JPS587490B2 - トラクタ - Google Patents

トラクタ

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Publication number
JPS587490B2
JPS587490B2 JP4085675A JP4085675A JPS587490B2 JP S587490 B2 JPS587490 B2 JP S587490B2 JP 4085675 A JP4085675 A JP 4085675A JP 4085675 A JP4085675 A JP 4085675A JP S587490 B2 JPS587490 B2 JP S587490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
large diameter
rear axle
brake
diameter portion
Prior art date
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Expired
Application number
JP4085675A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51116504A (en
Inventor
信朝一成
川上伸二
尾村卓穂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP4085675A priority Critical patent/JPS587490B2/ja
Priority to US05/619,492 priority patent/US4003444A/en
Priority to FR7600412A priority patent/FR2302880A1/fr
Publication of JPS51116504A publication Critical patent/JPS51116504A/ja
Publication of JPS587490B2 publication Critical patent/JPS587490B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は農用トラクタ、取分けブレーキケース、後車軸
ケース、終減速ケース等の各ケース相互の構造に関し、
ブレーキケースと後車軸ケース、終車軸ケースと終減速
ケースとの間の固着部の強度の低下を防止し、かつ終減
速ケースの支持荷重を軽減し、更には材料を効果的に利
用できるようにしだものである。
トラクタのブレーキケース、後車軸ケース、終減速ケー
ス等は、従来鋳造物により構成されていたが、鋳造が非
常に煩雑であること、鋳造時に公害問題が発生すること
、更にはトラクタ自体の軽量化が要求されていること等
により、現在では一般に板金材を使用した所謂板金製に
変わりつつある。
従来の鋳造製のものであれば、ボルト締付座等を比較的
簡単に設けることができるので、各部をボルトにより堅
固に結合し、かつ取付面も十分広くすることが可能であ
ったが、板金構造とした場合は、各ケースは溶接等によ
り相互に固着されるだめ、その溶接部が脆化することと
、その部分に荷重が集中することとが相俟って、ケース
相互の結合部が非常に破損し易くなる。
しかし、各ケースを構成する板金材として板厚の犬なる
ものを使用することは、重量が嵩み、また非常に不経済
である。
更に集中荷重を受けやすい箇所に補強部材を入れること
は、製作工数の著しい増大を招く。
本発明は上記のような問題点を解消すべく提供されたも
のであって、その特徴とするところは、トラクタ機体の
両側にプレーキケースを介して後車軸ケース及び終減速
ケースを支持すると共に、これら各ケースを板金製とし
たトラクタにおいて、後車軸ケースの両端部を大径に構
成し、その内端大径部の外径と外端大径部の内径とを略
同一と1該内端大径部をブレーキケースの孔に内嵌固着
し、外端大径部を終減速ケース内に内嵌固着し、デフヨ
ーク軸を支承する板金製ベアリングケースを、前記後車
軸ケースの外端大径部内に嵌着した点にある。
以下、図示の実施例について本発明を詳述すると、第1
図において、1はトラクタ機体、2はその中央部両側に
装着されたステップ、3は作業機昇降用油圧装置で、ト
ラクタ機体1の後部に搭載されると共に、左右一対のリ
フトアーム4を有する。
5は運転席、6は後輪、Tはそのフェンダーである。
3は三点リンク機構を構成する一対のロアリンクで、ト
ラクタ機体1の後端下部に枢支軸9により上下揺動自在
に枢着され、また該ロアリンク8の中間部には、リアト
アーム4に連結されたリフトロツド10と、第2図に示
すチェックチェーンブラケット11に連結されたチェッ
クチェーン12とが夫々連結されている。
前記トラクタ機体1はミッションケース等により構成さ
れたものであって、その後部にデフ装置が内装されると
共に、該トラクタ機体1の後部両側には、デフ装置のデ
フヨーク軸13に外嵌する後車軸ケース14がプレーキ
ケース15及びブレーキ力バー16を介して装着されて
いる。
ブレーキカバー16は第2図に示すように板金製であっ
て、脹み部17とその中央に位置する孔18とを有する
後車軸ケース14は図例では板金材を円筒状に成形した
板金製であって、軸心方向両端部を大径に1その中間部
を小径にして、該小径部19に若干の撓みが発生するよ
うに構成し、更にその内端大径部20の外径Dと外端大
径部21の内径dとを同一(D=d)に構成してあり、
内端大径部20はブレーキ力バー16の孔18に内嵌し
溶接され、また外端大径部20は、終減速装置22を内
蔵する終減速ケース23を支持する。
終減速装置22をデフヨーク軸13の外端部に一体刻成
された小径ギヤ−24と、車軸25に該小径ギヤ−24
と常時咬合すべくスプライス嵌合された大径ギヤ−26
とを備え、また車軸25の外端に形成されたディスクフ
ランジ27には後輪6のホイールディスク28がボルト
結合される。
終減速ケース23は所定形状の板金材をプレス加工して
成る一対の内外分割ケース29A,29Bを備えた板金
製とし、その両者分割ケース29A,29Bを腹合わせ
状としてフランジ部30a,30bを互,いにボルト3
1とナット32とにより結合される。
内外分割ケース29A,29Bには、そのプレス成形時
にパーリング加工して成るバーリング部33a,33b
及び34a,34bが同一軸心上で内外対向するように
上下に夫々形成されると共に、その各パーリング部33
a,33b及び34a,34bに対応してペアリングケ
ース35a,35b及び36a,36bが設けられ、そ
の上側の一対のベアリングケース35a,35bはボー
ルベアリング37a,37bを介してデフヨーク軸13
の外端部を支持し、また下側の一対のベアリングケース
36a,36bはボールベアリング38a,38bを介
して車軸25の内端部を支承する。
バーリング部33aはこれに対向するバーリング部33
bよりも十分大径であって、このバーリング部33aに
前記後車軸ケース14の外端大径部21が内嵌して溶接
されている。
