JPH0116061Y2 - - Google Patents

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JPH0116061Y2
JPH0116061Y2 JP1983185385U JP18538583U JPH0116061Y2 JP H0116061 Y2 JPH0116061 Y2 JP H0116061Y2 JP 1983185385 U JP1983185385 U JP 1983185385U JP 18538583 U JP18538583 U JP 18538583U JP H0116061 Y2 JPH0116061 Y2 JP H0116061Y2
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ultrasonic
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JP1983185385U
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は超音波距離測定装置に係する。
従来の超音波距離測定装置の回路構成図を第1
図に示す。第1図において、1は中央データ処理
装置(CPU)、2はクロツク回路、3はタイムデ
イレイ回路、4はカウンタ回路、5は発信回路、
6は受信回路、7は超音波発信子、8は超音波受
信子である。第1図に示す各部の動作のタイミン
グチヤートを第2図に示す。
第1図に示す従来の超音波距離測定装置におい
て、CPU1はまず第2図Bに示すリセツトパル
スを出してカウンタ回路4をリセツトし、その後
第2図Cに示す距離計測指令信号Cを発信する。
距離計測指令信号Cを受信した発信回路5は特定
の時間継続する超音波パルスを発信し、超音波発
信子7を介して被測定対象物に向けて第2図Dに
示す如く発射する。これにより被測対象物からの
反射波あるいは透過波が超音波受信子8によつて
受信される。受信回路6は受信信号をスレツシユ
ホールドレベルの参照電圧VTHと比較し(第2図
F)、受信波の受信時点を決定する。受信回路6
では第2図G,Hに示すカウンタストリツプトリ
ガGとトリガ・ラツチ信号Hを超音波受信時に発
信し、カウンタ回路4へ入力する。すると、カウ
ンタ回路4は第2図Iに示す如くクロツクパルス
の計数を停止する。なお、CPU1が距離計測指
令信号Cを発信したとき同時にこの信号はカウン
タ回路4へ入力し、カウンタ回路4はクロツクパ
ルスの計数を開始している。
ところでCPU1からの距離計測指令信号Cは
タイムデイレイ回路3へも入力し、タイムデイレ
イ回路3は超音波発信回路5の超音波パルス発信
継続時間よりやや長い第2図Eに示す受信キヤン
セル時間Tdの間、受信回路6へ何が入つてもカ
ウンタ回路4はこれを無視するように動作する。
受信キヤンセル時間Tdは発信回路5が超音波パ
ルスを発信している間、発信パルスが直接あるい
は被測物以外の近距離物からの反射波が超音波受
信子8へ入力して誤測定となるのを防止するため
のものである。
第1図に示す従来の超音波距離測定装置では、
発信回路5のパルス発信継続時間と、カウンタ回
路4の計数停止を無視するための受信キヤンセル
時間とは固定のCR回路により装置毎に特定時間
に定められていた。なお、長距離測定用の場合
は、反射波の減衰が大きい(特に先頭部分)ため
超音波パルス発信継続時間が短いとスレツシヨル
ドレベルにかからないことがあるため、十分長く
している。
このように、超音波パルス発信継続時間と受信
キヤンセル時間Tdが固定されている従来技術で
は被測対象物と超音波距離測定装置との間の測定
可能な範囲が狭い範囲に限定されてしまう欠点が
あつた。即ち、近距離にある他の物体からの反射
波による誤測定を防ぐため、受信キヤンセル時間
Tdを長くして長距離の被測対象物の測定用に設
定された装置で近くの対象物までの距離を測定し
た場合は、受信キヤンセル時間Td内に正規の反
射波が戻つてしまい、測定できないことが起る。
逆に、受信キヤンセル時間Tdを短かくして短距
離測定用に設定された装置で、長距離を測定した
場合は、超音波を送信中に受信キヤンセル時間が
過ぎて受信開始となつてしまい、受信回路が正規
の反射波又は透過波を受信する前に送信波を増幅
してしまつたり、あるいは測定対象以外の近距離
からの反射波を受信してしまうことが起る。
本考案は近距離測定・長距離測定いずれの場合
でも測定不能あるいは誤測定の起らない、またノ
イズ防止効果の大きい超音波距離測定装置を提供
することを目的とする。
かかる目的を達成した本考案による超音波距離
測定装置の構成は、所定のタイミングで超音波を
送信し、超音波反射波又は透過波の送受信の時間
幅により測定対象物までの距離を計測する超音波
距離測定装置において、指令により設定値が可変
であり、計測指令を受けた時からクロツクパルス
を設定値まで計数する発信パルスカウンタと、 この発信パルスカウンタの計数動作の間、超音
