JPS5875720A - 直流遮断装置 - Google Patents

直流遮断装置

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Publication number
JPS5875720A
JPS5875720A JP56172729A JP17272981A JPS5875720A JP S5875720 A JPS5875720 A JP S5875720A JP 56172729 A JP56172729 A JP 56172729A JP 17272981 A JP17272981 A JP 17272981A JP S5875720 A JPS5875720 A JP S5875720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
charging
time
current
msec
Prior art date
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Pending
Application number
JP56172729A
Other languages
English (en)
Inventor
有松 啓治
清 斉藤
徳山 俊二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP56172729A priority Critical patent/JPS5875720A/ja
Publication of JPS5875720A publication Critical patent/JPS5875720A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は゛高電圧直流遮断装置に係シ、4!に逆電流挿
入方式によシミ流を遮断する直流遮断装置に関する。
交流遮断装置では、遮断時には接点を開き、接点の間に
発生するアークを電流零点で遮断する。
しかし、直流遮断装置においては、遮断すべき直流に自
然電流零点がないため、これを遮断するには種々の工夫
が欧されている。
このような工夫の中で、逆電流゛挿メ方式と呼ばれてい
る直流遮断装置がある。この装置では、直流送電線に設
置されている遮断部に、トリガギャップ等を介してコン
デンサが並列に接続されている。このコンデンサには、
コンデンサの一端と中性点を接続する充電用抵抗を通し
て常時電荷が充填されている。直流遮断時には、コンデ
ンサの電荷をトリガギャップを介して遮断部側に放電し
、この遮断部側の直流送電線に高周波電流を重畳させて
流し、人口的に直流電流に電流零点を発生させ、この零
点時に遮断する。なお、この従来例は実施例の回路図と
同様であるため、各部品の接続関係は第1図を参照され
たい。
このような逆電流挿入方式は遮断原理が簡単で、且つ所
定の性能を達成する見通しが容易にたてられるという特
徴がある。しかし、直流送電系統では線路に地絡事故が
発生すると、系統の電圧が降下するため、前記したコン
デンサの電荷はこの事故のため放電され、その時遮断部
が開極して、トリガギャップが動作しても、遮断部側の
直流電流に電流零点を発生されるに十分な振幅を持った
高周波電流は発生しない。これを防止するため、充電用
抵抗の抵抗値を大きくし、コンデンサと充電用抵抗によ
って決まる放電時定数を長くする方法がある。しかし、
この方法で放電時定数をあ″!1シ長くすると、直流電
流遮断後、コンデンサに再充電する時間が長くなつ、高
速度再閉路を行なうことができなくなる欠点が生じる。
本発明の目的は、上記の欠点を解消し、送電線の地絡事
故時にも確実に直流電流を遮断でき、且つ高速度再閉路
を行なうことができる直流遮断装置を提供することにあ
る。
本発明は、充電用抵抗の抵抗値を適切な値に選定するこ
とによシ、コンデンサの充放電の時定数を25〜200
m秒となるようにして上記目的を達成するものである。
以下本発明の直流遮断装置の一実施例を図面によシ説明
する。
第1図は逆電流挿入方式と呼ばれている本実施例の直流
遮断装置の回路図である。遮断部1は直流送電線路72
に接続されており、この遮断部1と並列に非線形抵抗3
が接続されている。また、この遮断部1と並列にコンデ
ンサ4、リアクトル5及びトリガギャップ6の直列回路
が接続されている。更に、コンデンサ4とリアクトル5
の接続点は充電用抵抗7の一端に接続され、この充電用
抵抗7の他端は中性線(大地)8に接続されている。
なお、この充電用抵抗7の一端はりアクドル5とトリガ
ギャップ6の接続点に接続されても良い。
また、前記トリガギャップ6は電気的投入機能と分離機
能を有している。
遮断部1は通常開じており、直流電流が流れている。遮
断指令によ#)遮断部1が開極した後、トリガギヤツブ
6を放電させて、コンデンサ4に充電されていた電荷を
遮断部l側に流す。すると、遮断部1側には、直流型類
■。に重畳して高周波電流I。が流れ、電流零点を作る
。遮断部lは、この電流零点でアークを消して電流を遮
断する。
遮断部1の電流遮断後は、直流電流I0は非線形抵抗3
に転流して減衰消滅し、直流電流■。の遮断が完了した
ことになる。
第2図は第1図で示した直流遮断装置の動作、を示すも
のである。図中符号9は遮断部1の接触子が接触してい
る状態を示し、符号10は開離している状態を示してい
る。また、符号11は時間軸であシ、時点t。で事故が
発生し、tlで遮断し。
t2で再投入し、tsで再遮断を示している。
コンデンサ4に充電された電荷は、時点t。で放電が始
まシ、放電の途中t1でトリガギャップ6を動作させ高
周波電流を発生させて直流電流を遮断する。直流電流遮
断により電源側の電圧は元の系統電圧まで回復し、コン
デンサ4は再び系統電圧によシ充電される。しかし、時
点t、で遮断部1が遮断動作するためには、それまでに
、遮断に必要な高周波電流を発生させるに十分なレベル
まで、コンデンサ4の充電を終了していなければならな
い。
そこで、本実施例の直流遮断装置では、充電用抵抗7の
