JPS5876517A - 獣毛状繊維 - Google Patents
獣毛状繊維Info
- Publication number
- JPS5876517A JPS5876517A JP17293781A JP17293781A JPS5876517A JP S5876517 A JPS5876517 A JP S5876517A JP 17293781 A JP17293781 A JP 17293781A JP 17293781 A JP17293781 A JP 17293781A JP S5876517 A JPS5876517 A JP S5876517A
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- JP
- Japan
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- fiber
- animal hair
- tapered
- diameter
- fibers
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は著しく改善された、毛さばき性および獣毛様光
沢を呈する獣毛状繊維に関する。
沢を呈する獣毛状繊維に関する。
従来、合成繊維を出発原糸として獣毛状繊維を製造する
試みは種々なされているが何れの手段も獣毛本来の毛さ
ばき性および獣毛様光沢を呈する製品は未だ実現されて
いないのが現状である。
試みは種々なされているが何れの手段も獣毛本来の毛さ
ばき性および獣毛様光沢を呈する製品は未だ実現されて
いないのが現状である。
これまで提案された獣毛化手段のうち最も典薯的なもの
は繊維の一端をテーパー化して先細化するものであり、
これは単に天然獣毛の先端形状を模倣すると云う発11
に基いている。この方法によれば繊維の外観、表面タッ
チについてはかなりの改嵐が認められるものの、前述の
毛さばき性や獣毛様光沢は望むべくもない。
は繊維の一端をテーパー化して先細化するものであり、
これは単に天然獣毛の先端形状を模倣すると云う発11
に基いている。この方法によれば繊維の外観、表面タッ
チについてはかなりの改嵐が認められるものの、前述の
毛さばき性や獣毛様光沢は望むべくもない。
獣毛それ自身の表面には周知の如くうろこ状のヒダが無
数に存在するために獣毛間のすべりが曳くしかも獣毛特
有の鈍い光沢を呈するのである。この点について更に述
べると、例えば時分l848〜4910号会報にはポリ
エステル繊維の先端を加水分解処理してテーパー化する
方法が開示されているが、このようKして得られる繊維
は単に先端部が滑らかに尖鋭化されているだ(すであっ
て、尖鋭化された部分の表面は本質的に平坦な局面を残
しているために、ポリエステル繊維固有の毛さばき性の
不足や合成繊維的光沢は依然として残り、この点で獣毛
の感触には程遠いものがある。又、前記公報にあっては
、ウォータースポットと称される斑点が繊維表面に散在
する様子が図示されている。このウォータースポットが
微細な凸部なのか、凹部なのかあるいは単なる模様的斑
点なのか全<11*されていないが、いずれにしても図
面に示される如(、繊Im表面は全体的には滑らかな周
面を形成しておりこの上にウォータースポットが多数散
在した形態と解せられる。従って繊維全体としては滑ら
かで均質な表面を呈するものの天然獣毛のそれと比較し
た場合未だ十分なものとは言えない。
数に存在するために獣毛間のすべりが曳くしかも獣毛特
有の鈍い光沢を呈するのである。この点について更に述
べると、例えば時分l848〜4910号会報にはポリ
エステル繊維の先端を加水分解処理してテーパー化する
方法が開示されているが、このようKして得られる繊維
は単に先端部が滑らかに尖鋭化されているだ(すであっ
て、尖鋭化された部分の表面は本質的に平坦な局面を残
しているために、ポリエステル繊維固有の毛さばき性の
不足や合成繊維的光沢は依然として残り、この点で獣毛
の感触には程遠いものがある。又、前記公報にあっては
、ウォータースポットと称される斑点が繊維表面に散在
する様子が図示されている。このウォータースポットが
微細な凸部なのか、凹部なのかあるいは単なる模様的斑
点なのか全<11*されていないが、いずれにしても図
面に示される如(、繊Im表面は全体的には滑らかな周
面を形成しておりこの上にウォータースポットが多数散
在した形態と解せられる。従って繊維全体としては滑ら
かで均質な表面を呈するものの天然獣毛のそれと比較し
た場合未だ十分なものとは言えない。
このようK、従来の獣毛化手段は何れも繊維の一端をテ
ーパー化し、且つ尖鋭化するという、謂わば側面形状的
変化のみに頼り且つこれに終始しており、ここに獣毛化
への限界があったといっても過言ではない。
ーパー化し、且つ尖鋭化するという、謂わば側面形状的
変化のみに頼り且つこれに終始しており、ここに獣毛化
への限界があったといっても過言ではない。
それ数本発明の目的は合成繊維としてこれ迄実現されて
