JPS5863335A - 潅水用チューブ - Google Patents

潅水用チューブ

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JPS5863335A
JPS5863335A JP16263481A JP16263481A JPS5863335A JP S5863335 A JPS5863335 A JP S5863335A JP 16263481 A JP16263481 A JP 16263481A JP 16263481 A JP16263481 A JP 16263481A JP S5863335 A JPS5863335 A JP S5863335A
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irrigation
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達也 大江
賀屋 敏男
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、繰り返し耐圧疲労強度が優れると共に、耐熱
性、耐寒性、耐引裂性、耐衝撃性等の優れた潅水用屈曲
自在な構造物(以下潅水用チューブという)を提供する
ことにある。
近年潅水用チューブとして、硬質合成樹脂管の替りに高
圧法ポリエチレンやエチレン・酢酸ビニル共重合体を用
いた潅水用チューブが利用されている。これらの潅水用
チューブは、通水時には膨張して円筒形状を呈し、非通
水時には扁平形状を有するため、従来の硬質合成樹脂管
に比べ、収納、運搬、貯蔵が容易であり、さらに栽培植
物の株間形式の変更あるいは潅水区域の任意の形状に自
由に適応設置することができる。
一方、このような形状を有するが故に、従来の高圧法ポ
リエチレンやエチレン・酢酸ビニル共重合体からなる潅
水用チューブは、通水−非通水サイクルを繰り返すこと
により、るという問題がある。
本発明者らは、かがる問題点につき鋭意研究の結果、潅
水肱チューブの外層に特定の樹脂組成物を用いることに
より、繰り返し耐圧疲労強度の良好な潅水用チューブが
得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、長さ方向に沿って延びた少なくとも
1箇所の連続したヒートシール部を有し、かつ長さ方向
に適当な間隔をおいて配置された多数の潅水用孔を有し
た熱可塑性合成樹脂フィルムからなる潅水用屈曲自在の
構造物であって、該構造物は、通水時は膨張して円筒形
状を呈するが、非通水時は扁平となり、 該熱可塑性合成樹脂フィルムは、メルトインデックス0
.5ないし10g/l 0m1n、密度11−900な
いシ0.940 B /1yII’、融点1’10なイ
L、 130’C及びエチレン含有率6oないし97.
5重社%のエチレンと炭素数4ないし2oのα−オレフ
ィンとのランダム共重合体5ないし90重量部と、高圧
法ポリエチレン95ないし10重一部とからなる熱町塑
性合成尉脂組成物のフィルムからなることを特徴とする
潅水用屈曲自在の構造物に関し、また別の形態として外
層の長さ方向に沿って延びた少なくとも1箇所の連続し
たヒートシール部を有し、かつ該外層の長さ方向に適当
な間隔をおいて配置された多数の潅水用孔を有した内・
外二層からなる屈曲自在の構造物において、該外層がメ
ルトインデックス0.5ないし10g/10mxn、密
度0.900ないし0・940g/a13、融点110
ないし130℃及びエチレン含有率60ないし97.5
重量%のエチレンと炭素数4ないし20のa−オレフィ
ンとのランダム共重合体5ないし90重量部と、高圧法
ポリエチレン95ないし10重量部とからなる屈曲自在
の熱可塑性合成樹脂組成物のフィルムからなり、該内層
が該外層の内側に位置し、かつ外層に固定された透水性
で水不溶性のシート状物からなる屈曲自在の内層であり
、該構造物は、通水時は膨張して円筒形状を呈するが、
非通水時は扁平となることを特徴とする潅水用屈曲自在
の構造物に関する。
本発明において外層に用いられる共重合体でエチレンと
共重合される炭素数4ないし2oのα−オレフィンとは
、1−ブテン、1−ペンテン−%1−ヘキセン、4−メ
チル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1−
