JPH042911B2 - - Google Patents

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JPH042911B2
JPH042911B2 JP60281440A JP28144085A JPH042911B2 JP H042911 B2 JPH042911 B2 JP H042911B2 JP 60281440 A JP60281440 A JP 60281440A JP 28144085 A JP28144085 A JP 28144085A JP H042911 B2 JPH042911 B2 JP H042911B2
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、超音波パルスを用いて物体を検知す
る超音波物体検知器に関するものである。
[背景技術] 超音波パルスの反射波の有無及び送波からの時
間遅れから、被検知物体の存在や超音波振動子と
物体との距離を測定する従来のパルス式の超音波
物体検知器は、雑音が入つてきてもそれが雑音で
あるかそれとも物体からの反射波なのかを区別す
ることができなかつた。
第6図は従来のパルス式の超音波物体検知器の
ブロツク図を示すものであり、送波パルス駆動回
路3は超音波振動子1を所定の時間間隔毎に駆動
するパルスを出力するものであり、この送波パル
ス駆動回路3出力により超音波振動子1を駆動
し、超音波振動子1から超音波を物体2に向けて
送波するようにしている。超音波振動子1は送受
波を兼用しており、物体2からの反射波は受波回
路5で受波する。この受波回路5は受波ゲート回
路を有しており、送波パルス駆動回路3からの信
号により超音波パルスの送波後、受波ゲート回路
を駆動して、受波ゲート回路の動作時間内に入つ
てくる信号を受け、送波からの最短の時間遅れを
求めて物体2までの距離を算出する。そして、受
波回路5より検知出力信号を出力し、光や音等で
報知するものである。尚、この例では物体2の例
として人を用いているが、これに限らないことは
もちろんである。第7図はタイムチヤートを示す
ものであり、超音波パルスPの送波後に、ゲート
パルスP8により受波ゲート回路をT1時間だけ動
作させるものである。この受波ゲート回路の動作
時間T1内に入つてくる信号が物体2からの反射
波なのか、雑音Nなのかは第6図に示す受波回路
5では区別できず、受波ゲート回路の動作時間
T1内に雑音Nが入ると誤検出してしまう。例え
ば、第3図aに示すような受波ゲート回路の動作
時間T1より長い継続時間を有する周期的な雑音
Nが入つてきているときに、超音波振動子1より
超音波パルスPを出力して、受波ゲート回路のゲ
ートを開くと、その時の波形は第3図aに示す周
期的な雑音Nと、第7図に示すゲートパルスP8
とを合成した第3図bのような状態となり、受波
ゲート回路の動作時間T1内に雑音Nが存在する
ことになつて、誤検出してしまうという問題があ
る。
また、第5図aに示すような周期的な雑音Nで
あつて、その継続時間が受波ゲート回路の動作時
間T1より短い場合においては、第7図に示すゲ
ートパルスP8と合成すると、第5図bに示すよ
うな状態とする。すなわち、この場合、物体2か
らの反射波Paよりも時間的に前の位置に雑音N
があるので、物体2までの正しい距離を算出でき
ないという問題がある。
[発明の目的] 本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであ
つて、受波波形のパターンを常に監視することで
周期的な雑音の継続時間と繰り返し周期とを予測
し、雑音を検知しないようにして、雑音による誤
検知をなくすことを目的とした超音波物体検知器
を提供するものである。
[発明の開示] 実施例 1 以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。第1図は全体のブロツク図を示し、第2図は
受波回路5のブロツク図を示すものである。受波
回路5は超音波振動子1からの信号を受信する受
信回路8と、送波パルス駆動回路3からの信号に
より超音波パルスの送波後の一定時間ゲートを開
いて物体からの反射波を受信する受波ゲート回路
4と、受波ゲート回路4のゲートが閉じた後も超
音波振動子1に入つて来る信号を見ておくための
監視ゲート回路9とから構成されている。超音波
振動子1は超音波パルスの送波時間以外常に受波
信号の状態を見ているようにしている。これらの
情報は信号処理回路6に送られる。ところで、雑
音にはとても多くの種類があるが、街中での雑音
としてよくあげられる自動車やバイク等の雑音は
