JPS587895Y2 - 戸車 - Google Patents

戸車

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Publication number
JPS587895Y2
JPS587895Y2 JP17213178U JP17213178U JPS587895Y2 JP S587895 Y2 JPS587895 Y2 JP S587895Y2 JP 17213178 U JP17213178 U JP 17213178U JP 17213178 U JP17213178 U JP 17213178U JP S587895 Y2 JPS587895 Y2 JP S587895Y2
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JP
Japan
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frame
outer frame
pair
crimp
end surfaces
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Expired
Application number
JP17213178U
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English (en)
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JPS5589761U (ja
Inventor
武雄 上原
Original Assignee
ワイケイケイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は障子戸等の走行建具に装着される戸車、詳しく
はアルミサツシに装着される戸車に関するものである。
従来、この種の戸車としては樹脂製の戸車枠に車輪を取
付けたものが一般に知られている。
しかし、戸車枠が樹脂製であると強度が低く車輪に大荷
重が作用すると変形・破損してしまうとの不具合を有す
る。
そこで、戸車枠をステンレス鋼等の金属製として強度を
高くし車輪に大荷重が作用しても変形・破損しないよう
にすることが考えられる。
しかし、アルミサツシは海岸地帯等ではステンレス鋼と
でも接触腐食を生じるので、アルミサツシの框に金属製
戸車枠の戸車を取付けると框側壁と戸車枠側壁とが接触
して腐食を生じてしまう。
この腐食は推測壁内面から生じるので框側壁を貫通して
外面に穴が穿くまで腐食しないと発見できずアルミサツ
シの耐久性を著しく低下させてしまうとの不具合を有す
る。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであってその目
的は、車輪に大荷重が作用しても変形、破損しないと共
に、アルミサツシに取付けても接触腐食しないようにし
た戸車を提供することである。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
ステンレス鋼等の金属製戸車枠1は外枠2内に車輪3を
備えた内枠4を着脱自在に嵌合した構造であり、外枠2
の両端開口部2a、2bには樹脂製の左側圧着体5、右
側圧着体6がそれぞれ嵌合しである。
次に各部材の詳細を説明する。
■ 外枠 一対の側壁7,7と上壁8とより両端開口部2a、2b
と下端開口部2Cとを有する下向コ字状となり、各側壁
7の中央下部には下方に開口した切欠部9がそれぞれ削
設されかつ中央上部内側には斜面10がそれぞれ相対向
して一体突出形成しであると共に、各側壁7の斜面10
と反対側には切欠溝11が斜面10と同一角度、同一方
向に傾斜して削設しである。
また、各側壁7の一端側には一対の突片12,12が間
隔を有して内面に突出するように打込み形成してあり、
他端側には係合穴13が穿孔しである。
■ 内枠4 一対の側壁14.14と一端壁15とにより横断面コ字
状となり、一対の側壁14.14間に車輪3がピン16
で回転自在に支承しであると共に、各側壁14の他端側
には突状部17が内面から外面に打出形成してあり、該
突状部17は前記切欠溝11に嵌合するように同一角度
で傾斜し、切欠溝11の傾斜上下面11 a、11 b
と密着する傾斜上下端面17a、17bと切欠溝11ノ
上下面11 C,11dと平行なる上下端面17 C,
17dとを有している。
また各側壁14の上端面14 aには前記斜面10と同
一角度、同一方向の斜面18を有する切欠部19が削設
しである。
■ 左側圧着体5 外枠内幅L1と同一幅L2の本体20の一端面には外枠
外幅L3より広幅L4の取付体21が一体形成され、取
付体21の上端面21 aは本体上端面20aより上方
に突出しかつ左右端面21 b、21 Cは本体左右端
面20 b 、20 Cよりも側方に突出している。
前記本体20には広幅中空部22と狭幅中空部23とが
連続して穿設形成され、該広幅中空部22は取付体21
に穿孔した穴24より外部に開放し、狭幅中空部23は
本体20に穿孔した孔25より外部に開口していると共
に、狭幅中空部23の上下面23 a 、23 bには
前記外枠2の一対の突片12,12と対峙する上下一対
の取付縦溝26.26が削設してあり、さらに本体20
の下部には複数の圧着片27が固設されて、該圧着片2
7の左右端面27 a 、27bは本体左右端面20
b 、20 Cよりも側方に突出していると共に、本体
20には前記外枠2の一対の側壁7,7に穿孔したピン
孔28と連通ずるピン孔29が左右端面20 b 、2
0 Cに貫通して穿孔しである。
また、前記取付体21の本体20側下部には外枠2の各
側壁7における下部隅部に削設した切欠30の上面30
aと端面側側面30 bに当接する上端面31 aと
側端面31 bとを有する突起部31が一体形成しであ
る。
そして、前記上下一対の取付縦溝26,26にはネジ孔
32を有しかつネジ孔32にビス等のネジ杆33をネジ
合したプレート34が嵌合固着され、ネジ杆33ノ頭部
33a、先部33 bは前記孔24.25と対向してい
る。
■ 右側圧着体6 本体40は上部嵌合片41と薄肉片42と下部嵌合片4
3とによりI型形状となり、上部嵌合片41は内枠内幅
Lllと同一幅L5の左右端面41a、41bと外枠内
幅L1より狭幅L6の左右端面41’a 、41’bと
を有しかつ外枠外幅L3より広幅L7なる上部取付体4
4が一体形成されかつその上端面44 aは本体上端面
40 Cよりも上方に突出している。
また、上部嵌合片43は内枠内幅Lllより狭幅L8の
左右端面43 a 、43 bを有し、かつ外枠外幅L