テトラデセン、1−オクタデセンあるいはこれらの混合
物であり、特に炭素数6ないし8のα−オレフィン、と
りわけ4−メチル−1−ペンテンが好ましい。
また共重合体のメルトインデックス(ASTM D12
38; 190℃、2.16kg、以下M〒)は0.5
ないし10g/ 10m1n、好ましくは[1,5ない
し5g/10m1nの範囲にあることが好ましい。M工
が0・5未満だと流動性が劣り成形性が悪く、M工が1
0を超えると耐衝撃性や引裂強度等の機械的特性が劣る
。共重合体の密度は、耐衝撃性が良好であるためには、
0.940 g/を一以下であることが好ましく、引張
強さ及び剛性が優れるためにはO−900g/cm3以
上が好ましい。また密度が上記範囲にあるためには、共
重合体中のエチレン含有率は6oないし97.5重量%
である必要がある。さらに共重合体は示差熱分析(DS
O)の昇温速度10°C/ m 1nでの吸熱曲線から
求めた融点(鋭いピークを示す点)が1個ないし複数個
、多くの場合2個ないし3個、好ましくは6個ある。そ
してその最高融点は110ないし150℃、好ましくは
115ないし125℃の範囲である。融点が110℃未
満のものはフィルムの耐熱性が劣’)、、130℃を越
えるものは低温ヒートシール性に劣る。
前記のような共重合体を製造するには、遷移金属触媒を
用いる所謂中低圧法によってエチレンとα−オレフィン
とを所要密度となるような割合で重合させることによっ
て得られる。その際所望のM工のものを得るには、水素
の如き分子量調節剤を用いればよい。重合はスラリー重
合、気相重合、高温溶解重合などの種々の方法によって
行いうる。
本発明で用いられる高圧法ポリエチレンは、M工(19
0°C)が好ましくは0.1ないし10 g/ 10 
m1n、特に好ましくは1.0ないし5.0 g/ 1
0 m 1nで、密度が好ましくは0.915ないし0
.935 g/a113の範囲のものでとくに0.92
0ないし0.925 g/45の範囲のものは、透明性
向上効果が優れる。
なお、本発明でいう高圧法ポリエチレンとは\エチレン
の単独重合体のみならず、本発明の目的を損なわない範
囲、例えば10重敏%以下の少量の他の重合性単量体、
例えば酢酸ビニル\アクリル酸エステル等とエチレンと
の共重合体であってもよい。
本発明における共重合体と高圧法ポリエチレンとの配合
比は、5重量部対80重量部なトル60重量部対4O重
量部である。共重合体が5重量部未満だと繰り返し耐圧
疲労強度の改良効果が充分ではなく、90重量部を越え
ると成形性が好ましくなくなる。また通常潅水用チュー
ブとして用いるなら、共重合体と高圧法ポリエチレンの
比は、20重量部対80重量部ないし60重量部対40
重量部で充分であるが、特に耐衝撃性、耐引裂性、剛性
等が要求される場合は、共重合体の割合を増加させるこ
とにより対応できる。□ ・。
また上記組成物には、その特性を損わない範囲で耐候安
定剤、耐熱安定剤、帯電防止剤、防曇剤、アンチブロッ
ク剤、スリップ剤、滑剤、顔料、染料等を添加してもよ
い。
上記のような組成物を得るには、公知の種々の方法がと
り得る。例えば各樹脂をリボンブレンダー、ヘンシェル
ミキサーで混合後、押出機で造粒する方法、あるいは直
接パンバリーミキサー−ニーダ−1二本ロール等で溶融
混合後、押出機で造粒する方法−がある。
このような組成物を用いて潅水用チューブ、すなわち潅
水用屈曲自在な構造物を得るには、例えばフィルムの長
さ方向に多数の潅水用の孔(孔は丸孔、多角孔あるいは
スリット状等如何なる形状でもよい)を穿設し:たテー
プ状の前記組成物よりなる連続フィルムと穿設しないテ
ープ状の前記組成物よりなる連続フィルムとを積層し、
該積層したテープ状物を走行させながら、その幅方向両
耳部を連続してヒートシールすることにより得られる。
また潅水用孔の目詰りを防ぐため、内層として透水性で
水不溶性のシート状物を用しする場合(ま、前記テープ
状フィルム積層時に、両テープ状フィルム間に、透水性
で水不溶性の不織布等の連続したテープ状物が位置する
ように積層したのち、該積層テープ状物の幅方向両耳部
をヒートシールすることにより得られる。
このようにして得られる潅水用チューブは、繰り返し耐
圧疲労強度が(1,2m長のチューブに、潅水圧力1.
