JPS5869B2 - ジヨウシヤケントウ ノ ハンテイホウシキ - Google Patents

ジヨウシヤケントウ ノ ハンテイホウシキ

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JPS5869B2
JPS5869B2 JP49109230A JP10923074A JPS5869B2 JP S5869 B2 JPS5869 B2 JP S5869B2 JP 49109230 A JP49109230 A JP 49109230A JP 10923074 A JP10923074 A JP 10923074A JP S5869 B2 JPS5869 B2 JP S5869B2
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JP
Japan
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ticket
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coated
determining whether
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JP49109230A
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JPS5136200A (en
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岸忠利
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
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Publication of JPS5136200A publication Critical patent/JPS5136200A/ja
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  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、加熱変色インクの特性を利用した乗車券等の
判定方法に関する。
新交通システム等における均一料金制の場合、価値情報
媒体として、1)磁気カード、2)さん孔カード、3)
トークン、4)光学式等が知られているがそれぞれ以下
のような欠点を有していた。
すなわち、1)は、カードに磁気ヘッドを密着させて読
取りを行なうためジャムが発生しやすい。
2)は、さん孔部が目詰まりして読取りミスが生じやす
い。
3)は、所定コイン以外のものが悪用されやすく、また
、4)は、偽造が容易に行なわれ、その上、読取りが複
雑なものであった。
本発明者は、温度測定等に使われている加熱変色インク
(たとえば、テイカ産業株式会社製サーモペイント)の
特性に着目し、この種の加熱変色インクを塗着した乗車
券等を用い、所定の段階における検色において、その乗
車券等が所定の色であるか否かを判定して、その乗車券
等の有効無効の判定を行なう方法を完成したものである
本発明の目的は、加熱変色インクを塗布した乗車券等を
使用し、上述した従来方法の欠点を解消し、人出湯の際
の乗車券等の検色によってその有効無効を判定し、特に
均一料金制の交通システムに好適な乗車券の判定方法を
提供することにある。
本発明の他の目的は、可逆性の加熱変色インクを塗着し
た乗車券等を使用して、その判定後、該乗車券を原色に
復色せしめ、その再使用を可能にした乗車券の判定方法
を提供することにある。
本発明の特徴は、不可逆性加熱変色インクを塗着してな
る券を用い、加熱前に前記券が所定の色であるか否かを
判定した後、前記券を加熱して所定の色に変色したか否
かを判定して前記券の正否を判定することを特徴とする
改札機における乗車券等の判定方法に存する。
本発明の他の特徴は、可逆性加熱変色インクを塗着して
なる券を用い、加熱前に前記券が所定の色であるか否か
を判定した後、前記券を加熱して所定の色に変色したか
否かを判定して前記券の正否を判定することを特徴とす
る改札機における乗車券等の判定方法に存する。
続いて本発明の実施例を添付図面にもとすいて説明する
第1図において、T1は券売機(図示せず)によって販
売された乗車券であり、その一面または両面の一部また
は全部に加熱変色インク、すなわち特定の温度で明瞭に
変色する媒体(たとえば、テイ力産業株式会社製サーモ
ペイント(商標)中、重工可逆性サーモペイントA5)
が塗布されている。
この乗車券T1は常温では薄ピンクであるが、50℃以
上に加熱されると、明るい青に変色し、冷却しても復色
しない。
しかして、Dlは乗車改札機に設けられた検知手段で、
上述した乗車券T1の原色、すなわち薄ピンク色が適正
に着色されているか否かを検知し、その有効無効を判定
する。
有効の場合には、改札口は開放し、無効の場合には改札
口は閉鎖したままで入場はできないように構成される。
D2は降車改札口に設けられた検知手段で、乗車券T1
が、加熱手段Hによって加熱され(本実施例では50℃
以上)で、所定の青色に変色しているか否かを検知し、
その有効無効を判定する。
加熱手段Hは、検知手段D1による乗車券T1の判定後
検知手段D2による判定前に該乗車券T1を加熱できる
位置であればいずれの位置に設けてもよく、また、加熱
と同時に検知手段D2による検知が行なえるように加熱
装置Hおよび検知手段D2の両者を降車改札口に設置す
ることも可能である(第3図)。
なお、検知手段D1.D2としては乗車券の着色を検知
しうる手段であればよく、種々の手段がとりうるが、た
とえば、第2図に示したごとく、発光ダイオード1およ
びホトトランジスタまたはホードダイオード2を組み合
わせて検知しうる。
上述の構成により、乗車改札口では乗車券T1の原色を
検知してその有効無効を判定し、降車改札口では適宜位
置で加熱された乗車券T1の変色を検知してその有効無
効を判定する。
なお、乗車改札口で乗車券T1を加熱変色せしめて、そ
の変色を検知し降車改札口で再びその変色を検知してそ
