JPS5838420A - 直流しや断器 - Google Patents

直流しや断器

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JPS5838420A
JPS5838420A JP13640881A JP13640881A JPS5838420A JP S5838420 A JPS5838420 A JP S5838420A JP 13640881 A JP13640881 A JP 13640881A JP 13640881 A JP13640881 A JP 13640881A JP S5838420 A JPS5838420 A JP S5838420A
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JP
Japan
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current
commutation
breaker
cutoff
capacitor
Prior art date
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Pending
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JP13640881A
Other languages
English (en)
Inventor
悟 柳父
徹 玉川
英治 金子
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はしゃ断部点に並列に転流回路を有する直流しゃ
断器に係わシ、特にそのしゃ断性能の向上に関するもの
である。
一般に、直流しゃ断には種々の方法があるが、直流電流
には零点がないのでしゃ断を行なう為には何らかの方法
で電流の零点をつくってやる必要がある。かかる方法の
ひとつとして、しゃ断部に並列にコンデンサ等から構成
される転流回路を接続し、この転流回路の動作によシ直
流電流に高周波の交流電流を重畳して強制的に電流零点
を作シしゃ断するようにしたものがある。
第1図は、かかる方法を採用した直流しゃ断器の構成例
を示すものである。以下、かかる直流しゃ断器の基本的
原理について図面を用いて説明する。図において、しゃ
断すべき直流の系統はブッシング19.20に接続され
ている。
またしゃ断部は、たとえば真空しゃ断器1,2゜3を図
示の如く3点直列に接続している。転流電流源は電荷蓄
積用コンデンサ16であシ、これは、パルス変圧器14
を通してしゃ断部に並列に接続されている。一方、電流
コンデンサ13は電荷蓄積用コンデンサ16からパルス
変圧器14を通して、トリガギャツfirを点弧するこ
とにより流れる転流電流24の電流値や周波数の調整を
するとともに、しゃ断後の直流に対するブロッキングに
も用いられる。しゃ断器用分圧コンデンサ5,6.7お
よびしゃ断器用分圧抵抗器8,9.10は、3点あるし
ゃ断器1゜2.3に均等に電圧を分担させるための分圧
素子である。さらに、エネルギー吸収装置11゜12は
しゃ断後に各点に現われる過大電圧から、各機器を保繰
するものである。かかる構成において、直流しゃ断はこ
れらの機器を用いて次のような過程で行なわれる。
まず、しゃ断器1,2.3を開極する。(しゃ断電流は
直流であるので、このままではしゃ断しない。)次に、
トリガギヤラグ17を点弧することにより、上述の原理
に従ってしゃ断電流21に転流電流を重畳させ、しゃ断
器1,2゜3に強制的に電流零を作る。この電流零時点
において、しゃ断器1 + 2 、J内のアークが消弧
されてしゃ断が行なわれる。
第2図は、このしゃ断電流21と、転流電流24の関係
を示したものである。図において、実線は定格のしゃ断
電流の場合、破線は定格の50チの電流値の場合を夫々
示している。転流開始25からしゃ断時点26までのし
ゃ断される電流の変化具合は転流電流24の波形で決定
され、さらにこれは転流回路のコンデンサや浮遊インダ
クタンス等のインビタンスで決定される。直流しゃ断器
に限らず、しゃ断器のしゃ断性能は電流零近傍の現象、
なかでも電流変化率に依るところが大きいことはよく知
られた事実である。そして、この第2図に示した方式の
場合電流零付近のa +/a tは、転流電流の波形の
電流変化27に関係しておシ、第2図の実線のように定
格のしゃ断電流に対しては、電流変化等が小さくなった
ところで電流零点がくるように設定しているのが従来の
方式でおる。一方、通常直流送電は変換装置によって電
流値が一定に制御され、また大きな直流リアクトルが線
路に挿入されているので、しゃ断電流は定格値と比べて
あまり変化がないようになっている。そのため、通常の
しゃ断に関しては不都合は生じず、転流電流も変えろい
