JPS5861133A - 改良された水性樹脂エマルジヨン - Google Patents
改良された水性樹脂エマルジヨンInfo
- Publication number
- JPS5861133A JPS5861133A JP16065581A JP16065581A JPS5861133A JP S5861133 A JPS5861133 A JP S5861133A JP 16065581 A JP16065581 A JP 16065581A JP 16065581 A JP16065581 A JP 16065581A JP S5861133 A JPS5861133 A JP S5861133A
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- JP
- Japan
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- emulsion
- nitrocellulose
- ethylenically unsaturated
- aqueous resin
- weight
- Prior art date
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、常湿もしくは100″C以下の低温で乾燥す
ることによって7レキシビリテイーに冨み、かつ耐水性
、耐溶剤性、耐熱ブロッキング性に優れた皮膜を形成す
る改良された水性樹脂エマルジョンに関し、塗料、紙加
工剤、繊維加工剤、皮革仕上剤に有用な材料を提供せん
とするものである。
ることによって7レキシビリテイーに冨み、かつ耐水性
、耐溶剤性、耐熱ブロッキング性に優れた皮膜を形成す
る改良された水性樹脂エマルジョンに関し、塗料、紙加
工剤、繊維加工剤、皮革仕上剤に有用な材料を提供せん
とするものである。
水性樹脂エマルジョンは無公害、安全なコーテイング材
のビヒクルとして塗料、紙加工剤、繊維加工剤、皮革仕
上剤などの工業的用途で広く用いられているが、塗膜の
7レキシビリテイーと、耐熱ブロッキング性を高度にバ
ランス良く満足させなければならない用途、例えば折り
曲げ加工性の必要な金属用塗料、被塗物自体が柔軟性を
もっている繊維や皮革の仕上剤などでは、従来から十分
満足な性能を発揮する材料を得られなかった。
のビヒクルとして塗料、紙加工剤、繊維加工剤、皮革仕
上剤などの工業的用途で広く用いられているが、塗膜の
7レキシビリテイーと、耐熱ブロッキング性を高度にバ
ランス良く満足させなければならない用途、例えば折り
曲げ加工性の必要な金属用塗料、被塗物自体が柔軟性を
もっている繊維や皮革の仕上剤などでは、従来から十分
満足な性能を発揮する材料を得られなかった。
従来の水性樹脂エマルジョンから形成される皮膜では、
7レキシビリテイーに富むものは粘着性があって、夏期
や環境温度が高い場合に皮膜と接触する物質とブロッキ
ングしたり、あるいは塵埃が付着して汚染されるという
欠点をもち、逆に耐熱プロツキンノグ性の良好なものは
硬く、脆いもので電装を発生し易いものであった。この
ような欠点を改良するために、フレキシピリティーニ富
ム樹脂に熱架橋性の官能性基を導入した水性樹脂エマル
ジョンを、/30′C以上の高温で焼付けることによっ
て耐熱ブロッキング性を改良する検討がなされているが
、その場合、7レキシビリテイーが失なわれ、また耐熱
ブロッキング性を向上させる効果も小さい。
7レキシビリテイーに富むものは粘着性があって、夏期
や環境温度が高い場合に皮膜と接触する物質とブロッキ
ングしたり、あるいは塵埃が付着して汚染されるという
欠点をもち、逆に耐熱プロツキンノグ性の良好なものは
硬く、脆いもので電装を発生し易いものであった。この
ような欠点を改良するために、フレキシピリティーニ富
ム樹脂に熱架橋性の官能性基を導入した水性樹脂エマル
ジョンを、/30′C以上の高温で焼付けることによっ
て耐熱ブロッキング性を改良する検討がなされているが
、その場合、7レキシビリテイーが失なわれ、また耐熱
ブロッキング性を向上させる効果も小さい。
一方、ニトロセルロースと(メタ)アクリル酸エステル
