JPH10166823A - サスペンション用アームおよびその製造方法 - Google Patents

サスペンション用アームおよびその製造方法

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JPH10166823A
JPH10166823A JP8329896A JP32989696A JPH10166823A JP H10166823 A JPH10166823 A JP H10166823A JP 8329896 A JP8329896 A JP 8329896A JP 32989696 A JP32989696 A JP 32989696A JP H10166823 A JPH10166823 A JP H10166823A
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JP
Japan
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suspension
bent
pipe material
arm
bearing boss
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JP8329896A
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English (en)
Inventor
Masanobu Nakamura
村 正 信 中
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Tube Forming KK
Original Assignee
Tube Forming KK
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Publication date
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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G7/00Pivoted suspension arms; Accessories thereof
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
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    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
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    • B60G2206/8107Shaping by hydroforming

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サスペンション用アームをパイプ材で形成
し、中空構造として軽量化を図り、強度劣化を生じるこ
とのないサスペンション用アームおよびその製造方法を
提供する。 【解決手段】 パイプ材17からなり、略く字状に屈曲
され、その屈曲部15を膨大に形成してその屈曲部15
の外側面に軸受ボス取付座13を形成するとともに両端
部にサスペンションメンバ取付部11および車輪支持部
材取付部12を形成し、強度を必要とする箇所を2重管
構造としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のサスペンシ
ョン用アームおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】独立懸架方式の自動車のサスペンション
用アームは、図6にその一例を示すように、車体フレー
ム側のサスペンションメンバ1の両端にアッパアーム2
とロアアーム3がそれぞれ上下方向スイング自在に取付
けられ、これらアーム2,3の先端部に車輪支持部材4
が取付けられるようになっている。5はサスペンション
を示す。
【0003】上記のアームは、従来鉄による鋳造品また
は鍛造品か、あるいは図7に断面を示すように等厚の板
金6,6を予めアーム形状に裁断したのちプレス加工に
より断面弯曲状に成形し、これら板材6,6を最中合わ
せにしてその周縁のフランジ部6a,6aを溶接して一
体化した板金製のものが一般に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記鋳造や鍛
造によるものでは、無空構造となるため重量が大きく、
車体重量の増大を招く。また板金製のものは、多くの溶
接工程を要するので生産性が低く、コストが嵩むばかり
でなく、溶接部に近い部分(図7のa,a部分)に応力
の集中が起こり、強度的に弱点があるなど、それぞれに
問題点があった。本発明はこれに鑑み、サスペンション
用アームをパイプ材により形成し、中空構造とし得て軽
量化を図り、加工工数も少なく、しかも強度上弱点のな
いサスペンション用アームおよびその製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術が有する
問題点を解決する手段として本発明は、パイプ材からな
り、略く字状に屈曲され、その屈曲部を膨大に形成して
その屈曲部の外側面に軸受ボス取付座を形成するととも
に両端部にサスペンションメンバ取付部および車輪支持
部材取付部を形成し、強度を必要とする箇所を2重管構
造としたことを特徴とするサスペンション用アームと、
パイプ材の両端を絞り加工したのち所定の屈曲角度に曲
げ加工するとともに強度を必要とする箇所の外周または
内周に所要長さの補強用パイプ材を嵌合し、アームの最
終形状の型を有するバルジ型により液圧加工して前記屈
曲部の外側面側に軸受ボス取付座を膨出形成し、バルジ
加工後両端を偏平加工してサスペンションメンバ取付部
および車輪支持部材取付部を形成することを特徴とする
サスペンション用アームの製造方法にある。
【0006】したがってサスペンション用アームがパイ
プ材により中空構造とされているので、軽量であり、か
つ軸受ボス取付座の部分を含む中間部が膨大化されて実
質上大径となっているので、当該部位が薄肉となっても
断面係数が増大し、かつ加工硬化が加わって強度が増
し、これにより所定のアーム形状としても強度の低下が
なく、しかも必要箇所は2重管構造となるので軽量であ
