JPH0140071Y2 - - Google Patents

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JPH0140071Y2
JPH0140071Y2 JP18162384U JP18162384U JPH0140071Y2 JP H0140071 Y2 JPH0140071 Y2 JP H0140071Y2 JP 18162384 U JP18162384 U JP 18162384U JP 18162384 U JP18162384 U JP 18162384U JP H0140071 Y2 JPH0140071 Y2 JP H0140071Y2
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circuit
round trip
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wave
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 超音波を用いて侵入者等を検知した時に警報を
発する警報装置に関するものである。
(b) 従来技術 従来この種の警報装置としては、特開昭55−
89768号公報に開示されているような侵入物体検
出装置がある。
この装置は、初期時に、超音波を送波した時か
ら受波するまでの往復時間を測定して記憶し、こ
の記憶した往復時間とその後測定した往復時間と
を比較してこれが不一致の場合に警報を発するも
のであつた。
(c) 考案が解決しようとする問題点 上記従来のこの種の装置においては、初期時に
超音波の往復時間を測定する際に、この装置を操
作する者が近辺に存在すると、この人物が存在す
る状態を初期値として記憶してしまい。正確な往
復時間を測定することができない場合があつた。
(d) 問題点を解決するための手段 本考案は、超音波を送受波して記憶する動作
を、操作スイツチが操作されてから一定時間遅ら
せて開始させるためのタイマ回路を設けて、前記
従来例の問題点を解決するものである。
(e) 実施例 以下図面に基いて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例の回路構成を示す
図、第2図はその外観斜視図である。
第2図に示すように、本実施例における警報装
置は、六面体のケース1を有し、その各側面1a
に上下二段の窓部1b,1cが設けられている。
本実施例においては、ケース1の上面に設けら
れている操作スイツチ2を操作することにより、
上段の窓部1bから超音波が送波され、この超音
波が外部の物体3に当たつて反射されると、この
反射波を下段の窓部1cから受波するように構成
されている。
次に詳細な構成を第1図を用いて説明する。
2は前述した操作スイツチであり、これを操作
することにより動作開始信号Aが出力される。
4は操作スイツチ2を操作した者が退去するま
での間、信号Aを遅らせる第2のタイマ回路であ
り、信号Aを入力してカウントを始め、所定の時
間カウントすると出力信号Bを出力するものであ
る。
6は信号Bを入力すると作動する発振回路であ
り、8はこの発振回路6の出力する高周波信号を
クロツク信号φ1,φ2,φ3に分周する分周回路で
ある。
10はクロツク信号φ1を入力して作動するリ
ングカウンタである。
この発振回路6、分周回路8、リングカウンタ
10により、一定周期間隔で信号を出力する送波
駆動回路62を構成する。
12は超音波送波回路であり、リングカウンタ
10により時分割駆動される送波回路14と、こ
の送波回路14から順次出力される信号F,G,
H,Iによりそれぞれ駆動されて超音波を送波す
る送波器16,18,20,22とから構成され
ている。24は超音波受波回路であり、超音波送
波回路12の送波器16,18,20,22にそ
れぞれ対になるように設けられた受波器26,2
8,30,32と、送波回路14と同じタイミン
グでリングカウンタ10により駆動されて受波器
26,28,30,32からの信号を増巾、復調
して出力する受波回路34とから構成されてい
る。
36は送波された超音波が受波されるまでの時
間を測定する往復時間測定回路であり、超音波送
波回路12が送波する度毎にセツトされ超音波受
波回路24が受波する度毎にリセツトされるフリ