重合体から構成された水性樹脂エマルジョンは、例えば
、特開昭3l−2ritrr号、特開昭jtt−j21
100号、特開昭5!;−6,!910号公報などニよ
ッて知られているが、これらの内容に示された例によっ
て得られる水性樹脂エマルジョンから形成される皮膜で
は、7レキシビリテイー、耐水性、耐溶剤性および耐熱
ブロッキング性を同時に満足することができず、なんら
がの欠陥を有するものであった。
重合体から構成された水性樹脂エマルジョンは、例えば
、特開昭3l−2ritrr号、特開昭jtt−j21
100号、特開昭5!;−6,!910号公報などニよ
ッて知られているが、これらの内容に示された例によっ
て得られる水性樹脂エマルジョンから形成される皮膜で
は、7レキシビリテイー、耐水性、耐溶剤性および耐熱
ブロッキング性を同時に満足することができず、なんら
がの欠陥を有するものであった。
このような状況に鑑み、本発明者らは常温で乾燥するこ
とによって7レキシビリテイーに富み、かつ耐水性、耐
溶剤性、耐熱ブロッキング性に優れた皮膜を形成する改
良された水性樹脂エマルジョンに関し鋭意検討した結果
、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、 (a) 平均重合度がSS以下のものの占める割合が
2o −to重−%、平均重合度が3!N/!10のも
のの占める割合がlIO〜10重蓋%であるニトロセル
ロース−j〜6o重量部と、 はCH,、R,はC1H2n−1−1で表わされるアル
キル基)を主成分とするエチレン性不飽和単量体を重合
して得られる、ガラス転移温度が一10℃以下の重合体
110〜7j重kks とが水性媒体中に均一に乳化分数されていることを特徴
とする改良された水性樹脂エマルジョンを提供するもの
である。
とによって7レキシビリテイーに富み、かつ耐水性、耐
溶剤性、耐熱ブロッキング性に優れた皮膜を形成する改
良された水性樹脂エマルジョンに関し鋭意検討した結果
、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、 (a) 平均重合度がSS以下のものの占める割合が
2o −to重−%、平均重合度が3!N/!10のも
のの占める割合がlIO〜10重蓋%であるニトロセル
ロース−j〜6o重量部と、 はCH,、R,はC1H2n−1−1で表わされるアル
キル基)を主成分とするエチレン性不飽和単量体を重合
して得られる、ガラス転移温度が一10℃以下の重合体
110〜7j重kks とが水性媒体中に均一に乳化分数されていることを特徴
とする改良された水性樹脂エマルジョンを提供するもの
である。
本発明について、さらに詳細に説明する。
本発明で用いるニトロセルロースは前記のように重合度
の異なったものが一定の割合で混合されていることが必
要で、ζこの条件が満たされないと十分な皮膜性能を得
ることができない。すなわち、重合度55以下のニトロ
セルロースの占める一j合が20@蓋%未満では、耐水
性と耐溶剤性が劣り、10重敏%を越えると7レキシビ
リテイーが劣り、重合度が36 N/’30のニトロセ
ルロースの占める11111合がlIO重i1%未満で
は7レキシビリテイーが劣り、Il′011鰍%を越え
ると耐水性、耐溶剤性が劣る。また、重合度が130以
上のニトロセルロースを用イることも可能であるが、エ
マルジョンの皮膜が小透明になったり、耐水性、耐溶剤
性が損なわれ易いので好ましくない。ニトロセルロース
とともにエマルジョン中の樹脂分をIs成する(メタ)
アクリル酸エステル率蓋体を主成分とするエチレン性不
飽和単量体を重合して得られる重合体のガラス転移温度
は−IO′C以下、好ましくは一20℃以下であり、こ
れより高い場合には皮膜の7レキンビリテイーが劣る。
の異なったものが一定の割合で混合されていることが必
要で、ζこの条件が満たされないと十分な皮膜性能を得
ることができない。すなわち、重合度55以下のニトロ
セルロースの占める一j合が20@蓋%未満では、耐水
性と耐溶剤性が劣り、10重敏%を越えると7レキシビ
リテイーが劣り、重合度が36 N/’30のニトロセ
