JPS5865730A - プラスチツク部品の部分めつき方法 - Google Patents
プラスチツク部品の部分めつき方法Info
- Publication number
- JPS5865730A JPS5865730A JP16521981A JP16521981A JPS5865730A JP S5865730 A JPS5865730 A JP S5865730A JP 16521981 A JP16521981 A JP 16521981A JP 16521981 A JP16521981 A JP 16521981A JP S5865730 A JPS5865730 A JP S5865730A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating
- masking
- plastic part
- electroplating
- chemical plating
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- Chemically Coating (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はプラスチック部品の部分めっき方法に関する
ものである。
ものである。
一般にプラスチック部品のような不導体表面には直接電
気めっきをすることはできないので、あらかじめ化学め
っきでその表面に導電性を与え、その上に4気りつきを
゛するのが原則である。またプラスチック部品の一部分
のみを4気めっきする場合は、電気めっきを要しない他
の部分にはマスキングをして化学めっきが付着しないよ
うにし、その部分を不導体のままとし、その後全体を電
気めっき液に浸漬することによシ、必要な部分のみ゛電
気めつきをするようにしているう ところで電気めつきの工程は、一般にプラスチック成形
工程およびそれ以後において付着・する油―、ゴミ等を
除去するための脱脂、素材表面を腐食液で化学処理して
電気めっきの密着強度を向上させるエツチング、素材表
面に化学めっき反応を起こさせるに必要な触媒となる金
属を均一に析出させるセンシタイジングおよびアクチベ
ーチングからなる触媒化、化学めっき液の液中に浸漬し
て素材表面に銅あるいはニッケルの皮膜を形成する化学
めっき、最後に電気めっき液の浴中に浸漬して化学めっ
きの上に行なう電気めりきの各工程からなる。これらの
工程はいずれも一定組成の処理液の浴槽に一定時間浸漬
して行なわれるものである。従っである工程の処理液が
めつき部品に付着して次の工程の処理液に持ち込まれれ
ば、液の組成が変動し浴の安定性が害され好ましくない
。
気めっきをすることはできないので、あらかじめ化学め
っきでその表面に導電性を与え、その上に4気りつきを
゛するのが原則である。またプラスチック部品の一部分
のみを4気めっきする場合は、電気めっきを要しない他
の部分にはマスキングをして化学めっきが付着しないよ
うにし、その部分を不導体のままとし、その後全体を電
気めっき液に浸漬することによシ、必要な部分のみ゛電
気めつきをするようにしているう ところで電気めつきの工程は、一般にプラスチック成形
工程およびそれ以後において付着・する油―、ゴミ等を
除去するための脱脂、素材表面を腐食液で化学処理して
電気めっきの密着強度を向上させるエツチング、素材表
面に化学めっき反応を起こさせるに必要な触媒となる金
属を均一に析出させるセンシタイジングおよびアクチベ
ーチングからなる触媒化、化学めっき液の液中に浸漬し
て素材表面に銅あるいはニッケルの皮膜を形成する化学
めっき、最後に電気めっき液の浴中に浸漬して化学めっ
きの上に行なう電気めりきの各工程からなる。これらの
工程はいずれも一定組成の処理液の浴槽に一定時間浸漬
して行なわれるものである。従っである工程の処理液が
めつき部品に付着して次の工程の処理液に持ち込まれれ
ば、液の組成が変動し浴の安定性が害され好ましくない
。
一方上記マスキングは各工程の都合上上記脱脂の前に施
され、化学めっきと゛磁気めりきとの間ではずされるの
が一般的である。またマスキングをめっき部品に対して
完全に密着させることは困難である。そのためマスキン
グ部材とめっき部品との間に処理液が残留し、これが次
の工程の処理液に持ち込まれるという問題があった。そ
こで従来は部分めっきで済む場合もマスキングを施さず
