JPS586223B2 - テ−プリヨウケンシユツソウチ - Google Patents
テ−プリヨウケンシユツソウチInfo
- Publication number
- JPS586223B2 JPS586223B2 JP50043070A JP4307075A JPS586223B2 JP S586223 B2 JPS586223 B2 JP S586223B2 JP 50043070 A JP50043070 A JP 50043070A JP 4307075 A JP4307075 A JP 4307075A JP S586223 B2 JPS586223 B2 JP S586223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- reel
- time
- signal
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、テープレコーダ等に於いてテープ使用量、テ
ープ残量等を検出するテープ量検出装置シに関する。
ープ残量等を検出するテープ量検出装置シに関する。
従来よりテープ量検出装置として、リール台の回転数あ
るいはテープに当接させたローラーの回転数を計数する
ことにより、テープ量を知るようにしたものがある。
るいはテープに当接させたローラーの回転数を計数する
ことにより、テープ量を知るようにしたものがある。
しかし、前者においては、計、数と計数されたテープ長
との関係は非線形となり、また、後者においては、テー
プとこれに当接させたローラーとの間のスリップにより
、誤差が大きくなる等の欠点を有するものであった。
との関係は非線形となり、また、後者においては、テー
プとこれに当接させたローラーとの間のスリップにより
、誤差が大きくなる等の欠点を有するものであった。
本発明は上述の実状に鑑みて成されたもので、先ず、本
発明の実施例の説明に先立ち、テープレコーダのテープ
残量時間Tについて一般的な考察をする。
発明の実施例の説明に先立ち、テープレコーダのテープ
残量時間Tについて一般的な考察をする。
ここでは、第1図に示す如く、磁気テープ51が供給側
リール52より巻取側リール53に記録再生磁気ヘッド
54を通って巻取られる場合のテープ残量時間Tについ
て考察する。
リール52より巻取側リール53に記録再生磁気ヘッド
54を通って巻取られる場合のテープ残量時間Tについ
て考察する。
今、供給側リール52上に巻装されているテープ51の
全長、即ち、テープ残量の全長を1sと表わせば、(但
し、rsは供給側リール52上に巻装されたテープの巻
径、rhは供給側リール52のハブ径、δはテープ51
の厚さ) として与えられる。
全長、即ち、テープ残量の全長を1sと表わせば、(但
し、rsは供給側リール52上に巻装されたテープの巻
径、rhは供給側リール52のハブ径、δはテープ51
の厚さ) として与えられる。
一方、テープ51の走行速度をvとすると、供給側リー
ル520回転数Psは、 従って となる。
ル520回転数Psは、 従って となる。
また、テープ残量時間Tはと表わされるので、この(4
)式に、(1)式及び(3)式を代入すれば、 (但し、Ns=1/Psで、リール52の回転周期を意
味する。
)式に、(1)式及び(3)式を代入すれば、 (但し、Ns=1/Psで、リール52の回転周期を意
味する。
また、である。
)となる。
この(5)式の中で、テープ走行速度V、供給側リール
52のハブ径rh、及びテープの厚さδは定数なので、
回転数Psあるいは回転周期NSを知ることにより残量
時間Tを知り得ることが理解される。
52のハブ径rh、及びテープの厚さδは定数なので、
回転数Psあるいは回転周期NSを知ることにより残量
時間Tを知り得ることが理解される。
そこで残量時間Tを知る一つの方法として第2図に示す
方法が考えられる。
方法が考えられる。
即ち、回転数psに比例する信号を、例えばリール台に
直結した周波数発生器等により得て、これを第2図の入
力端子1に加える。
直結した周波数発生器等により得て、これを第2図の入
力端子1に加える。
この入力信号の振幅をリミッター2で一定とした後に2
次LPF3(2次伝達関数をもつローパスフィルターで
、入力信号の周波数分布範囲は、このフィルターの減衰
特性領域a内にあるものとする。
次LPF3(2次伝達関数をもつローパスフィルターで
、入力信号の周波数分布範囲は、このフィルターの減衰
特性領域a内にあるものとする。
)を通すと1 /PS 2に比例した出力が得られる。
