にプリロール
動作を行なってスレーブテープを所定量巻戻した後、停
止状態とする制御装置と、次に記録動作をするときに先
に記録したカットアウト信号を検出したときからビデオ
信号の記録を開始させる手段とが必要である。
しかしながら、既存の編集機能を有するビデオテープレ
コーダにはこのような制御装置および手段は設けられて
いない。
したがってこの特公昭51−21291号公報に記載さ
れた電子的編集装置を実施するためには上述したような
特殊な機能を有するビデオテープレコーダを新たに製作
しなければならないという欠点がある。
さらに、この電子的編集装置ではブリロール動作は自動
的に行なわれ、マスターテープおよびスレーブテープは
それぞれ所定量巻戻されて停止状態となるが、次にマス
タービデオテープレコーダを再生状態で起動すると共に
スレーブビデオテープレコーダを記録状態で起動するた
めにはそれぞれのビデオテープレコーダのプレイ釦およ
び編集開始釦を手動で駆動する必要があり自動的に編集
することはできない。
また、これらの釦が同時に駆動されないとスレーブテー
プ上でのカットの継ぎ目が正しく行なわれなくなる。
さらにカットアウト信号をスレーブテープに記録する必
要があるため、スレーブテープの有効利用が制限される
恐れがある。
本発明の目的は写真フイルムへの転写は行なわないが、
フイルム編集においてラッシュ編集とネガ編集との作業
工程が分離しているのと同時に、カット順および編集点
の決定作業と、自動化された電子編集作業とを分離する
ことにより編集作業の自動化、合理化、能率化を図ると
共に既存のビデオテープレコーダを用いることにより編
集装置の小型化、簡易化を図ることができるようなビデ
オテープの自動編集方式を提供しようとするものである
本発明ビデオテープの自動編集方式は、種々のカットの
画像情報を記録したマスターテープを再生しながら所望
のカットを選択し、選択したカットの先頭位置に一定周
波数のカットイン信号を記録すると共にこのカットの末
尾の位置に他の一定周波数のカットアウト信号を記録し
、次にこのようにカットイン信号およびカットアウト信
号を予じめ記録したマスターテープの所望のカットをス
レーブテープに記録するに当たり、前記マスターテープ
およびスレーブテープをそれぞれ編集機能を有するマス
タービデオテープレコーダおよびスレーブビデオテープ
レコーダに装填し、これらマスタービデオテープレコー
ダおよびスレーブビデオテープレコーダの操作釦をそれ
ぞれ自動的に駆動するマスターリモートコントローラお
よびスレーブリモートコントローラと、これらマスター
リモートコントローラおよびスレーブリモートコントロ
ーラを制御するコントロール装置とを設け、先スマスタ
ーリモートコントローラを介してマスタービデオテープ
レコーダのプレイ釦を自動的に駆動してマスタービデオ
テープレコーダを再生動作させ、マスターテープ中のカ
ットイン信号をコントロール装置が検出したらコントロ
ール装置はマスターリモートコントローラを介してマス
タービデオテープレコーダのブリロール釦を自動的に駆
動してマスターテープを所定の長さだけプリロールさせ
、次にコントロール装置はマスターリモートコントロー
ラを介してマスタービデオテープレコーダのプレイ釦を
自動的に駆動して再び再生動作させると同時にスレーブ
リモートコントローラを介してスレーブビデオテープレ
コーダの編集開始釦を自動的に駆動してマスターテープ
から再生されるカットイン信号が付されたカットのビデ
オ信号をスレーブテープの所定の位置に記録し、マスタ
ーテープのカットアウト信号をコントロール装置が検出
したらコントロール装置はスレーブリモートコントロー
ラを介してスレーブビデオテープレコーダの編集停止釦
を自動的に駆動してスレーブビデオテープレコーダでの
スレーブテープへのビデオ信号の記録を中断させ、次に
スレーブビデオテープレコーダをプリロール状態として
スレーブテープを所定の長さだけプリロールし、以下同
様の動作によりマスターテープ中の予じめ選択した所望
のカットをスレーブテープへ自動的に記録することを特
徴とするものである。
