JPH028532B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH028532B2 JPH028532B2 JP58045727A JP4572783A JPH028532B2 JP H028532 B2 JPH028532 B2 JP H028532B2 JP 58045727 A JP58045727 A JP 58045727A JP 4572783 A JP4572783 A JP 4572783A JP H028532 B2 JPH028532 B2 JP H028532B2
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- Japan
- Prior art keywords
- power
- load
- power supply
- inrush current
- charge
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 8
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(a) 発明の技術分野
本発明は電子機器の電源装置に係り、特に電源
電流の定常時に不意に起る電流断続に基づいた突
入電流防止回路に関するものである。
電流の定常時に不意に起る電流断続に基づいた突
入電流防止回路に関するものである。
(b) 技術の背景
一般に装置内の各部にはこれらを冷却するため
に複数のフアンが備えつけられており、電源スイ
ツチ投入時ごとに大きな突入電流が流れて装置の
寿命を縮める原因を作つている。そこでこの電源
投入時における突入電流抑制回路として各種のも
のが考えられて来ている。
に複数のフアンが備えつけられており、電源スイ
ツチ投入時ごとに大きな突入電流が流れて装置の
寿命を縮める原因を作つている。そこでこの電源
投入時における突入電流抑制回路として各種のも
のが考えられて来ている。
(c) 従来技術と問題点
第１図は従来の上記突入電流防止装置付電源回
路である。
路である。
同図において、今電源スイツチSW1を時刻t1に
おいて、第２図ａに示したように投入（オン）す
れば、まず交流リレー２が動作し、該リレー２の
接点rl1-1，rl1-2が時刻t1において第２図ｂに示し
たように閉じる（オンとなる）。なお、１は電源
を示す。
おいて、第２図ａに示したように投入（オン）す
れば、まず交流リレー２が動作し、該リレー２の
接点rl1-1，rl1-2が時刻t1において第２図ｂに示し
たように閉じる（オンとなる）。なお、１は電源
を示す。
一方、交流電力は整流器４によつて直流に変換
された後、Ｒ・Ｃの直列回路を流れるのである
が、電荷蓄積手段としての容量Ｃの両端の電圧Ｖ
は第２図ｃに示したように徐々に上昇して行く。
された後、Ｒ・Ｃの直列回路を流れるのである
が、電荷蓄積手段としての容量Ｃの両端の電圧Ｖ
は第２図ｃに示したように徐々に上昇して行く。
当該容量Ｃ両端の電圧Ｖが時刻t2において所定
の値V1に達し、直流リレー５が動作を開始して
第１のスイツチ手段としての接点rl2が閉じる
〔第２図ｄに示したようにオンとなる〕までには
第２図ｄに示したＪ＝Ｃ・Ｒで決まる時間がかか
る。
の値V1に達し、直流リレー５が動作を開始して
第１のスイツチ手段としての接点rl2が閉じる
〔第２図ｄに示したようにオンとなる〕までには
第２図ｄに示したＪ＝Ｃ・Ｒで決まる時間がかか
る。
もし保護用抵抗R0がなければ、このt1〜t2なる
時間に第２図ｆ中でイと示したような大きな突入
電流が流れるのであるが、接点rl2が開いて抵抗
R0が負荷３に対して直列に接続されるために該
電流の値は第２図ｆ中に示したI1なる値に止めら
れる。このゆえに上記抵抗R0とそれに並列な接
点rl2の組は突入電流制限手段として働く。
時間に第２図ｆ中でイと示したような大きな突入
電流が流れるのであるが、接点rl2が開いて抵抗
R0が負荷３に対して直列に接続されるために該
電流の値は第２図ｆ中に示したI1なる値に止めら
れる。このゆえに上記抵抗R0とそれに並列な接
点rl2の組は突入電流制限手段として働く。
しかるにこのような回路においても、もし電源
１が負荷としての変圧器３に電力を供給している
最中のt3なる時刻において突然電力の供給が停止
した後、わずかの時間を置いたt4なる時刻におい
て再び電力供給が行なわれた場合においては、こ
