JPS5879013A - 磁気テ−プ用ポリエステルの製造方法 - Google Patents

磁気テ−プ用ポリエステルの製造方法

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JPS5879013A
JPS5879013A JP17692381A JP17692381A JPS5879013A JP S5879013 A JPS5879013 A JP S5879013A JP 17692381 A JP17692381 A JP 17692381A JP 17692381 A JP17692381 A JP 17692381A JP S5879013 A JPS5879013 A JP S5879013A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本尭明はフィルム形成性ポリエステルの製造方法Kll
するものであみ。
ポリエステルフィルム、とりわけポリエチレンテレフタ
レートフィルムは機械的特性、電気的特°性、耐薬品性
、寸法安定性勢の点で優れている仁とから%磁気テープ
用、コンデンサー用、包談用、製版用、電絶用、写真フ
ィルム用等多くの用途で基材として用いられてい為。
就中、磁気テープ用途での伸びは着しく、その中でもビ
デオテープ用途における1要は急増している・そ01求
特性は多岐にわたるが、家庭用ビデオKs?いては長時
間銀画の景求が4IK強く高11度記−が望まれている
。ム密度記鍮を行うJ際してベースフィルムに壁求され
る特性としては、4にフィルムが平滑で且つ取扱い作′
la性に優れていること、ドロップ・アウトの原因とな
る粗大異物のないこと及びフィルムの長期的なうね)が
少いこと卸ち犀みむらの少いことが挙げられる。
先ずフィルムの平滑性に関してであるが、一般に高密度
記録を行うkは記録波長の燦波長化及び狭トラツク化が
必畏となるので必然的に?!生小出力低下してしまい信
号に対するノイズの開会が増大するようkなる。
従ってこの場合ビデオヘッドとテープとの接触を充分密
にしていわゆるスベーシνダースを少(する必要がある
が、このためkは磁性層函を平滑にしなければならず必
然的になるぺ〈平**ベースフィルムが必要とされる。
一方テープの走行性を雑持すゐためKFiTo、&1度
フィルム表面を粗面化しフィルムの摩wIAs数を低減
させる必要がある。41に長時間−―の場合にはテープ
送〕速度が遅くなるので、低速でも安定して走行すゐむ
とが1!求される。
磁気テープ用ベースフィルふとして要求され為amとし
てはこの他特にドロップアウトのないこと及びフィルム
の厚みむもの少いことを挙げられゐ。
フィルムam近<Kli大異物が存在すると再生信号が
欠落する。いわゆるドロップアクトが働生ずる、ので原
料ポリエステル中には粗大異物は強力存在させないよう
Kしなければならない― tた辺部フィルム品質に対する要求特性がますます厳し
く&J)、%に磁気テープ用途においてはフィルムの厚
み精度を向上させ為ことが必要欠くべからざる条件とな
ってきえ。
このためKは、例えd%公紹公WBJ7−4/4tコ号
公報記載のように押出口金から溶融押出し九Φ シート状物を−1冷却ドラム急冷するlli%%該シー
ト状物の表1iK静電荷を与え蚊シート状物を冷却面に
密着させるいわゆる静電印加冷却法が知られている。
しかし1に−IIXらこの静電印加冷却法において生産
性を高める目的で回転冷却ドラムの速度を速めるとシー
ト状物と冷却ドラムとの間の密着力が減少し、いわゆる
束縛気泡が生じるようになゐが、これは製品に’ll求
される品質特性としては許容されないものである。従っ
て原料ポリエステルは静電印加冷却法が有効VC=用で
龜るものでなけわばならない。
これら磁気テープ用ベースフィルムKl’求されるl1
4I性を同#に満足することは非常K11l。
いことであゐが、49に平滑で且つ易滑という二律背反
の特性を満足させることは極めて困難で、一般にはフィ
ルム表面に均一で微細な構造を発温され為ととkよ)こ