以下図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明によるビデオテープの自動編集方式の一
例を実施する装置の全体の構成を示すブロック線図であ
る。
本発明においては、例えば現場で収録したビデオテープ
をマスターテープとし、これを編集機能を持ったマスタ
ービデオテープレコーダ1(例えばビクター社製CR−
8300)にセットし、これを再生モードで動作させ、
モニタースクリーン2上に再生させる。
操作者、すなわち編集者はこのモニタースクリーン2上
に映出される生の画像を見ながら、所望のカットを選択
する。
そして、この所望のカットの先頭位置の第1音声チャン
ネル内に一定周波数、例えば400Hzのカットイン信
号を所定の長さだけ記録する。
ビデオテープは第2図に示すように画像信号記録トラッ
ク3の他に30Hzのコントロール信号を記録したコン
トロールトラック4と、音声情報を記録する2本の音声
チャンネル5および6とが形成されている。
画像信号に対応する音声信号は通常第2音声チャンネル
6に記録されており、第1音声チャンネル5は空いてい
る。
したがって上述した400Hzのカットイン信号をこの
空いている第1音声チャンネル5内に記録する。
このカットイン信号の記録のために、400Hz発振器
7を設け、その出力をカットインスイッチ8を経てマス
タービデオテープレコーダ1に供給し得るようにする。
更に本発明においては所望のカットの末尾の位置に一定
周波数のカットアウト信号を記録する。
このカットアウト信号の周波数を前記カットイン信号の
周波数と相違させ、本例では2KHzとする。
このカットアウト信号も第1音声チャンネル5内に記録
する。
このために2KHzの発振器9を設け、その出力をカッ
トアウトスイッチ10を経てマスクVTR1に供給し得
るようにする。
このようにマスタービデオテープをマスターVTRIで
再生モニターしながら必要なカットを選択し、カットイ
ンスイッチ8およびカットアウトスイッチ10を操作し
ながら必要なカットの先頭に400Hzのカットイン信
号を挿入し、そのカットの末尾に2KHzのカットアウ
ト信号を挿入する。
またこのような必要なカットの選択と同時に編集シート
の作成を行なう。
この編集シートにはカット番号、選択した各カットの時
間長(ラップタイム)、選択したカットの累積時間長(
トータルタイム)、選択した各カットのビデオテープ中
における位置(アドレスタイム)等を記入する。
更にこの編集シートにはカットの画像内容、音声内容、
編集モード(アツセンブルモードかインサートモードか
)、注意事項をも記入できるようにしておけば、後の編
集作業において能率化と再確認に役立つ。
本例においてはラップタイム、トータルタイムおよびア
ドレスタイムを計測するために、ラップカウンタ11、
トータルカウンタ12およびアドレスカウンタ13を設
け、カウンク11および12をそれぞれスイッチ14お
よび15を経てマスターVTR1に接続すると共にアド
レスカウンタ13もマスクーVTR1に直接接続する。
マスターVTR1ではマスターテープのコントロールト
ラックに記録されたコントロール信号を再生し、このコ
ントロール信号をラツプカウンタ11、トータルカウン
タ12およびアドレスカウンタ13に供給し、ラップタ
イム、トータルタイムおよびアドレスタイムを分、秒の
単位だけでなくフレームの単位まで正確に計数できるよ
うにする。
以上の操作によりカット順および編集点の決定を行なう
ことができ、同時にカット表の作成もできる。
この操作はフイルム編集におけるラッシュ編集に相当す
るものである。
次に上述したようにして処理したマスターテープを巻き
戻し、再び再生モードでマスターVTR1にセットする
更に編集機能を有するスレーブビデオテープレコーダ1
6を設け、これにスレーブビデオテープを装填し、記録
モードで動作させ得るようにセットする。
自動編集を行なうためには、後述するようにマスターV
TR1およびスレーブVTR16をポーズ状態、プリロ
ール状態、ポーズ状態からのプレイ状態へと動作させる
が、これらを自動的に行なうために第1図に示すように
マスターVTR1の駆動を制御するためのマスターリモ
ートコントローラ17、スレーブVTR16の駆動を制
