JPS587005Y2 - 自動車用ドアハンドルの取付構造 - Google Patents

自動車用ドアハンドルの取付構造

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JPS587005Y2
JPS587005Y2 JP8855477U JP8855477U JPS587005Y2 JP S587005 Y2 JPS587005 Y2 JP S587005Y2 JP 8855477 U JP8855477 U JP 8855477U JP 8855477 U JP8855477 U JP 8855477U JP S587005 Y2 JPS587005 Y2 JP S587005Y2
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JP
Japan
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base member
door handle
cover member
handle
pin
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Expired
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JP8855477U
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English (en)
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JPS5417523U (ja
Inventor
邦洋 永楽
Original Assignee
三井金属鉱業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用ドアハンドルの取付構造に関する。
自動車のドアにドアハンドルを取付ける場合、従来はド
アハンドルを回動自在に支持するベース部材をドアにね
じ止めしたのちこのベース部材にカバ一部材を嵌め込み
、さらにカバ一部材とベース部材とをドアにねじ止めし
ていた。
したがって、取付作業に手数を要し、かつ取付状態にお
いてガタ音を発生し易いなどの難点がある。
本考案は上記事情に基づいてなされたもので、その目的
とするところは、取付けが簡単かつ容易でガタつきがな
く、外観に優れ、しかも安価に量産可能な自動車用ドア
ハンドルの取付構造を提供しようとするものである。
以下本考案を図示の一実施例について説明する。
図面においてベース部材1は金属板から打抜き、プレス
成形され、はぼ矩形板状をなす基部2には両側部に位置
してそれぞれ1対ずつの長孔3・・・・・・が開切され
るとともに、一端がわ中央部に位置して凹所4が形成さ
れている。
ベース部材1は基板2の一端から延出された一対の腕5
,5を備え、これら腕5,5の先端部には軸受部6,6
が一体に形成されている。
また、ベース部材1には、基部2の他端部に位置してば
ね部材7が固設されている。
このばね部材7は薄いばね板材からたとえばE字状に打
抜かれ、両側部に位置する一対の脚部8.8はジグザグ
状に折曲されるとともに先端部に鉤部9,9が形成され
ている。
インサイド・ドアハンドル10はたとえばポリアセター
ルなとの合成樹脂材料から塑造成形され、はぼ筒状をな
す基端部11が上記軸受部6,6の間に位置してピン1
2により回動自在に支持されている。
ドアハンドル10は基端部11から第2図において右下
方に延出された指部13,14を備えている。
これら指部13,14は両者間に形成された摺割部15
を介して軸方向に離間しており、一方の指部13には貫
通孔16が開切されるとともに他方の指部14には切欠
部17が形成されている。
上記貫通(L16には連結杆18の一端に形成された折
曲部19が回動自在に挿通されている。
連結杆18は上記摺割部15を経て右方に延長され、た
とえばドアロック装置のオープンレバー等(図示路)に
連結されている。
また、ドアハンドル10は基端部11から第2図におい
て一旦左下方に延長されてから上方に反転されたのち左
方に延長される自由端部20を備えている。
自由端部20は、前面を露出して一体に埋設された短冊
状の装飾兼用補強板21を備えており、かつ下方に突出
する突起22を備えている。
上記基端部11の外囲部にはねじりコイルばね23が巻
装されている。
このコイルばね23は、一方の脚24がベース部材1に
係止されるとともに他方の脚25が指13に係止され、
ドアハンドル10に対し第2図において反時計方向の回
動力を付与し、上記突起22はベース部材1の凹所4の
底面に圧接されている。
なお、凹所4の底面には、突起22が衝接する適宜のク
ッション座(図示路)を設けることが望ましい。
カバ一部材30はたとえばポリエチレンなどの合成樹脂
材料から一体に塑造成形され、はぼ矩形状をなす周縁部
には前面がわに膨出する縁取枠31を有し、この縁取枠
31は後面がわ先端部32がほぼ同一平面上に位置する
ように形成されている。
カバ一部材30は前面に開口する凹所33を備え、この
凹所33を形成する一方の側壁34には、ドアハンドル
10の自由端部20が嵌脱自在に遊挿される窓35が開
切されている。
カバ一部材30は、たとえば上記ピン12の一端と対向
位置して背面がわに突出する第1の突起36を備えてお
り、この第1の突起36にはピン12が係脱自在に係止
される切欠部37が形成されている。
要すれば、第1の突起36はピン12と軸゛方向に離間
した複数点で係止可能に形成してもよく、またピン12
と係止する代りに軸受部6と係止するようにしてもよい
カバ一部材30は、上記ばね部材7の脚部8,8と対向
位置して背面がわに突出する第2の突起38.38を備
えている。
この第2の突起38は、上記鉤部9が係脱自在に係止さ
れる段部39を備えている。
なお、ばね部材7に、脚部8,8の間に位置して形成さ
れた舌部40は、第2の突起38.38の間に延出され
ている。
要すれば、舌部40を上記脚部8,8と相互に置換える
とともに上記突起38.38に代る第2の突起を舌部4