れらの特性を実用的に満足せんとする試みがなされてい
る。
このためにはポリエステル中に無atたは有機の微粒子
を存在させれば良いことは良く知られているが、この方
法に#i大きく二つの方法がある。
その一つは添加法と呼げれるものであル、シリカ、カオ
リン、タルク、縦酸カルシウム等を粉砕、分級したのち
ポリエステル反応系%賊M時勢に添加するものである。
しかしながらこの方法を採用する場合には粗大粒子【分
級し除去する能力に機械的な鱗界があるため、L、tf
Lば許容し得ないほど粗大粒子が入り込んでしまう。
また一般用途と異なjl、41に均一で微細な表向状態
が要求される磁気テープ用途のために添加粒子の粒径を
小さくすると往々にして分散性が不充分とな勤凝集した
二次粒子が生成するという欠点があられれるようkなる
今一つの方法は析出法と呼ばれる方法であり。
エステル交換反応触媒として用いた金属化合物残渣を利
用して系内に微細な粒子を析出させる方法である。この
方法は特殊な設備中繁雑な操作等を必要としないので容
易に実施することができるが、中は)粗大粒子の混在と
いう大きな問題点を抱えてい為。
即ち従来微細な析出粒子を得る方法としては金属化合物
1例えばカルシウム化合物やリチウム化合物を含有して
成る反応系に#価を有するリン化合物、例えばすシH1
亜リン酸、エチルアシッドホスフェート、ブチル7シツ
ドホスフエート等を添加する方法が知られていゐ、これ
は酸価を有す為りν化合物と金属化合物との反応適度が
速いことを利用し析出粒子の微細化1町るものであるが
、本発明者はこの方法には大in欠点があることを知っ
た。
即ちかかる方法は反応速度が速いが故に平均的な粒子径
は小さくなるものの、リン化合物を添加すると直ちに反
応が生じるため局部的に高饋度な状態となシ一部凝集に
よる二次粒子を生じるように1にる。このようにして−
生じた粗大粒子は重合反応中はぐれて微細化することが
ほとんど無い九めフィルム化したときフィッシユ・アイ
として観察畜れド胃ツプアtトの原因となる。
本発明者はかかる点に着目し%−価を有するリン化合物
を添加せずして均一で微細な析出粒子を数多く得る方法
にりいて鋭意検討を重ねた結果、カルシウム化合物と1
価のリン化合物とい出しえものである番しかも腋)1フ
ルキルホスフアイトの添加量を加減すれば生成ポリエス
テにの5ilk時の比抵抗(It定法については黴逃す
ゐ、)vtjXIO”lj−一以下とすることかで龜、
該ポリエステルに静電印加冷却法を適用すれば他めて厚
みむらの小さいポリエステルフィルムを得ゐことができ
ることを見い出した。
即ち本発明は、テレフタル酸の低級アルキルニス・チル
を主える酸成分とし、エチレングリコールを主たるグリ
コール成分として、エステル交換後重縮合を行うことに
よ)、ポリエステルを員遺すゐ方法において、重縮合反
応開始前ので後述する方法によ〕測定し九滴融時の比抵
抗がjXlo”ρ−1以下となるようシリアルキルホス
ファイシを添加することを特徴とする磁気テープフィル
ム用ポリエステルの製造方法に存す為。
(ポリエステルの溶融時の比抵抗の測定:プリティッシ
ュジ7−ナルオブアプツイドフイジツクx (!Ir1
t、 &T、ムppm、Phyg、 )  纂/ 7巻
、麺iiタタ〜//!4を頁(Iyta部)に記載しで
ある方法、但しこの場合、ポリ!−組成物の溶融時の温
度はコタO℃とし、直fill、00θマを印加し九直
シの値をf#融時の比抵抗とする。) 以下本発WAKついて更に詳細に説明する。
本発明において、ポリエステル原料の酸成分としてのテ
レフタル酸の低級アルキルエステルア とはテレフール酸の炭素数11の帯ルキルエステル、殊
にジメチルテレフタレート、を主たゐ対象とするが、そ
の−mを他の酸成分、例えばテレフタル酸以外のジカル
lン酸またはオキシカルポジ酸、p−ヒト關キシエトキ
シ安息香酸、7ジビン11、竜バシン駿等の低級7k 
キにエステルで置き換えても良い。
まえポリエステル原料のグ−ロル成分とは、エチレング
リコールを主対象とするが、その一部を伽のグーロール
成分1例えばトリメナレング曽オール、テトラメチレン