御するスレーブリモートコントローラ18およびこれら
リモートコントローラを制御するオートコントロール装
置19を設ける。
このオートコントロール装置19にはマスターVTR1
から、マスターテープの第1音声チャンネル5に記録し
たカットイン信号およびカットアウト信号を供給する。
またスレーブVTR16にはモニター20が設けられて
いる。
次に編集時における動作を第3図に示すフローチャート
をも参照して説明する。
スレーブリモートコントローラ18を介してスレーブV
TR16のプリロール釦を操作し、スレーブテープを所
定の長さだけ巻き戻し、その状態で待機させる。
次にオートコントロール装置19に設けた編集開始釦を
押し、マスターコントローラ17のプレイ釦を押すとマ
スターVTR1が再生動作を開始する。
このときマスタービデオテープに記録されていたビデオ
信号はモニター2で映出されると共にライン21を経て
スレーブVTR16へも供給される。
スレーブVTR16ではこのビデオ信号はモニター20
に供給され、このスレーブVTR16のモニター20で
も映出される。
したがってこの時点ではマスターVTR1のモニター2
とスレーブVTR16のモニター20とには同じ画面が
映出されていることになる。
マスターテープの第2の音声チャンネル6内に記録され
た音声信号もマスクーVTR1からライン22を経てス
レーブVTR16へ供給される。
またマスターテープの第1音声チャンネル5の再生信号
はオートコントロール装置19へ供給される。
マスターテープが再生されて行き、最初の選択された所
望のカットの先頭が再生されると、この位置に挿入した
カットイン信号が読出されてオートコントロール装置1
9へ供給される。
オートコントロール装置19ではこの信号を判別し、マ
スターリモートコントローラ17へ信号を送り、マスタ
ーVTR1のポーズ釦を操作させ、マスターテープの走
行を停止させる。
しかし、マスターテープはロードされたままである。
次に1秒後にオートコントロール装置19は再びマスタ
ーリモートコントローラ17へ信号を送り、マスターV
TR1のブリロール釦を操作させる。
これによってマスターテープは所定の長さだけ巻き戻さ
れる。
このマスターテープの巻き戻しの長さは上述したスレー
ブテープの巻き戻しの長さと正確に一致させる必要があ
り、例えば120フレーム分の長さとすることができる
編集機能を持ったビデオテープレコーダ1,16におい
ては、この制御はコントロール信号に基づいて行なわれ
数フレームの誤差範囲内で所定の長さだけ巻き戻される
すなわち、プリロール釦が操作されるとテープは2〜3
秒間巻き戻された後、停止するが、慣性のためこの停止
位置は所定の位置を行き過ぎている。
この行き過ぎ量はコントロール信号をカウントすること
により計測され、この計測された行き過ぎ量だけテープ
は自動的にゆっくりと順方向に走行され所定の位置で自
動的に停止する。
このプリロール機能はVTR側に既に内蔵されている。
このようにしてマスターテープが所定の長さだけ巻き戻
された後、例えばプリロールが開始してから4秒後にコ
ントロール装置19はマスターリモートコントローラ1
7およびスレーブリモートコントローラ18に信号を送
り、マスクーVTR1のプレイ釦およびスレーブVTR
16の編集開始釦を同時に操作させ、マスターVTR1
は再生モードで、スレーブVTR16は記録モードで動
作させる。
しかし、この状態ではスレーブVTR16に設けたスイ
ッチ23は開かれているため、スレーブテープには記録
は行なわれない。
先にプリロールした所定の長さが走行され、マスターテ
ープの所望のカットの先頭位置まで再生されたときに、
スレーブVTR16では編集開始信号が発生され、スイ
ッチ23が閉じられ、マスターVTR1から送られて来
る所望のカットのビデオ信号および音声信号が磁気ヘッ
ド24によりスレーブテープの所定の位置に記録される
スレーブVTR16においては編集開始釦が操作されて
からコントロール信号をカウントし、その計数値がプリ
ロールした長さに相当する値、例えば120となるとき
に編集開始信号が発生され、この時点からスレーブテー
プへの実際の記録が始まる。
