JPS586913B2 - 積雪計 - Google Patents
積雪計Info
- Publication number
- JPS586913B2 JPS586913B2 JP11640878A JP11640878A JPS586913B2 JP S586913 B2 JPS586913 B2 JP S586913B2 JP 11640878 A JP11640878 A JP 11640878A JP 11640878 A JP11640878 A JP 11640878A JP S586913 B2 JPS586913 B2 JP S586913B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- wave
- snow
- output
- propagation time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は積雪計に関するもので回路ノイズ、周囲雑音あ
るいは車輌通行によらず安定に動作する一方、除雪によ
って急激に積雪値が変化しても追従できるようにするこ
とを目的とする。
るいは車輌通行によらず安定に動作する一方、除雪によ
って急激に積雪値が変化しても追従できるようにするこ
とを目的とする。
周知の通り超音波式積雪計は耐環境性にすぐれ、特に法
的規制もないことから利用しやすい方式であるが降雪中
はとくに空中での超音波の減衰、雪面での吸収が問題に
なり高利得の受波回路が必要である。
的規制もないことから利用しやすい方式であるが降雪中
はとくに空中での超音波の減衰、雪面での吸収が問題に
なり高利得の受波回路が必要である。
一方このような高利得の受波回路を有するため、周囲雑
音や電源ノイズに対して、特別に配慮することが必要で
ある。
音や電源ノイズに対して、特別に配慮することが必要で
ある。
第1図はすでに知られている積雪計の回路ブロック図で
ある。
ある。
図において、1は送波回路、2は受波回路、3は受波処
理回路、4は送波から受波までの時間をカウントするカ
ウンター5は演算出力回路、6は送波制御回路、7は受
波制御回路、8はクロツク発生回路、9は積雪値出力端
子、10は超音波送波受波器、11は雪面である。
理回路、4は送波から受波までの時間をカウントするカ
ウンター5は演算出力回路、6は送波制御回路、7は受
波制御回路、8はクロツク発生回路、9は積雪値出力端
子、10は超音波送波受波器、11は雪面である。
この場合、演算出力回路5は送波から受波までの時間を
演算して積雪値として出力しているが、上記時間内にノ
イズがあると、信号とノイズの区別がつかないため、送
波からノイズまでの時間を演算して積雪値として出力す
るようになる。
演算して積雪値として出力しているが、上記時間内にノ
イズがあると、信号とノイズの区別がつかないため、送
波からノイズまでの時間を演算して積雪値として出力す
るようになる。
この場合パターン認識などの手法を用いることもできる
が複雑すぎて実用的でないため受波制御回路7によりマ
スク信号を出し、積雪値としてとりうる範囲をきいてノ
イズによる極端な誤動作をなくしてはいるが、このよう
な方法においても、マスク信号でゲートがあいている時
間にはいってくるノイズは信号と区別がつかないという
欠点がある。
が複雑すぎて実用的でないため受波制御回路7によりマ
スク信号を出し、積雪値としてとりうる範囲をきいてノ
イズによる極端な誤動作をなくしてはいるが、このよう
な方法においても、マスク信号でゲートがあいている時
間にはいってくるノイズは信号と区別がつかないという
欠点がある。
本発明は送波から受波までの時間を測定サイクルごとに
求めこれらの平均値tをとり、t−t1秒から、t+t
2秒の間に入力した信号だけを受波パルスとして出力す
ることにより、ノイズによる誤動作を少なくすることが
できるようにしたものである。
求めこれらの平均値tをとり、t−t1秒から、t+t
2秒の間に入力した信号だけを受波パルスとして出力す
ることにより、ノイズによる誤動作を少なくすることが
できるようにしたものである。
以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は共通するブロックについては共通番号を付す。
12は送波から受波までの時間をクロツク数で測定する
カウンタ4の出力をもとにして測定サイクルN回の平均
値をとる平均化回路、13はt1秒のパルス幅をもつ制
御回路、14はカウンタ、15はコンパレータであり、
平均化回路12で求めた平均値とカウンタ14の値が等
しくなったとき一致信号を出す。
カウンタ4の出力をもとにして測定サイクルN回の平均
値をとる平均化回路、13はt1秒のパルス幅をもつ制
御回路、14はカウンタ、15はコンパレータであり、
平均化回路12で求めた平均値とカウンタ14の値が等
しくなったとき一致信号を出す。
16は単安定マルチバイブレークで、コンパレータ15
の出力である一致信号でトリガされる。
の出力である一致信号でトリガされる。
17は論理回路で単安定マルチバイブレータ16がパル
ス信号を出している間だけ受波パルスを出力する。
ス信号を出している間だけ受波パルスを出力する。
18は受波パルスが連続してn回カウンタ4に入力とし
てはいってこない場合、単安定マルチバイブレータ16
による制御を解除するように論理回路17を制御するカ
ウンタである。
てはいってこない場合、単安定マルチバイブレータ16
による制御を解除するように論理回路17を制御するカ
ウンタである。
次に第2図に示したブロック図の動作を、第3図のタイ
ミングチャートにより説明する。
ミングチャートにより説明する。
第3図において、aは制御回路13でつくられたパルス
であり、パルス幅はt,秒である。
であり、パルス幅はt,秒である。
bは送波制御回路6の出力信号、Cは受波回路2の出力
信号、dは波形処理回路3の出力信号、eはカウンタ1
4で数えられたクロック、fは単安定マルチバイブレー
タ16の出力でそのパルス幅は1,+12秒である。
信号、dは波形処理回路3の出力信号、eはカウンタ1
4で数えられたクロック、fは単安定マルチバイブレー
タ16の出力でそのパルス幅は1,+12秒である。
さらにgは論理回路17の出力を示す。この場合、制御
回路13の出力を直接カウンタ14の入力としているた
めにカウンタ14は送波よりもt1秒だけ早くクロツク
の計数を開始しており、平均化回路12の出力とカウン
