JPS587431Y2 - ドラムの自在保持金具 - Google Patents

ドラムの自在保持金具

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Publication number
JPS587431Y2
JPS587431Y2 JP16059179U JP16059179U JPS587431Y2 JP S587431 Y2 JPS587431 Y2 JP S587431Y2 JP 16059179 U JP16059179 U JP 16059179U JP 16059179 U JP16059179 U JP 16059179U JP S587431 Y2 JPS587431 Y2 JP S587431Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
drum
synthetic resin
protrusions
holding
Prior art date
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Expired
Application number
JP16059179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5677891U (ja
Inventor
政雄 星野
Original Assignee
合資会社多満
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 合資会社多満 filed Critical 合資会社多満
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Publication of JPS5677891U publication Critical patent/JPS5677891U/ja
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Publication of JPS587431Y2 publication Critical patent/JPS587431Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、タムタム等の小ドラムを所要角度・方向に
セットするために、ドラムスタンド等に取り付けて使用
をするドラムの自在保持金具に関する。
従来、この種の保持金具は、球継手を用いていた。
すなわち、第1〜2図に示すように、ヒンジ開閉可能な
球受は部1と球押え部2とでねじ締め可能に挾着されて
合成樹脂球3が保持され、球押え部2にスタンド部材5
が連結され、合成樹脂球3にL字形のドラム保持ロッド
6が連結されている。
また、通常、球受は部1及び球押え部2の内面には、双
方又は一方に、同心円状でエツジをもった凸条7が形成
され、ねじを締めた際、このエツジを合成樹脂球3に喰
い込ませて合成樹脂球3を固定させ、ねじを緩めた際、
合成樹脂球3を自在回転可能とした構成で、ドラム保持
ロッド6を介してドラムを所要角度・方向にセット可能
としている。
このとき、全ての凸条7が同一方向(同心円状)に形成
されているため、凸条7の方向と交叉する方向の合成樹
脂球30回動に対する凸条7の制動力は大きいが、凸条
7と同一方向の回動に対する凸条7の制動力は弱い。
特に、長期間使用後は合成樹脂球3に凸条7のエツジで
傷がつき、合成樹脂球30表面を凸条7のエツジがスリ
ップして、凸条7の合成樹脂球30回動に対する制動力
が低下した。
また、ドラムの方向・角度を変えてセットする際、合成
樹脂球3をフリーな状態で行なうため、ドラムを一方の
手で所要角度・方向に保持しながら、ねじ締めする必要
があり、ドラムの角度・方向調整作業が面倒である。
この考案は、上記にかんがみて、合成樹脂球の回動力に
対する制止力がどの方向でも均一で、ドラムを所要角度
・方向に確実にセットでき、しかも、ドラムの角度・方
向調整時、ドラムを所要角度・方向に手をはなした状態
で保持しながらねじ締めしてドラムをセット可能なドラ
ムの自在保持金具を提供することを目的とする。
この考案の要旨は、球受は部と球押え部とでねじ締め可
能に挾着されて合成樹脂球が保持され、球受は部又は球
押え部の一方にスタンド部材が連結され、合成樹脂球に
ドラム保持ロッドが連結され、さらに、球受は部及び球
押え部のそれぞれの内面には、平面図とした場合、互に
直交する方向に凸条が形成されるとともに、各凸条は合
成樹脂球に合せて面取りされているドラムの自在保持金
具にある。
以下、この考案の一実施例を図例に基づいて説明する。
第1図に示すような、従来と同様なドラムの自在保持金
具の球継手部において、球受は部1及び球押え部2のそ
れぞれの内面には、平面図とした場合、互に直交する方
向に、放射状及び同心円状の凸条10a、10bが形成
されている。
これらの各凸条10a、10bは合成樹脂球3に合せて
面取りされている。
このとき、凸条10a、10bは放射状及び同心円状で
なくても、平面図とした場合、平行な凸条を、互に直交
するように球受は部1及び球押え部2のそれぞれの内面
に設けてもよい。
次に、上記実施例の使用態様を説明する。
第4図に示すように1球受は部1と球押え部2とで合成
樹脂球3を挟着して保持する。
このとき、ボルト11、ナツト12で合成樹脂球3を適
度にねじ締めした状態では、球受は部1及び球押え部2
の内面の各凸条10a 、 10bが合成樹脂球3に合
せて面取りされているので、合成樹脂球3は各凸条10
a、10bの各面と摩擦接触し、ドラムを介してロッド
6に外力を加えた場合のみ自在回転するように保持され
る。
このため、ドラムは自己保持され、微調整しながらドラ
ムを所要角度・方向に手で正確に位置決めでき、その後
、手をドラムからはなした状態でねじ締めしてドラムを
セット可能である。
また、球受は部1及び球押え部2のそれぞれの内面には
、平面図とした場合、互に直交する方向に凸条10a
、 10bが形成されているため、従来のように、所定
方向の合成樹脂球30回動に対する制動力が弱いという
ことはなく、また、各凸条10a、10bが面取りされ
ているので、合成樹脂球3がねじ締め時凸条で傷がつく
ことなく、長期間使用後、各凸条10a。
10bの合成樹脂球3に対する制動力が弱まることもな
い。
この考案のドラムの自在保持金具は、上記のような構成
なので、合成樹脂球の回動に対する制動力がどの方向で
も均一で、合成樹脂球が長期間使用後も傷がつくことな
く、長期間にわたって、ドラムを所要角度・方向に確実
にロッドを介してセットできる。
また、ドラムを所要角度一方向に位置決め後、手を離し
た状態でねじ締めしてドラムをセット可能で、ドラムの
角度・方向調整作業が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はドラムの自在保持金具の全体斜視図、第2図は
従来のドラムの自在保持金具の球継手部の断面図、第3
図はこの考案のドラムの自在保持金具の球継手部の球セ
ット前の断面図、第4図は同じく球セット後の断面図で
ある。 1・・・球受は部、2・・・球押え部、3・・・合成樹
脂球、5・・・スタンド部材、6・・・ドラム保持ロッ
ド、7゜10a、10b−・・凸条。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)球受は部と球押え部とでねじ締め可能に挾着され
    て合成樹脂球が保持され、前記球受は部又は球押え部の
    一方にスタンド部材が連結され、前記合成樹脂球にドラ
    ム保持ロッドが連結された構成において、 前記球受は部及び球押え部のそれぞれの内面には、平面
    図とした場合、互に直交する方向に凸条が形成されると
    ともに、該各凸条は合成樹脂球に合せて面取りされてい
    る。 構成のドラムの自在保持金具。
  2. (2)前記球受は部及び球押え部の内面の凸条が、一方
    は同心円状に、他方は放射状に形成されていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のドラムの
    自在保持金具。
JP16059179U 1979-11-20 1979-11-20 ドラムの自在保持金具 Expired JPS587431Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16059179U JPS587431Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20 ドラムの自在保持金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16059179U JPS587431Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20 ドラムの自在保持金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5677891U JPS5677891U (ja) 1981-06-24
JPS587431Y2 true JPS587431Y2 (ja) 1983-02-09

Family

ID=29671720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16059179U Expired JPS587431Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20 ドラムの自在保持金具

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JP (1) JPS587431Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012166664A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Sakae Riken Kogyo Co Ltd 後写鏡

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012166664A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Sakae Riken Kogyo Co Ltd 後写鏡

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Publication number Publication date
JPS5677891U (ja) 1981-06-24

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