次にマスターテープの所望のカットの末尾に挿入されて
いるカットアウト信号がコントロール装置19で検出さ
れると、コントロール装置19はスレーブリモートコン
トローラ18へ信号を送りスレーブVTR16の編集停
止釦を操作させてスイッチ23を開放する。
スレーブVTR16においては引続きプリロール動作が
行なわれ、スレーブテープは所望のカットの末尾から所
定の長さだけ巻き戻された後、この状態で待機する。
この間マスターVTR1は再生動作を続行している。
次の所望の選択されたカットの先頭位置が再生され、カ
ットイン信号がオートコントロール装置19で再び検出
されると上述した動作を繰返し、マスクーVTR1のポ
ーズ釦を操作させた後、プリロール釦を操作させ、マス
ターテープを所定の長さだけ巻き戻し、次にマスターV
TR1のプレイ釦とスレーブVTR16の編集開始釦を
同時に操作させ、カットの切れ目の位置で編集開始信号
が発生され、スレーブVTR16のスイッチ23を閉じ
、マスターテープの所望のカットの情報をスレーブテー
プの先に記録したカットの後に空白なしに記録する。
このカットの末尾に挿入したカントアウト信号がオート
コントロール装置19で検出されると、上述したように
マスターVTR16の編集停止釦を操作させ、スレーブ
テープを再び所定の長さだけ巻き戻し、次のカットに対
する準備状態を完了する。
このようにして予じめ選択したマスターテープ内の所望
のカットを順次自動的にスレーブテープ内に記録して行
くことができる。
この編集記録の際、使用者は予じめ作成した編集カード
と、VTRのモニター2,16を見ながら予定通りの編
集が行なわれて行くのを監視しているだけでよく、何ん
ら手動による操作は必要でない。
ただしこの自動編集の際には、スイッチ14および15
を第1図に示す位置とは反対の位置に切換えておき、ス
レーブVTR16で再生されるコントロール信号をラツ
プタイムカウンク11およびトータルクイムカウンタ1
2で計数し、スレーブテープに記録される各カットのラ
ップタイム、順次のカットの累積時間であるトータルタ
イムを表示できるようにしている。
第4図はコントロール装置19の一例の詳細な構成を示
す回路図である。
マスターVTR1においてマスターテープの第1音声チ
ャンネルから再生されるカットインおよびカットアウト
信号を入力端子30で受信し、増幅段31で増幅する。
増幅段31の出力を400Hzの信号を通し、2KHz
の信号をカットするフィルタ段32に供給し、400H
zのカットイン信号を受信したこと冫を示す信号を発生
させる。
増幅段31の400Hzの出力は更に2KHzのカット
アウト信号を通し、400Hzのカットイン信号をカッ
トするフィルタ段33にも供給されるが、このフィルタ
段33からは400Hzの出力は発生されない。
400Hzのカットイン信号に応答してフィルタ段32
から供給される信号は反転増幅された後、更に反転段3
4を経てNANDゲート35の一方の入力端子に供給さ
れる。
このNANDゲート35の他方の入力端子にはフリツプ
フロソプ36の出力が供給される。
このフリツプフロツプ36の出力は、この状態では高論
理レベル(以下Hレベルと称する)にある。
したがってNANDゲート35の両入力はHレベルとな
り、その出力は低論理レベル(以下Lレベルと称する)
となる。
したがってオープンコレクタ37の入力側は低レベルと
なり、これと直列に接続されたリレーコイル38は接地
されて電流が流れる。
このためリレー接点39は閉じられる。
このリレー接点39が閉じることによりマスターリモー
トコントローラ17を介してマスターVTR1のポーズ
釦が操作され、マスターVTRはポーズ状態となる。
NANDゲート35の出力が上述したようにLレベルと
なることによりトランジスタ40が導通し、これに接続
したリレーコイル41が附勢され、そのリレー接点42
および43が図面に示す位置から反対の位置へ切換えら
れる。
接点42が切換わることにより、リレーコイル41は自
己保持され、トランジスタ40が遮断状態となってもリ
レーコイル41は附勢され続ける。
また接点43が切換わることによりフリツプフロツプ3
