JPS587692B2 - チヨウゴクテイタンソステンレスコウノ ヨウセイホウホウ - Google Patents
チヨウゴクテイタンソステンレスコウノ ヨウセイホウホウInfo
- Publication number
- JPS587692B2 JPS587692B2 JP3230675A JP3230675A JPS587692B2 JP S587692 B2 JPS587692 B2 JP S587692B2 JP 3230675 A JP3230675 A JP 3230675A JP 3230675 A JP3230675 A JP 3230675A JP S587692 B2 JPS587692 B2 JP S587692B2
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- Japan
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- molten steel
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- stainless steel
- oxygen
- reducing agent
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- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は炭素含有量の非常に低い超極低炭素ステンレス
鋼の溶製方法にかかるものである。
鋼の溶製方法にかかるものである。
ステンレス鋼中の炭素含有量は低い程加工性および耐食
性(主に耐硝酸性)が良好でありこのような材質が要求
されるステンレス鋼の溶製においては炭素含有量をでき
るだけ低くするための脱炭精錬がなされている。
性(主に耐硝酸性)が良好でありこのような材質が要求
されるステンレス鋼の溶製においては炭素含有量をでき
るだけ低くするための脱炭精錬がなされている。
通常脱炭精錬は溶鋼中に酸素を吹き込むことによって行
なわれ溶鋼中の炭素はCOとなって除去される。
なわれ溶鋼中の炭素はCOとなって除去される。
しかして溶鋼中の炭素含有量の減少に伴ない溶鋼中のC
O分圧が高くなりCrが酸化されやすくなる。
O分圧が高くなりCrが酸化されやすくなる。
この問題を解決する方法として溶鋼中に吹き込んだ不活
性ガスによってCOを希釈してCO分圧を下げCrの酸
化を抑えつつ脱炭を進行させるAOD法がある。
性ガスによってCOを希釈してCO分圧を下げCrの酸
化を抑えつつ脱炭を進行させるAOD法がある。
この場合02/Arの比を調節することにより理論的に
はCrの酸化を完全に抑えることが可能であるが温度の
上昇がないこと、脱炭時間を長く要すこと等によりCr
の酸化を完全に抑えることは不可能であり酸化したCr
は通常脱炭期末後還元期においてFe−Si等還元剤の
投入によって還元を行っているがこれら還元剤は炭素を
含むため還元後炭素含有量の上昇をきたすという問題が
起っていた。
はCrの酸化を完全に抑えることが可能であるが温度の
上昇がないこと、脱炭時間を長く要すこと等によりCr
の酸化を完全に抑えることは不可能であり酸化したCr
は通常脱炭期末後還元期においてFe−Si等還元剤の
投入によって還元を行っているがこれら還元剤は炭素を
含むため還元後炭素含有量の上昇をきたすという問題が
起っていた。
本発明者等はこの炭素含有量の上昇を抑えるために還元
剤として添加するFe−Si等を炭素含有量の非常に低
いものを使用して還元を行った。
剤として添加するFe−Si等を炭素含有量の非常に低
いものを使用して還元を行った。
この場合計算上では炭素含有量の上昇はo.ooi%以
下であるはずのところ実際には0.003〜0.005
%の炭素上昇があった。
下であるはずのところ実際には0.003〜0.005
%の炭素上昇があった。
この原因はステンレス鋼の溶製における特有の現象であ
るスラグ中に含まれるCr203によってスラグが固く
流動性が悪くなりこのため炭素含有量の高いメタルがス
ラグ中に捕捉されておりこれが還元剤投入によってスラ
グが柔かく流動性が良くなることにより溶鋼中に溶解す
ること、および炉壁に付着した炭素含有量の高いスプラ
ッシュが出鋼時炉体傾斜等により溶解するものと考えら
れる。
るスラグ中に含まれるCr203によってスラグが固く
流動性が悪くなりこのため炭素含有量の高いメタルがス
ラグ中に捕捉されておりこれが還元剤投入によってスラ
グが柔かく流動性が良くなることにより溶鋼中に溶解す
ること、および炉壁に付着した炭素含有量の高いスプラ
ッシュが出鋼時炉体傾斜等により溶解するものと考えら
れる。
即ち従来の溶製法においては脱炭期末後還元期において
還元剤、成分調整用合金鉄および媒溶剤の必要量を一度
に添加しているため前記の如くして炭素含有量の上昇し
た溶鋼は既にほぼ完全に還元されており溶鋼中の酸素含
有量は極度に低くなっているため脱炭反応は起らずこの
ため溶鋼炭素の上昇をきたしていたものである。
還元剤、成分調整用合金鉄および媒溶剤の必要量を一度
に添加しているため前記の如くして炭素含有量の上昇し
た溶鋼は既にほぼ完全に還元されており溶鋼中の酸素含
有量は極度に低くなっているため脱炭反応は起らずこの
ため溶鋼炭素の上昇をきたしていたものである。
本発明はこのような問題を解決するにあたり脱炭期末後
まず第1段階としてCr203により固くて流動性が悪
く炭素含有量の高いメタルを含むスラグに対し生石灰、