ツプフロツプ38と、このフリツプフロツプ38
がセツトされると開状態となるアンドゲート40
と、このアンドゲート40の出力に発生するクロ
ツク信号によりカウントを開始するカウンタ42
と、フリツプフロツプ38がリセツトされると作
動し、一定時間経過後にカウンタ42をリセツト
するタイマ回路44とから構成されている。
46は初期値として測定された超音波の往復時
間を記憶する初期値記憶回路であり、リングカウ
ンタ10により超音波送波回路12と超音波受波
回路24と同じタイミングで駆動されるアドレス
デコーダ48と、このアドレスデコーダ48によ
り指示された番地に往復時間測定回路36が測定
した時間を記憶するRAM50とから構成されて
いる。52は警報回路であり、初期値記憶回路4
6の記憶する初期値と往復時間測定回路36が測
定した値とを比較する比較回路54と、初期値と
測定値とが一致しない場合に出力される信号Nを
入力すると警報を発する警報器56とから構成さ
れている。
58はタイマ回路4からの信号Bを入力して作
動し、他の回路が初期値を測定記憶する間カウン
トし初期値記憶動作が終了する時間に出力する第
2のタイマ回路である。
60はフリツプフロツプであり、タイマ回路4
が出力するとリセツトされてRAM50を書込状
態にし、タイマ回路58が出力するとセツトされ
て比較回路54を作動状態にするものである。
次に第3図(a),(b)に示すタイムチヤートを用い
て上記構成からなる本実施例の警報装置の動作を
説明する。
はじめに、時刻t1において操作スイツチ2をオ
ン操作すると、信号AはHレベルになり、タイマ
回路4が作動する。
このタイマ回路4は、操作スイツチ2を操作し
た者が退去するのに必要な時間だけカウントする
ように設定されているので、一定時間経過すると
その出力信号Bにパルスを発生させる(時刻t2)。
信号Bにパルスが発生すると、このパルスの立ち
上がりによりフリツプフロツプ60はリセツトさ
れ、その出力信号D,EはそれぞれLレベル、H
レベルになり、比較回路54は非作動状態にな
り、またRAM50は書き込み状態になる。
この時に、発振回路6も動作を開始し、分周回
路8からクロツク信号φ1等が出力される。
また、タイマ回路58も作動しカウントを開始
する。時刻t3において分周回路8からクロツク信
号φ1が出力されると、このクロツク信号φ1の立
ち上がりによりリングカウンタ10が作動し、送
波回路14、受波回路34、アドレスデコーダ4
8を駆動する。
この送波回路14は、その出力信号F,G,
H,I、に順次クロツク信号φ2のタイミングで
パルスを発生させる。
即ち、時刻t3において信号Fにパルスを発生さ
せ、時刻t5,t7,t9においてそれぞれ信号G,H,
Iにパルスを発生させ、各送波器16,18,2
0,22が超音波を送波させる。
また、この送波器14は、その各出力信号F,
G,H,Iにパルスを発生させる度毎に出力信号
Jにもパルスを発生させ、往復時間測定回路36
に超音波が送波されたことを指示する。
この往復時間測定回路36のフリツプフロツプ
38は、送波回路14からの信号Jによりセツト
され、その出力信号LをHレベルにしてアンドゲ
ート40を開状態にする。
このアンドゲート40が開状態になると、その
出力に発生するクロツク信号φ3を入力してカウ
ンタ42が作動する。
一方、受波回路34は、リングカウンタ10か
らの信号を入力して受波器26,28,30,3
2を順次走査する。
即ち、受波回路34は時刻t3において送波器1
6から超音波が送波されると、受波器26が受波
した超音波のみを入力し、時刻t5,t7,t9からは
それぞれ受波器28,30,32が受波した超音
波のみを入力する。
このように受波回路34が各受波器26,2
8,30,32からの信号を入力すると、入力し
た時点(時刻t4,t6,t8,t10)にその出力信号K
にパルスを発生させる。
信号Kにパルスが発生すると、信号Jによりセ
ツトされている往復時間測定回路36内のフリツ
プフロツプ38はリセツトされ、アンドゲート4
0は閉状態になる。
このためアンドゲート40から出力されていた
クロツク信号は停止し、カウンタ42はカウント
を停止する。
このカウンタ42のカウント値は書込状態にあ
るRAM50に印加されて超音波の往復時間とし
て記憶される。
尚、カウンタ42はフリツプフロツプ38がリ
