JPS5876208A - 陶磁器板の製造方法 - Google Patents

陶磁器板の製造方法

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JPS5876208A
JPS5876208A JP17452881A JP17452881A JPS5876208A JP S5876208 A JPS5876208 A JP S5876208A JP 17452881 A JP17452881 A JP 17452881A JP 17452881 A JP17452881 A JP 17452881A JP S5876208 A JPS5876208 A JP S5876208A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は陶磁器板の製造方法に関し、特に大面積薄型の
平板状陶磁i製品の製造方法に関する。
従来、大型の陶磁器平板は、ローラー圧延成形法によっ
て成形した後、ローラーハースキルンで焼成することに
より製造されているが、高温で軟化変形が起り易い陶磁
器質の薄板を平面積度の高い状態−r:sta化す、え
、り。よ運転条件が極あ、。
い範囲に制約され、工業的に生産した場合の製品不良率
は30チを超えるものであり、このため、例えば厚さ8
11Im以下の陶磁器製品は実用化されていなかった。
本発明の目的は、大型で薄い陶磁器質板を製造する際に
歪や変形が起こりK<<、生産効率の高い陶磁器板の製
造方法を提供することKある。
上記目的を達成するため、本発明者は、真空土練機とロ
ーラー圧延機を用いて生地を成形する際K、生地中の結
晶物の配向状態について研究したところ、結晶の配向状
態と乾燥後の生地の曲げ強度との関に関連のあることを
見出した。すなわち、可塑性をもった生地組成物を真空
土練機で強制抜出しをすると組成物中のカオリナイトな
どの結晶物は抜出し方向罠配向され、さらに同じ方向で
ローラー圧延をして配向した結晶物を整列させると、−
生地組成は明らかに方向性をもったものとなり、乾燥後
の生地の曲げ強度(配向方向)はその直角軸方向の強度
より30−以上高いことが見出された。
さもに本発明者は、この板状生地をローラーハースキル
ンで焼成する際に、前記生地の搬送方向を真空土練機の
抜出方向(ローラー圧延方向と同じ)と一致させると、
ローラーとローラー間で通常見られる垂れ下りや変形が
極めて少くなることを見出した。
本発明は、上記知見に基いてなされたもので、真空土練
様の口金から円曲線を有する形状、例えば中空円筒形状
に抜出された生地を開いて得た所望長さの板状生地を圧
延ローラーを用いて抜出方向を送り方向として圧延し、
乾燥した板状素地を、必II’に応じて上ぐすりをかけ
た彼、その押出方向が搬送方向となるよ5にローラーハ
ースキルンテ焼成することを特徴とする。
本発明において、真空土練機から抜出し成形した生地を
用いるのは、円曲線を有する形状、特に中空円筒状に抜
出すと結晶の配向が最も均一になるからである。なお、
真空土練機と同等のものであれば、他の成形機を使用し
【もよい、また抜出し成形する形状は円曲線を有するも
のであれば、円筒状に限らず、半円筒状、楕円筒状など
他の形状でもよい。
上記円筒形状に抜出された生地を切開いて得られた板状
生地は、次に上記抜出し方向を送り方向(圧延方向)と
して圧延ローラーにより圧延される。この場合の圧延ロ
ーラーは従来公知のものであればよいが、結晶方向をよ
り均一にするためK。
例えばローラー中央部に向かって相互に相反する方向に
螺旋状の表面溝をもつ一対または複数対のローラーを用
いることが好ましい。このようなローラーは圧延方向と
直角方向の板状生地のひろがりを防止し、形状を一定に
保つとともに結晶の配向をより均一なものにする。
このようにして製造された薄い生地平板は、引続き熱風
乾燥機で乾燥され(例えば70℃〜550℃で約1時間
)、必’IK応じて上ぐすりをかけた後、抜出し方向(
結晶配向方向)が搬送方向となるようにローラーハース
キルンで焼成される。キルン内ではローラー上を素地が
抜出し方向と同じ方向に搬送されるので、焼成時に素地
内に液相ができて軟化し易い状態となっても、結晶の配
向と相互のからみ合いから、ローラー間に通常見られる
垂れ下りや変形がみられず1.IL好な状態で焼成する
ことができ、このため幅広いキルンの運転条件を援用す
ることができる。
以上のようKして大形の薄板状陶磁器(f!Iえば大き