いない獣毛酷似の表面平滑性、毛さばき性並びに獣毛様
光沢を有する獣毛状繊維を提供することにある。
いない獣毛酷似の表面平滑性、毛さばき性並びに獣毛様
光沢を有する獣毛状繊維を提供することにある。
本発明者らは上記目的を達成せんとして鋭意研究した結
果、合成繊維の獣毛化にあたっては単に繊維先端部の尖
鋭化にとどまらず、これに表iIF形状の要素としてデ
ーパ−化された表面全体に互って凹部を存在させ、テー
パ一部全体として実質的に平坦な馬面を残さない形状と
することKよって獣毛に酷似した毛さばき性と獣毛様光
沢が得られることを見出し、本発明に到達したのtある
。
果、合成繊維の獣毛化にあたっては単に繊維先端部の尖
鋭化にとどまらず、これに表iIF形状の要素としてデ
ーパ−化された表面全体に互って凹部を存在させ、テー
パ一部全体として実質的に平坦な馬面を残さない形状と
することKよって獣毛に酷似した毛さばき性と獣毛様光
沢が得られることを見出し、本発明に到達したのtある
。
すなわち本発明は少くとも一端にテーパ一部を有する直
径3 ト200μのポリエステル繊維であって、このテ
ーパ一部の全表面に直径1〜2゜μの凹部および相互に
隣接する凹部の間に尾根状の境界を有し、テーパ一部全
体として実質的に平坦な局面を有しないことを特徴とす
る獣毛状繊維である。
径3 ト200μのポリエステル繊維であって、このテ
ーパ一部の全表面に直径1〜2゜μの凹部および相互に
隣接する凹部の間に尾根状の境界を有し、テーパ一部全
体として実質的に平坦な局面を有しないことを特徴とす
る獣毛状繊維である。
本発明の特徴とするところについて説明を加えると、テ
ーパ一部の表面全体に互って凹部が形成されていること
、いずれの凹部も他の凹部と隣接し合って尾根状の境界
線を形成していること、更には全面列るところに凹部が
存在するために平坦な周面が消失していることが重要な
表面特性であり、このために表面を電子原黴鏡で撮影す
ると、図1に示す如〈従来見られなかったような独特の
表面形態が見られるのである。
ーパ一部の表面全体に互って凹部が形成されていること
、いずれの凹部も他の凹部と隣接し合って尾根状の境界
線を形成していること、更には全面列るところに凹部が
存在するために平坦な周面が消失していることが重要な
表面特性であり、このために表面を電子原黴鏡で撮影す
ると、図1に示す如〈従来見られなかったような独特の
表面形態が見られるのである。
又、図から分るように凹部と凹部が明瞭な尾根状の境界
線で区切られており、平坦な馬面、云いかえればやや凸
状に丸みを帯びた面は見られないのである。この点が特
公昭48−4910号公報に示される如き滑らかな局面
にウォータースポットが散在する形態とは全く異るので
ちる。
線で区切られており、平坦な馬面、云いかえればやや凸
状に丸みを帯びた面は見られないのである。この点が特
公昭48−4910号公報に示される如き滑らかな局面
にウォータースポットが散在する形態とは全く異るので
ちる。
このような一種独特の表面のために繊維と繊維との絡ま
りが生じ難(毛さばき性が著しく改善されその光沢も獣
毛と酷似してくると考えられる。また本発明の凹部の径
が1〜20μであり、比較的径が大であることも重要な
特徴である。凹部の径が1μ未清になると毛さばき性の
向上は期待すべくもなく、色彩としては染色による深色
性が向上するが獣毛独特の鈍い光沢は得られないのであ
る。例えば%閉略55−107512号公報には繊維表
面K 5ト200” !J iりpンの微細凹凸を存在
させることによって深色性を向上せしめた例が開示され
、その写真が96頁図4に示されているが本発明との形
態差は明瞭である。また同公報96頁図5には通常のポ
リエステル繊維をアルカリ!/&還した場合の表面写真
が示されているが、これは比較的平坦な周面に凹部が多
数散在するものであり、前記特公昭48−4910号会
報の図と類似のものと考えられるがこれも本発明の図1
とは明らかに異なる。また本発明において凹部の径を2
0μより大きくするのはテーパー化された最先端が不均
一になり好ましくない。本発明の獣毛状繊維を製造する
には特殊な製造法が必要である。
りが生じ難(毛さばき性が著しく改善されその光沢も獣
毛と酷似してくると考えられる。また本発明の凹部の径
が1〜20μであり、比較的径が大であることも重要な
特徴である。凹部の径が1μ未清になると毛さばき性の
向上は期待すべくもなく、色彩としては染色による深色
性が向上するが獣毛独特の鈍い光沢は得られないのであ
る。例えば%閉略55−107512号公報には繊維表
面K 5ト200” !J iりpンの微細凹凸を存在
させることによって深色性を向上せしめた例が開示され
、その写真が96頁図4に示されているが本発明との形
態差は明瞭である。また同公報96頁図5には通常のポ
リエステル繊維をアルカリ!/&還した場合の表面写真
が示されているが、これは比較的平坦な周面に凹部が多
数散在するものであり、前記特公昭48−4910号会
報の図と類似のものと考えられるがこれも本発明の図1