第3図に示すように周期的なパターンのものが多
い。信号処理回路6は受波回路5から得た情報を
用いて上記のような雑音Nの周期及び継続時間を
予測し、雑音Nがなくなつたと予測された時刻か
ら次の雑音Nが始まると予測される時刻との間に
超音波振動子1が超音波パルスPを送波して、受
波回路5の受波ゲート回路4が動作して物体を検
知するように送波パルス駆動回路3に制御信号を
送るものである。また、信号処理回路6は受波ゲ
ート回路4の動作時間T1内に信号を受信した場
合は、検知出力信号を発生させ、光や音等で報知
するようにしている。尚、信号処理回路6によ
り、予測手段及び制御手段を構成している。
しかして、第3図cに示すように、監視ゲート
回路9により受波ゲート回路4の動作後の時刻か
ら次の超音波パルスPの送波までの間を監視し、
第3図aに示すような周期的な雑音Nが入つてき
た場合、第3図cに示すように監視ゲート回路9
により監視し、信号処理回路6にて上記のように
雑音Nのない区間を予測する。そして、第3図d
に示すように、雑音Nのない区間では超音波パル
スPを送波すると共に、受波ゲート回路4を動作
させて所定の時間T1信号を受信する。従つて、
雑音Nのないところを選んで送受波されるように
なり、周期的な雑音Nによる誤検知を防ぐことが
できるものである。このように、受波波形のパタ
ーンを常に監視することで周期的な雑音Nの継続
時間と繰り返し周期とを予測し、雑音Nがないと
予測された時間に超音波パルスPを送受波して物
体を検知していることにより、街中での雑音とし
てよくあげられる自動車やバイク等の雑音による
誤検知を防ぐことができるものである。
実施例 2 第4図及び第5図は他の実施例を示すものであ
り、信号処理回路6により雑音Nがあると予測し
た時間は、受波波形パターンをマスクし、その部
分の波形を検出しないようにするゲート回路7を
設けたことを特徴とするものである。尚、受波回
路5は上記実施例と同様に構成してある。信号処
理回路6は、受波回路5から得た情報を用いて雑
音Nの継続時間及び繰り返し周期を予測してゲー
ト回路7にそれらの情報を送つている。第5図a
に示す周期的な雑音Nとして、例えば超音波パル
スPの送波間隔より短く、且つ継続時間も受波ゲ
ート回路4の動作時間T1よりも短いものとして
いる。尚、本実施例では、信号処理回路6により
予測手段を構成し、ゲート回路7により制御手段
を構成している。
しかして、上記と同様に第5図cに示すように
監視ゲート回路9により受波ゲート回路4の動作
後から次の超音波パルスPの送波までを監視し
て、周期的な雑音Nの継続時間及び繰り返し周期
を予測し、その情報をゲート回路7に送る。ゲー
ト回路7は、第5図dに示すように、受波ゲート
回路4内で雑音Nが存在すると予測される部分を
マスクした信号を受波ゲート回路4に送り、第5
図eに示すように受波ゲート回路4では雑音Nが
あると予測された部分をカツト、つまり、その時
間だけゲートパルスPgを出力せず、マスクした
部分の波形を検出しないようにする。よつて、第
5図eに示すように受波ゲート回路4に入つてく
る雑音Nが取り除かれ物体2からの反射波Paだ
けが存在することになる。以上の動作を行なわせ
ることによつて、受波ゲート回路4内にある物体
2からの反射波Paによつて、物体2の存在と物
体2までの正しい距離を算出することができ、周
期的な雑音Nによる誤検知を防ぐことができる。
本実施例ではこのように、受波波形のパターンを
常に監視することで、周期的な雑音Nの継続時間
と繰り返し周期とを予測し、受波ゲート回路4内
に雑音Nがあると予測された場合に、雑音Nのあ
る部分をマスクしその部分の波形を検出しないよ
うにして物体2を検知でき、街中での雑音として
よくあげられる自動車やバイク等の雑音による誤
検知を防ぎ、物体の存在と物体までの正しい距離
を求めることができるものである。
[発明の効果] 本発明は上述ように、被検知物体に向けて超音
波パルスを送波する超音波振動子と、この超音波
振動子を所定の間隔で駆動するパルスを出力する
送波パルス駆動回路と、被検知物体からの反射波
を送波パルス駆動回路からの信号により超音波パ
ルス送波後の所定時間動作する受波ゲート回路の
動作時間内で受波する受波回路とからなり、超音
波パルスを送波してその反射波を受波することで
被検知物体を検知するようにしたパルス式の超音
波物体検知器において、受波ゲート回路の動作時
間後の一定時間の間超音波振動子からの受波信号
を監視する監視ゲート回路を受波回路に設け、上
記監視ゲート回路出力から得られる受波波形パタ
ーンから周期的な雑音の周期及び継続時間を予測