さ30(!l!X30C11以上、厚さ8■以下のタイ
ル)であっても、歪または反りのない平面精度の高い製
品とすることができる。−例によれば、従来の大形タイ
ルの製造では歪による不良品発生率が約3091であっ
たのに対し、本発明による場合は不良品発生率は5Ls
以下、多くの場合には2Ls以下に抑えることができた
。なお、焼成された製品の曲げ強度においても結晶配向
方向(搬送方向)は30−以上の高い強度を示し、本発
明の効果が裏付けられた。
以下、本発明を具体的実施例によりさらに詳細に説明す
る。  8 実施例 直径230M、厚さ205w+の中空円筒状の抜出し口
金を有する真空土練機で抜出し、しかる後に切開いて平
板軟和した、長石質58重量部、粘土質37重量部、タ
ルク5重量部、リン酸ナトリウム0.2重量部からなる
生地を、30clIt×60cILの大きさで厚さ5■
の生地板上に供給し、抜出し方向と同方向に圧延ローラ
を用いて圧延した彼、熱風式のコンベアードライア−で
乾燥し、550℃でtlL焼した。このす段焼物からサ
ンプルを切出し、曲げ強度を測定したところ、抜出し圧
延方向の強度が55kp/cdであるに対し、直角軸方
向の強度は32ゆ/cIIlであった。
上記#え焼物に上ぐすりをかけ、抜出し方向が搬送方向
となるようにローラーノ・−スキルン(ローラーピッチ
70W11)に供轡し、1200℃、1時間で焼成した
。このよつ艷し、て完全に磁器化されたタイルを100
0枚生産したが、歪、反りなどKよる製品不良率は僅か
に0.8%であった。
こ)LK対して、抜出方向と直角の方向を搬送方向とし
てローラーハースキル、ンに入れ焼成したものは、製品
の側辺に変形が多く起り、不良率は23チに達した。ま
た、圧延ローラーにかける際、真空土練機の抹出し方向
と直角にして圧延したものは、結晶の配向が不均一に乱
れた、方向性のない組織構造となり、大反焼物の曲げ強
度は何れの方向も26kl?/cIIとなり、これらを
ローラーハースキルンで焼成したものは部分的な歪や変
形が現れ、かつ亀裂の発生も見られ、その製品不良率は
28−に達した。さらに比較のために1通常行われてい
る粉末成形法により上記と同じ寸法の生地を成形し、ロ
ーラーハースキルンで同様に焼成したところ、歪、変形
による製品不良率は35−以上に達し、工業的に著しく
不利なものであった。
以上、本発明によれば、板状生地の抜出し、圧延および
焼成を特定方向で行なうととKより、工業生産において
著しく不良率が少なく、かつ平面精度の高い大形の薄い
板状陶磁器を効率よく製造することができる。
代理人 弁理士  川 北 武 長

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)真空土練機から円曲線を有する形状に抜出された
    生地を開いて得た板状生地を圧延ローラーを用いて抜出
    しと同一方向に圧延した後、乾燥し、前記抜出し方向が
    搬送方向となるようにローラーノ・−スキルンで焼成す
    ることを%黴とする陶磁器板の製造方法。
JP17452881A 1981-11-02 1981-11-02 陶磁器板の製造方法 Granted JPS5876208A (ja)

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JPH0160403B2 JPH0160403B2 (ja) 1989-12-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61270251A (ja) * 1985-05-22 1986-11-29 株式会社クレー・バーン・セラミックス 坏土組成物並びにその特性を利用したセラミツクス

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JP2008308354A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Shoichi Miyasaka 磁器タイル及びその製造方法
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JPS61270251A (ja) * 1985-05-22 1986-11-29 株式会社クレー・バーン・セラミックス 坏土組成物並びにその特性を利用したセラミツクス
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