、そのまま全体をめっきすることによって、ある工程の
処理液が次の工程の処理液に持込まれないようにして液
の組成の変動を防止している。しかしこのようにするこ
とは電気めっきが不必要な部分までめっきするのである
から、当然めっき液が無駄に消費され不経済である。ま
た篩状部品の内向にのみ磁気めっきしたい場合に上記理
由によりマスキングなしで化学めっきした場合は、磁気
めっきを要しない外面にのみ磁気めつきが付着し、内面
にはあまシ付着しないので内面にはあらためて塗装して
おり、作業が煩雑であるという問題があった。
され、化学めっきと゛磁気めりきとの間ではずされるの
が一般的である。またマスキングをめっき部品に対して
完全に密着させることは困難である。そのためマスキン
グ部材とめっき部品との間に処理液が残留し、これが次
の工程の処理液に持ち込まれるという問題があった。そ
こで従来は部分めっきで済む場合もマスキングを施さず
、そのまま全体をめっきすることによって、ある工程の
処理液が次の工程の処理液に持込まれないようにして液
の組成の変動を防止している。しかしこのようにするこ
とは電気めっきが不必要な部分までめっきするのである
から、当然めっき液が無駄に消費され不経済である。ま
た篩状部品の内向にのみ磁気めっきしたい場合に上記理
由によりマスキングなしで化学めっきした場合は、磁気
めっきを要しない外面にのみ磁気めつきが付着し、内面
にはあまシ付着しないので内面にはあらためて塗装して
おり、作業が煩雑であるという問題があった。
この発#j4#−1以上のような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、グラスチック部品のめっき不要1分を
その表面から所定間隔をあけてマスキンクし、グラスチ
ック部品を化学めっきしたのち収り外し、次に電気めっ
きすることにより、各工程の処理液を次の工程の処理液
に持ち込むことなく、必要な部分のみを゛磁気めりきで
きるようlこしたプラスチック部品の部分めっき方法を
提供することを目的としている。
なされたもので、グラスチック部品のめっき不要1分を
その表面から所定間隔をあけてマスキンクし、グラスチ
ック部品を化学めっきしたのち収り外し、次に電気めっ
きすることにより、各工程の処理液を次の工程の処理液
に持ち込むことなく、必要な部分のみを゛磁気めりきで
きるようlこしたプラスチック部品の部分めっき方法を
提供することを目的としている。
すなわち所定間隔をあけてマスキングして化学めっきを
行うこと番こより、マスキングした表面に形成される化
学めっき層の層厚を、次の磁気めっき工程で電気めっき
のI41#が生しないように薄り厚さに制限し、部分め
っきを行うようにすることを特徴とする。
行うこと番こより、マスキングした表面に形成される化
学めっき層の層厚を、次の磁気めっき工程で電気めっき
のI41#が生しないように薄り厚さに制限し、部分め
っきを行うようにすることを特徴とする。
以下本発明の一実施例を図について説明する。
−1図および第2図は本発明の一実施例によるプラスチ
ック部品の部分めっき方法を示す。図に示す筒状のプラ
スチック部品lの内面1bのみを電気めっきする場合は
、先ずめっきを必要としない外面1aをマスキング部材
2によりマスキングする。ここで該マスキング部材2に
社、該マスキング部材2とプラスチック部品1の外rk
J1mとの隙間を所定寸法に保持するための突起2aが
形成されている。またこの所定寸法Fi1〜5■であり
。
ック部品の部分めっき方法を示す。図に示す筒状のプラ
スチック部品lの内面1bのみを電気めっきする場合は
、先ずめっきを必要としない外面1aをマスキング部材
2によりマスキングする。ここで該マスキング部材2に
社、該マスキング部材2とプラスチック部品1の外rk
J1mとの隙間を所定寸法に保持するための突起2aが
形成されている。またこの所定寸法Fi1〜5■であり
。
ブーラスチック部品lの形状や各処理液の濃度、成分に
よって適切に選択される寸法である。この寸法が小さす
ぎるときは、上記隙間に各工程の処理液が残留し次の工
程の処理液に持ち込まれ、またこの寸法が大きすぎると
きは、化学めっきが必要以上に付着し、この部分も磁気
めっきされ、部分めっきという目的が達成できなi0 次にマスキングしたプラスチック部品1を従来と89脱
脂、エツチング、触媒化、化学めっきの順で処理し、化
