JPS5869003A - 合板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は合板の改良に関するものである０合板は複数
枚のベニヤ単板をその繊維方向を互いに直交させ積層し
接着剤によ−って圧縮接着一体化したもので、厚さに比
べて強度が高く且つ均質化しており、割れを生じること
もない。

ところでこの合板を使用してコンクリート型枠を組むの
に、ゆるやかな曲面も構成したい場合があるが従来の合
板は曲げに対し従来の木板同様相当の抵抗を有するため
、このように曲面を形成したい部分は木板を短冊状に切
断して曲面となる様に接合固定しており、従ってその作
業はきわめて煩雑である。

又木型を作る場合にも木型には曲面を有するものがあり
、更に店舗の内装、陳列用材やマンション等の建物にお
いて、ファッション的センスの要求から曲面を設けたり
波形にすることが多く、その形成に著しく困難性がある
。

この発明は上記従来の曲面形成上の煩雑さや困難性を解
決したもので、その目的とするところは撓み性が大で、
且つ撓ませても表面にひび割れを生じることなき合板を
提供するにある。

以下この発明の構成を添付図面に基いて説明すれば、１
はベニヤ薄単板よりなる芯板、２ａ、２ｂは芯板１の両
面に接着剤層３を介して積層されたベニヤ単板、４ａｆ
４ｂは両ベニヤ単板２　ａ　ｔ　２　ｂの外面側にゴム
状の弾性を有する接着剤層５を介して積層されたベニヤ
薄単板よりなる表装板である。

前記芯板とその他の積層各板とは、繊維ａの方向を９０
°異ならせである。

即ち例えば合板を縦１８０１、横９０１のサイズとした
ものにおいて芯板１はその繊維が合板の長さ方向に向い
ているが、他の積層各板はその繊維がすべて合板の巾方
向に向いている。

芯板画面の接着剤層３は例えば尿素樹、７脂系、メラミ
ン樹脂系等の合板用の通常の接着剤が使用され、ゴム状
の接着剤層５は例えば合成ゴムラテックス系、ＰＶＡ配
合ジイソシアメイト（ビニールウレタ／）、１、酢酸ビ
ニール系、アルファオレフィン系（ナレイウ酸）、マレ
イン酸樹脂系等、又はエポキシ樹脂系におけるエポキシ
−ポリアミド型等が使用される。

芯板１と表装板４ａ、４ｂはその厚みを０６〜１＄、芯
板１の両面に貼られるベニヤ単板２ａ。

２ｂの厚みは１．３〜３ＷＪｎとし用途に応じて厚みが
選択される。

芯＼板並びにベニヤ単板はラワン材とするが、外装材は
しな材が望ましい。

この発明は上記したような構造であり、この合板はベニ
ヤ単板の５ブライとし且つ芯板と他の積層各板とは繊維
の方向が異ならせであるので、芯板の繊維の方向に撓ま
ずことができ、芯板をベニヤ薄単板とすることにより表
裏両面への撓みがきわめて容易になるという効果がある
。

又、合板を撓ませた際に芯板画面のベニヤ単板に繊維に
沿うひび割れが生じることがあるが、これらのベニヤ単
板の外側にはゴム状の接着剤層１を介してベニヤ薄単板
よりなる外表層が存在するので外表層のひび割れが防止
され、且つ前記したようにその接着剤層がゴム状である
ために耐水性も保持できるという優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の合板の一例の一部分の切欠斜視図、第
２図は同上の断面図である。 １・・・芯板、２ａ、２ｂ・・・ベニヤ単板、３・・・
接着剤層、４　ａ　、　４　ｂ・・・表装板、５・・・
ゴム状の接着剤層 特許出願人　　住吉木材有限会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ベニヤ薄単板からなる芯板の両面に接着剤層を介してベ
   ニヤ単板を積層し更にその両面にゴム状の弾性を有する
   接着剤層を介してベニヤ薄単板よりなる表装板を積層す
   ると共に、芯板と他の積層各板とはその繊維方向を異な
   らしめたことを特徴とする合板Ｏ