ルロースの占める11111合がlIO重i1%未満で
は7レキシビリテイーが劣り、Il′011鰍%を越え
ると耐水性、耐溶剤性が劣る。また、重合度が130以
上のニトロセルロースを用イることも可能であるが、エ
マルジョンの皮膜が小透明になったり、耐水性、耐溶剤
性が損なわれ易いので好ましくない。ニトロセルロース
とともにエマルジョン中の樹脂分をIs成する(メタ)
アクリル酸エステル率蓋体を主成分とするエチレン性不
飽和単量体を重合して得られる重合体のガラス転移温度
は−IO′C以下、好ましくは一20℃以下であり、こ
れより高い場合には皮膜の7レキンビリテイーが劣る。
ここで(メタ)アクリル酸エステル単輩体の例としては
、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プ
ロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸アミル、アクリ
ル酸ヘキシル。
、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プ
ロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸アミル、アクリ
ル酸ヘキシル。
アクリル酸オクチル、アクリル酸デシル、アクリル酸ド
デシルなどのアクリル酸エステル類、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタ
クリル酸ブチル、メタクリル酸アミル、メタクリル市ヘ
キシル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸デシル、
メタクリル酸ドデシルなどのメタクリル酸エステル類が
あり、これらのうちの1種または2種以上の混合単量体
が用いられる。なお、本発明に用いられる単量体シ、(
メタ)アクリル酸エステル成分だけに限定するものでは
なく、所望にしたがって、他のエチレン性不飽和単量体
を、全単量体中30%を越えない範囲で加えることがで
きる。30%を越えて他゛のエチレン性不飽和単量体°
を(メタ)アクリル酸エステル単鷺体に加えると、均一
な水性樹脂エマルジョンの製造が困難となる。他のエチ
レン性不飽和単麺体としては、例えば、酢酸ビニル、プ
ロピオン師ビニル、パーサティック酸ビニルなどのビニ
ルエステル類、(メタ)アクリロニトリルなどの不飽和
ニトリル類、−スチレン、ビニルトルエン、りロルスチ
レンなどの芳香族ビニル類、(メタ)アクリル酸、7マ
一ルrI!i%マレイン酸、イタコン酸などの不飽和カ
ルボン酸類およびそのエステル類、(メタ)アクリルア
ミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−ア
ルコキシ(メタ)アクリルアミドなどの不飽和アミド類
、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル% (メタ)ア
クリル酸ヒドロキシプロピルなど、(メタ)アクリル酸
グリシジルなどのエポキシ基含有ビニル化合物類などが
ある。
デシルなどのアクリル酸エステル類、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタ
クリル酸ブチル、メタクリル酸アミル、メタクリル市ヘ
キシル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸デシル、
メタクリル酸ドデシルなどのメタクリル酸エステル類が
あり、これらのうちの1種または2種以上の混合単量体
が用いられる。なお、本発明に用いられる単量体シ、(
メタ)アクリル酸エステル成分だけに限定するものでは
なく、所望にしたがって、他のエチレン性不飽和単量体
を、全単量体中30%を越えない範囲で加えることがで
きる。30%を越えて他゛のエチレン性不飽和単量体°
を(メタ)アクリル酸エステル単鷺体に加えると、均一
な水性樹脂エマルジョンの製造が困難となる。他のエチ
レン性不飽和単麺体としては、例えば、酢酸ビニル、プ
ロピオン師ビニル、パーサティック酸ビニルなどのビニ