3より広幅L9なる下部取付体45が一体形成してあり
、該下部取付体45には左右一対の係合片46.46と
嵌合溝47.47とがそれぞれ一体形成され、一対の係
合片46.46は前記保合穴13に係合するフック46
a 、46 aを有しかつその外端間の距離LIO(
第9図参照)は前記外枠外幅L3と同一となり、一対の
嵌合溝47.47は外枠2の各側壁7の下方隅部に削設
した切欠部48に嵌合するように構威しである。
しかして、外枠2の両端開口部2a、2bに左側圧着体
5と右側圧着体6とを下方開口部2Cから嵌合すると、
左側圧着体5の本体20が外枠2内に嵌合し取付体21
の上端面21a、左右端面21b。
21 Cが外枠2よりも側方に張り出すと共に、プレー
ト34は一対の側壁7,7にそれぞれ形成した一対の突
片12,12間に嵌合固着する。
さらにピン孔28.29にピン49を嵌挿して抜は落ち
ないよう・にする。
右側圧着体6は上部嵌合片41と一対の保合片46.4
6とが外枠2の一対の側壁7,7間に嵌合し、上部、下
部取付体44.45が外枠2よりも側方に張り出すと共
に、各係合片46のフック46 aが係合穴13に咬合
して抜は落ちないようにし、さらには各嵌合溝47に各
側壁7の切欠部48に嵌合する。
次に、車輪3を備えた内枠4を外枠2の一対の側壁7,
7間に嵌合する。
これによって、突状部17が切欠溝11内に嵌合し、そ
の傾斜上下端面17 a 、17 bが切欠溝11の傾
斜上下面11 a、11 bに摺接すると共に、斜面1
9が側壁7の斜面10に摺接して内枠4は外枠2に支持
されるから、車輪3に作用する負荷は内枠4を介して外
枠2で支持される。
この時、内枠4と外枠2とは金属製であるから車輪3に
大荷重が作用しても戸車枠1は変形、破損することがな
い。
また、穴24よりドライバを挿入して頭部33 Hに嵌
合させてネジ杆33を締込むとその先部33 bが内枠
4の一端壁15に当接して内枠4を図中右方に押動する
これによって、内枠4は摺接する斜面10.18及び切
欠溝11.突状部17に沿って斜め下方に移動し車輪3
が外枠2に対して下方に移動し車輪3の取付位置を上下
調節できる。
この時、穴24はネジ杆頭部33 aよりも小さくなっ
ているからネジ杆33を弛めた時に抜は落ちることがな
い。
また、戸車を框Aの一対の側壁a、l)、上部、下部連
結壁c、dより成る取付部B内に嵌合すると、左右側圧
着体5,6の取付体21,44.45が一対の側壁a、
bが密着し、上部連結壁Cよりビスを外枠2の上壁8に
穿孔したビス孔50.50にネジ合することで各取付体
21.44の上端面21a、44aが上部連結壁Cに密
着すると共に、圧着片27が各側壁a。
b及び下部連結壁dに圧着して嵌合方向と反対向きに彎
曲変形する。
(第5図仮想線参照)したがって、框Aの側壁a、b、
上下部連結壁cdには樹脂製の左右側圧着体5,6の取
付体21゜44.45及び圧着片27のみが接触し金属
製の外枠2と内枠4より成る戸車枠1は接触しないので
、框Aがアルミ製であっても金属製の戸車枠1が接触腐
食することがないと共に、戸車は框A内にその一対の側
壁a、l)と平行状態に取付けることができる。
また、内枠4は外枠2に突状部17と切欠溝11との咬
合によって取付固定しであるから内枠4を下方に強い力
で引張ることによって外枠2、内枠4が弾性変形し前記
咬合が外れ内枠4を下方に引き出し分離できる。
したがって、外枠2を框Aに取付けたままの状態でビス
等を何ら操作することなく内枠4を取替交換できる。
本考案は前述のように構成したので、戸車枠1が金属製
であるから車輪3に大荷重が作用しても変形・破損する
ことがない。
また、框Aに取付けた時には樹脂製の左右側圧着片5,
6が推測壁a、l)に接触し金属製の戸車枠1は接触し
ないので、アルミサツシに取付けても金属製の戸車枠1
が接触腐食することがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであって、第1図は全
体正面図、第2図は左側面図、第3図は右側面図、第4
図は分解斜視図、第5図は左側圧着体の正面図、第6図
は右側面図、第7図は底面図、第8図は右側圧着体の正
面図、第9図は左側面図、第10図は框への取付状態説
明図である。 1は戸車枠、2は外枠、3は車輪、4は内枠、5は左側
圧着体、6は右側圧着体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輪3を備えた金属製の戸車枠1の両側部に樹脂製の左
    右側圧着体5,6を当該左右側圧着体5,6の端面が戸
    車枠1の端面よりも側方に突出するように設けたことを
    特徴とする戸車。
JP17213178U 1978-12-18 1978-12-18 戸車 Expired JPS587895Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17213178U JPS587895Y2 (ja) 1978-12-18 1978-12-18 戸車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17213178U JPS587895Y2 (ja) 1978-12-18 1978-12-18 戸車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5589761U JPS5589761U (ja) 1980-06-20
JPS587895Y2 true JPS587895Y2 (ja) 1983-02-12

Family

ID=29176644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17213178U Expired JPS587895Y2 (ja) 1978-12-18 1978-12-18 戸車

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101202504B1 (ko) 2007-03-05 2012-11-16 (주)엘지하우시스 창호용 롤러
KR101265906B1 (ko) 2007-03-05 2013-05-20 (주)엘지하우시스 도난방지용 창호 롤러

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Publication number Publication date
JPS5589761U (ja) 1980-06-20

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