する予測手段を設け、該予測手段出力により雑音
が存在しない部分に超音波パルスを出力すると共
に、受波ゲート回路を開ける制御手段を設けたも
のであるから、予測手段により監視ゲート回路出
力から得られる受波波形パターンから周期的な雑
音の周期及び継続時間を予測し、制御手段により
雑音が存在しない部分に超音波パルスを出力する
と共に、受波ゲート回路を開けることで、街中で
の雑音としてよくあげられる自動車やバイク等の
雑音による誤検知を防ぎ、物体の存在と物体まで
の正しい距離を求めることができる効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロツク図、第2
図は同上の受波回路のブロツク図、第3図は同上
の動作波形図、第4図は同上の他の実施例のブロ
ツク図、第5図は同上の動作波形図、第6図は従
来例のブロツク図、第7図は同上の動作波形図で
ある。 1は超音波振動子、2は被検知物体、3は送波
パルス駆動回路、4は受波ゲート回路、5は受波
回路、6は信号処理回路、7はゲート回路、9は
監視ゲート回路を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被検知物体に向けて超音波パルスを送波する
    超音波振動子と、この超音波振動子を所定の間隔
    で駆動するパルスを出力する送波パルス駆動回路
    と、被検知物体からの反射波を送波パルス駆動回
    路からの信号により超音波パルス送波後の所定時
    間動作する受波ゲート回路の動作時間内で受波す
    る受波回路とからなり、超音波パルスを送波して
    その反射波を受波することで被検知物体を検知す
    るようにしたパルス式の超音波物体検知器におい
    て、受波ゲート回路の動作時間後の一定時間の間
    超音波振動子からの受波信号を監視する監視ゲー
    ト回路を受波回路に設け、上記監視ゲート回路出
    力から得られる受波波形パターンから周期的な雑
    音の周期及び継続時間を予測する予測手段を設
    け、該予測手段出力により雑音が存在しない部分
    に超音波パルスを出力すると共に、受波ゲート回
    路を開ける制御手段を設けたことを特徴とする超
    音波物体検知器。 2 雑音がないと予測された時間内に送波パルス
    駆動回路駆動用の制御信号を出力する信号処理回
    路により予測手段及び制御手段を構成したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の超音波物
    体検知器。 3 雑音の周期と継続時間とを検知し、周期的な
    雑音の周期及び継続時間を予測する信号処理回路
    にて予測手段を構成し、信号処理回路出力により
    雑音がある時間帯だけ受波回路の受波ゲート回路
    の動作を停止させるゲート回路により制御手段を
    構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の超音波物体検知器。
JP28144085A 1985-12-13 1985-12-13 超音波物体検知器 Granted JPS62140084A (ja)

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JPS62140084A JPS62140084A (ja) 1987-06-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2571799B2 (ja) * 1987-11-26 1997-01-16 松下電工株式会社 超音波物体検知器
JP5831741B2 (ja) * 2011-07-22 2015-12-09 日立工機株式会社 電動工具
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WO2014097036A1 (en) 2012-12-18 2014-06-26 Koninklijke Philips N.V. Controlling transmission of pulses from a sensor

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JPS58173929A (ja) * 1982-04-06 1983-10-12 Mitsubishi Electric Corp 電波到来予測タイミング発生回路

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