JPS586256Y2 - コンバインにおける深扱ぎ警報装置 - Google Patents

コンバインにおける深扱ぎ警報装置

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JPS586256Y2
JPS586256Y2 JP3487478U JP3487478U JPS586256Y2 JP S586256 Y2 JPS586256 Y2 JP S586256Y2 JP 3487478 U JP3487478 U JP 3487478U JP 3487478 U JP3487478 U JP 3487478U JP S586256 Y2 JPS586256 Y2 JP S586256Y2
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JP
Japan
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switch
side plate
culm
tip
supply port
Prior art date
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Expired
Application number
JP3487478U
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English (en)
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JPS54137555U (ja
Inventor
持田幹夫
福頼弘運
堀内道夫
柳楽和久郎
Original Assignee
三菱農機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
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Priority to JP3487478U priority Critical patent/JPS586256Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 従来、刈取脱穀作業を開始する前にその圃場の穀稈長に
合せて予しめ扱深さ調節を行うが、同一圃場でも穀稈長
が大きく変動することがあり、そのような場合は作業途
中でも扱深さを更に調節する必要がある。
しかし自脱型コンバインの供給口は運転者から視認し難
い部位にあるため、供給状態により深扱ぎとなっている
ことを看過することがあり、深扱ぎ状態が続くと、扱室
内への殻稈の抜き取量が多くなり、扱胴に過負荷がかか
ることは勿論のこと、藁屑の発生量が大となり藁屑と共
に機外に穀粒が排出される所謂三番飛散を生じ易くかつ
選別機能も著しく低下する等の欠点があった。
本考案は前述の諸欠点を改善することができるものであ
りながら、従来から付設されている穂先案内側板等を利
用し得て簡単にかつ容易に得ることができ、しかもスイ
ッチ及びその作動部等に殻稈が絡み付くことがなく的確
に作動するコンバインにおける深扱ぎ警報装置を提供す
ることを目的とするものであって、脱穀装置1の供給口
10の上方に、供給される殻稈の稈身方向と略平行な回
転軸14を株元側は適宜の支持部材に、穂先側は供給口
10の穂先案内側板13に回転自在に支持し、上記回転
軸14の穂先挿入位置と対向する部位には感知部材を移
動調節可能に垂設し、穂先案内側板13より外方へ突出
した部位にはスイッチ作動体を取付け、上記穂先案内側
板の外側面に、スイッチ作動体の回動により断続すると
共に警報器の回路中に挿入したスイッチ19を取付けた
ことを特徴とするものである。
以下図面に示す実施例について本考案を更に詳細に説明
すると、1は走行装置2を有するコンバインの機台3上
に搭載した脱穀装置であって、その前方には分草体4,
4、刈刃5、殻稈引起枠6等からなる刈取装置が設けて
あり、この刈取装置と脱穀装置との間には株元搬送帯7
と穂部搬送帯8とが設けであり、株元搬送経路には前部
を中心として稈身方向に傾動する搬送チェーンと挟扼杆
とからなる扱深さ調節装置9が設けである。
そして、前記脱穀装置1の前部の供給口10の上部には
、株元側が挟扼レール11の支持枠12に挿通され、穂
先側が前方へ向けて突設した上下方向の穂先案内側板1
3に貫挿した回転軸14が供給される殻稈の稈身方向と
略平行な方向として回転自在に支架されており、該回転
軸4の穂部供給経路に対向する部位には、下部にゴム又
は合成樹脂等の弾性材からなる感知片15aを長さ方向
に進退調節し得るように螺子15で螺着した感知体15
の基部のボス15bが移動調節可能に取付けられでいる
また、回転軸14の穂先案内側板13から外側(操縦席
17側)へ突出した部分には、スイッチ作動体を構成す
るカム18が固定してあり、接片が該カム18の周面と
接するスイッチ19は穂先案内側板13の外側面に取付
けである。
更に上記スイッチ19は警報ランプ20(又はブザー)
と遅延リレー21とを有する回路22に挿入してあり、
警報ランプ20は操縦者が視認し易いように操縦席17
の前方の殻稈引起枠の上部に設けである。
なお、前記回転軸14の端部には戻しスプリング23が
付設しであり、この戻しスプリング23及び前記カム1
8、スイッチ19、遅延リレー21は第7図に鎖線で示
す合成樹脂製の透明なスイッチボックス24内に密封し
て収納されでいる。
図面中25はフィードチェーン、26は供給口10の上
部に吊り下げたゴム製の飛散防止板、27は入口板、2
8は操作盤である。
前述の装置において、刈取脱穀作業開始前又は開始時に
その圃場の穀稈長に適した扱ぎ深さに調整する。
而して、刈取装置で刈取られた殻稈は株元部を挟扼レー
