JPS58615Y2 - リザ−バタンク - Google Patents
リザ−バタンクInfo
- Publication number
- JPS58615Y2 JPS58615Y2 JP1978169808U JP16980878U JPS58615Y2 JP S58615 Y2 JPS58615 Y2 JP S58615Y2 JP 1978169808 U JP1978169808 U JP 1978169808U JP 16980878 U JP16980878 U JP 16980878U JP S58615 Y2 JPS58615 Y2 JP S58615Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separator
- oil
- container
- level gauge
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、パワステアリング等に用いられるオイルを溜
めるリザーバタンクに関する。
めるリザーバタンクに関する。
オイルを溜めるリザーバタンクの内部空間を大気圧に維
持するために、リザーバタンクの容器にはめられるキャ
ップには、ブリーザ孔が形成されている。
持するために、リザーバタンクの容器にはめられるキャ
ップには、ブリーザ孔が形成されている。
しかし車両の振動に伴って、従来のリザーバタンクでは
、リザーバタンク内のオイルがこのブリーザ孔を介して
外部へ漏れ、オイル損失、および容器外壁へのちりの付
着という外観上の問題が生じている。
、リザーバタンク内のオイルがこのブリーザ孔を介して
外部へ漏れ、オイル損失、および容器外壁へのちりの付
着という外観上の問題が生じている。
本考案の目的は、キャップのブリーザ孔を介してのオイ
ル漏れを有効に防止することができるリザーバタンクを
提供することである。
ル漏れを有効に防止することができるリザーバタンクを
提供することである。
次に図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図はパワステアリングに用いられるリザーバタンク
を示し、容器1は底壁に接続口2をもち、所定量のオイ
ル3を収容する。
を示し、容器1は底壁に接続口2をもち、所定量のオイ
ル3を収容する。
オイル3の最高レベルより上方を覆うように、セパレー
タ4が容器1の側壁に溶接固定されている。
タ4が容器1の側壁に溶接固定されている。
セパレータ4は、中央に所定面積の穴5を形成するよう
に、容器1の側壁から中央へ向かって少し下方へ所定量
だけ突出している。
に、容器1の側壁から中央へ向かって少し下方へ所定量
だけ突出している。
容器1の上部開口を覆うキャップ6は、外側部材7と外
側部材7に固定されている内側部材8と容器1の上部開
口縁に密着するシール9とをもち、容器1にねじ締めさ
れている。
側部材7に固定されている内側部材8と容器1の上部開
口縁に密着するシール9とをもち、容器1にねじ締めさ
れている。
外側部材7と内側部材8との間には空間10が形成され
ており、空間10はブリーザ孔11を介して容器1の内
部空間へ、隙間12を介して大気へそれぞれ連通してい
る。
ており、空間10はブリーザ孔11を介して容器1の内
部空間へ、隙間12を介して大気へそれぞれ連通してい
る。
鉛直方向へ所定長さのレベルゲージ13は上端において
内側部材8に、容器1の中心軸線14から偏心して溶接
固定されている。
内側部材8に、容器1の中心軸線14から偏心して溶接
固定されている。
前述の中央穴5は、キャップ6のねじ締めの際における
オイルレベルゲージ13の回転ニ支障のない大きさに規
定されている。
オイルレベルゲージ13の回転ニ支障のない大きさに規
定されている。
鉄板から作製されるセパレータ15は中央穴5より大き
な面積を有し、オイルレベルゲージ13を通される孔(
第3図)を形成されている。
な面積を有し、オイルレベルゲージ13を通される孔(
第3図)を形成されている。
孔16の面積はオイルレベルゲージ13の断面積より大
きく、孔16とオイルレベルゲージ13との間には隙間
17が形成され、これによりセパレータ4,15に対す
る上部空間と下部空間とは常に同圧に維持される。
きく、孔16とオイルレベルゲージ13との間には隙間
17が形成され、これによりセパレータ4,15に対す
る上部空間と下部空間とは常に同圧に維持される。
セパレータ15の周縁には切欠き21(第3図)が形成
される。
される。
また、オイルレベルゲージ13からのセパレータ15の
脱落を防止するために、オイルレベルゲージ13には屈
曲部18が形成されている。
脱落を防止するために、オイルレベルゲージ13には屈
曲部18が形成されている。
セバレー・夕15は、その自重によりオイルレベルゲー
ジ13に沿って摺動下降し、セパレータ4に当接、接触
する。
ジ13に沿って摺動下降し、セパレータ4に当接、接触
する。
オイル3はセパレータ4゜15により上方への移動を制
限され、ブリーザ孔11へ達しないので、ブリーザ孔1
1からのオイル3の漏れが防止される。
限され、ブリーザ孔11へ達しないので、ブリーザ孔1
1からのオイル3の漏れが防止される。
セパレータ15の重心は孔16の偏心的な形成によりオ
イルレベルゲージ1“3に対して偏心しているので、セ
パレータ15の振動が抑制され、このことによってもオ
イル3がセパレータ4,15より上方の空間へ侵入する
ことが抑制される。
イルレベルゲージ1“3に対して偏心しているので、セ
パレータ15の振動が抑制され、このことによってもオ
イル3がセパレータ4,15より上方の空間へ侵入する
ことが抑制される。
また、セパレータ4゜15より上方へ侵入したオイル3
は、内方下方へ突出するセパレータ4に沿ってセパレー
タ15の切欠き21から本来のオイル収容部へ円滑、速
やかに戻り、セパレータ4,15とキャップ6との間の
空間でのオイル3の蓄積が防止される。
は、内方下方へ突出するセパレータ4に沿ってセパレー
タ15の切欠き21から本来のオイル収容部へ円滑、速
やかに戻り、セパレータ4,15とキャップ6との間の
空間でのオイル3の蓄積が防止される。
このように本考案によれば、オイルレベルの点検および