の有効無効を判定するように構成することもできる。
本発明方法においては、加熱変色インクを塗布したのみ
であるので乗車券に記載された情報は少ないが均一料金
制には好適であり、また検知手段D1.D2は乗車券T
1に接触することがなくジャムも発生しないので無人駅
に適するものである。
また、加熱変色インクとしては種々のものが開発されて
おり、たとえば、加熱により変色し、冷却によって復色
するという種類のインクも知られている(可逆性加熱変
色インクと称する)。
この可逆性加熱変色インクを塗布した乗車券T2を使用
すれば、乗車券T2を繰り返して再使用するようにする
ことができる。
すなわち、第4図に示したごとく、第1図と同様に検知
手段D1、加熱手段H1検知手段D2を配列し、その後
に冷却手段Cを設置すれば乗車券T2の再使用を図るこ
とができる。
この場合乗車券T2には可逆性加熱変色インク(たとえ
ば、テイカ産業株式会社製可逆性サーモペイントR−7
変色温度70°C以下では、赤色70℃以上では暗い茶
葉となる。
)が塗布されている。
券売機で販売された乗車券T2は乗車の際には乗車改札
機に設けられた検知手段D1によってその着色(赤)が
検知され、有効無効が判定される。
また降車の際には降車改札機に設けられた加熱装置Hに
よってまず、乗車券T2は加熱されて変色し、その変色
(茶葉)が引き続いて検知手段D2によって検知され、
その有効無効が判定される。
この判定が終了後乗車券T2は冷却装置Cによって冷却
され、赤色に復色して回収される。
それ故、乗車券T2は再び使用が可能であり、券売機で
販売すればよい。
このように乗車券T2の再使用を行なえば原料(紙およ
びインク)の節約となるものである。
なお、加熱装置Hの設置位置は第1図における場合と同
様に設ければよいが乗車券T2は加熱状態においてのみ
変色しているものであるから、変色状態を検知する手段
D2と近接して設け、時間の経過によって冷却し復色し
てしまわないうちに検知する必要がある。
また、検知手段D2による検知、判定後乗車券T2を冷
却して復色させる場合に特に冷却装置Cを設けることな
く長時間放置して復色させて再使用することも可能であ
る。
さらに、上述した実施例では降車改札口に加熱手段Hを
設けであるが乗車改札口にも加熱手段Hを設けて乗車時
と降車時に乗車券T2の変色を検知するようにしてもよ
いことはいうまでもない。
本発明において使用しうる加熱変色インクとしては、た
とえば、テイカ産業株式会社製のサーモペイント(商標
)があるが、代表的なものを以下に列挙する。
1 不可逆性サーモペイント 特定の温度で明瞭に変色し、一度変色するともとの色に
もどらない。
番号 変色温度℃ 原 色→変 色 13 130 うす赤紫→青 紫14 14
0 青味縁→うす紫 2 重工可逆性サーモペイント 特定の温度で明瞭に変色し、一度変色すると温度が下っ
ても原色には戻らないが、湿気によって復色する。
3 可逆性サーモペイント 特定の温度で一度変色しても、冷却すると再ひもとの色
にもどるから、一度塗ったらくり返し使用できる。
重工可逆性サーモペイントは、不可逆性サーモペイント
として使用することができるし、可逆性サーモペイント
としても使用することができる。
重工可逆性サーモペイントを可逆性サーモペイントとし
て使用するときは、冷却装置Cの代りに加湿装置を設け
て、券の正否を判定した後、券を加湿して復色させれば
よい。
以上述べたごとく、本発明は加熱変色インクを塗着した
券を用い、この券が常温において所定の色であるか否か
を判定した後、前記界を所定の温度に加熱して前記界が
所定の色に変色したか否かを判定して前記界の正否を判
定するから、判定回路が簡単であり、均一料金別の交通
システムに好適で、特に、券が搬送される際、その妨害
となる検知手段および加熱装置と直接接触することはな
く、ジャムによる事故の発生はなくなり無人駅において
も有効に使用できるという効果を有する。
また、可逆性の加熱変色インクを塗着した券を使用する
場合には、上述した判定をした後に券を原色に復色せし
め、その再使用を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図は検知
手段D1.D2の1例を示す説明図、第3図は検知手段
D2と加熱手段Hとの配置例を示す説明図、第4図は本
発明の他の実施例を示す説明図である。 T1.T2:乗車券、H:加熱装置、C:冷却装置、1
:発光ダイオード、2:ホトトランジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 不可逆性加熱変色インクを塗着してなる券を用い、
    加熱前に前記券が所定の色であるか否かを判定した後、
    前記券を加熱して所定の色に変色したか否かを判定して
    前記券の正否を判定することを特徴とする改札機におけ
    る乗車券等の判定方法。 2 可逆性加熱変色インクを塗着してなる券を用い、加
    熱前に前記券が所定の色であるか否かを判定した後、前
    記券を加熱して所定の色に変色したか否かを判定して前
    記券の正否を判定することを特徴とする改札機における
    乗車券等の判定方法。
JP49109230A 1974-09-20 1974-09-20 ジヨウシヤケントウ ノ ハンテイホウシキ Expired JPS5869B2 (ja)

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JPS5136200A JPS5136200A (en) 1976-03-26
JPS5869B2 true JPS5869B2 (ja) 1983-01-05

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JP2731164B2 (ja) * 1988-06-02 1998-03-25 株式会社東芝 自動改札システム
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4929897A (ja) * 1972-07-14 1974-03-16

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