りながら強度の大きいサスペンション用アームとするこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。
【0008】図1は本発明を自動車のサスペンションの
ロアアーム10とした場合の一実施形態を示す一部を断
面とした正面図であり、図2は図1の上面図、図3は同
側面図を示している。
【0009】これらの図において、11はサスペンショ
ンメンバ1の端部に軸着するためのサスペンションメン
バ取付部、12は車輪の支持部材4を軸着するための車
輪支持部材取付部、13はサスペンションメンバ1の他
部に軸着するための軸受ボス14を取付けるサスペンシ
ョンメンバ取付部であり、内部は図1に鎖線b,c,d
で示すようにパイプ材を偏平化した中空で中間部は略く
字状に屈曲されていてこの屈曲部15が最も大径とされ
ている。そしてこの屈曲部15の外側面に前記軸受ボス
取付座13が膨出して形成されている。この軸受ボス取
付座13の端面は円筒状の軸受ボス14の外周に一体的
に設けられた基部14aが当接されて溶接16により固
着するに適する形状、例えば平坦状とされている。
【0010】また前記取付部11,12は単純な孔の穿
孔、あるいは別部品の軸受部材の圧入、溶接等により軸
受部を形成するようにされる。
【0011】上記ロアアーム10としたとき最も応力が
発生する必要箇所イ、ロは補強用パイプ材17,17に
より2重管構造とされている。図1〜図3では上記補強
用パイプ最17,17を外嵌して2重管構造とした場合
であり、図4は補強用パイプ材17,17を内嵌して2
重管構造とした場合である。
【0012】図1に示したロアアーム10の成形におい
ては、図5(A)に示すように所定の長さに切断された
パイプ材18に予めロアアーム10となったときに応力
が集中する箇所イ、ロとなる位置に補強用パイプ材1
7,17を可及的密に嵌合しておく。こうしたのちパイ
プ材18の両端を先細状に絞り加工し(図5(B))、
ついでこのパイプ材18を所定の角度にゆるやかに曲げ
加工したのちロアアーム10としての最終形態を得るた
めの型を有するバルジ型内に納めて型締めし、パイプ材
18の一端または両端から圧力液体を圧入して軸受ボス
取付座13の部分(屈曲部15の外側面)を膨出形成す
る(図5(C))。
【0013】バルジ型内からパイプ材18を取出したの
ち軸受ボス取付座13の端面を必要によりプレス加工し
て軸受ボス14の取付けに適合する形状に成形し、さら
にパイプ材18の両端部を偏平化して取付部11,12
として必要な孔11a,12aを穿孔し、これらに軸受
部材を嵌着するなどにより軸受部とするとともに軸受ボ
ス取付座13に軸受ボス14を溶接して最終形態とされ
る。
【0014】これによりロアアーム10となったのちに
おいて曲げ等の力が最も加わる箇所は2重管構造とな
り、かつその2重管構造とするための補強用パイプ材1
7はバルジ加工によってパイプ材18と実質的に一体と
なり、単なる当材とは異って一部が肉厚な材料製と同じ
強度を持った構造となる。
【0015】上記補強用パイプ材17は、パイプ材18
の内周に可及的密に嵌合してバルジ加工を施せば、図4
に示すようなロアアームとなる。
【0016】なお、上記工程において、パイプ材18の
曲げ加工については軸受ボス取付座13の成形と同時に
バルジ型により曲げるようにしてもよく、別途曲げ加工
を施すようにしてもよい。またロアアーム10と同様に
アッパアームを形成してもよいことはもちろんであり、
取付部11,12の向きや軸受ボス14の向きは車種に
応じて適宜選択される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
動車のサスペンションに用いられるアームをパイプ材に
より形成するので、著しく軽量化を図ることができなが
ら中間部分が膨大化されて断面係数が大きくなるととも
に応力が集中する箇所が2重管構造となっているので、
膨大化に伴なう加工硬化も加わって強度が増し、該部の
肉厚が薄くなっても全体としての強度を損なうことがな
く、また必要な箇所は2重管構造により強度が大きく、
これらにより軽量で強度の高いアームを得ることができ
る。また溶接工程は軸受ボスの取付けだけに要する程度
であるから、製造に手間が掛らないとともに溶接による
材料劣化もなく、量産に適し、安価に提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサスペンション用アームの一実施
形態を示す一部を断面とした正面図。
【図2】図1の上面図。
【図3】図1の右側面図。
【図4】図1の変形例を示す一部を断面とした正面図。
【図5】(A)〜(C)は図1のサスペンション用アー
ムの製造工程例を示す説明図。
【図6】自動車のサスペンション部分を示す斜視図。
【図7】従来の中空のサスペンション用アームの断面
図。
【符号の説明】
1 サスペンションメンバ 2 アッパアーム 3,10 ロアアーム 11 サスペンションメンバ取付部 12 車輪支持部材取付部 13 サスペンションメンバ取付部としての軸受ボス取
付座 14 軸受ボス 15 屈曲部 17 補強用パイプ材 18 パイプ材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パイプ材からなり、略く字状に屈曲され、
    その屈曲部を膨大に形成してその屈曲部の外側面に軸受
    ボス取付座を形成するとともに両端部にサスペンション
    メンバ取付部および車輪支持部材取付部を形成し、強度
    を必要とする箇所を2重管構造としたことを特徴とする
    サスペンション用アーム。
  2. 【請求項2】パイプ材の両端を絞り加工したのち所定の
    屈曲角度に曲げ加工するとともに強度を必要とする箇所
    の外周または内周に所要長さの補強用パイプ材を嵌合
    し、アームの最終形状の型を有するバルジ型により液圧
    加工して前記屈曲部の外側面側に軸受ボス取付座を膨出
    形成し、バルジ加工後両端を偏平加工してサスペンショ
    ンメンバ取付部および車輪支持部材取付部を形成するこ
    とを特徴とするサスペンション用アームの製造方法。
JP8329896A 1996-12-10 1996-12-10 サスペンション用アームおよびその製造方法 Pending JPH10166823A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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