JPS586787Y2 - 自動2輪車のブレ−キペダル調整装置 - Google Patents

自動2輪車のブレ−キペダル調整装置

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Publication number
JPS586787Y2
JPS586787Y2 JP1977057086U JP5708677U JPS586787Y2 JP S586787 Y2 JPS586787 Y2 JP S586787Y2 JP 1977057086 U JP1977057086 U JP 1977057086U JP 5708677 U JP5708677 U JP 5708677U JP S586787 Y2 JPS586787 Y2 JP S586787Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake pedal
return spring
threaded rod
rod body
motorcycles
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977057086U
Other languages
English (en)
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JPS53151068U (ja
Inventor
平松絹男
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 川崎重工業株式会社 filed Critical 川崎重工業株式会社
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Publication of JPS586787Y2 publication Critical patent/JPS586787Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動2輪車における後輪ブレーキのペダル復
帰力を簡単な操作で調整できる装置を提供するものであ
る。
自動2輪車の後輪ブレーキは、ブレーキペダルを足で踏
み込んで操作されるが、踏込み力には個人差があり、運
転者の踏込み力に対してペダルの復帰力が強力であると
、ブレーキの作動が遅れがちになり、安全走行に支障を
きたす。
ところが従来のこの種のブレーキは、ペダル部に復帰ば
ねを一旦組み込むとそのばね力を変更調整できない構造
であって、ばね力の異なる復帰ばねに取替えることも実
際上困難である。
また復帰ばね自体の取付げに当たって、ばねに強いばね
力を付勢した状態でこれを装着しなげればならず、取付
けが面倒である。
この考案は上記従来の欠点を解消したもので、以下、そ
の一実施例を図面にしたがって説明する。
1はブレーキペダル、2はその枢支軸体で、この枢支軸
体2の端部にはペダルアーム3が一体に固着されている
4は枢支軸体2を回動自在に支承する支承部材で、車体
フレーム5に溶接により固設されている。
ここでは、ブレーキペダル1およびブレーキアーム3を
「ブレーキペダル側の部材」、支承部材4および車体フ
レーム5を「車体フレーム側の部材」と称する。
6は枢支軸体2に巻装されたトーションばねからなるブ
レーキペダル復帰ばね、7は復帰ばね6の復帰力調整用
のねじ棒体である。
このねじ棒体7は、支承部材4に固着されたブラケット
8に挿通され、そのブラケット80両側から締め付けら
れた2個のナツト体9.10によってブラケット8に対
して螺進可能に固定されている。
ねじ棒体7の先端部にはコ字形金具7aを固着し、この
金具7aに復帰ばね6の折曲した一端部6aを係着して
、ピン11で抜は止めし、これによってねじ棒体7の回
転を阻止しである。
復帰ばね6の他端部6bは折曲されてブレーキペダル1
の下縁部に係止されている。
12はペダルアーム3と後輪ブレーキ13のブレーキア
ーム14とを連結するロッド、15は足16を載せるフ
ートレストである。
つぎに、上記構成において復帰ばね6の復帰力を調整す
る手順を説明する。
まず一方のナツト体10を緩め、他方のナツト体9をブ
ラケット8に対して締め付ける方向に回せば、ねじ棒体
7は復帰ばね6の一端部6aにより回り止めされるので
回転せず、ナツト体90回転に伴い矢印A方向へ螺進し
、これによって復帰ばね6は巻き締められてその復帰力
が増大する。
逆に、ナツト体9を緩め、ナツト体10をブラケット8
に対して締め付ける方向に回せば、ねじ棒体7は矢印B
方向へ螺進し、これによって復帰ばね6は巻き戻されて
その復帰力が減少する。
上記の例はナツト体9,10を回転操作するようにした
例であるが、ねじ棒体7を回動操作してこれが螺進する
ように構成することもできる。
その場合は、ねじ棒体7とコ字形金具7aとを回動自在
に結合して、復帰ばね6の一端部6aによりねじ棒体7
の回転が阻止されないようにする。
また、ねじ棒体7を、車体フレーム側の部材4,5では
なく、ブレーキペダル1側の部材1,3に設けて、これ
に復帰ばね6の一端部を係着し、他端部を支承部材4の
ような車体フレーム側の部材に係止することもできる。
以上述べたように、この考案は車体フレーム側の部材4
,5もしくはブレーキペダル側の部材1゜3のいずれか
一方に復帰ばね調整用のねじ棒体7を螺進自在に設ける
とともに、枢支軸体2にブレーキペダル1の復帰ばね6
を巻装し、この復帰ばね6の一端部6aを上記ねじ棒体
7に係着し、他端部6bを上記両部材4,5および1,
3の他方に係着したから、ブレーキペダル1の復帰力を
ねじ棒体7の螺進操作により調整することができ、個人
差のある運転者の踏込み力にペダル1の復帰力を適合さ
せて走行の安全性を高めることができる。
しかも、復帰ばね6はばね力が弱い状態でペダル部に組
込んだのち、ねじ棒体7の螺進操作で所定の復帰力を発
揮する位置にセットできるから、組込みが容易である。
また、ねじ棒体7を新たに設けるだけであるから構造が
簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るブレーキペダルが装着される自
動2輪車の要部を示す側面図、第2図は第1図における
ブレーキペダルの要部拡大図、第3図は第2図の後面図
である。 1.3・・・・・・ブレーキペダル側の部材、2・・・
・・・枢支軸体、4,5・・・・・・車体フレーム側の
部材、6・・・・・・復帰ばね、6a・・・・・・一端
部、6b・・・・・・他端部、7・・・・・・ねじ棒体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体フレーム側の部材もしくはブレーキペダル側の部材
    のいずれか一方に復帰ばね調整用のねじ棒体を螺進自在
    に設けるとともに、上記車体フレーム側の部材に対して
    ブレーキペダル側の部材を回動自在に枢支する枢支軸体
    に、ブレーキペダルの復帰ばねを巻装し、この復帰ばね
    の一端部を上記ねじ棒体に係着し、他端部を上記両部材
    の他方に係着してなる自動2輪車のブレーキペダル調整
    装置。
JP1977057086U 1977-05-04 1977-05-04 自動2輪車のブレ−キペダル調整装置 Expired JPS586787Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977057086U JPS586787Y2 (ja) 1977-05-04 1977-05-04 自動2輪車のブレ−キペダル調整装置

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JP1977057086U JPS586787Y2 (ja) 1977-05-04 1977-05-04 自動2輪車のブレ−キペダル調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53151068U JPS53151068U (ja) 1978-11-28
JPS586787Y2 true JPS586787Y2 (ja) 1983-02-05

Family

ID=28954626

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JP1977057086U Expired JPS586787Y2 (ja) 1977-05-04 1977-05-04 自動2輪車のブレ−キペダル調整装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55107043A (en) * 1979-02-09 1980-08-16 Aisan Ind Co Ltd Automatic choke of carburetor
JPS5814207U (ja) * 1981-07-22 1983-01-28 株式会社日立製作所 バネ取付機構

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53825Y2 (ja) * 1973-09-29 1978-01-12

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Publication number Publication date
JPS53151068U (ja) 1978-11-28

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