ルエステル類、(メタ)アクリロニトリルなどの不飽和
ニトリル類、−スチレン、ビニルトルエン、りロルスチ
レンなどの芳香族ビニル類、(メタ)アクリル酸、7マ
一ルrI!i%マレイン酸、イタコン酸などの不飽和カ
ルボン酸類およびそのエステル類、(メタ)アクリルア
ミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−ア
ルコキシ(メタ)アクリルアミドなどの不飽和アミド類
、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル% (メタ)ア
クリル酸ヒドロキシプロピルなど、(メタ)アクリル酸
グリシジルなどのエポキシ基含有ビニル化合物類などが
ある。
ニトロセルロースと(メタ)アクリル酸エステル系重合
体との混合割合は前記の通り一定の範囲にあることが所
望の皮膜性能を得る上で必要である。両者の和を100
重量部とした場合、二)uセルロースが一5fr、14
部未満では耐溶剤性、耐熱ブロッキング性が劣り、30
重量部を越えると7レキシビリテイーが劣る。好ましい
ニトロセルロースの輩は、?J −30重蓋部の範囲で
ある。
体との混合割合は前記の通り一定の範囲にあることが所
望の皮膜性能を得る上で必要である。両者の和を100
重量部とした場合、二)uセルロースが一5fr、14
部未満では耐溶剤性、耐熱ブロッキング性が劣り、30
重量部を越えると7レキシビリテイーが劣る。好ましい
ニトロセルロースの輩は、?J −30重蓋部の範囲で
ある。
本発明の改良された水性樹脂エマルジョンを一造する方
法としては、例えばニトロセルロースの非存在下または
存在下で(メタ)アクリル酸エステル単量体を主成分と
するエチレン性不飽和単量体と、該琳皺体を重合して得
られる重合体とニトロセルロースを溶解する溶剤との混
合液にラジカル重合触媒を加えて溶液重合を行ない、次
にニトロセルロース非存在下の場合は、この重合体溶液
にニトロセルロースを均一に溶解してから界面活性剤お
よび水を加えホモゲナイザーなどによって乳化しエマル
ジョンを得る方法や、(メタ)アクリル酸エステル単量
体を主成分とするエチレン性不飽和単量体を通常の乳化
重合法によって得た水性エマルジョンと、ニトロセルロ
ースの溶液に界面活性剤および水を添加して得た、いわ
ゆるラッカーエマルジョンとを混合する方法があるが、
特に有用な方法としては、ニトロセルロースと(メタ)
アクリル酸エステル単量体を主成分とするエチレン性不
飽和単量体と、界面活性剤、必要に応シテニトロセルロ
ースと(メタ)アクリル酸エステル単量体を主成分とす
るエチレン性不飽和単社体より得られる重合体の両者に
対して溶解性を有する溶剤を加え、溶解した後得られた
ニトロセルロース溶液にラジカル重合触媒、水を加えホ
モゲナイザーなどによって乳化し、該乳化液を用いて通
常の乳化重合法にてエマルジョンを得る方法がある〇 次に、実施例によって具体的に本発明を説明する。なお
、例中にある部および%はすべて重麺に基づくものであ
る。
法としては、例えばニトロセルロースの非存在下または
存在下で(メタ)アクリル酸エステル単量体を主成分と
するエチレン性不飽和単量体と、該琳皺体を重合して得
られる重合体とニトロセルロースを溶解する溶剤との混
合液にラジカル重合触媒を加えて溶液重合を行ない、次
にニトロセルロース非存在下の場合は、この重合体溶液
にニトロセルロースを均一に溶解してから界面活性剤お
よび水を加えホモゲナイザーなどによって乳化しエマル
ジョンを得る方法や、(メタ)アクリル酸エステル単量
体を主成分とするエチレン性不飽和単量体を通常の乳化
重合法によって得た水性エマルジョンと、ニトロセルロ
ースの溶液に界面活性剤および水を添加して得た、いわ
ゆるラッカーエマルジョンとを混合する方法があるが、
特に有用な方法としては、ニトロセルロースと(メタ)
アクリル酸エステル単量体を主成分とするエチレン性不
飽和単量体と、界面活性剤、必要に応シテニトロセルロ
ースと(メタ)アクリル酸エステル単量体を主成分とす
るエチレン性不飽和単社体より得られる重合体の両者に
対して溶解性を有する溶剤を加え、溶解した後得られた