セツトされて、その出力信号MがHレベルになる
と作動するタイマ回路44により一定時間経過後
にリセツトされる。
このようにして、送波器16,18,20,2
2から順次送波された超音波がそれぞれ受波器2
6,28,30,32に達するまでの時間を測定
記憶する動作が一巡し、再び送波回路14の信号
Fにパルスが発生する時間t11になると、この間
カウント中であつたタイマ回路58の出力信号C
にパルスが発生する。
この信号Cのパルスは、リセツト状態にあるフ
リツプフロツプ60をセツトし、その出力信号D
をHレベルにし、出力信号EをLレベルにする。
信号EがLレベルになると、RAM50の書込
状態は解除され、これに代わつてHレベルの信号
Dにより比較回路54が作動可能状態になる。
このときに、すでに送波回路14の出力信号
F,Jにパルスが発生するように設定されてお
り、このため送波器16から超音波が送波され受
波器26でこれを受波すると受波回路34の出力
信号Kにパルスが発生する(時刻t12)。
信号Jのパルスにより作動し信号Kのパルスに
より停止するカウンタ42は、時刻t11からt12
間カウントし、そのカウント値を作動可能状態に
ある比較回路54に印加する。
このときに、RAM50には信号Kのパルスが
印加され、このパルスによりアドレスカウンタ4
8により指定された番地に記憶している送波器1
6、受波器26間の送受波の時間を読み出して比
較回路54に印加する。
この比較回路54は、RAM50の記憶値とカ
ウンタ42のカウント値が一致した場合には出力
信号NをLレベルに保ち、例えば送波器18・受
波器28間の送受波の測定時間(時刻t13からt14
が記憶値と一致していないことを検出するとその
出力信号NをHレベルにし、これによつて警報器
56を作動させて警報を発する。
本実施例によれば、警報装置本体の各側面に送
受波器を設けているので、小型であつても広範囲
にわたつて侵入者等を検知することができる。
また、警報装置の各側面に設けられている送受
波器毎に順次駆動即ち時分割駆動しているので、
送受波回路や往復時間測定回路等を共通使用で
き、検知動作の効率を上げることができる。
(f) 考案の効果 本考案によれば、警報装置の動作が、スイツチ
操作時より一定時間経過後に開始され、スイツチ
を操作した者を、誤つて検知することを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路構成を示す
図、第2図は第1図に示す警報装置の外観斜視
図、第3図a,bは第1図に示す回路のタイムチ
ヤートである。 2……操作スイツチ、4……第2のタイマ回
路、12……超音波送波回路、24……超音波受
波回路、36……往復時間測定回路、46……初
期値記憶回路、52……警報回路、58……第1
のタイマ回路、62……送波駆動回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 操作スイツチと、 この操作スイツチの操作信号により動作を開始
    し、一定周期間隔で信号を出力する送波駆動回路
    と、 この送波駆動回路からの信号に応答して超音波
    を送波する超音波送波回路と、 この超音波送波回路より送波された超音波の反
    射波を受波する超音波受波回路と、 前記超音波送波回路が超音波を送波してからこ
    の超音波受波回路で受波するまでの往復時間を測
    定する往復時間測定回路と、 前記操作スイツチからの操作信号を所定時間遅
    らせる第1の遅延回路と、 前記超音波受波回路が超音波を受波した時から
    能動状態となり、前記往復時間測定回路にて測定
    された往復時間を記憶するとともに前記第1の遅
    延回路からの操作信号が発生した以降は前記記憶
    された往復時間を出力する初期値記憶回路と、 この初期値記憶回路から出力される往復時間と
    前記往復時間記憶回路にて測定された往復時間を
    比較して一致していないときには警報を発する警
    報回路と、から成る警報装置において、 前記操作スイツチと、前記送波駆動回路および
    第1の遅延回路との間に前記操作スイツチの操作
    信号を所定時間遅らせる第2のタイマ回路を設け
    たことを特徴とする警報装置。
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