の電力供給の切断を検出する手段としてのリレー
２が動作して接点rl1-1とrl1-2とが開いてもリレ
ー５はそれに応動せず第２のスイツチ手段として
の接点rl2は閉じたままであるので、このためにt4
において第２図ｆのロとして示したような大きな
突入電流が生じてしまう。そしてこの電力供給の
停止および再供給が繰返されるようなことが起れ
ば、リレー２の接点rl1-1，rl1-2は焼け、その結
果電子機器は動作しなくなつてしまうという欠点
があつた。
１が負荷としての変圧器３に電力を供給している
最中のt3なる時刻において突然電力の供給が停止
した後、わずかの時間を置いたt4なる時刻におい
て再び電力供給が行なわれた場合においては、こ
の電力供給の切断を検出する手段としてのリレー
２が動作して接点rl1-1とrl1-2とが開いてもリレ
ー５はそれに応動せず第２のスイツチ手段として
の接点rl2は閉じたままであるので、このためにt4
において第２図ｆのロとして示したような大きな
突入電流が生じてしまう。そしてこの電力供給の
停止および再供給が繰返されるようなことが起れ
ば、リレー２の接点rl1-1，rl1-2は焼け、その結
果電子機器は動作しなくなつてしまうという欠点
があつた。
ちなみに、このような電力供給の停止ならびに
再供給の繰返しは、電送線の半切断等の障害によ
つてもたらされるものである。
再供給の繰返しは、電送線の半切断等の障害によ
つてもたらされるものである。
(d) 発明の目的
本発明は上記従来の欠点に鑑みてなされたもの
で、わずかな回路の変更で上記の電源電流の定常
時に不意におこる電流断続に基づいた突入電流を
抑制できる電源回路を提供することを目的とす
る。
で、わずかな回路の変更で上記の電源電流の定常
時に不意におこる電流断続に基づいた突入電流を
抑制できる電源回路を提供することを目的とす
る。
(e) 発明の構成
そしてこの目的は本発明によれば電源と、該電
源から電力が供給される負荷と、上記電源と負荷
との間に設けられた突入電流制限手段とを有し、
該突入電流制限手段は電源に対して上記負荷と直
列に接続された保護用抵抗と、該保護用抵抗の両
端を短絡する第１のスイツチ手段と、負荷に対す
る電力の供給によつて電荷が蓄積され、かつその
両端電圧に応じて前記第１のスイツチ手段の開閉
動作を制御する電荷蓄積手段を備えた回路構成に
おいて、前記負荷に対する電力供給の切断を検出
する手段と、上記電荷蓄積手段の蓄積電荷を放電
せしめる第２のスイツチ手段とを備え、上記検出
手段により電力の切断を検出した時に上記第２の
スイツチ手段を動作させることにより、電荷蓄積
手段に蓄積された電荷を放電せしめるようにした
ことを特徴とする電源装置の突入電流防止回路に
よつて達成される。
源から電力が供給される負荷と、上記電源と負荷
との間に設けられた突入電流制限手段とを有し、
該突入電流制限手段は電源に対して上記負荷と直
列に接続された保護用抵抗と、該保護用抵抗の両
端を短絡する第１のスイツチ手段と、負荷に対す
る電力の供給によつて電荷が蓄積され、かつその
両端電圧に応じて前記第１のスイツチ手段の開閉
動作を制御する電荷蓄積手段を備えた回路構成に
おいて、前記負荷に対する電力供給の切断を検出
する手段と、上記電荷蓄積手段の蓄積電荷を放電
せしめる第２のスイツチ手段とを備え、上記検出
手段により電力の切断を検出した時に上記第２の
スイツチ手段を動作させることにより、電荷蓄積
手段に蓄積された電荷を放電せしめるようにした
ことを特徴とする電源装置の突入電流防止回路に
よつて達成される。
(f) 発明の実施例
以下、本発明の実施例を図面を用いて詳述す
る。
る。
第３図は本発明による電源装置の突入電流防止
回路を示す図である。
回路を示す図である。
今電源１からの電力供給が、第４図ａに見られ
るように時刻ｔ＝t1において行なわれた（オンと
なつた）とすると、まず電力供給の切断の検出手
段としてのリレー２が動作し、その接点rl1-1，
rl1-2は第４図ｂに見られるように閉じられる
（オンとなる）。
るように時刻ｔ＝t1において行なわれた（オンと
なつた）とすると、まず電力供給の切断の検出手
段としてのリレー２が動作し、その接点rl1-1，
rl1-2は第４図ｂに見られるように閉じられる
（オンとなる）。
こうなると整流器４は上記交流を整流した結果
の直流電流をRC直列回路に流す。この場合電荷
蓄積手段としての容量Ｃを放電せしめる接点