ニトロセルロース溶液にラジカル重合触媒、水を加えホ
モゲナイザーなどによって乳化し、該乳化液を用いて通
常の乳化重合法にてエマルジョンを得る方法がある〇 次に、実施例によって具体的に本発明を説明する。なお
、例中にある部および%はすべて重麺に基づくものであ
る。
実施例1
攪拌機、還流冷却器、温度計および滴下槽を取り付けた
乳化槽に以下の原料を仕込み、so”cで均一に溶解す
るまで攪拌する。
乳化槽に以下の原料を仕込み、so”cで均一に溶解す
るまで攪拌する。
(2)
HV2 90
メタクリル酸メチル jム7アクリ
ル酸2−エチルヘキシル /II7メタクリル酸
ム3酢酸ブチルセロソル
ブ 3jガフアツクIIE 610
(8’ / /ネオペ、ッ17.F
tO(4)741 ■ (1) 平均重合度Jj−4’t、旭化成工業■
製(2) 平均重合度1ON9j。
ル酸2−エチルヘキシル /II7メタクリル酸
ム3酢酸ブチルセロソル
ブ 3jガフアツクIIE 610
(8’ / /ネオペ、ッ17.F
tO(4)741 ■ (1) 平均重合度Jj−4’t、旭化成工業■
製(2) 平均重合度1ON9j。
(3) ノニオン界面活性剤、東邦化学工業■製(4
) アニオン界面活性剤、花王アトラス■製次に、この
溶液中に攪拌下で水331部および過硫酸カリウムの、
2%水溶液32部を添加し、均質な乳化液を得る。
) アニオン界面活性剤、花王アトラス■製次に、この
溶液中に攪拌下で水331部および過硫酸カリウムの、
2%水溶液32部を添加し、均質な乳化液を得る。
続いて、あらかじめ、水792部と過硫酸カリウムの2
%水溶液ざ部を入れて内扇75°Cにしておいた、攪拌
機、還流冷却器および温度計を取り付けた反応容器に前
記乳化液を3時間かけて滴下した。
%水溶液ざ部を入れて内扇75°Cにしておいた、攪拌
機、還流冷却器および温度計を取り付けた反応容器に前
記乳化液を3時間かけて滴下した。
滴下終了後、内扇を73’Cからto”cに昇温してi
j時間保ってから室温まで冷却した後、酢酸ブチルセロ
ソルブllO部を加え均一な水性樹脂エマルジョンを得
た。このエマルジョンから形成させた皮膜についてフレ
キシビリティ−1耐水性、耐溶剤性、+[iブロッキン
グ性について評価したところ、いずれも良好な結果を示
した。なお、このエマルジョンの樹脂組成、(メタ)ア
クリル醗エステル重合体のガラス転移温度および皮膜の
性状については他の実施例および比較例とともに後記第
1表に、また、皮膜性状の試験方法についても第1表σ
〕あとに注記した。
j時間保ってから室温まで冷却した後、酢酸ブチルセロ
ソルブllO部を加え均一な水性樹脂エマルジョンを得
た。このエマルジョンから形成させた皮膜についてフレ
キシビリティ−1耐水性、耐溶剤性、+[iブロッキン
グ性について評価したところ、いずれも良好な結果を示
した。なお、このエマルジョンの樹脂組成、(メタ)ア
クリル醗エステル重合体のガラス転移温度および皮膜の
性状については他の実施例および比較例とともに後記第
1表に、また、皮膜性状の試験方法についても第1表σ
〕あとに注記した。
実施例λ
乳化槽への仕込原料を以下の通りにするほかはすべて実
施例1と同様にして、水性樹脂エマルジョンを得た。
施例1と同様にして、水性樹脂エマルジョンを得た。
]:業用ニトロセルロース Hイ、 703部H
% jS7 (1) H737! メタクリル頷メチル / 9. J
アクリル#に2−エチルヘキシル tILtlI
メタクリル酸 31アクリ
ル酸エチル 10よガ7アツクRE
D10 //ネオペレックスF≦0
311tM (1)平均重合度/30
−200.旭化成工業■製このエマルジョンから形成さ
せた皮膜の性状は第1表に示した通り、いずれも良好で
あった。
% jS7 (1) H737! メタクリル頷メチル / 9. J
アクリル#に2−エチルヘキシル tILtlI
メタクリル酸 31アクリ
ル酸エチル 10よガ7アツクRE
D10 //ネオペレックスF≦0
311tM (1)平均重合度/30
−200.旭化成工業■製このエマルジョンから形成さ
せた皮膜の性状は第1表に示した通り、いずれも良好で
あった。