オイルの供給のために、セパレータ4の中央に中央穴5
が設けられ、オイルレベルゲージ13に上下摺動自在に
取付けられる第2のセパレータ15がその自重により下
降してセパレータ4に当接し、中央穴5が閉鎖される。
オイルの供給のために、セパレータ4の中央に中央穴5
が設けられ、オイルレベルゲージ13に上下摺動自在に
取付けられる第2のセパレータ15がその自重により下
降してセパレータ4に当接し、中央穴5が閉鎖される。
こうしてキャップ6のブリーザ孔11とオイル3との間
がセパレータ4,15により仕切られるので、オイル3
がブリーザ孔11へ達するのが防止され、ブリーザ孔1
1からのオイルの漏れが防止される。
がセパレータ4,15により仕切られるので、オイル3
がブリーザ孔11へ達するのが防止され、ブリーザ孔1
1からのオイルの漏れが防止される。
また、オイル3がセパレータ4,15より上方の空間に
流れても、オイル3はセパレータ4の内方下方への傾斜
に沿って下降し、セパレータ15の切欠き21からセパ
レータ4,15の下方の本来の収容部へ円滑、速やかに
戻り、オイル3がキャップ6とセパレータ4,15との
間の空間に蓄積してブリーザ孔11からの漏れの原因に
なることが回避される。
流れても、オイル3はセパレータ4の内方下方への傾斜
に沿って下降し、セパレータ15の切欠き21からセパ
レータ4,15の下方の本来の収容部へ円滑、速やかに
戻り、オイル3がキャップ6とセパレータ4,15との
間の空間に蓄積してブリーザ孔11からの漏れの原因に
なることが回避される。
セパレータ4,15が当接状態にある場合においてセパ
レータ4,15より上と下との空間を連通ずる連通部と
しての切欠き21は2つのセパレータ4,15の間の間
隙としてではなく、セパレータ15自体に形成されるの
で、製造時に連通部の寸法を正確に設定する必要がなく
、構成が簡単となる。
レータ4,15より上と下との空間を連通ずる連通部と
しての切欠き21は2つのセパレータ4,15の間の間
隙としてではなく、セパレータ15自体に形成されるの
で、製造時に連通部の寸法を正確に設定する必要がなく
、構成が簡単となる。
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図は第1図のオ
イルレベルゲージの斜視図、第3図は第1図のセパレー
タの平面図である。 1・・・・・・容器、3・・・・・・オイル、4.15
・・・・・・セパレータ、5・・・・・・中央穴、6・
・・・・・キャップ、11・・・・・・ブリーザ孔、1
3・・・・・・オイルレベルゲージ、21・・・・・・
切欠き。
イルレベルゲージの斜視図、第3図は第1図のセパレー
タの平面図である。 1・・・・・・容器、3・・・・・・オイル、4.15
・・・・・・セパレータ、5・・・・・・中央穴、6・
・・・・・キャップ、11・・・・・・ブリーザ孔、1
3・・・・・・オイルレベルゲージ、21・・・・・・
切欠き。
Claims (1)
- オイルを収容する容器、該容器の愉壁から内方へ下方に
向かって突出して中央穴を形成するように設けられる第
1のセパレータ、ブリーザ孔を形成されかつ該容器の上
部開口を覆うキャップ、該キャップに上端を取付けられ
該中央穴よりも下方へ延びるオイルレベルゲージ、該中
央穴より大きな面積を有しかつ該オイルレベルゲージに
上下摺動自在に取り付けられて該中央穴を閉鎖する第2
のセパレータ、および該第2のセパレータが該第1のセ
パレータに当接した状態において該第1および第2のセ
パレータより上の空間と下の空間とを連通させるように
第2のセパレータに設けられた連通部を備えることを特
徴とする、リザーバタンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978169808U JPS58615Y2 (ja) | 1978-12-12 | 1978-12-12 | リザ−バタンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978169808U JPS58615Y2 (ja) | 1978-12-12 | 1978-12-12 | リザ−バタンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5585966U JPS5585966U (ja) | 1980-06-13 |
JPS58615Y2 true JPS58615Y2 (ja) | 1983-01-07 |
Family
ID=29172211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978169808U Expired JPS58615Y2 (ja) | 1978-12-12 | 1978-12-12 | リザ−バタンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58615Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6328049Y2 (ja) * | 1980-12-29 | 1988-07-28 | ||
US10668908B2 (en) * | 2017-11-14 | 2020-06-02 | Robert Bosch Gmbh | Brake fluid reservoir |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5113655U (ja) * | 1974-07-18 | 1976-01-31 |
-
1978
- 1978-12-12 JP JP1978169808U patent/JPS58615Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5113655U (ja) * | 1974-07-18 | 1976-01-31 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5585966U (ja) | 1980-06-13 |
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