波発信子を介して超音波を発射する発信回路と、 超音波受信子を介して超音波を受信する受信回
路と、 指令により設定値が可変であり且つ発信パルス
カウンタよりも設定値が大きく、計測指令を受け
た時からクロツクパルスを設定値まで計数する受
信デイレイカウンタと、 計測指令を受けたときから、受信デイレイカウ
ンタの計数動作終了後で且つ受信回路が超音波を
受信した時まで、クロツクパルスを計数する距離
計測用カウンタ回路と、 受信回路が超音波を受信できたか否かを判定
し、受信できない場合は発信パルスカウンタ及び
受信デイレイカウンタに指令を与えてそれぞれ今
までよりも大きい設定値に変更させ、計測指令を
出力する装置とを具備することを特徴とするもの
である。
本考案による超音波距離測定装置の一実施例に
つき図面を参照しながら説明する。第3図は本考
案による超音波距離測定装置の回路構成図であ
る。第4図は第3図に示す装置の各部の動作のタ
イミングチヤートである。図面中の矢印は応動関
係を示している。第5図は第3図に示す装置の動
作の概略を表わすフローチヤートである。
第3図に示す本考案の一実施例による超音波距
離測定装置において、ユーザー等により計測開始
がCPU1に入力されると(第5図21)、CPU1
は第4図Bに示すようなリセツトパルスを出し、
発信パルスカウンタ9、デイレイタイムカウンタ
回路10及び距離計測用カウンタ回路4をリセツ
トする(第5図22)。次いでCPU1は発信パル
スカウンタ9及びデイレイタイムカウンタ10を
最短距離測定用の条件にセツトする。即ち、発信
パルスカウンタ9は送信パルス数を数個程度の小
さい値にセツトし、デイレイタイムカウンタ10
は発信パルスカウンタの値に基づいて決められる
第4図Gの如くやや長い時間長の受信キヤンセル
時間Tdをセツトする(第5図23)。
次いでCPU1は第4図Cに示す計測指令を発
信する(第5図24)。計測指令Cは発信パルス
カウンタ9及び発信回路5に入力される。発信パ
ルスカウンタ9は計測指令Cの受信とともに、ク
ロツク回路2の第4図Aに示すクロツクパルスを
計数して(第4図E)、CPU1が設定した第4図
Dに示す発信回路5の発信パルス数の経過時間を
計時する。この間発信される発信回路5の発信パ
ルスは超音波発信子7を介して、被測対象物に向
けて第4図Fに示す如く発射される。被測対象物
からの反射波あるいは透過波は超音波受信子8に
よつて受信される。
他方、計測指令Cはデイレイタイムカウンタ回
路10に入力される。デイレイタイムカウンタ回
路10は計測指令Cを受信すると同時にクロツク
パルスを計数し、CPU1がデイレイタイムカウ
ンタ回路10に設定した第4図Gに示す受信キヤ
ンセル時間Tdを計測する(第4図H)。デイレイ
タイムカウンタ回路10は受信キヤンセル時間
Tdの計時終了と同時に、第4図Jに示す超音波
受信イネーブル信号を距離計測用カウンタ4へ出
力し、受信可能の状態とする。
その後、反射波あるいは透過波を受信信号とし
て受信した超音波受信子は、受信回路6へ受信信
号を入力する。受信回路6は受信信号をスレツシ
ユホールドレベルの参照電圧VTHと比較し、受信
信号の受信時点を決定するが、第4図Cに示す計
測指令の期間を経過しても受信信号のレベルがス
レツシユホールドレベル以下であつたり、あるい
は送信パルスが終らないうちに受信信号が受信さ
れるといつた距離計測用カウンタ4が受信イネー
ブルの状態になつていないうちに受信波を受信す
るといつた測定不可能性をCPU1は判定する
(第5図25)。
もし計測不能の場合には、再び上述の如く
CPU1は発信パルスカウンタ回路9、デイレイ
タイムカウンタ10及び距離計測用カウンタ回路
4をリセツトし(第5図27)、発信パルスカウ
ンタ9及びデイレイタイムカウンタ10の設定値
を増加させるように再設定し(第5図28)再び
第4図Cに示す計測指令信号Cを発信する(第5
図29)。今度は超音波発信回路5から更にパル
ス数の多い所望のパルス長の超音波パルスが被測
対象物に対して発射される。また受信キヤンセル
時間も長くされる。この状態で被測対象物からの
反射波あるいは透過波は超音波受信子8に受信さ
れ、受信信号は受信回路6へ入力される。そこで
再びCPU1は受信信号の受信の結果の測定可能
性を判断する(第5図25)。
測定可能であれば、受信回路6で受信信号とス
レツシユホールドレベルの参照電圧VTHを比較し
(第4図I)、一致した時点を受信信号の受信時間
として、第1図に示される場合と同様にカウンタ
ストツプトリガ(第4図K)とトリガラツチ信号
を発信し、また第4図Jの如く受信イネーブルの
状態を停止する。これによりカウンタ回路4は超
音波発信子7から超音波が発信されたのち超音波
受信子8によつて被対象物からの受信波を受信し
た時点までの時間をクロツクパルスの計数値から
計測し(第4図L)、計数値をCPU1へ送信す
る。第4図Mに示される時間は距離計測用カウン