0と対向位置して配置したり、または上記ばね部材7と
第2の突起38.38とを相互に置換えるようにしても
よく、あるいはこれらばね部材7および突起38からな
る係止手段に代えて他の適宜な弾性的係止手段を設ける
ようにしてもよい。
つぎに、上述のように構成された装置を組立てる場合の
手順について説明する。
まず、ベース部材1にばね部材7をリベットまたは点溶
接などによって固着しておく。
要すれば凹所4に適宜のクッション座を接着しておく。
ドアハンドル10の基端部11にコイルばね23を装着
し、脚25を指部13に係止させ、脚24がベース部材
1と係止するようにして基端部11を軸受部6,6の間
に位置させる。
この状態で軸受部6,6および基端部11にピン12を
挿通し、軸受部6,6の少なくともいずれか一方を直径
方向にプレスしてピン12を固定し、第1次組立工程を
終る。
以上の工程は製造工場において行なわれる。
さらにカバ一部材30を取付ける場合には、ドアハンド
ル10の自由端部20を窓35に挿通し、第1.第2の
突起36.38をそれぞれ軸12、脚部8と対向位置さ
せる。
そして、ピン12と第1の突起36の切欠部37とを係
合させたのち、ベース部材1とカバ一部材30とを相互
に近接する方向に押圧すれば、ばね部材7の脚部8,8
が弾性変形してその鉤部9,9が段部39.39と係合
し、ベース部材1とカバ一部材30とは一体的に連結さ
れ、第2次組立工程が終る。
また、上述のような装置を自動車のドアに取付ける場合
には、まず上記第1次組立工程が完了した状態において
(第2次組立工程完了品が送達された場合には上述とは
逆の手順でカバ一部材30を取外しておく)、長孔3・
・・・・・に挿通されるボルト等(図示路)を締付ける
ことにより、ベース部材1をドアフレーム(図示路)に
固定する。
ついで連結杆18を連結したのち、ドアフレームに適宜
の内張材を取付ける。
この際、内張材にはドアハンドル10が挿通自在で、か
つカバ一部材30によって閉鎖可能な窓を開切しておく
ことはいうまでもない。
そして、上記第2の組立工程とほぼ同様にしてカバ一部
材30を取付ければよい。
したがって、本考案によればカバ一部材30をワンタッ
チでベース部材1と確実に連結することができ、かつカ
バ一部材30はピン12および軸受部6の少なくともい
ずれか一方と第1の突起36とからなる第1の保合部と
、ばね部材7および第2の突起38とからなる第2の係
合部とによってベース部材1と連結されているので、取
付状態においてガタつきを生ずることがなく、またカバ
一部材30をねじ止めする必要がないから取付けが簡単
かつ容易であるとともに優れた外観を得ることができる
しかも、部品点数が少なく、かつ各部品の加工および組
立が簡単であって、安価に量産することか可能であるな
ど、実用上多くの優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は切欠正面図、
第2図は切欠側面図、第3図は第1図の■IIII矢視
図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う断面図、第5
図は第1図の■−■線に沿う断面図である。 1・・・・・・ベース部材、6・・・・・・軸受部、7
・・・・・・ばね部材、8・・・・・・脚部、9・・・
・・・鉤部、10・・・・・・ドアハンドル、11・・
・・・・基端部、12・・・・・・ピン、13,14・
・・・・・指部、20・・・・・・自由端部、23・・
・・・・ねじりコイルばね、30・・・・・・カバ一部
材、35・・・・・・窓、36・・・・・・第1の突起
、37・・・・・・切欠部、38・・・・・・第2の突
起、39・・・・・・段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンドルを回動自在に支持して自動車のドアに取付けら
    れるベース部材と、上記ハンドルが回動自在に貫通する
    開口部を有して上記ベース部材とハンドルの自由端部と
    の間に介設されるカバ一部材とを有するものにおいて、
    上記ベース部材の一端に上記ハンドルの基端部がピンを
    介して連結される軸受部を設けるとともに、上記カバ一
    部材には上記ピンおよび軸受部の少なくともいずれか一
    方と係脱可能に係合する第1の係合部を設け、かつ上記
    ベース部材の他端と上記カバ一部材との相互対向部に位
    置してこれら両者を弾性的に連結する第2の係合部を設
    けたことを特徴とする自動車用ドアハンドルの取付構造
JP8855477U 1977-07-06 1977-07-06 自動車用ドアハンドルの取付構造 Expired JPS587005Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8855477U JPS587005Y2 (ja) 1977-07-06 1977-07-06 自動車用ドアハンドルの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8855477U JPS587005Y2 (ja) 1977-07-06 1977-07-06 自動車用ドアハンドルの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5417523U JPS5417523U (ja) 1979-02-05
JPS587005Y2 true JPS587005Y2 (ja) 1983-02-07

Family

ID=29015137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8855477U Expired JPS587005Y2 (ja) 1977-07-06 1977-07-06 自動車用ドアハンドルの取付構造

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JPS5417523U (ja) 1979-02-05

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