JPS587625Y2 - 電磁装置 - Google Patents

電磁装置

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Publication number
JPS587625Y2
JPS587625Y2 JP5020078U JP5020078U JPS587625Y2 JP S587625 Y2 JPS587625 Y2 JP S587625Y2 JP 5020078 U JP5020078 U JP 5020078U JP 5020078 U JP5020078 U JP 5020078U JP S587625 Y2 JPS587625 Y2 JP S587625Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminated core
coil bobbin
type laminated
elastic coil
air gap
Prior art date
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Expired
Application number
JP5020078U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54150944U (ja
Inventor
良隆 森原
Original Assignee
松下電工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP5020078U priority Critical patent/JPS587625Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は放電灯用安定器等の電磁装置に関するもので
ある。
従来の放電灯用安定器は、鉄心形状に留意することなく
コイルボビンおよび鉄心の寸法のクリアランスにエアギ
ャップ調整寸法を含ませるようにしていたが、鉄心材料
のばらつき等が大きいためエアギャップの調整幅を大き
くする必要があり、その結果コイルボビン寸法を過度に
小さくしなければならなかった。
そのため、鉄心窓部の巻線の占有率が低くなり、全体形
状が大きくなって小型化が難しかった。
したがって、この考案の目的は、鉄心窓部の巻線の占有
率を低下させることなくエアギャップ調整幅を大きくす
ることのできる電磁装置を提供することである。
この考案の一実施例の全体斜視図およびそのA−A断面
図をそれぞれ第1図および第2図に示すとともにその分
解斜視図をそれぞれ第3図および第4図に示す。
すなわち、この放電灯用安定器は、E形積層鉄心1とT
形積層鉄心2により形成される窓に巻線3を巻装してそ
の外周面に絶縁テープ4を巻いた弾性コイルボビン5を
第3図に示すように装着し、弾性コイルボビン5のつば
部に垂直に設けられたE形積層鉄心1とT形積層鉄心2
との密着面に密着力が作用するように第4図に示すグラ
ンドプレート6によりE形積層鉄心1およびT形積層鉄
心2をかしめ固定したものである。
この場合、E形積層鉄心1およびT形積層鉄心2に傾斜
面1a、2aを形成して窓の外側辺を内側辺より短くし
、E形積層鉄心1およびT形積層鉄心2を弾性コイルボ
ビン5のつば部外周縁に当接させている。
このつば部外周縁をE形積層鉄心1およびT形積層鉄心
2の傾斜面1a、2aで押圧して弾性コイルボビン5の
つば部を筒部5Cの軸の方向に内向き傾斜させることに
より弾性コイルボビン5の筒部5Cに平行なE形積層鉄
心1の中脚およびT形積層鉄心2の脚部対向面間に設け
られたエアギャップ7を調整する。
このとき、巻線3は弾性コイルボビン5の変形に応じて
変形する。
このエアギャップ7の調整はグランドプレート6を介し
てT形積層鉄心2を叩いて行う。
このエアギャップ7の調整範囲は、E形積層鉄心1およ
びT形積層鉄心2の傾斜面1a、2aが弾性コイルボビ
ン5のつば部外周縁5 a 、5 bに当接してから筒
部5Cに当接するまでの区間であり、この区間中捻々に
E形積層鉄心1とT形積層鉄心2により形成される空間
における巻線3の占有率が上昇する。
さらに、E形積層鉄心1とT形積層鉄心2のがしめ固定
は、グランドプレート6の切起し6a、6bでE形積層
鉄心1の切欠部1b、ICをかしめることにより行なっ
ている。
なお、8および9はコイルカバー、10は端子支持台、
11は充電部保護カバーである。
このように構成した結果、弾性コイルボビン5のつば部
とE形積層鉄心1およびT形積層鉄心2との間に過度の
空間をつくることなくエアギャップ7の調整幅を大きく
することができ、その結果寸法公差の管理が容易となっ
て小型化および低コスト化が達成できる。
また、E形積層鉄心1およびT形積層鉄心2の傾斜面1
a、2aに弾性コイルボビン5のつば部外周縁5 a
、5 bが接触しているため、弾性コイルボビン5のが
たつきを防止できる。
なお、傾斜面1a、2aのかわりに段部を形成してもよ
い。
以上のように、この考案の電磁装置は、一対の窓の外側
辺を内側辺よりそれぞれ短くするとともに中央脚に調整
可能なエアギャップをもつように結合させた第1および
第2の積層鉄心と、前記一対の窓に装着される弾性コイ
ルボビンと、この弾性コイルボビンに巻装された巻線と
、前記第1および第2の積層鉄心の密着面に密着力が作
用するように前記第1および第2の積層鉄心をかしめ固
定するグランドプレートとを備えているので、鉄心窓部
における巻線の占有率を低下させることなくエアギャッ
プ調整幅を大きくすることができ、しかも弾性コイルボ
ビンのがたつきを防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の全体斜視図、第2図はそ
のX−X断面図、第3図および第4図はそれぞれ同じく
その分解斜視図である。 1・・・・・・E形積層鉄心、1a・・・・・・傾斜面
、2・・・・・・T形積層鉄心、2a・・・・・・傾斜
面、3・・・・・・巻線、5・・・・・・弾性コイルボ
ビン、6・・・・・・グランドプレート、7・・・・・
・エアギャップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の窓の外側辺を内側辺よりそれぞれ短くするととも
    に中央脚に調整可能なエアギャップをもつように結合さ
    せた第1および第2の積層鉄心と、前記一対の窓に装着
    される弾性コイルボビンと、この弾性コイルボビンに巻
    装された巻線と、前記第1および第2の積層鉄心の密着
    面に密着力が作用するように前記第1および第2の積層
    鉄心をかしめ固定するグランドプレートとを備えた電磁
    装置。
JP5020078U 1978-04-14 1978-04-14 電磁装置 Expired JPS587625Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5020078U JPS587625Y2 (ja) 1978-04-14 1978-04-14 電磁装置

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JP5020078U JPS587625Y2 (ja) 1978-04-14 1978-04-14 電磁装置

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Publication Number Publication Date
JPS54150944U JPS54150944U (ja) 1979-10-20
JPS587625Y2 true JPS587625Y2 (ja) 1983-02-10

Family

ID=28937223

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JP5020078U Expired JPS587625Y2 (ja) 1978-04-14 1978-04-14 電磁装置

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JPS54150944U (ja) 1979-10-20

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