グリコール、へ中賃メナレシダリゴール勢で置m*えて
%^い。
いずれkしても本発明でいうポリエステルとはl#峰ル
%以上がエチレンテレフタレート単位でs1為ポリエメ
テルを指す− 11九本発−でいうカルシウム化合物とは11m0Qン
化金物の共存下反応系K11mする亀のでなければなら
ず、′例えば酢#、グロビオン蒙。
酪酸のような脂肪族カルボン酸のカルシウム塩、安息香
酸、p−メチル安息香酸のような芳香族カルボン酸のカ
ルシウム塩、更にはエチレングリコール、グ尊ピレング
リコールのカルシウムグリコラートのようなカルシウム
アルコラード、水素化カルシウムのような無機カルシウ
ム化合物等を指す。
これらカルシウム化合物の使用態様は、カルシウム化合
物のm−以上を用いてエステル交換反応を省電わしめる
場合、もしくけこれらカルシウム化合物を用いて、To
るいは用いずしてエステル交換反応を行なわしめた系に
エステル交換反応路゛了後カルシウム化合物を添加する
場合等がTo石、上記カルシウム化合物を用いてエステ
ル交換反応を行なった場合KFi、これらカルシウム化
合物は反応末期Kitポリエステルオリゴマーのカルシ
ウム塩となるが、本発明においては1価のリン化合物の
添加前後いずれも反応系KII解すゐa〕、添加時のカ
ルシウム化合物の形態と羨ってもさしつかえない・ 本発明において使用するカルシウム化合物の意は、ポリ
エステル原料金酸成分に対し、O0/〜0.2モル%、
就中0./ j #0.1モル%が好ましい・カルシウ
ム化合物の添加量があまシタ〈ては析出粒子量が不足し
てフィルムとしたとき“滑〕性が不充分とな)、あt〉
多jiK添加し友ときは往々にして好ましくない粗大粒
子が生成するように&る。
本発明にシける特徴の一つはトリプルキルホスファイト
を添加する前に、カルシウム化合物K1価のリン化合物
を作用させることにある。
この場合用いるリン化合物としては反応系でカルシウム
化合−と反応して析出粒子を生じるもの、例えばリン酸
や酸性リン酸エステルよ)もむしろトリアルキルホスフ
ェートやトリアリールホメツエートが好IL<用いられ
る。具体的にはトリメチルホスフェート、トリエチルホ
スアエート、トリブチルホスフェート、トリフエ晶ルホ
スアエート勢を挙けることができるが、本発明の思想を
損なわない範囲であればこれらのリン化合物中に微量の
リン酸や酸性リン酸エステルが含まれていても喪い。
これらリン原子と直結した水酸基を有しない、即ち酸価
を有しないリン化合物は反応系で徐々に麦化しカルシウ
ム化合物と複雑な反えを呈し、いずれの化合物も添加量
の形態と異なるようKなるが1本発明においてはこの反
応生成物が反応系に実質的に可溶な状態でなけれはなら
ない。
本発明において3価のリンイヒ“合物を添加すゐ前に反
応系にカルシウム化合物と5価のリン化合物とを溶解状
態で存在せしめる好ましい幾つかの方法をよ)具体的に
示すと次の通勤である。
■ ポリエステル原料全酸成分に対し約O,aj〜0.
/%kXのカルシウム化合物な用匹てエステル交換反応
を行なった後、カルシウム化合物に対しo3〜/、0倍
モル11腹のトリアルキルホスフェートを添加する。
■ 上述の■のエステル交換反応終了後、ポリエステル
原料全酸成分に対し0.0 j〜0、り篭ル%のカルシ
ウム化合物及び反応系に存在する全カルシウム化合物に
対し0.J〜/、0倍電ル1!度のトリアルキルホスフ
ェートを添加する。
これらの方法の中でも%に■が好壇しく用いられる。と
いうのは、本発明者が明らかkしたとζろkよれ鑓1通
常カルシウム化合物はエステル交換反応終了物K O0
1モルX@度しか溶解しtk−が、”かかる量の1価の
リン化合物を共存させるならば多量のカルシウム化合物
を系内に溶存させることがで勤、最終的に多量の析出粒
子を得ることができるかもである・ 本発MK&いてはこのようにしてトリアルキにホスファ
イトを添加する前にカルシウム化合物に対し特定at価
のリン化合物を特定量反応させ為が、この場合両者の反
応−関が長いはと最終的に得られる析出粒子の粒径は小
さくなる。