とは明らかに異なる。また本発明において凹部の径を2
0μより大きくするのはテーパー化された最先端が不均
一になり好ましくない。本発明の獣毛状繊維を製造する
には特殊な製造法が必要である。
すなわちポリエステルに炭酸カルシウムなどの微粒子を
均−KO,05〜5チ分散させた繊維束を切断し、この
束の切断部にアミン溶液又は第4級アンモニウム塩溶液
を散布し一定時間装置した後アルカリ溶ilK浸漬する
ことが必要である。4IK本発明においては(1)微粒
子を均一に0.05〜5チ分散させた繊維束の切断部K
(2)アミン溶液又は第4級アンモニウム塩溶液を散布
した後(3)アルカリ溶液に浸漬しテーパー加工を行う
とい53条件の組合せにより本発明でいう独特の表面形
態を有する獣毛状繊維が得られるのである。この理由に
ついては明らかではないが、恐らく繊維束の切断部に散
布されたアミン溶液又は第4級アンモニウム溶液は、毛
管現象により単繊維間の空隙を通って浸透し、更に一部
は繊維内に浸透して、予め分散混入された微粒子の周辺
の非晶部を選択的に犯すために、後段のアルカリ溶液で
テーパー化処理したときに、径が1〜20Jの凹部が密
集した独特の表面形態が得られるのであろう。
均−KO,05〜5チ分散させた繊維束を切断し、この
束の切断部にアミン溶液又は第4級アンモニウム塩溶液
を散布し一定時間装置した後アルカリ溶ilK浸漬する
ことが必要である。4IK本発明においては(1)微粒
子を均一に0.05〜5チ分散させた繊維束の切断部K
(2)アミン溶液又は第4級アンモニウム塩溶液を散布
した後(3)アルカリ溶液に浸漬しテーパー加工を行う
とい53条件の組合せにより本発明でいう独特の表面形
態を有する獣毛状繊維が得られるのである。この理由に
ついては明らかではないが、恐らく繊維束の切断部に散
布されたアミン溶液又は第4級アンモニウム溶液は、毛
管現象により単繊維間の空隙を通って浸透し、更に一部
は繊維内に浸透して、予め分散混入された微粒子の周辺
の非晶部を選択的に犯すために、後段のアルカリ溶液で
テーパー化処理したときに、径が1〜20Jの凹部が密
集した独特の表面形態が得られるのであろう。
本発明で使用するポリエステルはポリエチレンテレフタ
レート、ポリテトラメチレンテレフタレート或いはポリ
シリメチレンテレフタレートから選ばれた一種又は第3
成分を共重合したもの或いは上記ポリエステルの混會物
ならばいずれでも良い。この中でもポリテトラメチレン
テレフタレートおよびポリエチレンテレフタレートが獣
毛の弾性率に近いので好ましい。
レート、ポリテトラメチレンテレフタレート或いはポリ
シリメチレンテレフタレートから選ばれた一種又は第3
成分を共重合したもの或いは上記ポリエステルの混會物
ならばいずれでも良い。この中でもポリテトラメチレン
テレフタレートおよびポリエチレンテレフタレートが獣
毛の弾性率に近いので好ましい。
また本発明に用いる微粒子は特定の無機質のものが有効
であり、特に炭酸カルシウムや酸化チタ:、’のtoo
〜800sμ程度の微粒子が好ましい。特811111
15−107512号公報に開示された粒状シリカやコ
ーイド状シリカでは本発明の目的は達し難い。
であり、特に炭酸カルシウムや酸化チタ:、’のtoo
〜800sμ程度の微粒子が好ましい。特811111
15−107512号公報に開示された粒状シリカやコ
ーイド状シリカでは本発明の目的は達し難い。
次に実施例により本発明を具体的に例示する。
実施例1゜
平均粒@asomμの炭酸カルシウムを1.9チ含有す
るポリテトラメチレンテレフタレートを溶融紡糸し気伸
して直径100μの繊維を得た。この繊維を集めて直径
6 、Owmの束とし、この束を70諺の長さに切断し
た。この円筒状東の切断面にジメチルラリウルペン(ジ
ルアンモニウムクロライドを10係含有する水溶液を散
布し10分間放置した。その後この円筒状東な濃度20
%11度100℃のyb力v水溶IEK30■の深さま
で浸漬し、徐々に引き上げながらアルカリ外環を施し9
0分を費し【完全に引き上げた。この束を水洗して乾燥
すると先端がテーパー化された美しい獣毛状繊維が得ら
れた。その中から一本の繊維を取り出してテーパー化さ
れた先端を電子願黴鏡で撮影すると図1に示す如<1−
20μの径を有する多数の凹−が全両に亙って形成され
ており、相互に隣接する凹部の間には尾根状の境界線が
形成され、テーパ一部の表面には平坦な周面は全く見ら
れない独特の表面形態が観測された。またこの束から数
百本の繊維を取り出し【直径7■の小束を作ってその先
端を指先で撫でるとサラサラとした獣毛特有の毛さばき
性が得られた。更にこの束を薄茶色に染色すると合成繊
m特有のキラキラした光沢が消失し獣毛らしい落ち着い
た鈍い光沢が得られた。
るポリテトラメチレンテレフタレートを溶融紡糸し気伸
して直径100μの繊維を得た。この繊維を集めて直径
6 、Owmの束とし、この束を70諺の長さに切断し
た。この円筒状東の切断面にジメチルラリウルペン(ジ
ルアンモニウムクロライドを10係含有する水溶液を散