その後、A/D変換回路5、あるいは表示回路6で(5
)式中の他の定数項C1、C2の補正をすれば、表示回
路6によりテープ残量を実時間で表示することができる
。
)式中の他の定数項C1、C2の補正をすれば、表示回
路6によりテープ残量を実時間で表示することができる
。
ところがこの方法では、1/Ps2に比例した信号を得
るために2次LPF3を使用しているが、このために入
力信号中の周波数の低いワウ・フラツター成分が通過帯
域に入り、減衰されることなく2次LPF3の出力とし
て現われてくる。
るために2次LPF3を使用しているが、このために入
力信号中の周波数の低いワウ・フラツター成分が通過帯
域に入り、減衰されることなく2次LPF3の出力とし
て現われてくる。
このことはワウ・フラツター成分が上述のテープ量表示
装置の精度に悪影響を及ぼすことを意味する。
装置の精度に悪影響を及ぼすことを意味する。
第3図は上記の問題を解決するための本発明の実施例を
示すものである。
示すものである。
この実施例は、前述した第2図の方法の回路にサンプリ
ング・ホールド回路22、ピーク検出回路23、演算増
幅器24、コンデンサ25、及び抵抗26〜29を附加
したものである。
ング・ホールド回路22、ピーク検出回路23、演算増
幅器24、コンデンサ25、及び抵抗26〜29を附加
したものである。
2次LPF3を通過した信号は、ピーク検出回路23に
よって検出されたピーク毎にサンプリング・ホールド回
路22によりサンプリングされ、かつホールドされる。
よって検出されたピーク毎にサンプリング・ホールド回
路22によりサンプリングされ、かつホールドされる。
このサンプリング・ホールド回路22の出力は、リール
の回転数Psに相当する信号(ほぼ直流成分)と、ワウ
・フラツター成分(ほぼ交流成分)とが重畳した信号と
なっている。
の回転数Psに相当する信号(ほぼ直流成分)と、ワウ
・フラツター成分(ほぼ交流成分)とが重畳した信号と
なっている。
そこで、演算増幅器24のプラス端子へ、この重畳した
信号を抵抗27及び抵抗28を介して供給し、一方演算
増幅器24のマイナス端子へは、コンデンサ25及び抵
抗26を通してワウ・フラツターによる変化分のみを供
給すれば、前記重畳信号のうちのワウ・フラツター成分
が相殺され、リール回転数Psに相当する信号だけが演
算増幅器24の出力として得られる。
信号を抵抗27及び抵抗28を介して供給し、一方演算
増幅器24のマイナス端子へは、コンデンサ25及び抵
抗26を通してワウ・フラツターによる変化分のみを供
給すれば、前記重畳信号のうちのワウ・フラツター成分
が相殺され、リール回転数Psに相当する信号だけが演
算増幅器24の出力として得られる。
従って、この演算増幅器24の出力を基に、A/D変換
回路5を介して表示回路6により表示を行えば、第2図
の場合に比べて、ワウ・フラツター成分の影響を軽減で
き、よってテープ量検出装置の精度を高めることができ
る。
回路5を介して表示回路6により表示を行えば、第2図
の場合に比べて、ワウ・フラツター成分の影響を軽減で
き、よってテープ量検出装置の精度を高めることができ
る。
尚、実施例では、供給側リール台の回転数(周期)を検
出することにより、残り時間を検知するようにしている
が、巻取側リール台の回転数(周期)を検出して、経過
時間を表示することも可能である。
出することにより、残り時間を検知するようにしている
が、巻取側リール台の回転数(周期)を検出して、経過
時間を表示することも可能である。
さらに、両者を検出するように構成すれば、テープの全
量、換言すればテープの記録再生可能時間をも知ること
ができる。
量、換言すればテープの記録再生可能時間をも知ること
ができる。
また実施例ではデイジタル表示を行うようにしているが
、A/D変換をせずにアナログ表示をしてもよいことは
勿論である。
、A/D変換をせずにアナログ表示をしてもよいことは
勿論である。
さらにリール台の回転した数のみを計数する従来のカウ
ンタによる方法と、本発明による実時間表示の方法とを
切換えスイッチで選択するようにしてもよい。
ンタによる方法と、本発明による実時間表示の方法とを
切換えスイッチで選択するようにしてもよい。
また本発明はテープレコーダ、VTRだけでなく、リー
ルに巻回されて使用されるテープ状体の量を検出する場
合にも適用することができる。
ルに巻回されて使用されるテープ状体の量を検出する場
合にも適用することができる。
以上述べたように本発明は、リールの回転周期を検出す
