JPH0558144B2 - - Google Patents

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JPH0558144B2
JPH0558144B2 JP60027187A JP2718785A JPH0558144B2 JP H0558144 B2 JPH0558144 B2 JP H0558144B2 JP 60027187 A JP60027187 A JP 60027187A JP 2718785 A JP2718785 A JP 2718785A JP H0558144 B2 JPH0558144 B2 JP H0558144B2
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JP
Japan
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circuit
gate
distance
wave
time
Prior art date
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JP60027187A
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English (en)
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JPS61186881A (ja
Inventor
Mineo Okamoto
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、検知物体を超音波で検出する自動扉
や車両用バツクセンサー等の反射式の超音波セン
サーに関するものである。
[背景技術] 従来の反射式超音波センサーにおいては、超音
波の送受波を兼ねたマイクロフオンを駆動するた
めに、マイクロフオンに一定の時間幅のトーンバ
ースト波を加えてマイクロフオンから超音波を発
射していた。しかし、マイクロフオンから駆動用
のトーンバースト波を取り去つてもマイクロフオ
ンは惰性で振動し、この振動によつてマイクロフ
オンから音波が発生し、受波回路に入り込む所謂
残響が発生する。この残響が減衰しないとゲート
を開いて受波状態とすることができないので、ゲ
ートを開くのが遅れ、マイクロフオンの近くの近
距離からの反射波がゲート内に入らないという、
いわゆる近距離不検知部の発生現象があつた。こ
の状態を第4図に示す。すなわち、第4図aは送
波回路からの超音波の送波信号を示し、第4図b
は受波波形を示し、第4図cはゲートの開き状態
を示している。時刻t0で超音波が送波されてから
残響成分イが時刻t2近くまであるため、受波回路
のゲート回路のゲートが開くのは残響成分イの影
響を除くため、残響成分イがなくなる時刻t2以降
としている。従つて、残響成分イと重なる時刻t2
より前の時刻t1に近距離からの反射波ロが存在す
ると、ゲートを開くのは時刻t2以降であるため、
時刻t1付近の反射波ロを検知できず結果的には近
距離の死角が大きいという問題があつた。また、
このゲートをできるだけ早く開いて至近距離から
の反射波をキヤツチする試みとして、従来はマイ
クロフオンの内部に吸音材を入れたりして構造的
に残響を減らす工夫をしてきたが限界があり、至
近距離の反射波の検出が十分でなかつた。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて提供したものであつ
て、至近距離からの反射波の検知能力を向上させ
ることを目的とした超音波センサーを提供するも
のである。
[発明の開示] 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は超音波センサーAのブロツク図を示
し、第3図はタイミング波形図を示すものであ
り、超音波センサーAは、超音波を送波する送波
回路1、検知物体からの反射波を受波する受波回
路2及び超音波の送受波を兼ねたマイクロフオン
からなる送受波器7から構成されている。送波回
路1は、送波する超音波の間隔を決定するパルス
間隔決定回路3と、パルス間隔決定回路3により
駆動されて超音波の送波信号幅を決める送波幅設
定手段としてのマイク印加電圧決定回路4と、マ
イク印加電圧決定回路4により駆動される発振回
路5と、発振回路5出力を増幅する増幅回路6と
から構成されている。送受波器7は上述したよう
にマイクロフオンからなり超音波の送波と反射波
の受波とを兼ねている。また、受波回路2は、送
受波器7からの反射波を増幅する増幅回路8と、
増幅回路8の出力信号を選択増幅する同調増幅回
路9と、同調増幅回路9出力を検波する検波回路
11と、検波回路11出力が動作レベル以上であ
るかどうかを検出するレベル検出回路12と、レ
ベル検出回路12出力とゲート回路14出力とを