布し10分間放置した。その後この円筒状東な濃度20
%11度100℃のyb力v水溶IEK30■の深さま
で浸漬し、徐々に引き上げながらアルカリ外環を施し9
0分を費し【完全に引き上げた。この束を水洗して乾燥
すると先端がテーパー化された美しい獣毛状繊維が得ら
れた。その中から一本の繊維を取り出してテーパー化さ
れた先端を電子願黴鏡で撮影すると図1に示す如<1−
20μの径を有する多数の凹−が全両に亙って形成され
ており、相互に隣接する凹部の間には尾根状の境界線が
形成され、テーパ一部の表面には平坦な周面は全く見ら
れない独特の表面形態が観測された。またこの束から数
百本の繊維を取り出し【直径7■の小束を作ってその先
端を指先で撫でるとサラサラとした獣毛特有の毛さばき
性が得られた。更にこの束を薄茶色に染色すると合成繊
m特有のキラキラした光沢が消失し獣毛らしい落ち着い
た鈍い光沢が得られた。
実施例2゜
平均粒径450m11μの酸化チタンを0.25 %含
有するポリテトラメチレンテレフタレートを溶融紡糸し
鷺伸して直1iiooμの繊維を得た。
有するポリテトラメチレンテレフタレートを溶融紡糸し
鷺伸して直1iiooμの繊維を得た。
この繊維を実施例1と同様に純理して獣毛状繊維を得た
。そのテーパ一部の表面写真を図2に示す。毛さばき性
は実施例1より着干劣るがサラリとした触感があり良好
なものであった。またテーパー化された東を薄茶色に染
色すると実施例1と同様獣毛らしい落ち着いた光沢が得
られた。
。そのテーパ一部の表面写真を図2に示す。毛さばき性
は実施例1より着干劣るがサラリとした触感があり良好
なものであった。またテーパー化された東を薄茶色に染
色すると実施例1と同様獣毛らしい落ち着いた光沢が得
られた。
比較例1゜
平均30mμのシリカを0.5 %含有するポリテトラ
メチレンテレフタレートを溶融紡糸し鴬伸し直径150
μの繊維を得た。この繊′維を実施例1同様に処理して
テーパー化された繊維を得た。この繊維のテーパ一部表
面は図3に示す如く本発明の意図する形態にならなかっ
た。すなわち凹部の径が小さいだけでな(、隣接する凹
部間の境界線が明瞭でなく、ところどころ平坦な部分が
見られた。この繊維束な薄茶色に染色すると発色性が良
く明る過ぎて獣毛特有の鈍い光沢は得られなかった。
メチレンテレフタレートを溶融紡糸し鴬伸し直径150
μの繊維を得た。この繊′維を実施例1同様に処理して
テーパー化された繊維を得た。この繊維のテーパ一部表
面は図3に示す如く本発明の意図する形態にならなかっ
た。すなわち凹部の径が小さいだけでな(、隣接する凹
部間の境界線が明瞭でなく、ところどころ平坦な部分が
見られた。この繊維束な薄茶色に染色すると発色性が良
く明る過ぎて獣毛特有の鈍い光沢は得られなかった。
実施例3
凹部の径を変化させるために微粒子の性質、粒径および
含量を変更して、他は実施例1と同様の実験を行った。
含量を変更して、他は実施例1と同様の実験を行った。
その結果を表IK示す。
表IK示す如く、凹部の径が1μ未満では指先に粘着す
るような感触があって毛さばき性が不良で、獣毛特有の
落着いた光沢は得られない。
るような感触があって毛さばき性が不良で、獣毛特有の
落着いた光沢は得られない。
また凹部の径を20#より大きくすると、テーパー状の
最先端が折れたり、切れたりして失鋭にならず獣毛゛状
触感が着しく損なわれた。
最先端が折れたり、切れたりして失鋭にならず獣毛゛状
触感が着しく損なわれた。
図1は実施例1で得た獣毛状繊維のテーパ一部表面の電
子顕微鏡写真である。図2、図3はそれぞれ実施例2、
比較例1で得た。獣毛状繊維テーパ一部表面の電子顕微
鏡写真である。
子顕微鏡写真である。図2、図3はそれぞれ実施例2、
比較例1で得た。獣毛状繊維テーパ一部表面の電子顕微
鏡写真である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 少くとも一端にテーパ一部を有する直径30〜2
00μのポリエステル繊維のテーパ一部全表面忙おいて
、相互に隣接する直径1〜20μの凹部の間に尾根状の
境界線を有し、テーパ一部全体として実質的に平坦な馬
面を有しないことを特徴とする獣毛状繊維。 1 ポリエステルがポリテトラメチレンテレフタレート
である特許請求の範囲第1項記載の獣毛状繊維。 3、−の凹部の中にこれより小さい他の凹部が存在する
特許請求の範囲第1項または第2項記載の獣毛状繊維。 4.2以上の凹部が重りあって形成された複合的凹部を
有する特許請求の範H第1項乃至第3項記載の獣毛状繊
維。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17293781A JPS5876517A (ja) | 1981-10-30 | 1981-10-30 | 獣毛状繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17293781A JPS5876517A (ja) | 1981-10-30 | 1981-10-30 | 獣毛状繊維 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5876517A true JPS5876517A (ja) | 1983-05-09 |