0kg/cm2で2分間通水したのち2分間非通水状態
とし、前記通水−非通水サイクルを繰り返し、何回目で
該チューブが破損するかを見る方法)、従来の高圧法ポ
リエチレンやエチレン・酢酸ビニル共重合体からなる潅
水用チューブより優れ、ま\ た耐衝撃性、耐引裂性、耐寒性、耐熱性にも優れるとい
う特徴をも、つ。
本発明の潅水用チューブすなわち潅水用屈曲自在の構造
物は、水だけでなく、液状肥料、水溶性殺虫、殺ダニ剤
、水溶性膜カビ、殺ヴイルス剤、水溶性除草剤、防塵剤
、その他の薬剤を含有する撒水もしくは潅水を行うこと
ができ、又さらに、比較的浅い土中での地中潅水も可能
な広い適用適性を有する。
実施例1 くフィルムの成形〉 M工0.5 g710 minの高圧法ポリエチレン(
ミラソン■AOE5ONx三井ポリケミカルKK)90
重量部に、M工2.1 g /apt’、密度0.92
0 glα6のエチレン・4−メチヘ−1−ペンテンラ
ンダム共重合体10重量部をV型プレンダーを用いて混
合し、成形機で幅470mm、厚み0.O2ff1mの
フィルムを成形した。
〈潅水用屈曲自在の構造物の製造とその評価〉フィルム
の長さ方向に多数の潅水用スリットを穿設した幅42m
mの前記フィルムと、スリットを穿設しない前記フィル
ムとの間に、熱可塑性合成樹脂繊維からなる不織布の連
続したテープ状物が位置するように、これらのフィルム
を走行させながら連続的に積層し、該積層したフィルム
を走行させながら、その幅゛方向両端縁部を、連続的に
ヒートシールして潅水用屈曲自在の構造物を得た。
この構造物を用いて繰り返し耐圧疲労強度試験及びJ工
S−に−7115の方法に準じる引張クリープ試験を行
った。結果を第1表に示す。
Z−1702の方法に準じる)、ヒートシール強度(ヒ
ートシール条件:220’(:、、2 kg/cpn2
.2sec)ノ試験結果を第1表に併記する。
実施例2 高圧法ポリエチレンとエチレン・4−メチル−1−ペン
テンランダム共重合体との混合割合を80重蓋部対20
重量部にしたほがは、実施例1と同様に行った。結果を
第1表に示す。
比較例1

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長さ方向に沿って延びた少なくとも1箇所の連続
    したヒートシール部を有し、がっ長さ方向に適当な間隔
    をおいて配置された多数の潅水用孔を有した熱可塑性合
    成樹脂フィルムからなる潅水用屈曲自在の構造物であっ
    て、該構造物は、通水°時は膨張して円筒形状を呈する
    が、非通水時は扁平となり、 該熱可塑性合成樹脂フィルムは、メルトインデックス0
    .5ないし10g/10m1n、密度0.900ないし
    0.940 g/aR3、融点110ないし130℃及
    びエチレン含有率60ないし97.5重置%のエチレン
    と炭素数4ないし20のa−オレフィンとのランダム共
    重合体5ないし90重量部と高圧法ポリエチレン95な
    いし10重量部とからなる熱可塑性合成樹脂組成物のフ
    ィルムからなることを特徴とする潅水用屈曲自在の構造
    物。
  2. (2)外層の長さ方向に沿って延びた少なくとも1箇所
    の連続したヒートシール部を有し、かつ該外層の長さ方
    向に適当に間隔をおいて配置された多数の潅水用孔を有
    した内・外二層からなる屈曲自在の構造部において、該
    外層がメルトインデックス0・5ないし10 g/l 
    0m1n。 密度0.900ないし0.940 g/a’ 、融点1
    10ないし150℃及びエチレン含有率60ないし97
    .5重置%のエチレンと炭素数4ないし20のα−オレ
    フィンとのランダム共重合体5ないし90重置部と、高
    圧法ポリエチレン95ないし10重置部とからなる屈曲
    自在の熱可塑性合成樹脂組成物のフィルムからなり、該
    内層が該外層の内側に位置し、かつ外層に固定された透
    水性で水不溶性のシート状物からなる屈曲自在の内層で
    あり、該構造物は、通水時は膨張して円筒形状を呈する
    が、非通水時は扁平となることを特徴とする潅水用屈曲
    自在の構造物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4749130A (en) * 1982-08-14 1988-06-07 Utzinger Gustav E Liquid-spraying system
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5594085A (en) * 1979-01-09 1980-07-17 Mitsui Petrochemical Ind Tube
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