6の状態が反転し、その出力はHレベルからLレベルに
変化する。
NANDゲード35の出力側に現われる上述したLレベ
ルの信号は更にフリツプフロツプ44にも供給され、そ
の出力をLレベルにセットする。
このフリツプフロツプ44の出力はNANDゲート45
の一方の入力端子に供給され、他方の入力端子には2K
Hzの信号を選択するフィルタ段33の出力を反転増幅
した後、更に反転段46を経て印加する。
このようにフリツプフロツプ44からはNANDゲーム
45にLレベルの信号が印加されるため、フィルタ段3
3の出力側に信号が現われ、その結果としてNANDゲ
ート45の他方の入力端子にHレベルの信号が印加され
てもNANDゲート45の出力は常にHレベルとなるし
たがってこのNANDゲート46の出力側にオープンコ
レククを介して接続されたリレーコイル47(後述する
ようにこれは編集停止動作を制領するものである)は附
勢されることはない。
このようにNANDゲート45の出力を強制的にHレベ
ルに保持するのは、マスターVTR1が上述したように
ポーズ状態とされ、次にプリロールされる際に400H
zのカットイン信号が2KHzのカットアウト信号とし
て誤まって検出されてもオートコントロール装置19が
誤動作するのを防止するためである。
それはプリロール時のテープ走行速度は通常の再生時の
テープ走行速度の約4〜5倍と速く、したがって400
Hzのカットイン信号が約2KHzの信号として再生さ
れてしまうからである。
上述したようにリレー接点43が切換わるときにフリツ
プフロツプ36から発生されるLレベルの信号はNAN
Dゲート35に供給されるため、このNANDゲート3
5の出力はフィルタ段32の出力の状態とは無関係に常
にHレベルに保持される。
フリツプフロツプ36のこのLレベルの信号はトリが回
路48を経てタイミングカウンター49のリセット端子
に供給され、このタイミングカウンターをリセットする
このタイミングカウンター49は、例えば電源周波数を
カウントし、後述するように、種々のタイミング信号を
出力するものである。
上述したようにポーズ用リレー接点39が閉じられ、マ
スターVTR1がポーズ状態となるときにタイミングカ
ウンター49はリセットされ、次に1秒後にタイミング
カウンター49はその出力端子49aにLレベル信号を
発生する。
このLレベルの信号はオープンコレクタ50に供給され
、これに接続したリレーコイル51に電流が流れ、その
リレー接点52が閉じられる。
このようにしてリレー接点52が閉じられることにより
、マスターVTR1のブリロール釦がマスターリモート
コントローラ17を介して駆動され、マスターテープは
所定の長さだけ巻き戻される。
このブリロール動作は2〜3秒間で完了する。
このマスターVTR1におけるブリロール動作が完了し
た後、すなわちポーズ時から4秒後にタイミングカウン
ター49は出力端子49bにLレベルの信号を発生する
この信号はオープンコレクタ53に供給され、これと直
列に接続したリレーコイル54に電流が流れ、その結果
マスターVTRIをプレイ釦を駆動するリレー接点55
と、スレーブVTR16の編集開始釦を駆動するリレー
接点56とが同時に閉じられる。
このようにしてマスターVTR1とスレーブVTRI6
とを並列に同時に動作させることができる。
タイミングカウンター49の出力端子49bに現われる
このLレベルの信号は反転段57を経てフリツプフロツ
プ44に供給され、フリップフロツプ44の状態は反転
され、その出力はHレベルとなる。
したがってNANDゲート45の出力側を強制的にHレ
ベルに保持する作用はなくなる。
このようにして、マスターテープに記録した所望のカッ
トのビデオ情報をスレーブテープに自動的に記録するこ
とができる。
次にマスターテープに入れた2 K H zのカットア
ウト信号が再生されたときの動作を説明する。
このときはフィルタ段33から出力が供給され、NAN
Dゲート45の両入力信号は共にHレベルとなり、その
出力はLレベルとなる。
このLレベルの信号はオープンコレクタ58に供給され
、リレーコイル47を経て電流が流れる。
したがってリレー接点59が閉シられる。