蛍石等のスラグ媒溶剤と還元用合金の一部を添加してス
ラグの流動性を良くしスラグ中に捕捉されている炭素含
有量の高いメタルを溶鋼中に溶解させると共にスラグ中
のCr203を還元した後、A r s N2その他の
不活性ガス(必要に応じ酸素を10%以下含む)を溶鋼
中に吹き込むことによりCrの酸化を伴なわずに前記溶
鋼中炭素の脱炭反応を進行させる。
まず第1段階としてCr203により固くて流動性が悪
く炭素含有量の高いメタルを含むスラグに対し生石灰、
蛍石等のスラグ媒溶剤と還元用合金の一部を添加してス
ラグの流動性を良くしスラグ中に捕捉されている炭素含
有量の高いメタルを溶鋼中に溶解させると共にスラグ中
のCr203を還元した後、A r s N2その他の
不活性ガス(必要に応じ酸素を10%以下含む)を溶鋼
中に吹き込むことによりCrの酸化を伴なわずに前記溶
鋼中炭素の脱炭反応を進行させる。
なお第1段階において媒溶剤のみを添加してもスラグ中
に捕捉されている炭素含有量の高いメタルを溶鋼中に溶
解させうるので、本発明の目的を達成することができる
。
に捕捉されている炭素含有量の高いメタルを溶鋼中に溶
解させうるので、本発明の目的を達成することができる
。
次に第2段階として残りの合金鉄、還元剤、媒溶剤を添
加した後、溶鋼中に不活性ガスを吹き込み溶鋼を撹拌し
て還元を完了させることにより前記スラグによる炭素含
有量の上昇を防止するものでありこの場合第1段階で予
備還元を行っているので第2段階で炭素を含む還元剤の
添加量が少なくて済み、この点においても炭素含有量の
上昇が少なくなる。
加した後、溶鋼中に不活性ガスを吹き込み溶鋼を撹拌し
て還元を完了させることにより前記スラグによる炭素含
有量の上昇を防止するものでありこの場合第1段階で予
備還元を行っているので第2段階で炭素を含む還元剤の
添加量が少なくて済み、この点においても炭素含有量の
上昇が少なくなる。
この場合第1段階において脱炭反応を進行させるには溶
鋼中におけるSi又は(および)Alの含有量を適切な
量に調整することが必要である。
鋼中におけるSi又は(および)Alの含有量を適切な
量に調整することが必要である。
即ち第1図および第2図は第1段階において還元剤を添
加後(2分)の溶鋼中のSiおよびAlの含有量と酸素
含有量の関係を示しSiは0.2%以上、Alは0.0
08%以上で急に溶鋼中の酸素含有量が少なくなってい
る。
加後(2分)の溶鋼中のSiおよびAlの含有量と酸素
含有量の関係を示しSiは0.2%以上、Alは0.0
08%以上で急に溶鋼中の酸素含有量が少なくなってい
る。
この場合溶鋼中に媒溶剤や還元剤を添加して不活性ガス
等を吹き込んでも脱炭の進行が悪くたとえ溶鋼中に酸素
を多量吹き込んでも脱炭反応の前にSiやAlが酸化し
脱炭効率が悪いばかりでなく溶鋼中の酸素が増加するた
め第2段階で還元剤添加量を増さなくてはならなくなる
。
等を吹き込んでも脱炭の進行が悪くたとえ溶鋼中に酸素
を多量吹き込んでも脱炭反応の前にSiやAlが酸化し
脱炭効率が悪いばかりでなく溶鋼中の酸素が増加するた
め第2段階で還元剤添加量を増さなくてはならなくなる
。
従って第1段階における溶鋼中のSiは0.2%以下、
Alは0.008%以下となす必要がある。
Alは0.008%以下となす必要がある。
又S1の含有量が0.05%以下になるとスラグの流動
性が良くならず初期の目的が達成されないためSi含有
量の下限は0.05%以上とする。
性が良くならず初期の目的が達成されないためSi含有
量の下限は0.05%以上とする。
また第1段階において溶鋼中のSi又はAlの含有量が
本発明範囲内において高目の場合は溶鋼中の酸素含有量
が少ないので吹き込み不活性ガス中に少量の酸素を含ま
せる。
本発明範囲内において高目の場合は溶鋼中の酸素含有量
が少ないので吹き込み不活性ガス中に少量の酸素を含ま
せる。
この場合含ませる酸素を10%以上含有させると溶鋼中
のCrが酸化されやすくなるため吹込不活性ガス中の酸
素含有量は10%以下とする必要がある。
のCrが酸化されやすくなるため吹込不活性ガス中の酸
素含有量は10%以下とする必要がある。
即ち本発明の要旨はステンレス鋼溶製の脱炭期末と還元
期の間において蛍石、ボーキサイト等の媒溶剤および還
元剤の一部を添加するとともに重量パーセントにて溶鋼
中のSi含有量が0.05%以上0.20%を超えない
ようにおよびAl含有量がo.oos%を超えないよう
に成分調整した後、0〜10%の酸素を含むA r −
N2その他の不活性ガスを吹き込むことを特徴とする
超極低炭素ステンレス鋼の溶製方法にある。
期の間において蛍石、ボーキサイト等の媒溶剤および還
元剤の一部を添加するとともに重量パーセントにて溶鋼
中のSi含有量が0.05%以上0.20%を超えない
ようにおよびAl含有量がo.oos%を超えないよう
に成分調整した後、0〜10%の酸素を含むA r −
N2その他の不活性ガスを吹き込むことを特徴とする
超極低炭素ステンレス鋼の溶製方法にある。
しかして本発明において添加する媒溶剤の量は当然のこ
となからスラグの流動性に応じて適宜の量を添加すれば
よく又還元剤の量は添加前のSiおよびAlの含有量を
みて添加後に本発明の範囲内になるような量を添加する
。
となからスラグの流動性に応じて適宜の量を添加すれば
よく又還元剤の量は添加前のSiおよびAlの含有量を
みて添加後に本発明の範囲内になるような量を添加する
。
以下本発明の実施例を示す。
第1表は60tonA. 0. D.炉においてSUS