陶−で微細な粒子を析出させる役割を担うトV7にキル
ホスファイトとしては例えばトリメチルホスファイト、
トリエチルホスファイト、トリブチルホスファイトを挙
けることができる。
本発明においては析出粒子の大きさは1価のリン化合物
とトリアルキルホスファイトとの添加間w/hK依存し
、添加間隔が長くなるほど析出粒子祉小さくなゐのでこ
OIA象を利用して析出粒子径を所110大きさに制御
する・ しかしながら添加間隔が10分を越えると最早析出粒子
径はそれ以上小さくならず遂に副生ジエチレングリコー
ル量が増してくるので添加間隔は30分以内とするのが
嵐い。
t>本発明においてはトリアルキルホスファイトは生成
ポリエステルの溶融時の比抵抗が!x10”lJ−一以
下となるようにその量を選択して添加しなければならな
い。
ポリエステルの溶融時の比抵抗がzxioaΩ−備を越
えるように&ると静電印加冷却法が効果的に適用できな
いようKな〕、磁気テープ用ベースフィルムとしては許
容されないほど厚みむらの大きいフィルムしか得られな
いようKなる。
この丸めKは、通常生成ポリエステル中に!lI存して
いるリン元素の鱒原子数とカルシウム元素の111A子
数との比がおよそ7以下となるようkすればよく、かか
る条件を満たすよう5価のリン化合物に加えるべきトリ
アルキルホスファイトの量を選択しなければならない。
なお本発111においては5価のリン化合物に対す為ト
リアルキルホスファイトのモル比は0,0/#/ 、好
ましくは0.0J〜0.1の範囲がよい・この場合1価
のリン化合物またはトリアルキルホスファイトとして、
それぞれ複数のリン化合物を用い九場合は、上記モル比
はそれぞれのりν化合物の合計貫を基準とする。
この値が0.07よ珈小さくなると析出粒予電が少<*
*フィルムとした時の階に性が不充分となってしまうし
、またこの値が/よ1大きくなると析出粒子径が不揃い
に&ると共に得られ為ポリマーの黒味が偽めて強くなっ
てしまう。
以上説明しえように%本発F14によれば酸価を有する
リン化合物を添加せずして均一で微細な析出粒子を多量
に1!ることかでき、しかも紋析出粒子中には粗大粒子
がほとんど含まれておらず、且つ生成ポリエステル中に
残存しているリン元素とカルシウム元素との比を制御す
るとと゛により静電印加冷却法を効果的に適用し得るポ
リエステルを製造することができ、該ポリエステルを用
いて得られたフィルムは磁気テープのベースフィルふと
じて極めて適したものである。
なおポリエステルのフィルム化KIJしては公知の製膜
、例えば通常−270−一タJ℃でフィルム状に溶融押
出後10〜20℃で冷却固化しく例えば%全昭30−1
631号公報記載の方@、)を利用できる。
以下実施例に基いて本発明をj!に詳細KM明する。な
お実施例中「部」とめるは「重km」を示す、tた用い
た掬定法を次に示す。
/)  1行性 農/図に示す走行系でフィルムを走行させ、脇/E−(
1)のjlllljlの硬質クロム固定ビンにおける動
摩擦係数μDt#J定する。(II度Jθ±−℃、温度
4o±io%RH)**フィルムの走行速度を/、0 
# J、/ rn /win 、  とし−は707°
とした。tたフィルムをJ)の方法でテープ化し、デツ
キで種々の温git下で繰ル返し使用した時の走行性も
評価した。
−2)電磁変換特性、ド四ツブアクト。
J)の方法で製造した磁気テープを市販のビデオデツキ
、Viotor−HR−JJOOf 用イて常連によp
電磁変換特性(周波数特性及びドロップアウト)を観定
した。ドロップアウトは日本自動制御−社製ドロップア
ウトカランI−を用いて信号出力zO%以下の1のでベ
ースフィルムに起因するものを数えた。
J)磁気テープの製造 組   成         111(重重)r−y・
IOaを主体とする強磁性体    −10ボリクレタ
ン          10ニド謬セルレ〒ス    
   ゛/j塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体    
 −〇導電性カーボンブラック          !