学めりきが終りた段階で上記マスキング部材2をプラス
チック部品lから収り外し。
よって適切に選択される寸法である。この寸法が小さす
ぎるときは、上記隙間に各工程の処理液が残留し次の工
程の処理液に持ち込まれ、またこの寸法が大きすぎると
きは、化学めっきが必要以上に付着し、この部分も磁気
めっきされ、部分めっきという目的が達成できなi0 次にマスキングしたプラスチック部品1を従来と89脱
脂、エツチング、触媒化、化学めっきの順で処理し、化
学めりきが終りた段階で上記マスキング部材2をプラス
チック部品lから収り外し。
さらに従来と同様に4気めっきを行なう。
次に作用効果について説明する。
上記のようにマスキングS材2とグラスチック部品lの
隙間は、各工程の処理液がその隙間に残留しない適当な
寸法に定められている。そのため各工程の処理液はそれ
ぞれの浴槽に落Fし、次の工程の処理液に持ち込まれる
ことはない。
隙間は、各工程の処理液がその隙間に残留しない適当な
寸法に定められている。そのため各工程の処理液はそれ
ぞれの浴槽に落Fし、次の工程の処理液に持ち込まれる
ことはない。
また化学めっきをする場合、めっきする部分には常に新
鮮なめっき液が接触している必要がある。
鮮なめっき液が接触している必要がある。
しかしマスキングした部分ではめっき液の入れ替わシが
あま)ないため化学めっきがあまシ付着せず、この部分
の化学めっきの皮膜の厚さはマスキングしてhない他の
部分の化学めっきの皮膜の厚さに比べ非常に薄く、通常
0.1μ扉以ドとなる。
あま)ないため化学めっきがあまシ付着せず、この部分
の化学めっきの皮膜の厚さはマスキングしてhない他の
部分の化学めっきの皮膜の厚さに比べ非常に薄く、通常
0.1μ扉以ドとなる。
また上記プラスチック部品1からマスキング部l:t2
を収り外して電気めっき液の浴槽に浸漬した場合、化学
めっきBl膜は電気めっき液に含まれている硫酸ζこ浸
され易く、その一部Fi俗中に溶解する。そのため上記
マスキングをした部分の化学めっき皮膜の厚さは、電気
めっきが付着するのに必要な厚さ以ドとなり、この部分
には゛磁気めっきは付着しない。
を収り外して電気めっき液の浴槽に浸漬した場合、化学
めっきBl膜は電気めっき液に含まれている硫酸ζこ浸
され易く、その一部Fi俗中に溶解する。そのため上記
マスキングをした部分の化学めっき皮膜の厚さは、電気
めっきが付着するのに必要な厚さ以ドとなり、この部分
には゛磁気めっきは付着しない。
また筒状部品の内面を電気めっきする場合、外向をマス
キングすることにより外面には化学めっきがあまり付着
しないので、内面によシ多くの一流が流れ、内面を電気
めっきすることができる。
キングすることにより外面には化学めっきがあまり付着
しないので、内面によシ多くの一流が流れ、内面を電気
めっきすることができる。
以上のような本実施例のプラスチック部品の部分めっき
方法によればめっきを必要としない部分を各処理液がそ
の隙間に残留せず、かつ化学めっきがあまり付着しない
ような隙間でもってマスキングしたので、各工程の処理
液が次の工程の処理液に持ち込まれることなく、必要な
部分のみ4魚めりきできる。
方法によればめっきを必要としない部分を各処理液がそ
の隙間に残留せず、かつ化学めっきがあまり付着しない
ような隙間でもってマスキングしたので、各工程の処理
液が次の工程の処理液に持ち込まれることなく、必要な
部分のみ4魚めりきできる。
なお、本実施例では脱0旨の前にマスキングする場合に
ついて説明したが、マスキングする時期は化学めっきよ
り前であればいずれの時であってもよい。
ついて説明したが、マスキングする時期は化学めっきよ
り前であればいずれの時であってもよい。
以上のように本発明に係るプラスチック部品の部分めっ
き方法によれば、めっきを必要としない部分をその表面
から所定の間隙をあけてマスキングしたので、各工程の
処理液が次の工程の処理液に持ち込まれることがなく、
そのため液の組成が変動することなく浴の安定性が確保
でき、かつ必要な部分のみ電気め2き−す−るのでめっ
き液の無駄な消費がなく、経済的であるという効果があ
る。
き方法によれば、めっきを必要としない部分をその表面
から所定の間隙をあけてマスキングしたので、各工程の
処理液が次の工程の処理液に持ち込まれることがなく、
そのため液の組成が変動することなく浴の安定性が確保
でき、かつ必要な部分のみ電気め2き−す−るのでめっ