rl1-3は接点rl1-1，rl1-2と逆の動作を行なうもの
で、このために、該接点rl1-3は第４図ｃに示す
ように開き（オフとなり）、したがつて容量Ｃ両
端の電圧Ｖは第４図ｄに見られるように徐々に上
昇して行き、時刻ｔ＝t2において所定の値V1とな
る。
の直流電流をRC直列回路に流す。この場合電荷
蓄積手段としての容量Ｃを放電せしめる接点
rl1-3は接点rl1-1，rl1-2と逆の動作を行なうもの
で、このために、該接点rl1-3は第４図ｃに示す
ように開き（オフとなり）、したがつて容量Ｃ両
端の電圧Ｖは第４図ｄに見られるように徐々に上
昇して行き、時刻ｔ＝t2において所定の値V1とな
る。
すると今まで開いていたリレー５の接点rl2は
第４図ｅに示したように閉じ（オンとなり）、今
まで第４図ｆ中のI1しか流れなかつた電流は第４
図ｆに示したように所定の値I2になるのである
が、この場合保護用抵抗R0の効果によつて大き
な突入電流は抑制されることは従来の回路の場合
と変わらない。
第４図ｅに示したように閉じ（オンとなり）、今
まで第４図ｆ中のI1しか流れなかつた電流は第４
図ｆに示したように所定の値I2になるのである
が、この場合保護用抵抗R0の効果によつて大き
な突入電流は抑制されることは従来の回路の場合
と変わらない。
しかし今電源１からの電力供給が時刻ｔ＝t3に
おいて断たれたとすると、この電力の切断を検出
する手段としてのリレー２が直ちに動作して接点
rl1-1およびrl1-2を開くのであるが、この場合こ
れと連動して開閉する第２のスイツチ手段として
の接点rl1-3は閉じる。
おいて断たれたとすると、この電力の切断を検出
する手段としてのリレー２が直ちに動作して接点
rl1-1およびrl1-2を開くのであるが、この場合こ
れと連動して開閉する第２のスイツチ手段として
の接点rl1-3は閉じる。
こうなると小さな値の抵抗R1を介して電荷蓄
積手段すなわち容量Ｃに蓄積されていた電荷は直
ちに放電されるので、リレー５は直ちに動作し、
その接点、すなわち第１のスイツチ手段rl2は開
いて保護用抵抗R0が負荷に対して直列に挿入さ
れることになる。
積手段すなわち容量Ｃに蓄積されていた電荷は直
ちに放電されるので、リレー５は直ちに動作し、
その接点、すなわち第１のスイツチ手段rl2は開
いて保護用抵抗R0が負荷に対して直列に挿入さ
れることになる。
そしてこの状態は電力供給が再開された時刻ｔ
＝t4においても持続されるばかりでなく、時刻ｔ
＝t4から時間がＪ＝Ｃ・Ｒだけ経過する間、上記
容量Ｃ両端の電圧ＶはV1以下のために、リレー
５の動作によつて操作される第１のスイツチ手段
すなわち接点rl2は時刻t3〜t4の間、開いている。
そのために負荷には保護用抵抗R0の効果によつ
て、第４図ｆ中でロとして示したような突入電流
が流れることはなく、わずかな電流I1が流れるだ
けである。したがつてこの電源回路は電力供給ラ
インの断続ごとに生じる過電流すなわち突入電流
に基づいた故障を生じることはなくなる。
＝t4においても持続されるばかりでなく、時刻ｔ
＝t4から時間がＪ＝Ｃ・Ｒだけ経過する間、上記
容量Ｃ両端の電圧ＶはV1以下のために、リレー
５の動作によつて操作される第１のスイツチ手段
すなわち接点rl2は時刻t3〜t4の間、開いている。
そのために負荷には保護用抵抗R0の効果によつ
て、第４図ｆ中でロとして示したような突入電流
が流れることはなく、わずかな電流I1が流れるだ
けである。したがつてこの電源回路は電力供給ラ
インの断続ごとに生じる過電流すなわち突入電流
に基づいた故障を生じることはなくなる。
(g) 発明の効果
以上、詳細に説明したように、本発明に係る電
源装置の突入電流防止回路は、回路の簡単な変更
によつて装置の故障の原因となる電流定常時の不
意の断続に基づいた突入電流を容易に抑制し得る
ものであり、そのために装置の信頼性を著しく高
める上において多大の効果を奏する。
源装置の突入電流防止回路は、回路の簡単な変更
によつて装置の故障の原因となる電流定常時の不
意の断続に基づいた突入電流を容易に抑制し得る
ものであり、そのために装置の信頼性を著しく高
める上において多大の効果を奏する。
第１図は従来の電源装置の突入電流防止回路を
示す図、第２図は上記第１図の動作を示すタイミ
ングダイヤグラム、第３図は本発明に係る突入電
流防止回路を示す図、そして第４図は上記第３図
の動作を示す図である。 図において、１は電源、２および５はリレー、