レシチン            10メチルエチルケ
トン        100酢酸ブチル       
   コ0゜上記組成物をボールミルで一ダ時間混練。
分散液とし、ポリイソシアネート化合物を10部加え、
更に7時間分散処理を行ない磁性塗料としえ、これを公
知の方法(例えば特開昭1 / −/@1101号公報
記載の方法)で乾燥厚6μになるようフィルムKm布し
、壕だ塗料が乾かぬうちに常法によ如磁気配向させしか
ゐのちオープンに尋自乾繰、今ニアリングした・かくし
て得られた磁気テープをスーパーカレンダー処理し、M
インチ−にスリットしてテープ化した。
リ ポリエステルフィルムの厚みむら フィルムの長手方向1000惰毎の10ケ所の各々につ
いて幅方向io3毎に10点1合計100点のフィルム
厚みを鋤定する。
フィルム厚みの測定は安置電子製マイクロろ メーターを用いて行ない、該幽す#箇所の周辺のフィル
ムを10枚1ねて測定し71当りに換算する。
すべての捌定値のうち最大値をXmax、、最小値をX
m1n、、相加平均値を!とするときこの値は小さいほ
ど良< 41K O,/ J以下が好ましい。
実施例/ (ポリエステルの製造) ジメチルテレフタレー) 700@、エチレングリコー
ル溶液郁及び酢酸カルシウム・−水塩0.0部部(ジメ
ナルテレフタレー)K対し0.7部モルX)を反応II
Kとヤ加熱昇温すゐと共にメタノールを留去させエステ
ル交換反応を行ない、反応開始後約ダ峙間を1−シて一
30℃に達せしめ、*質的にエステル交換反応を終了し
た。この時点で反応混合物は透明でカルシウム化合物は
溶解状@にあった。
次にこのエステル交換反応終了物に酢酸カルシウム・−
水塩0.02部(ジメチルテレフタレートに対しQ、7
0モル%)及びトリエチルホスフェ−10,71部(カ
ルシウム化合物線IK対しQ、2倍モル)を含むエチレ
ングリコール溶液を添加した0次いで/!分後トリエチ
ルホスファイト0.0部7部()リエチルホスフエート
に対し O,/−倍モル)を添加し九〇 この場合リン化合物の合計亀はカルシウム化合物の総量
に対し0.27倍モルとなぁ。
次に重合触媒として三酸化アンチ毫ン0.04を部を添
加した後、常法に従って重合した。即ち三酸化アンチモ
ン添加後IQθ分で系内の温度を一10℃圧力をIO關
HfK達せしめ、以稜も圧力を徐々に減じ最終的に/u
H1以下とし九〇 ダ時間後反応を停止し極限粘度0.44のポリエステル
を得た。
このポリエステル中KM存しているリン元素とカルシウ
ム元素の原子数の比(Ploa )を予め検量線を作成
しておいた螢光!緑味にて求めえところσ、りIであっ
た。
會た該ポリエステルの溶融時の比抵抗はりX10’ρ−
1であった・ (ポリエステルフィルムの製造) 得られたポリエステルを120℃で押出機よ)シーF′
状に押出し静電印加冷却法を用いて無定形シートとした
。この時の静電印加の条件は次の過)でToゐ・即ち、
プラス電極として直径0.7■のタングステン−を用い
、これt回転冷却ドラムの上lIKシートの流れとl角
方向に饅〉、これKl流電圧y KVt印加した・無定
形シートを得たのち縦方向KJ、ぐ倍、横方向K J、
#倍延伸し、當に厚さizpの二軸延伸フィルムが得ら
れるよう押出量及び■転冷却体Omlを調節し、この時
の一転冷却体の連皺とフィルムの厚みむらとの関係にり
いて観察しえ・ 一転冷却体の速度をJom7分から徐々に増したが%a
otny分となっても回転冷却体とシートの間の密着力
は充分に強く、次いで二軸延伸aJon℃で熱固定を行
なって得られたフィルムの厚みむらは0.02と小さく
充分満足し得るものであり九。
該フィル1表WJK#10.jμ以下の極めて均一で微
細な央起が数多く認められ/)の方法でIIJ定しえ動
摩擦係数は0.Jダと低く作業性に優れていた。
(磁気テープとしての評価) ヒのようにして得られたフィルムにJ)の方法で磁性層
を;−ティング%乾燥後、hインチ幅にスリットしてテ
ープ化した。骸テープの走行性1周液数特性(ダメガヘ
ルツにおけるVTRヘッド出力)及びドーツプアウトの
測定結果を表7に示す。
実施例1 実施例/においてトリエチルホスフェート0、/ 7部
の代DK)リメチルホスフエート0./JIt(カルシ
ウム化合物総量に対し0.P倍モル)を、またトリエチ