Qが普通である。
しかし乍ら、直流送電系統において特に限られた条件、
例えば送電開始直後の電流増加中にしゃ断を行なわなけ
ればならないような条件のときには、例えば第2図にお
ける定格の50%18の条件のように、転流電流の電流
変化が大きい時に30にしゃ断電流が零点29に達して
しまうので、定格しゃ断に比べてしゃ断時のdi/dt
が過大となシしゃ断不能となる可能性がある。
本発明は上記のような事情に鑑みて成されたもので、そ
の目的はしゃ断電流の大小に応じて転流回路の転流経路
を自動的に変更して当該しゃ断電流に見合った転流電流
をしゃ断部に供給5− することによシ、あらゆるしゃ新条件に合わせて確実な
しゃ断を行なうことができる信頼性の高い直流しゃ断器
を提供することにおる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。第3図は、本発明による直流しゃ断器における転流
回路の特に電荷蓄積用コンデンサの構成例を示したもの
である。つまり、本回路は電荷蓄積用コンデンサ16を
複数のブロックに分けてこれらを直列に接続し、その各
々からサイリスタ45を通してトリガギヤラグ17に接
続し、端子31.32から図示しない・9ルストランス
に接続するようにしたものである。
かかる構成においては、直流送電経路の電流を電流検出
装置34で検出し、これからの出力信号35を比較装置
41で基準信号36と比較して、しゃ断電流の小さい場
合はコンデンサ16の接続数の小さい側のサイリスタ4
5にダート信号42を与え、またしゃ断電流の大きい場
合は接続数の多い側のサイリスタ45にダート信6− 号44を与える。しゃ断時には、このダート信号が適切
に選ばれた後に、トリガギャップ17を点弧し、そのし
ゃ断電流に見合った転流電流をしゃ断器しゃ断部に供給
することができる。
このように、しゃ断電流が大きいときは大部分のコンデ
ンサ16を使用し、しゃ断電流が小さいときは少数のコ
ンデンサ16を使用する本方式では、上述したようにコ
ンデンサの大小によって転流電流のピーク値が変化する
のみでなく周波数おも変えることができる。すなわち、
少数のコンデンサのみを用いた場合の方がコンデンサの
静電容量は端子31.32から見ると大きくなっている
のと等価であるため、転流電流の周波数が低下する。よ
って、しゃ断時26゜29のdi/dtがゆるやかにな
シしゃ断電流の零点で確実にしゃ断することができる。
なお、第3図でサイリスタ45を逆並列に接続している
のは、仮に転流電流の第1半波でしゃ断できないときに
も、次の半波を供給してその第2周波の電流零でしゃ断
を行なわせるためである。
第4図は(、)は、その実施例構成を示すものである。
本実施例においても、転流用の電荷蓄積用コンデンv1
6を複数に分割する。そして、この分割したコンデンサ
16の各部からおのおの3つずつのサイリスタ46.4
&、49;hるいは50,52.53を端子32に図示
の如く接続し、そのうちひとつずつの、サイリスク46
あるいは51と直列に放電抵抗47あるいは51を接続
して構成する。
かかる構成の動作は以下のようである。まずサイリスタ
50,52.53が動作する場合について説明する。図
において、サイリスタ50,52.53の組で動作する
か、サイリスク46.48.49の組で動作するかはし
ゃ断電流値によって異なシ、シゃ断電流の小さい場合は
前者が動作し、大きい場合は後者が動作し、さらに大き
い場合は両方とも動作しない。
これらの制御は、後述するように図示しない電流検出装
置からの信号に従って、制御装置58によシそれぞれの
サイリスタにダート信号を送シ制御する。
転流によるしゃ断が必要となったときには、まず制御装
置58から第4図(b)に示すダート信号と転流電流の
時間関係に従ってダート信号54がサイリスタ50に加
えられ、(図中の54aの時点、以下図示のようにダー
ト信号は印加さレツツケる)予め充電されているコンデ
ンサ16の電荷の一部が抵抗51を通って放電される。
そして、このコンデンサ16と抵抗51によって決まる
放電時間の経過後、(図中の55&)ダート信号55を
サイリスク52.53に印加した後トリガギャップ17
を点弧し、(図で17hと示される)端子31.32か
ら転流電流23を供給してしゃ断を行なわせしめるもの
である。
また、サイリスタ46.48.49についてもその動作
は全く同様である。
上述から明らかなように、しゃ断電流が小さく転流電流
を小さくする必要のあるときにはサイリスタ50,52
.53の組を動作するようにすればよく、またこれよシ
大きいときにはサ9− イリスタ46.48.49の組を動作することで成され
、さらに大きい場合には、サイリスタの動作をすること
なく転流動作を行なえばよいことがわかる。
なお、サイリスタ52.53あるいはサイリスタ48.