実施例3
第1表の実施例3の欄に記した樹脂組成になるように原
料を仕込み、実施例/と化1様にして、水性樹脂エマ−
ジョンを得た。このエマルジョンから形成させた皮膜の
性状を第7表に示したが、いずれの項目においても良好
であった。
料を仕込み、実施例/と化1様にして、水性樹脂エマ−
ジョンを得た。このエマルジョンから形成させた皮膜の
性状を第7表に示したが、いずれの項目においても良好
であった。
比較例1〜3
第1表の比較例/〜3の欄に記した樹脂組成になるよう
に原料を仕込み、実施例/と同様にして水性樹脂エマル
ジョンを得た。これらのエマルジョンから形成させた皮
膜の性状を第1表に示したが、いずれも何らかの欠陥を
有するもので、実用に耐え得ないものであった。
に原料を仕込み、実施例/と同様にして水性樹脂エマル
ジョンを得た。これらのエマルジョンから形成させた皮
膜の性状を第1表に示したが、いずれも何らかの欠陥を
有するもので、実用に耐え得ないものであった。
(以下余白)
第 l 表
す1→ 試験方法
(1)(メタ)アクリル酸エステル重合体のガラス転移
湿度 水性樹脂エマルジョンを凍結真空乾燥し、得られた樹脂
を示差熱分析針で分析することによってガラス転移温度
を求める。
湿度 水性樹脂エマルジョンを凍結真空乾燥し、得られた樹脂
を示差熱分析針で分析することによってガラス転移温度
を求める。
(2)7し午シビリテイー試験
室温で、タラリーノ(人工皮革、クラレ■製)に乾燥膜
厚が54クロンになるようにエマルジョンを均一に塗布
し、ただちにざ0℃の恒温器に入れ、11分間乾燥させ
る。次にこのクラリーノについてJIS K−乙5tl
sに準じてrooo回の耐屈曲性試験を行ない、皮膜の
状態変化を観察する。
厚が54クロンになるようにエマルジョンを均一に塗布
し、ただちにざ0℃の恒温器に入れ、11分間乾燥させ
る。次にこのクラリーノについてJIS K−乙5tl
sに準じてrooo回の耐屈曲性試験を行ない、皮膜の
状態変化を観察する。
判定基準
O異状なし
△ わずかに亀裂発生する
× 著しく亀裂発生する
(3) 耐水性試験
清浄なガラス板上に、乾燥膜厚が50ミクロンになるよ
うにエマルジョンを塗布し、室温で30分間乾燥後、1
0″Cの恒温器中にHrm間保持する。次にこのガラス
板を25″Cの水中に30分間浸漬し、皮膜の状態変化
を観察する。
うにエマルジョンを塗布し、室温で30分間乾燥後、1
0″Cの恒温器中にHrm間保持する。次にこのガラス
板を25″Cの水中に30分間浸漬し、皮膜の状態変化
を観察する。
判定基準
■ 異状なし
Δ 白化する
× 白化、膨潤する
(4) 耐溶剤性試験
水ノ替すニトルエンを用いるほかはすべて耐水性試験と
同様に行なう。
同様に行なう。
(5) 耐熱ブロッキング試験
室温で、黒アート紙上に、乾燥膜厚がま0ミクロンにな
るようにエマルジョンを塗布し、ただちに50℃の恒温
器に入れ、5分間乾燥させる。次にこの黒アート紙の塗
面同士を密着させ、/2391cr&の荷重をかけてに
0℃の恒温器中に30分間保ったあと、塗面同士を剥離
させでブロッキングの状態を観察する。
るようにエマルジョンを塗布し、ただちに50℃の恒温
器に入れ、5分間乾燥させる。次にこの黒アート紙の塗
面同士を密着させ、/2391cr&の荷重をかけてに
0℃の恒温器中に30分間保ったあと、塗面同士を剥離
させでブロッキングの状態を観察する。
判定基準
○ ブロッキングを全く起こさない
Δ わずかにブロッキングするが黒アート紙は破損し
ない × 著しくブロッキングし、黒アート紙が破損する 特許出願人 旭化成工業株式会社
ない × 著しくブロッキングし、黒アート紙が破損する 特許出願人 旭化成工業株式会社
Claims (1)
- (1)、(al 平均重合度がSS以下のものの占め
る111合が一〇・−60重量%、平均重合度がjj−
/60のものの占める割合がtIO−ざ0重量%である
ニトロセルロース2j!;−AO重量部と、 6′ アクリル酸エステル率置体(但し、R,はHまたはCH
いR7はCnHゎヤ、で表わされるアルキル基)を主成
分とするエチレン性不飽和単量体を重合して得られる、