ルホスファイト0.0/7@の代eにトリメチルホスフ
ァイト0.01J部f用%A為他は実施例/と同様にし
てポリエステルを得た。
峡ポリエステルのPloaの値はo、r 4tで、その
溶融時の比抵抗FiJX/σ1g−1であった。
次に実施例1と同様にして静電印加冷却法を用いて無定
形シートを得、引!&き二輪延伸を行ったところ得られ
たフィルムの厚みむらは0、IOと小さく磁気テープ用
ベースフィルムとして充分満足し得るものであった。
鋏フィルム及び骸フィルムを用いて得らhたア 磁気チーぜの評価結果を表/に示すが、いずれも優れえ
特性を有していた。
比較例1 11−N/においてトリエチルホスフェートの添加量を
Ill/に示す値に変える他は実m例1と1lil橡に
してポリエステルを得た。
次いで鋏ポリエステルを用いて実り例1と同11Kして
犀さノjμのポリエステルフィルムを得た。
しかしながら静電印加冷却法を適用する際、−転冷却体
速度がJJfll1分程麓から回転冷却体とシートの間
の密着力が弱くなル、最終的に得られたフィルムの厚み
むらはθ、j Jと極めて墨〈磁気テープ化するに値し
ないものてらった。
比較例コ 実施例/においてトリエチルホスファイトを添加しない
他は実施例Iと同様にしてポリエステにフィルムを得1
次いで皺フィルムを用いて得られた磁気テープの評価を
行なったーこれらの結果を表/に示すが、該フィルムに
は析出粒子かはとんと認められないため電磁変換特性に
は優れている1ののフィルムの取)扱い作業性及び製品
テープの走行性が極めて悪く実用性に乏しいものであっ
た。
比較例J 実施例/においてトリエチルホスフェート0、/1部の
代)Kリン酸0.01部を用い、且つトリエナルホス7
アイ)を添加しない他は実施例1と同様にしてポリエス
テルを得え。
次いで該ポリエステルを用いて実施例/と同様にして二
軸延伸ポリエステルを得、更に@気テープとしての評価
を行なった。こわらの結果を表7に示す。
ポリエステル中に析出した粒子は極めて小さいので、v
!1ヘッド出力は嵐好なレベルにあるが、s&行性がや
や不安定である。tた黴細な析出粒子の伽KJμ以上の
凝集粒子が5lJli多く認められ、これがド關ツブア
ウト特性を損ねている。
比験例ダ 実施例/においてトリエチルホスフェートとトリエチル
ホスファイトを同時に添加する他はlI麹例Iと同様に
してポリエステルを得た。
次いで該ポリエステルを用いて実施例Iと同様にしてポ
リエステルフィルムを得、更に磁気テープとしての評価
を行なった。これらの結果を表/に示す。
ポリエステル中に析出した粒子は/−Jμ程度と大きく
走行性に優れたフィルムは得られる%(D(r)、V’
lBヘッド出力において劣るものであつえ。
【図面の簡単な説明】
all/IIは走行性を評価す為走行系を示し、(■)
はjlEIg−の硬質クロム固定ビン、(1)は入ロテ
ンシ曹ンメーター、(墓)は出ロテンシ曹ンメーターを
示し、−は107°である。 出 願 人  ダイアホイル株式会社 Ml  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  テレツIk酸の低級アルキルエステルを主え
    る酸成分とし、エチレンダリーールを主たる/ v3:
    l−6成分として、エステル交換am−會を行うととK
    よ)、ポリエステルを製造する方法において、重縮合反
    応開始前の任意の時点で、カルシウム化合物と5価のリ
    ン化会物とを反応4に*f14状鰺で存在せしめ、次い
    で本文中に定義した方法によ〉測定した溶融時Ojt抵
    抗が1%10−Ω−国以下となるエリトリアにキルホメ
    ファイトを添加することを特徴とする磁気テープフィル
    ム用ポリエステルの製造方法・
JP17692381A 1981-11-04 1981-11-04 磁気テ−プ用ポリエステルの製造方法 Granted JPS5879013A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17692381A JPS5879013A (ja) 1981-11-04 1981-11-04 磁気テ−プ用ポリエステルの製造方法

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