49が逆並列に接続されているのは、転流しゃ断を行な
ったときに第1回目の電流零点でしゃ断失敗した場合、
もう半波転流を流し第2回目の電流零点を作らしめてし
ゃ断を完了するだめのものである。
よって、かかる構成をすることにょシ、シゃ断電流値に
見合わせた転流電流を供給し、確実なしゃ断を行ない得
る直流しゃ断器を得ることができる。
次に、本発明の第3の実施例について説明する。
第5図は、その実施例構成を示すものである。′本実施
例においては、電荷蓄積用コンデンサ16と直列に可変
リアクトル59を挿入し、このリアクトル59の値をサ
ー?モータ等を用いた制御装置#t60にょシ可変とし
、転流の電流の波形10− を変えるようにしたものである。すなわち、しゃ断電流
が大きいときにはりアクドル59の値を小さくして転流
電流のピーク値を大きくすることによシ、大きな電流を
しゃ断するのに十分な電流を供給するようにし、またし
ゃ断電流の小さなときには、リアクトル59の値を大き
くすることによυ転流電流のしゃ断時においても電流零
点におけるdi/dtを低く抑えることができ、確実な
しゃ断を行なうことができる。
第6図は具体的実施例で示すもので、特に電荷蓄積用コ
ンデンサ16に直列のりアクドル59の近傍を説明した
ものである。かかる例では、コイル59に設けられたし
ゆう動レール62上を操作機構65の動さが操作ロッド
64からしゅう動短絡子63に伝えられコイル59を部
分的に短絡することによ、D、IJアクドル59の値を
変更して上記動作を行なわせることができる。
尚、このようなコイルを短絡するもの以外に、何らかの
方法でインダクタンスを変えるように構成してもよい。
直流送電系統ではその大きな直流リアクトルのために電
流の変化が著しく抑えられるため、本発明のように条件
を変化するために時間が必要なものでも十分に信頼性の
ある動作を行なうことが可能である。
以上説明したように本発明によれば、しゃ断電流の大小
に見合った転流電流をしゃ断部に供給するようにしたの
で、あらゆるしゃ新条件に合わせて確実なしゃ断を行な
うことのできる極めて信頼性の高い直流しゃ断器が提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な直流しゃ断器を示す構成、第2図はし
ゃ断電流と転流電流の関係を示す説構成図である。 1.2.3・・・真空しゃ断器、4・・・断路器、56
.7・・・しゃ断器用分圧コンデンサ、8,9゜10・
・・しゃ断器用分圧抵抗器、11.12,15゜・・・
エネルギー吸収装置、13・・・転流コンデンサ、14
・・・パルス変圧器、16・・・電荷蓄積用コンデンサ
、17・・・トリガギャップ、18・・・定格の50チ
のしゃ断電流、19.20・・・ブッシング、2ノ・・
・主しゃ断電流、22・・・放電電流、24・・・転流
電流、25・・・転流開始、26・・・しゃ断時点、2
7・・・定格しゃ断時の転流電流の変化、28・・・定
格しゃ断時のしゃ断電流の変化、29・・・定格50%
しゃ断時のしゃ断時点、30・・・定格50チしゃ断時
のしゃ断時点における転流電流の変化、31.32,6
6.67・・・放電電流の端子、33・・・トリガギャ
ップスタート装置、34・・・電流検出装置、35・・
・電流検出装置の出力信号、36・・・基準信号、37
・・・充電電源、38・・・整流装置、39.40・・
・充電用断路器、41・・・比較装置、42,43,4
4,54,55,56゜57・・・ダート信号、45,
46.4B、49゜50.52,53・・・サイリスタ
、47.51・・・放電抵抗、58・・・ダート装置、
59・・・可変リアクトル、60・・・制御装置、61
・・・タンク、62・・・しゆう動レール、63・・・
しゆう動短絡子、13− 64・・・操作ロット、65・・・操作機構。 −1i’4−、− sS図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)シゃ断部に並列にコンデンサ等から成る転流回路
    を設け、しゃ断時に前記転流回路からしゃ断部に転流電
    流を重畳し電流零点を作って直流送電回路のしゃ断を行
    なう直流しゃ断器において、前記転流電流の電源として
    のコンデンサ等の転流経路をしゃ断電流値の大小に応じ
    て変更して、しゃ断電流に見合った転流電流を供給する
    ように構成したことを特徴とする直流しゃ断器。 (2、特許請求の範囲第(1)項記載において、コンデ
    ンサの一部を短絡したり、あるいは短絡をほどくように
    した直流しゃ断器。 (3)  特許請求の範囲第(1)項記載において、コ
    ンデンサと直列にインダクタンス等のインピーダンス成
    分を付加し、しゃ断電流値に比例して、このインピーダ
    ンスを増減するようにした直流しゃ断器。
JP13640881A 1981-08-31 1981-08-31 直流しや断器 Pending JPS5838420A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015166600A1 (ja) * 2014-05-01 2015-11-05 三菱電機株式会社 直流遮断装置
JP2015195116A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 株式会社東芝 直流遮断装置、直流遮断方法
WO2017150079A1 (ja) * 2016-03-02 2017-09-08 国立大学法人東京工業大学 直流遮断器

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