−ガラス転移温度が−10°C以下の重合体yo〜7S
重量部 とが水性媒体中に均一に乳化分数されていることを特徴
とする改良された水性樹脂エマルジョン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16065581A JPS5861133A (ja) | 1981-10-08 | 1981-10-08 | 改良された水性樹脂エマルジヨン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16065581A JPS5861133A (ja) | 1981-10-08 | 1981-10-08 | 改良された水性樹脂エマルジヨン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5861133A true JPS5861133A (ja) | 1983-04-12 |
JPS6363572B2 JPS6363572B2 (ja) | 1988-12-07 |
Family
ID=15719624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16065581A Granted JPS5861133A (ja) | 1981-10-08 | 1981-10-08 | 改良された水性樹脂エマルジヨン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5861133A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60195172A (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-03 | Dainippon Ink & Chem Inc | セルロ−ス誘導体含有ビニル系共重合体の水性分散物およびその製造法 |
JPS61276877A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-06 | Daicel Chem Ind Ltd | 良好な燃焼特性を有する薄膜形成性有機組成物 |
JPH04309539A (ja) * | 1991-01-07 | 1992-11-02 | Aqualon Co | 水中浮遊ニトロセルロース/アクリル乳濁液 |
JP2008156416A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Kansai Paint Co Ltd | 被覆用樹脂組成物 |
-
1981
- 1981-10-08 JP JP16065581A patent/JPS5861133A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60195172A (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-03 | Dainippon Ink & Chem Inc | セルロ−ス誘導体含有ビニル系共重合体の水性分散物およびその製造法 |
JPS61276877A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-06 | Daicel Chem Ind Ltd | 良好な燃焼特性を有する薄膜形成性有機組成物 |
JPH04309539A (ja) * | 1991-01-07 | 1992-11-02 | Aqualon Co | 水中浮遊ニトロセルロース/アクリル乳濁液 |
JP2008156416A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Kansai Paint Co Ltd | 被覆用樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6363572B2 (ja) | 1988-12-07 |
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