アンドゲート13によつて論理積した出力により
報知乃至表示する表示回路15と、前記ゲート回
路14のゲートが開くタイミングを可変とするゲ
ートタイミング可変手段としてのゲートタイミン
グ可変回路10と、検知物体からの反射波信号に
て検知物体が遠距離か近距離かを判別する距離判
別手段としてのゲート回路16とから構成されて
いる。
次に、超音波センサーAの動作を説明する。
尚、第3図のA〜Fは第1図のA〜F点の波形
を示す。今、超音波センサーAに電源が投入さ
れ、回路動作がスタートしたとき、パルス間隔決
定回路3によつてトリガされた送波タイミング信
号がマイク印加電圧決定回路4を駆動し、第3図
aに示すように優先的にτ1時間(送波信号の幅)
の間マイク印加電圧決定回路4が働き、これが発
振回路5を駆動し、第3図aに示した送波信号に
相当するマイクロフオン駆動信号が発生する。す
なわち、第1発目の超音波は第2図に示す近距離
ゾーンXに反射波形のないときに相当する超音波
を発生する。そして、この信号によりトリガされ
てゲート回路16,14が働く。すなわち、第1
発目の送波信号によつてゲート回路14は、第3
図dに示すように時刻t0から時刻T1後の近距離に
障害物(検知物体)がないのに相当する時刻t1
ら優先的にゲートが開く。ここで、ゲート回路1
6は時刻t1から時刻2までの時刻T2の間ゲートが
開いており、ゲート回路14は時刻t1から時刻t4
までの時間T2より長い時間T4の間ゲートが開い
ている。
そして、第1発目の超音波の送波による例えば
近距離にある検知物体からの反射波ロが第3図c
に示すように返つてくる。すなわち、反射波がは
ね返つてくると、送受波器7を介した微弱な信号
は受波回路2の増幅回路8により増幅され、さら
に同調増幅回路9で選択される。同調増幅回路9
からの信号は検波回路11で検波され、動作レベ
ル以上であればレベル検出回路12が働く。つま
り、いわゆる動作レベルの検出がこのレベル検出
回路12で行なわれる。そして、この反射波ロが
ゲート回路16のゲートが開いている時刻t1から
t2の間の時間T2内の反射であれば、第3図gに示
すようにゲート回路16から信号が出力される。
この情報がゲート回路16からマイク印加電圧決
定回路4にもたらされ、送波信号の時間幅τ1がτ2
(τ2<τ1)の時間幅に変えられて、第3図hに示
すようなトーンバースト波が送受波器(マイクロ
フオン)7に印加されることになる。従つて、送
波信号の時間軸がτ1からτ2になつたことにより、
つまり、送波信号が(τ1−τ2)短くなつた分だけ
それに対応して残響成分イも第3図iに示すよう
に短くなる。一方、ゲート回路16からの信号は
ゲートタイミング可変回路10を駆動し、このゲ
ートタイミング可変回路10にて第3図jのよう
にゲート回路14が時刻t1より手前の時刻t1′から
開かれるように制御する。ここで、時刻t0から時
刻t1′までの時間T1′は次式で示される。
T1′=T1−(τ1−τ2) 従つて、ゲート回路14のゲートが開くのが早
くなり、仮に近距離の反射物体がさらに近付いて
第3図iに示すように、至近距離からの反射波
ロ′を受波しても、既にゲート回路14が開いて
いるためにそのままキヤツチすることができ、第
3図kのようにアンドゲート13より信号が出力
される。
次に、検知物体が第2図に示す遠距離ゾーンY
にある場合には従来と同様に検知動作が行なわれ
る。すなわち、送受波器7を介した微弱な信号は
受波回路2の増幅回路8により増幅され、さらに
同調増幅回路9で選択される。同調増幅回路9か
らの信号は検波回路11で検波され、動作レベル
以上であればレベル検出回路12が働く。そし
て、第3図bに示すように、遠距離からの反射波
ロ″が存在する場合、この反射波ロ″は時刻t2を過
ぎているため、ゲート回路16を介しては検知さ
れず、ゲート回路14が開いているため、このゲ
ート回路14出力と、反射波ロ″の検波出力レベ
ルがレベル検知回路12の動作レベルを越えてい
た場合の出力とがアンドゲート13に送られ、ア
ンドゲート13ではゲート回路14のゲート出力
とで論理積が行なわれ、つまり、ゲート回路14
のゲート時間内に検波出力があればアンドゲート
13より信号が表示回路15に出力され、表示回
路15が働き、表示乃至報知を行なう。
尚、このとき、最初から遠距離、近距離に分け
ずに送受波器7の駆動時間をτ2に固定すればよい
のではないかという疑問が出るが、これは、遠距
離の場合、送受波器7の駆動時間τを短くすれば
超音波が弱くなり、検知物体からの反射波が返ら
ず、検知エリアが狭くなるという問題があり、近
距離ではその影響がないからである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、超音波を送波する送波
回路と該超音波による検知物体からの反射波を受
波して検知物体を検出する受波回路とを有する超