タ回路4のカウンタアクテイブ時間を示してい
る。以上のように距離計測用カウンタ回路4が計
数した値は第5図26の如くCPU1へ入力され、
測定手順は終了する。
上述した実施例の超音波距離測定装置によれ
ば、CPUにより始めは近距離測定用に数パルス
程度の短かいパルス長の超音波パルスを発信する
と共に受信キヤンセル時間を短かくして受信可能
の状態を調べ、不可であれば、順次数十ないし数
百パルス数の長い超音波パルスを発信すると共に
受信キヤンセル時間を長くし、被測対象物の距離
に応じて最適の測定条件で距離測定を行えるよう
に、発信パルス数及び受信キヤンセル時間を自動
的に設定して測定する。従つて被測対象物のきわ
めて近いものまで測定可能となるとともに、遠距
離の測定に対しては自動的に長い発信パルスを発
射し且つ長い受信キヤンセル時間を与えて近距離
からの誤つた反射波あるいは透過波を除去するこ
とができるので、測定範囲が従来の固定式のもの
に比べてきわめて拡大され、且つ対ノイズ性も著
しく向上し装置の信頼性が向上した。
本考案は発信パルス数及び受信キヤンセル時間
を可変にする構成であれば良く必ずしもCPUに
よつて自動調整するものには限定されない。この
場合でも、距離測定に最適な条件に受信キヤンセ
ル時間及び発信パルス時間を設定できるので測定
可能範囲が拡大すると共に耐ノイズ性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の超音波距離測定装置の回路構成
図、第2図は第1図に示す回路の主要部分のタイ
ムチヤート、第3図は本考案による超音波距離測
定装置の回路構成図、第4図は第3図に示す回路
の主要部分のタイムチヤート、第5図は第3図に
示す装置の動作手順を示すフローチヤートであ
る。 図面中、1はCPU、2はクロツク回路、4は
距離計測用カウンタ回路、5は発信回路、6は受
信回路、7は超音波発信子、8は超音波受信子、
9は発信パルスカウンタ回路、10はデイレイタ
イムカウンタ回路、21〜29は動作手順の各工
程を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定のタイミングで超音波を送受信し、超音波
    反射波又は透過波の送受信時間幅により測定対象
    物までの距離を計測する超音波距離測定装置にお
    いて、 指令により設定値が可変であり、計測指令を受
    けた時からクロツクパルスを設定値まで計数する
    発信パルスカウンタと、 この発信パルスカウンタの計数動作の間、超音
    波発信子を介して超音波を発射する発信回路と、 超音波受信子を介して超音波を受信する受信回
    路と、 指令により設定値が可変であり且つ発信パルス
    カウンタよりも設定値が大きく、計測指令を受け
    た時からクロツクパルスを設定値まで計数する受
    信デイレイカウンタと、 計測指令を受けたときから、受信デイレイカウ
    ンタの計数動作終了後で且つ受信回路が超音波を
    受信した時まで、クロツクパルスを計数する距離
    計測用カウンタ回路と、 受信回路が超音波を受信できたか否かを判定
    し、受信できない場合は発信パルスカウンタ及び
    受信デイレイカウンタに指令を与えてそれぞれ今
    までよりも大きい設定値に変更させ、計測指令を
    出力する装置とを具備することを特徴とする超音
    波距離測定装置。
JP18538583U 1983-11-30 1983-11-30 超音波距離測定装置 Granted JPS6092181U (ja)

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JP18538583U JPS6092181U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 超音波距離測定装置

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JPS6092181U JPS6092181U (ja) 1985-06-24
JPH0116061Y2 true JPH0116061Y2 (ja) 1989-05-12

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522694B2 (ja) * 1973-06-05 1980-06-18
JPS5692483A (en) * 1979-12-26 1981-07-27 Automob Antipollut & Saf Res Center Obstacle detector

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522694U (ja) * 1978-08-01 1980-02-14

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