抵抗値は、コンデンサ4と充電用抵抗7によって決まる
充放電の時定数を25m秒から200m秒になるように
設定されている。
ここで、時点toとt、との間を60m秒・、時点t1
 とt2の間を150m秒、時点t2と13の間を30
m秒−とじ、充放電の時定数を105m秒とする。する
と1時点1.でのコンデンサ4の電圧は −60/ 105 =: O,s 7 時点t3でのコンデンサ4の電圧は (1−e     )Xe    =0.57となシ、
遮断動作時に、等しい充電電圧でコンデンサ4を動作さ
せるごとができる。
コンデンサ4を電源として遮断部1に流す高周波電流工
。の振幅は、コンデンサ4の静電容量と充電電圧に依存
する。従って1時点tX と時点t2におけるコンデン
サ、4の充電電圧を等しくすることかコンデンサ4の利
用効率を最も高くすることとなる。
時点t。と時点t、との間は、系統条件及び系統の運用
の方法により変化するが、いずれの場合でも、上記した
充放電時定数の範囲内で、最も適切な時定数が得られる
ように充電用抵抗7の抵抗値を設定すれば良い。
ところで、従来例の所で述べたように、直流遮断装置を
実際の直流送電系統に適用すると、送電線の地絡事故時
に系統の電圧が一時的に低下するため、コンデンサ4に
充電された電荷は放電する。
こうした時に、遮断部lを開極してトリガギャップ6を
動作させても、■。に重畳して電流零点を作り得る程の
高周波電流1.は流れない。そこで充電用抵抗7の抵抗
値を大きくして、コンデンサ4の放電を抑制することも
可能となるが、この場゛合は直流電流遮断後のコレ“デ
/す4に再充電するための時間が長くなシ高速度再投入
を行なうことができなくなる。ところでコンデンサ4の
放電を抑制するにはコンデンサ4の容量を大きくしても
且つ高価格となるため好ましくない。
そこでJ゛前述たように本実施例の直流遮断装置では、
コンデンサ4の充放電の時定数を25m秒〜200m秒
となるように設定して、地絡時にコンデンサ4の電圧か
あ−1)下がらず、且つ、コンデンサ4が充電される時
間が適−当となっているため、コンデンサ4の容量を不
必要に大きくすることなく、地絡事故時にも、確実に直
流電流を遮断でき、且つ高速度再閉路を行なうこともで
きる。
次にこのような観点からコンデンサ4の充放電の時定数
の設定例を挙げる。
時点1o−1,の間の時間は、リレ一時間及びアーク時
間が長くなった場合に、70m秒程変死なることも想定
できる。時点12〜t、は、交流系統の場合(超高用以
下)では300m秒程度変死るため、この値を採用する
と、充放電の時定数は185m秒程度変死当となる。
また、時点io’++I、を40m秒1時点1.〜t2
を150m秒とすると、充放電時定数は75m秒程変死
適当となる。しかし、系統条件によっては、地絡後、直
流遮断器の端子電圧が零まで低下するのにある程度時間
がかかる場合があるため、適切なコンデンサ4の充放電
の時定数はこれよシ短くなる。従って、想定される系統
では、充放電の時定数は25〜200m秒程度の範囲変
死から適切なものが選択されれば良い。
本実施例によれば、コンデンサ4の容量を大きくするこ
となく、充放電時定数が25〜200m秒内になるよう
に、充電用抵抗7の値を設定することによシ、直流送電
線路地絡時に、直流電流を確実に遮断し得る効果があり
、且つ高速度再投入を行ない得る効果もある。
以上記述した如く本発明の直流遮断装置によれば、送電
線の地絡事故時にも確実に直流電流を遮断でき、且つ高
速度再閉路を行なうことができる効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の直流遮断装置の一実施例を示す回路図
、第2図は本実施例の直流遮断装置の動作状態を示す線
図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、直流送電線路に設けられた遮断部が開極した時K、
    直流送電線路の直流に重畳して高周波電流を流すための
    電源となるコンデンサを、この遮断部に並列に接続し、
    コンデンサを充電するための充電用抵抗をコンデンサと
    中性線との間に接続した直流遮断装置において、直流送
    電線路地絡時にコンデンサの端子電圧が前記電源となる
    ための十分な電圧を維持し、且つ、再充電に時間が長く
    かから彦いようにするため、コンデンサの容量と充電用
    抵抗の抵抗値とによって決まる充放電時定数を25m秒
    から200m秒の範囲内に入るような充電用抵抗値を選
    択したことを特徴とする直流遮断装置。
JP56172729A 1981-10-30 1981-10-30 直流遮断装置 Pending JPS5875720A (ja)

Priority Applications (1)

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JP56172729A JPS5875720A (ja) 1981-10-30 1981-10-30 直流遮断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56172729A JPS5875720A (ja) 1981-10-30 1981-10-30 直流遮断装置

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Publication Number Publication Date
JPS5875720A true JPS5875720A (ja) 1983-05-07

Family

ID=15947238

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56172729A Pending JPS5875720A (ja) 1981-10-30 1981-10-30 直流遮断装置

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