タ14の出力が同じになった時刻でカウンタ14の計数
が停止するように構成されているので、送波制御信号か
らクロックが停止するまでの時間は1−11秒である。
回路13の出力を直接カウンタ14の入力としているた
めにカウンタ14は送波よりもt1秒だけ早くクロツク
の計数を開始しており、平均化回路12の出力とカウン
タ14の出力が同じになった時刻でカウンタ14の計数
が停止するように構成されているので、送波制御信号か
らクロックが停止するまでの時間は1−11秒である。
(平均化回路12の出力は送波から受波までの平均時間
tに相当した出力となっている。
tに相当した出力となっている。
)また、単安定マルチバイブレータ16のパルス幅はt
1+t2秒に設定してあるので、結局、ゲート信号とな
る信号fの立上り時刻は送波制御信号から、t−t1秒
、立下り時刻はt+t2秒になる。
1+t2秒に設定してあるので、結局、ゲート信号とな
る信号fの立上り時刻は送波制御信号から、t−t1秒
、立下り時刻はt+t2秒になる。
したがってこの信号で論理回路17を制御することによ
り、送波からt−t1秒からt+t2秒の間に入来する
信号だけを正規の受波入力としてとり出すことができる
。
り、送波からt−t1秒からt+t2秒の間に入来する
信号だけを正規の受波入力としてとり出すことができる
。
以上のように、本発明によれば、受波信号がそれ以前の
超音波伝播時間の平均値にくらべ、それほど変化しない
性質を利用し、平均的到来時刻付近の時間帯、すなわち
t−t1秒からt+t2秒の比較的狭い時間幅に存在し
た信号のみを受波パルスとし演算回路へ出力するので、
ノイズの影響がほとんどなくなる。
超音波伝播時間の平均値にくらべ、それほど変化しない
性質を利用し、平均的到来時刻付近の時間帯、すなわち
t−t1秒からt+t2秒の比較的狭い時間幅に存在し
た信号のみを受波パルスとし演算回路へ出力するので、
ノイズの影響がほとんどなくなる。
また、n回連続して受波パルスを演算回路へ出力しない
場合にこのような制限を解除するようにしておけば、除
雪などで実際に急に積雪値が変化しても誤動作として処
理することなく正しく追従できる。
場合にこのような制限を解除するようにしておけば、除
雪などで実際に急に積雪値が変化しても誤動作として処
理することなく正しく追従できる。
第1図は従来の積雪計を示すブロック図、第2図は発明
の一実施例における積雪計のブロック図、第3図はその
動作を示すタイミングチャートである。 1・・・・・・送波回路、2・・・・・・受波回路、4
,14・・・・・・カウンタ、12・・・・・・平均化
回路、13・・・・・・制御回路、8・・・・・・クロ
ツク発生回路、15・・・・・・コンパレータ、16・
・・・・・単安定マルチバイブレータ、17・・・・・
・論理回路。
の一実施例における積雪計のブロック図、第3図はその
動作を示すタイミングチャートである。 1・・・・・・送波回路、2・・・・・・受波回路、4
,14・・・・・・カウンタ、12・・・・・・平均化
回路、13・・・・・・制御回路、8・・・・・・クロ
ツク発生回路、15・・・・・・コンパレータ、16・
・・・・・単安定マルチバイブレータ、17・・・・・
・論理回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 超音波トーンバースト波を送波し、雪面での反射波
を受波し、送波から受波までに要した伝播時間から積雪
値を求める積雪計において、複数の測定サイクルにおけ
る上記伝播時間を平均化して伝播時間の平均値を得る回
路と、上記平均値をもとにして一定の時間巾を設定する
回路と、この時間巾内に入力した信号のみを受波パルス
として出力する論理回路を設けた積雪計。 2 超音波トーンバースト波を送波し、雪面での反射波
を受波し、送波から受波までに要した伝播時間から積雪
値を求める積雪計において、複数の測定サイクルにおけ
る上記伝播時間を平均化して伝播時間の平均値を得る回
路と、上記平均値をもとにして一定の時間幅を設定する
回路と、この時間幅内に入力した信号のみを受波パルス
として出力する論理回路と、この論理回路の出力が所定
回数連続して欠損した場合に上記時間幅の設定を解除し
受波パルスをそのまま出力させるように上記論理回路を
制御する手段とを具備してなる積雪計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11640878A JPS586913B2 (ja) | 1978-09-20 | 1978-09-20 | 積雪計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11640878A JPS586913B2 (ja) | 1978-09-20 | 1978-09-20 | 積雪計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5542080A JPS5542080A (en) | 1980-03-25 |
JPS586913B2 true JPS586913B2 (ja) | 1983-02-07 |
Family
ID=14686310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11640878A Expired JPS586913B2 (ja) | 1978-09-20 | 1978-09-20 | 積雪計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586913B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0341109U (ja) * | 1989-08-29 | 1991-04-19 |
-
1978
- 1978-09-20 JP JP11640878A patent/JPS586913B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0341109U (ja) * | 1989-08-29 | 1991-04-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5542080A (en) | 1980-03-25 |
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