JP2002012043A - 建設機械のタンク構造 - Google Patents

建設機械のタンク構造

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JP2002012043A
JP2002012043A JP2000195420A JP2000195420A JP2002012043A JP 2002012043 A JP2002012043 A JP 2002012043A JP 2000195420 A JP2000195420 A JP 2000195420A JP 2000195420 A JP2000195420 A JP 2000195420A JP 2002012043 A JP2002012043 A JP 2002012043A
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JP
Japan
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tank
house
opening
construction machine
filler port
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JP2000195420A
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Inventor
Kimikazu Yamashita
公主 山下
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Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウスの全高を変えることなくタンク容量が
稼げ、給油口キャップの開閉操作や給油作業も容易にす
る。 【解決手段】 ハウス1の天井壁4のタンク給油口3上
部に形成した開口部5周囲に筒体7を設置し、タンク給
油口3を筒体7から上方へ突出させ、筒体7に給油口3
を覆う蓋部材10を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械の燃料タ
ンクや作動油タンクの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】杭打機やクレーン等の建設機械では、エ
ンジンを稼働させるための燃料タンクと、作業装置を作
動させるための作動油タンクとを備えているが、これら
のタンクは外部からの衝撃や雨水から保護するため、図
2に示されるように、ハウス1内に収納されている。ま
た、タンク2は、上面に設けた給油口3から給油時にゴ
ミが侵入しがたいように、かつ、温度変化による内圧を
調整するように、給油口3内に円筒形で縦長のエアブリ
ーザを設けるため、筒状の給油口3がタンク2上面から
突出する形状となっている。ハウス1は、給油口3の上
部に天井壁4が位置し、該天井壁4の給油口上部に開口
部5を形成し、該開口部5に蓋6を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の構造で
は、タンク上面とハウス天井壁との間隔が広く、ハウス
の大きさの割には、収納されたタンクの容量が制限され
る。ところが、近年、各建設機械では搭載するアクチュ
エータが増加する傾向にあり、これに伴って容量の大き
なタンクの設置が要望されているが、ハウスの全高は他
の搭載機器との関係から制約を受ける。また、ハウス内
に手を入れて給油口キャップの開閉操作を行うので、面
倒な作業となっていた。
【0004】そこで本発明は、ハウスの全高を変えるこ
となくタンク容量が稼げ、給油口キャップの開閉操作や
給油作業も容易な建設機械のタンク構造を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、上面から給油口を突出させたタンクを
ハウス内に収納し、該ハウスの天井壁の前記給油口上部
に開口部を形成した建設機械のタンク構造において、前
記開口部周囲に筒体を設置し、前記給油口上部を該筒体
から上方へ突出させ、該筒体に前記給油口を覆う蓋部材
を設けたことを特徴とし、前記蓋部材は、前記筒体上縁
に当接するパッキンを備えた水切りリングを有すること
を特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示される実
施形態例に基づいて説明する。なお、前記従来例と同一
要素には同一の符号を付して説明する。ハウス1は、天
井壁4に形成された開口部5周囲に天井壁4上面に突出
する筒体7を設置している。ハウス1内に収納されたタ
ンク2は、その上面8に設けた給油口3上部のキャップ
9を筒体7から上方へ突出させている。筒体7には、給
油口3を覆う蓋部材10がヒンジ結合され、該蓋部材1
0には、筒体6上縁に当接するパッキン11を備えた水
切りリング12が設けられている。
【0007】この構成により、給油口3のタンク2の上
面8からの突出長さはほぼ一定であるから、タンク2の
上面8をハウス1の天井壁4に近づけることができ、ハ
ウス1の全高を変えることなく容量の大きなタンク2を
ハウス1内に収納できる。また、給油口3のキャップ9
が筒体7から上方へ突出しているから、給油口3のキャ
ップ9開閉操作や給油作業も容易に行える。さらに、蓋
部材10の水切りリング12とパッキン11によりハウ
ス1内への水の侵入を防止できる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の建設機械
のタンク構造は、ハウスの天井壁のタンク給油口上部に
形成した開口部周囲に筒体を設置し、タンク給油口を筒
体から上方へ突出させ、筒体に給油口を覆う蓋部材を設
けたので、給油口のタンク上面からの突出長さはほぼ一
定であるから、タンクの上面をハウスの天井壁に近づけ
ることができ、ハウスの全高を変えることなく容量の大
きなタンクをハウス内に収納できる。また、給油口のキ
ャップが筒体から上方へ突出しているから、給油口のキ
ャップ開閉操作や給油作業も容易に行える。さらに、蓋
部材の水切りリングとパッキンによりハウス内への水の
侵入を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のタンク構造の一実施形態例を示す断
面図
【図2】 従来のタンク構造を示す断面図
【符号の説明】
1…ハウス、2…タンク、3…給油口、4…ハウスの天
井壁、5…開口部、7…筒体、8…タンクの上面、9…
給油口のキャップ、10…蓋部材、11…パッキン、1
2…水切りリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面から給油口を突出させたタンクをハ
    ウス内に収納し、該ハウスの天井壁の前記給油口上部に
    開口部を形成した建設機械のタンク構造において、前記
    開口部周囲に筒体を設置し、前記給油口上部を該筒体か
    ら上方へ突出させ、該筒体に前記給油口を覆う蓋部材を
    設けたことを特徴とする建設機械のタンク構造。
  2. 【請求項2】 前記蓋部材は、前記筒体上縁に当接する
    パッキンを備えた水切りリングを有することを特徴とす
    る請求項1記載の建設機械のタンク構造。
JP2000195420A 2000-06-29 2000-06-29 建設機械のタンク構造 Withdrawn JP2002012043A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010159541A (ja) * 2009-01-06 2010-07-22 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 建設機械
JP2019173461A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 株式会社Kcm ホイールローダ及び保護カバー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010159541A (ja) * 2009-01-06 2010-07-22 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 建設機械
JP2019173461A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 株式会社Kcm ホイールローダ及び保護カバー

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