このリレー接点が閉じられることによるスレーブリモー
トコントローラ18を介してスレーブVTR16の編集
停止釦が操作され、スレーブテープの走行は停止すると
共にスイッチ23は開放される。
スレーブVTR16においては引続きブリロール動作が
自動的に行なわれ、スレーブテープは所定の長さだけ巻
き戻され、この状態で次のカットの記録に対する待機状
態となっている。
NANDゲ−ト45の出力がLレベルとなることにより
更にオープンコレクタ60を介してリレーコイル61に
電流が流れ、リレー接点62が閉じられる。
このリレー接点62はリレーコイル41と並列に接続さ
れているため、リレー接点62が閉じることによりリレ
ーコイル41は滅勢され、リレー接点42および43は
図面に示す位置に切換えられる。
これによりフリツプフロツプ36の出力は再びHレベル
に切換えられ、次のカットイン信号に対する準備状態と
なる。
以上の動作によりマスターテープに予じめ記録したカッ
トイン信号およびカットアウト信号が順次に検出される
のに応じて選択された所望のカットをスレーブテープに
記録することができ、自動編集を行なうことができる。
更に本例においてはリレースイッチ62と並列にリセッ
トスイッチ63を接続し、これを駆動することにより回
路を任意にリセットできるようになっている。
第5図は本発明のビデオテープの自動編集方式の他の実
施例を示すブロック線図である。
本例ではミニコンピュータを用い、マスターVTRおよ
びスレーブVTRの動作を制御するものである。
本例の部分において第1図に示す部分と同じ部分には同
じ符号を付けて示す。
本例ではアドレスカウンタ13の計数値をミニコンピュ
ータ70に供給し得るようにする。
オートコントロール装置19およびリモートコントロー
ラ17および18によるマスターVTR1およびスレー
ブVTR15の制御自体は上述した実施例と同じである
が本例ではミニコンピュータ70によってコントロール
信号の計数値に基づいて選択したカットを予じめ指定し
た順序でスレーブテープに自動的に編集して行くことが
できる。
本発明は上述した例にのみ限定されるものではなく幾多
の変更を加えることができる。
上述した例ではマスターテープは1本だけとしたが、マ
スターVTRに対するビデオテープカセットの装脱を自
動的に行なうロボットを用いることにより、複数のマス
ターテープを用いることができる。
また、マスターVTRを複数台準備し、複数のビデオテ
ープから選択した所望のカットを編集することもできる
特にこのような複数本のビデオテープを用いる場合には
第5図に示す実施例のようにミニコンピュータを用いて
制御するのが好適である。
更に上述した例ではカットイン信号として400Hz,
カットアウト信号として2KHzの信号を用いたが、こ
れ以外の周波数を用いることも勿論可能である。
また上述した例ではスレーブテープは編集停止と同時に
プリロールが働らき直ちに巻き戻されるものとしたが、
マスターテープ側と同様に編集開始時にプリロールする
こともできる。
更に第4図に示すコントロール装置は一例であり、他の
構成によっても同様の機能を果すことができる。
またマスターVTRにおいて、所望のカット位置が来る
までにマスターテープを早送りして能率を向上すること
もできる。
更に所望のカットの選択を行なうときにマスターテープ
を静止またはスロー再生することもできる。
上述した本発明の自動編集方式によって得られる効果を
要約すると次の通りである。
(1)マスタービデオテープレコーダおよびスレーブビ
デオテープレコーダとも既存の編集機能を有するビデオ
テープレコーダをそのまま使用することができ、新たに
特殊な機能を有するビデオテープレコーダを製作する必
要がないので経済的に実施できる。
(2)マスターテープからスレーブテープへの記録は自
動的に行なわれるので編集作業は容易となり、合理化が
図れる。
(3)カットイン信号およびカットアウト信号はマスタ
ーテープにのみ記録し、スレーブテープには記録しない
ので、スレーブテープの記録トラックをすべて有効に利
用できる。
【図面の簡単な説明】
第イ図は本発明のビデオテープの自動編集方式の一実施
例の構成を示すブロック線図、第2図はビデオテープの