Family
ID=15951107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17293781A Pending JPS5876517A (ja) | 1981-10-30 | 1981-10-30 | 獣毛状繊維 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5876517A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6458455B1 (en) | 2000-09-12 | 2002-10-01 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Poly(trimethylene terephthalate) tetrachannel cross-section staple fiber |
US6752945B2 (en) | 2000-09-12 | 2004-06-22 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for making poly(trimethylene terephthalate) staple fibers |
JP2007320615A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Daio Paper Corp | 包装容器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5143471A (en) * | 1974-10-12 | 1976-04-14 | Tokio Ikesue | Keijokyokyuho oyobi sonosochi |
JPS5516906A (en) * | 1978-07-14 | 1980-02-06 | Teijin Ltd | Animal hair-like fiber |
-
1981
- 1981-10-30 JP JP17293781A patent/JPS5876517A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5143471A (en) * | 1974-10-12 | 1976-04-14 | Tokio Ikesue | Keijokyokyuho oyobi sonosochi |
JPS5516906A (en) * | 1978-07-14 | 1980-02-06 | Teijin Ltd | Animal hair-like fiber |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6458455B1 (en) | 2000-09-12 | 2002-10-01 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Poly(trimethylene terephthalate) tetrachannel cross-section staple fiber |
US6752945B2 (en) | 2000-09-12 | 2004-06-22 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for making poly(trimethylene terephthalate) staple fibers |
US6835339B2 (en) | 2000-09-12 | 2004-12-28 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for preparing poly(trimethylene terephthalate) tetrachannel cross-section staple fiber |
US6872352B2 (en) | 2000-09-12 | 2005-03-29 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process of making web or fiberfill from polytrimethylene terephthalate staple fibers |
JP2007320615A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Daio Paper Corp | 包装容器 |
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