304ステンレス鋼の溶製において脱炭期末において第
1段階として、媒溶剤および還元剤を添加した後Arガ
ス、N2ガスのみまたは10%の酸素を含むアルゴンガ
スを炉底から吹き込み、第2段階にて残りの還元剤およ
び媒溶剤を添加した後Arガスのみを吹き込んだ場合の
溶鋼中の炭素含有量を示す。
304ステンレス鋼の溶製において脱炭期末において第
1段階として、媒溶剤および還元剤を添加した後Arガ
ス、N2ガスのみまたは10%の酸素を含むアルゴンガ
スを炉底から吹き込み、第2段階にて残りの還元剤およ
び媒溶剤を添加した後Arガスのみを吹き込んだ場合の
溶鋼中の炭素含有量を示す。
なお比較例として第1段階において溶鋼中のSi又はA
ll含有量が本発明外の場合、更に還元剤および媒溶剤
を一度に添加した例を併せて示す。
ll含有量が本発明外の場合、更に還元剤および媒溶剤
を一度に添加した例を併せて示す。
第1表において第1段階で添加後のSiまたはA7が本
発明の値を超えたもの(溶製Al.8)は脱炭反応が起
らすC含有量の高いものとなっている。
発明の値を超えたもの(溶製Al.8)は脱炭反応が起
らすC含有量の高いものとなっている。
又還元剤および媒溶剤を一度に添加した溶製嵐9,10
はスラグ中のメタルの溶鋼への溶解によりCの上昇をき
たしている。
はスラグ中のメタルの溶鋼への溶解によりCの上昇をき
たしている。
これに対し本発明の溶製JK.1〜6はCの上昇が非常
に少なくC含有量が低く従って加工性および耐食性のよ
い極低炭素ステンレス鋼を溶製することができる。
に少なくC含有量が低く従って加工性および耐食性のよ
い極低炭素ステンレス鋼を溶製することができる。
第1図は溶鋼中のAl(%)と酸素(%)との関係を示
す図表、第2図は溶鋼中のSi(%)と酸素(係)との
関係を示す図表である。
す図表、第2図は溶鋼中のSi(%)と酸素(係)との
関係を示す図表である。
Claims (1)
- 1 ステンレス鋼溶製の脱炭期末と還元期の間において
、蛍石、ボーキサイト等の媒溶剤および還元剤の一部を
添加し、重量パーセントにて溶鋼中のSi含有量を0.
05%以上0.20%以下およびAl含有量o.oo8
%以下に成分調整した後、Ar、N2その他の不活性ガ
ス又はこの不活性ガスに10%以下の酸素を混合して吹
き込むことを特徴とする超極低炭素ステンレス鋼の溶製
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3230675A JPS587692B2 (ja) | 1975-03-19 | 1975-03-19 | チヨウゴクテイタンソステンレスコウノ ヨウセイホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3230675A JPS587692B2 (ja) | 1975-03-19 | 1975-03-19 | チヨウゴクテイタンソステンレスコウノ ヨウセイホウホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51107215A JPS51107215A (ja) | 1976-09-22 |
| JPS587692B2 true JPS587692B2 (ja) | 1983-02-10 |
Family
ID=12355253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3230675A Expired JPS587692B2 (ja) | 1975-03-19 | 1975-03-19 | チヨウゴクテイタンソステンレスコウノ ヨウセイホウホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587692B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019189172A1 (ja) | 2018-03-27 | 2019-10-03 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 撥液性に優れた表面を有する包装部材 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59104421A (ja) * | 1982-12-04 | 1984-06-16 | Nippon Steel Corp | 含クロム溶鋼の脱炭法 |
-
1975
- 1975-03-19 JP JP3230675A patent/JPS587692B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019189172A1 (ja) | 2018-03-27 | 2019-10-03 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 撥液性に優れた表面を有する包装部材 |
| KR20200136973A (ko) | 2018-03-27 | 2020-12-08 | 도요세이칸 그룹 홀딩스 가부시키가이샤 | 발액성이 뛰어난 표면을 갖는 포장 부재 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51107215A (ja) | 1976-09-22 |
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