ル11とフィードチェーン25とにより挟持搬送され穂
先部が脱穀装置1の供給口10に挿入されて脱穀処理さ
れる。
その際、扱深さが適切であると穂部は感知体15の感知
片15aに近接しながら送り込まれるが稈長が犬となっ
て扱深さが深くなり過ぎると穂先部は感知片15aを押
すので感知体15は扱室に向けて傾動し回転軸14は回
動する。
同時にカム18も回動するのでその大径部がスイッチ1
9の接片も押圧して該スイッチ19をONとする。
その時、検出信号が断続していても各検出信号の時間が
短い場合、即ち、穂先が感知片15aに接触したりしな
かったりすることを繰返す程度で扱深さが略適切である
か若しくはそれに近い場合は、前記検出信号は遅延リレ
ー21により否定されるため警報ランプは点灯されない
しかし遅延リレー21で設定された時間より長い検出信
号が発せられると警報ランプ20が点灯される。
その時操縦者は操縦席17の近傍にある扱深さ調節レバ
ー(図示せず)を操作して、供給口10に供給される殻
稈の穂先部を見ながら扱深さ調節装置を傾動して適切な
扱深さに調節する。
前記警報ランプ20が点灯される程度に深扱ぎとなって
いる時は感知片15aは穂先部により強く押されて回動
し、飛散防止板26に正接されんとするが、穂先部によ
る歪力により第6図a、bに示す如く穂先案内側板13
側へ向けて折曲乃至彎曲するので、供給口10に詰った
藁屑等を取り除く場合、どちらにも折曲し得て容易に取
り除くことができる。
また、殻稈による抑圧に順応して或程度変形し得るので
殻稈の巻き付き又は絡み付を防止することができる。
本考案は前述のように脱穀装置1の供給口10の上方に
、供給される殻稈の稈身方向と略平行な回転軸14を株
元側は適宜の支持部材に、穂先側は供給口10の穂先案
内側板13に回転自在に支持し、上記回転軸14の穂先
挿入位置と対向する部位には感知部材を移動調節可能に
垂設し、穂先案内側板13より外方へ突出した部位には
スイッチ作動体を取付け、上記穂先案内側板の外側面に
、スイッチ作動体の回動により断続すると共に警報器の
回路中に挿入したスイッチ19を取付けたので、操縦者
は前方の立毛殻稈の状態を見ながらでも深扱ぎになった
ことを直ちにかつ的確に知ることができ、過度の深扱ぎ
により異常に大きな負荷が扱胴にかかること及び穀粒の
三番飛散並びに選別機能の低下を未然に防止することが
できる。
また、感知体15を取付けた回転軸14及びスイッチ及
びスイッチ作動体等を供給口に付設されている穂先案内
側板13を利用して取付けであるので、新たな取付部材
を必要とせず著しく安価に提供することができる。
更に前記スイッチ及びスイッチ作動体等は穂先案内側板
13の外側面に装着しであるので、スイッチ及びスイッ
チ作動体等に藁屑が付着したり堆積することを防止する
ことができると共にそ几らが殻稈の供給障害となること
もない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図・
まコンバインの斜視図、第2図は1部所面を示す要部の
平面図、第3図は同上側面図、第4図は作用説明図、第
5図a、bは検出スイッチ部の側面図、第6図aは感知
体の背面図、bは同上分解斜視図、第7図は作用を示す
斜視図、第8図は回路図である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)脱穀装置1の供給口10の上方に、供給される殻
    稈の稈身方向と略平行な回転軸14を株元側は適宜の支
    持部材に、穂先側は供給口10の穂先案内側板13に回
    転自在に支持し、上記回転軸14の穂先挿入位置と対向
    する部位には感知部材を移動調節可能に垂設し、穂先案
    内側板13より外方へ突出した部位にはスイッチ作動体
    を取付け、上記穂先案内側板の外側面に、スイッチ作動
    体の回動により断続すると共に警報器の回路中に挿入し
    たスイッチ19を取付けたことを特徴とするコンバイン
    における深扱ぎ警報装置。
  2. (2)感知部材の1部を撓み得るように弾性材で構成し
    た実用新案登録請求の範囲第1項記載のづンバインにお
    ける深扱ぎ装置。
JP3487478U 1978-03-19 1978-03-19 コンバインにおける深扱ぎ警報装置 Expired JPS586256Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3487478U JPS586256Y2 (ja) 1978-03-19 1978-03-19 コンバインにおける深扱ぎ警報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3487478U JPS586256Y2 (ja) 1978-03-19 1978-03-19 コンバインにおける深扱ぎ警報装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54137555U JPS54137555U (ja) 1979-09-25
JPS586256Y2 true JPS586256Y2 (ja) 1983-02-03

Family

ID=28893068

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JP3487478U Expired JPS586256Y2 (ja) 1978-03-19 1978-03-19 コンバインにおける深扱ぎ警報装置

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JPS54137555U (ja) 1979-09-25

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