き液の無駄な消費がなく、経済的であるという効果があ
る。
第1図は本発明の一実施例によるプラスチック部品の部
分めっき方法におけるマスキングを施したプラスチック
部品の斜視図、第2図は第1図のn−n線断面図である
。 l・・・プラスチック部品 特許出願人 東洋工業株式会社 代理人 弁理士 早 瀬 憲 −第1 第21 267
分めっき方法におけるマスキングを施したプラスチック
部品の斜視図、第2図は第1図のn−n線断面図である
。 l・・・プラスチック部品 特許出願人 東洋工業株式会社 代理人 弁理士 早 瀬 憲 −第1 第21 267
Claims (1)
- (1) プラスチック部品のめつき不要部分をその表
面から所定間隔をあけてマスキングし、該プラスチック
部品を化学めっき液に浸漬して化学めっきを行い、その
後上記プラスチック部品から上記マスキングをはずし、
上記プラスチック部品を4気めっき液各こ浸漬して電気
めっきを行なうことを特徴とするプラスチック部品の部
分めっき方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16521981A JPS5865730A (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | プラスチツク部品の部分めつき方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16521981A JPS5865730A (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | プラスチツク部品の部分めつき方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5865730A true JPS5865730A (ja) | 1983-04-19 |
JPS6134512B2 JPS6134512B2 (ja) | 1986-08-08 |
Family
ID=15808107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16521981A Granted JPS5865730A (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | プラスチツク部品の部分めつき方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5865730A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01208492A (ja) * | 1988-02-15 | 1989-08-22 | Koito Mfg Co Ltd | 鍍金部を含む多色調リムの製造方法 |
JP2009062609A (ja) * | 2007-08-15 | 2009-03-26 | Sankyo Kasei Co Ltd | 成形回路部品の製造方法 |
KR101018279B1 (ko) * | 2008-09-08 | 2011-03-04 | (주) 딜라이트오브서피스앤컬러 | 플라스틱 사출물의 부분 도금 방법 |
-
1981
- 1981-10-15 JP JP16521981A patent/JPS5865730A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01208492A (ja) * | 1988-02-15 | 1989-08-22 | Koito Mfg Co Ltd | 鍍金部を含む多色調リムの製造方法 |
JP2009062609A (ja) * | 2007-08-15 | 2009-03-26 | Sankyo Kasei Co Ltd | 成形回路部品の製造方法 |
KR101018279B1 (ko) * | 2008-09-08 | 2011-03-04 | (주) 딜라이트오브서피스앤컬러 | 플라스틱 사출물의 부분 도금 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6134512B2 (ja) | 1986-08-08 |
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