音波センサーにおいて、一定時間開いて検知物体
の反射波を通過させるゲート回路と、検知物体か
らの反射波信号にて検知物体が既定距離よりも遠
距離側に存在するか近距離側に存在するかを判別
する距離判別手段と、検知物体が既定距離よりも
近距離側に存在するときに遠距離側に比較して送
波回路から送波される超音波の送波幅を短くさせ
る送波幅設定手段と、検知物体が既定距離よりも
近距離側に存在するときに遠距離側に比較して上
記ゲート回路のゲート開放のタイミングを早める
ゲートタイミング可変手段とを設けたものである
から、距離判別手段によつて反射波を検知して検
知物体が遠距離か近距離かを判別し、検知物体が
近距離の場合にその判別出力にて送波信号の送波
幅を小とするとともに、ゲート回路のゲートが開
く時間を早くすることで、送波信号の残響成分の
影響を少なくすることができ、従つて、至近距離
での検知能力を向上させることができ、信頼性を
高めることができる効果を奏するものである。
結局、受信側での反射波の受波タイミングに応
じて送信側での送波幅および受信側でのゲート開
放タイミングを自動的に調節するのであつて、人
による測定範囲の切換差を必要とすることなく広
い距離範囲に亙つて検知物体を検出できるという
効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のブロツク図、第2図
は同上の説明図、第3図は同上のタイミング波形
図、第4図は従来例のタイミング波形図である。 1は送波回路、2は受波回路、10はゲートタ
イミング可変回路、14はゲート回路、16は第
2のゲート回路を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 超音波を送波する送波回路と該超音波による
    検知物体からの反射波を受波して検知物体を検出
    する受波回路とを有する超音波センサーにおい
    て、一定時間開いて検知物体の反射波を通過させ
    るゲート回路と、検知物体からの反射波信号にて
    検知物体が既定距離よりも遠距離側に存在するか
    近距離側に存在するかを判別する距離判別手段
    と、検知物体が既定距離よりも近距離側に存在す
    るときに遠距離側に比較して送波回路から送波さ
    れる超音波の送波幅を短くさせる送波幅設定手段
    と、検知物体が既定距離よりも近距離側に存在す
    るときに遠距離側に比較して上記ゲート回路のゲ
    ート開放のタイミングを早めるゲートタイミング
    可変手段とを設けて成ることを特徴とする超音波
    センサー。 2 上記距離判別手段は、ゲート開放時間を上記
    ゲート回路よりも短くかつ近距離側に設定した第
    2のゲート回路で構成したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の超音波センサー。
JP2718785A 1985-02-14 1985-02-14 超音波センサ− Granted JPS61186881A (ja)

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JP2718785A JPS61186881A (ja) 1985-02-14 1985-02-14 超音波センサ−

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JPS61186881A JPS61186881A (ja) 1986-08-20
JPH0558144B2 true JPH0558144B2 (ja) 1993-08-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2785942B2 (ja) * 1988-08-26 1998-08-13 松下電工株式会社 超音波検知器
JP2969255B2 (ja) * 1995-05-30 1999-11-02 春日電機株式会社 超音波レベルセンサ
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JPS5424053A (en) * 1977-07-25 1979-02-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd Object detecting device

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JPS5459857U (ja) * 1977-10-05 1979-04-25

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JPS61186881A (ja) 1986-08-20

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