ベアリングケース35aは円板状の中央にベアリング保
持用円筒部39aを有するものであって、第2図仮想線
で示すようにブレーキカバー16の孔18を形成するだ
めの加工の際に、その中央部を切断除去した除去片によ
り構成され、前記後車軸ケース14の外端大径部21内
に内嵌し溶接されている。
40は盲蓋、41はオイルシール、42は補強板である
上記構成において、ブレーキカバー16及びベアリング
ケース35aの製造は次のような方法により行なえば良
い。
先ず所定板厚の板金材を用意し、第1の型抜き工程で、
中央に小径の孔を穿けると共に周縁部を切断する。
次の押抜き工程で、ベアリング保持用円筒部39aと脹
み部17とを成形する。
この両者の成形は同時であっても良いし、円筒部39a
を成形し、次に脹み部17を成形する2段成形法をとっ
ても良い。
そして最後に後車軸ケース14の内端大径部20の外径
Dに合わせて切断して孔18を形成し、その切断除去片
をベアリングケース35aとして利用する。
なおD>dの場合は、前記切断除去片を外端大径部21
の内径dに合わせて切断すれば良い。
またベアリングケース35aには、第3図に示すように
周方向に段部43aを設けても良い。
以上実施例に具体構成を示したように本発明では、後車
軸ケース14の両端部を大径し、その内外両端大径部2
0,21をプレーキケース16及び終減速ケース23に
内嵌固着する構造としているので、例えばその固着手段
として溶接を利用した場合でも、溶接部の断面系数が非
常に大となる。
また後車軸ケース14の中間部が小径であり、撓みやす
くなっているので、この撓みによってブレーキケース1
6と後車軸ケース14、後車軸ケース14と終減速ケー
ス23との溶接部に対する集中荷重を吸収し軽減でき、
従って前述の如く断面系数が大であることと、この撓み
があることとにより、前記各溶接部の強度を著しく増大
させることができ、しかも別に板厚を大にしたり、特別
な補強板を設けたりするものではないので、軽量でかつ
経済的である。
デフヨーク軸13を支承するベアリングケース35aは
、後車軸ケース14の外端大径部21内に嵌着している
ので、ボールベアリング37aにかかる荷重を前記後車
軸ケース14で支持する形態となり、従って終減速ケー
ス23への影響が少ないので、この終減速ケース23を
薄い板金材により構成できると共に、後車軸ケース14
と終減速ケース23との間の溶接部も簡単なものにする
ことができる。
またベアリングケース35aは後車軸ケース14に内嵌
する構造であるから、両者の隅肉溶接は非常に確実なも
のとなる。
更に、後車軸ケース14は内端大径部20の外径Dと外
端大径部21の内径dとを略同一としているので、ブレ
ーキケース16に孔18を穿設した際の切断除去片をベ
アリングケース35aとして利用することが可能となり
、材料を有効に利用できる。
またブレーキケース16の成形時に、図例の如く除去部
分をベアリングケース35aに合わせて成形しておき、
最後に切断する方法をとれば、ブレーキケース16とベ
アリングケース35aとを同時に製造でき、加工工数を
大幅に削減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すトラクタ後部の縦断側
面図、第2図は同要部の具体構成を示す破断背面図、第
3図は他の実施例を示す要部断面図である。 1・・・トラクタ機体、13・・・デフヨーク軸、14
・・・後車軸ケース、16・・・ブレーキケース、18
・・・孔、20・・・内端大径部、21・・・外端大径
部、22・・・終減速装置、23・・苔減速ケース、2
5・・・車軸、29A,29B・・・内外分割ケース、
35a,35b,36a,36b・・・ベアリングケー
ス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 トラクタ機体の両側にブレーキケースを介して後車
    軸ケース及び終減速ケースを支持すると共に、とれら各
    ケースを板金製としたトラクタにおいて、後車軸ケース
    の両端部を大径に構成し、その内端犬径部の外径と外端
    大径部の内径とを略同一とし、該内端犬径部をブレーキ
    ケースの孔に内嵌固着し、外端大径部を終減速ケース内
    に内嵌固着し、デフヨーク軸を支承する板金製ベアリン
    グケースを、前記後車軸ケースの外端大径部内に嵌着し
    たことを特徴とするトラクタっ
JP4085675A 1975-03-04 1975-04-03 トラクタ Expired JPS587490B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4085675A JPS587490B2 (ja) 1975-04-03 1975-04-03 トラクタ
US05/619,492 US4003444A (en) 1975-03-04 1975-10-03 Construction for uniting the brake case cover, rear wheel axle case and terminal speed reduction unit case of tractor
FR7600412A FR2302880A1 (fr) 1975-03-04 1976-01-09 Structure integree d'elements de frein, de pont arriere et de reducteur de vitesse, notamment pour tracteurs

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4085675A JPS587490B2 (ja) 1975-04-03 1975-04-03 トラクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51116504A JPS51116504A (en) 1976-10-14
JPS587490B2 true JPS587490B2 (ja) 1983-02-10

Family

ID=12592188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4085675A Expired JPS587490B2 (ja) 1975-03-04 1975-04-03 トラクタ

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JP (1) JPS587490B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569903U (ja) * 1979-07-03 1981-01-28

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Publication number Publication date
JPS51116504A (en) 1976-10-14

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