トランク構成を示す線図、第3図は第1図に示す自動編
集方式の動作を説明するためのフローチャート、第4図
は同じくそのコントロール装置の一実施例の構成を示す
回路図、第5図は本発明ビデオテープの自動編集方式の
他の実施例の構成を示すブロック線図である。 1……マスタービデオテープレコーダ、7……カットイ
ン信号発生器、8……カットイン信号打込スイッチ、9
……カットアウト信号発生器、10……カットアウト信
号打込スイッチ、11……ラツプカウンク、12……ト
ータルタイムカウンク、13……アドレスカウンタ、1
6……スレーブビデオテープレコーダ、17……マスタ
ーリモートコントローラ、18……スレーブリモートコ
ントローラ、19……コントロール装置、23……スイ
ッチ、24……磁気ヘッド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 種々のカットの画像情報を記録したマスターテープ
    を再生しながら所望のカットを選択し、選択したカット
    の先頭位置に一定周波数のカソトイン信号を記録すると
    共にこのカットの末尾の位置に他の一定周波数のカット
    アウト信号を記録し、次にこのようにカットイン信号お
    よびカットアウト信号を予じめ記録したマスターテープ
    の所望のカットをスレーブテープに記録するに当たり、
    前記マスターテープおよびスレーブテープをそれぞれ編
    集機能を有するマスタービデオテープレコーダおよびス
    レーブビデオテープレコーダに装填しこれらマスタービ
    デオテープレコーダおよびスレーブビデオテープレコー
    ダの操作釦をそれぞれ自動的に駆動するマスターリモー
    トコントローラおよびスレーブリモートコントローラと
    、これらマスターリモートコントローラおよびスレーブ
    リモ一トコントローラを制御するコントロール装置トを
    設け、 先スマスターリモートコントローラを介してマスタービ
    デオテープレコーダのプレイ釦を自動的に駆動してマス
    タービデオテープレコーダを再生動作させ、 マスターテープ中のカットイン信号をコントロール装置
    が検出したらコントロール装置はマスターリモートコン
    トローラを介してマスタービデオテープレコーダのブリ
    ロール釦を自動的に駆動してマスターテープを所定の長
    さだけプリロールさせ、 次にコントロール装置はマスターリモートコントローラ
    ヲ介してマスタービデオテープレコーダのプレイ釦を自
    動的に駆動して再び再生動作させると同時にスレーブリ
    モートコントローラを介してスレーブビデオテープレコ
    ーダの編集開始釦を自動的に駆動してマスターテープか
    ら再生されるカットイン信号を付されたカットのビデオ
    信号をスレーブテープの所定の位置に記録し、 マスターテープのカットアウト信号をコントロール装置
    が検出したらコントロール装置はスレーブリモートコン
    トローラを介してスレーブビデオテープレコーダの編集
    停止釦を自動的に駆動してスレーブビデオテープレコー
    ダでのスレーブテープへのビデオ信号の記録を中断させ
    、 次にスレーブビデオテープレコーダをプリロール状態と
    してスレーブテープを所定の長さだけプリロールし、 以下同様の動作によりスマターテープ中の予じめ選択し
    た所望のカットをスレーブテープヘ自動的に記録するこ
    とを特徴とするビデオテープの自動編集方式。
JP51152892A 1976-12-21 1976-12-21 ビデオテ−プの自動編集方式 Expired JPS588062B2 (ja)

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JPS5121291A (ja) * 1974-08-14 1976-02-20 Nippon Steel Corp Garasurotorokamenkenmahoho

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