３は変圧器、４は整流器をそれぞれ示す。
示す図、第２図は上記第１図の動作を示すタイミ
ングダイヤグラム、第３図は本発明に係る突入電
流防止回路を示す図、そして第４図は上記第３図
の動作を示す図である。 図において、１は電源、２および５はリレー、
３は変圧器、４は整流器をそれぞれ示す。
Claims (1)
- １ 電源と、該電源から電力が供給される負荷
と、上記電源と負荷との間に設けられた突入電流
制限手段とを有し、該突入電流制限手段は電源に
対して上記負荷と直列に接続された保護用抵抗
と、該保護用抵抗の両端を短絡する第１のスイツ
チ手段と、負荷に対する電力の供給によつて電荷
が蓄積され、かつその両端電圧に応じて前記第１
のスイツチ手段の開閉動作を制御する電荷蓄積手
段を備えた回路構成において、前記負荷に対する
電力供給の切断を検出する手段と、上記電荷蓄積
手段の蓄積電荷を放電せしめる第２のスイツチ手
段とを備え、上記検出手段により電力の切断を検
出した時に上記第２のスイツチ手段を動作させる
ことにより、電荷蓄積手段に蓄積された電荷を放
電せしめるようにしたことを特徴とする電源装置
の突入電流防止回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58045727A JPS59172930A (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | 電源装置の突入電流防止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58045727A JPS59172930A (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | 電源装置の突入電流防止回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59172930A JPS59172930A (ja) | 1984-09-29 |
| JPH028532B2 true JPH028532B2 (ja) | 1990-02-26 |
Family
ID=12727350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58045727A Granted JPS59172930A (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | 電源装置の突入電流防止回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59172930A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3614057A1 (de) * | 1986-04-25 | 1987-10-29 | Heidelberger Druckmasch Ag | Verfahren und schaltungsanordnung zum anschalten einer mit einer remanenz behafteten induktivitaet |
| JPH0270226A (ja) * | 1988-09-01 | 1990-03-09 | Fukushima Nippon Denki Kk | 突入電流防止回路 |
| JPH02307326A (ja) * | 1989-05-19 | 1990-12-20 | Japan Servo Co Ltd | 電源装置の突入電流防止回路 |
| JPH04121347U (ja) * | 1991-04-17 | 1992-10-29 | ボデイソニツク株式会社 | パワーデイストリビユータの制御装置 |
| JPH0522853A (ja) * | 1991-07-12 | 1993-01-29 | Fujitsu Denso Ltd | 突入電流防止回路 |
-
1983
- 1983-03-17 JP JP58045727A patent/JPS59172930A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59172930A (ja) | 1984-09-29 |
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