る手段(例えば、リール台と直結した周波数発生器)と
、この検出された回転周期信号をレベル変化に変換する
手段、(例えば、2次LPF3)と、変換手段から得ら
れるレベル変化信号とこのレベル変化信号の交流分とを
減算する手段(例えば、演算増幅器24)とを具備する
ものである。
る手段(例えば、リール台と直結した周波数発生器)と
、この検出された回転周期信号をレベル変化に変換する
手段、(例えば、2次LPF3)と、変換手段から得ら
れるレベル変化信号とこのレベル変化信号の交流分とを
減算する手段(例えば、演算増幅器24)とを具備する
ものである。
従って本発明によれば、テープのワウ・フラツタの影響
を受けない精度の高いテープ量検出を実時間表示で行う
ことができる。
を受けない精度の高いテープ量検出を実時間表示で行う
ことができる。
さらに、テープのどの位置においても、一時点でリール
台の回転数(周期)を検出するだけで、テープ残り時間
、あるいは経過時間を知ることができるので、テープ量
を知りたい時だけ、動作させるようにすることもできる
。
台の回転数(周期)を検出するだけで、テープ残り時間
、あるいは経過時間を知ることができるので、テープ量
を知りたい時だけ、動作させるようにすることもできる
。
第1図はテープレコーダの概略平面図、第2図は実時間
表示とする一つの方法を示すブロック線図、第3図は本
発明の実施例を示すブロック線図である。 なお図面に用いられている符号において、3は2次LP
F、22はサンプリング・ホールド回路、25はコンデ
ンサ、23はピーク検出回路、24は演算増幅器である
。
表示とする一つの方法を示すブロック線図、第3図は本
発明の実施例を示すブロック線図である。 なお図面に用いられている符号において、3は2次LP
F、22はサンプリング・ホールド回路、25はコンデ
ンサ、23はピーク検出回路、24は演算増幅器である
。
Claims (1)
- 1 リールの回転周期を検出する検出手段と、この検出
手段から得られる回転周期信号をレベル変化に変換する
変換手段と、この変換手段から得られるレベル変化信号
とこのレベル変化信号の交流」分とを減算する減算手段
とを具備するテープ量検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50043070A JPS586223B2 (ja) | 1975-04-09 | 1975-04-09 | テ−プリヨウケンシユツソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50043070A JPS586223B2 (ja) | 1975-04-09 | 1975-04-09 | テ−プリヨウケンシユツソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51117608A JPS51117608A (en) | 1976-10-15 |
JPS586223B2 true JPS586223B2 (ja) | 1983-02-03 |
Family
ID=12653584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50043070A Expired JPS586223B2 (ja) | 1975-04-09 | 1975-04-09 | テ−プリヨウケンシユツソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586223B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5430015A (en) * | 1977-08-11 | 1979-03-06 | Fujitsu Ten Ltd | Residual tape indicator |
JPS5830989U (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-28 | 株式会社東芝 | テ−プカウンタ装置 |
-
1975
- 1975-04-09 JP JP50043070A patent/JPS586223B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51117608A (en) | 1976-10-15 |
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