JPH03131674A - ブラッシング性の低下した塗料用ラテックスの製造方法 - Google Patents

ブラッシング性の低下した塗料用ラテックスの製造方法

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JPH03131674A
JPH03131674A JP2268284A JP26828490A JPH03131674A JP H03131674 A JPH03131674 A JP H03131674A JP 2268284 A JP2268284 A JP 2268284A JP 26828490 A JP26828490 A JP 26828490A JP H03131674 A JPH03131674 A JP H03131674A
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F212/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring
    • C08F212/02Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical
    • C08F212/04Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical containing one ring

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はブラッシング性の低下した塗料用のラテックス
に関する。
(発明の背景) 通常の塗料用樹脂は木一部分が水に不溶性であるっ従っ
て、一般にこれらは支持体表面に付与するために(詰適
切な有機溶剤に溶解するか、または乳化剤もしくは界面
活性剤の補助により分散されていた。有機溶剤溶液の重
大な欠点は、それらが潜在的に有毒、易燃性であり、か
つ環境に対する汚染物質であるという点である。
水希釈性塗料(water  redueible  
coating)はこれらの問題を提起することなく、
従ってきわめて望ましい。このため、各種の水希釈性塗
料用樹脂、たとえば米国特許第4.474,926号明
細書に記載のものが開発された。これらの樹脂を用いた
水希釈性塗料が種々の目的のために開発され、多数の用
途、たとえばハイウェー識別線用ベイン1−に広く用い
られている。
耐食性および防錆性の改良された余塵支持体用塗料が求
められている。これらの塗料は、たとえば自動車工業に
用いるのに有益である。これらの塗料が水希釈性の種類
のものであることが特に望ましい。
本発明の目的のためには、水性塗料系は水中の樹脂のコ
ロイド分散液であ−)で、水の添加により希釈すること
ができ、支持体表面に施した場合耐久性の被膜を形成す
ると考えられる。水性塗料系はここでは水希釈性塗料と
し・う語と互換性をもって用いられる。水希釈性塗料に
対し時に用いられる他の名称は水系(water  b
orn)、水可溶化(water  so]ubi 1
ized)、および水希釈性(water  dilu
table)である。
(発明の要約) 本発明方法の実施に際しては、界面活性剤、補助溶剤お
よびモノマー成分の特異な組み合わせを用いる遊離基乳
化重合により、水性塗料用樹脂を製造しつる。乳化重合
の終了後、ラテックスをアンモニアにより約7−約11
のpHに中和することが重要である。この組み合わせに
より、水蒸気透過および水斑点形成の双方に関し、改良
された耐水性を示す塗料に調製しうるラテックスが得ら
れる。金属支持体に施した場合、本発明のラテックスを
用いて調製された塗料配合物は優れた耐食性を与える。
従って、このラテックスを用いて金属表面用ブライマー
として極めて望ましい配合物が得られる。この種の塗料
配合物は自動車の主脚を被覆する際にも有利に用いられ
る。
本発明は詳細には水希釈性塗料の調製に有用な中和ラテ
ックスの製法において、 (1)約3.5以下のpHにおいて、モノマー100重
量%に対し(a)約45−約85重量%のビニル芳香族
モノマー (b)約15−約50重量%の、少なくとも
1種のアルキルアクリレートモノマー、および(c)約
1−約6重量%の、不飽和カルボニル化合物からなるモ
ノマー混合物を、約1−4.0phmの、少なくとも1
種のホスフェートエステル系界面活性剤の存在下で、か
つ約1−4.0phmの、少なくとも1種の水不溶性ノ
ニオン界面活性剤の存在下に遊離基水性乳化重合してラ
テックスを製造し;そして(2)該ラテックスをアンモ
ニアにより約7−約1085のpHに中和して中和ラテ
ックスを調製する ことよりなる方法を提供する。
本発明方法を実施するに際しては、より均一な組成物を
製造するために、かつカルボン酸基含有モノマーの水溶
性ブロックコポリマーの形成を避けるために、モノマー
成分を反応媒質に重合反応中、連続的に供給することが
できる。本発明を実施する際に極めて有用であることが
見出された界面活性剤の組み合わせはアルキルホスフェ
−・トエステルの部分中和塩、および8−22個の炭素
原子を含む長鎖脂肪アルコールからなる。
(発明の詳細な記述) 本発明のラテックスは遊離基乳化重合により製造される
。本発明のラテックスの製造に用いられる装填用組成物
は、モノマー、少なくとも1種のポスフェートエステル
系界面活性剤、少なくとも1種の水不溶性ノニオン界面
活性剤、および少なくとも1種の遊離基開始剤を含む。
この重合に用いられる装填用組成物は(a)約45−約
85重量%のビニル芳香族モノマ−(b)約15−約5
0重量%の、少なくとも1種のアルキルアクリレートモ
ノマー、および(c)約1−約6重量%の、少なくとも
1種の不飽和カルボニル化合物からなる。合成されるポ
リマーは約60=約80重量%のビニル芳香族モノマー
、約20−約40重量%のアルキルアクリレートモノマ
ー、および約1.5−約5重量%の不飽和カルボニル化
合物からなることが好ましい。ポリマーは約65−約7
5重量%のビニル芳香族モノマー、約22−約30重量
%のアルキルアクリレートモノマー、および約2−約4
重量%の不飽和カルボニル化合物からなることが好まし
い。
使用しうるビニル芳香族モノマーの若干の代表例にはス
チレン、α−メチルスチレンおよびビニルトルエンが含
まれる。スチレンおよびα−メチルスチレンが好ましい
ビニル芳香族モノマーである。比較的低価格であるため
、スチレンが極めて好マしいビニル芳香族モノマーであ
る。使用しうるアルキルアクリレートモノマーは2−約
10個の炭素原子を含むアルキル部分を有する。アルキ
ルアクリレートモノマーは好ましくは3−5個の炭素原
子を含むアルキル部分を有する。n−ブチルアクリレー
トが極めて好ましいアルキルアクリレートモノマーであ
る。使用しつる不飽和カルボニル化合物の若干の代表例
にはアクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、イタコン酸
、マレイン酸および無水マレイン酸が含まれる。好まし
い不飽和カルボニル化合物にはアクリル酸、メタクリル
酸、フマル酸およびイタコン酸が含まれる。アクリル酸
およびメタクリル酸が極めて好ましい不飽和カルボニル
化合物である。大部分の場合、アクリル酸およびメタク
リル酸双方の組み合わせを、ラテックスの製造に用いる
不飽和カルボニル化合物成分として用いることが有利で
ある。たとえば約30重量%のアクリル酸を約1−約1
.5重量%のメタクリル酸と共に用いると、改良された
凍結融解安定性をもつラテックスが得られる。
たとえば約2%のアクリル酸を1%のメタクリル酸と共
に不飽和カルボニル化合物成分として用いると、5回以
上の凍結融解サイクルに耐え得るラテックスが得られる
。世界の寒冷地域を輸送されるラテックスは、この改良
された凍結融解安定性をもつことが重要である。
本発明のラテックスの製造に用いる装填用組成物は実質
量の水を含有するであろう。装填用組成物中に存在する
モノマーの全量と水の比は、約0゜2:1−約1.2:
1の範囲である。装填用組成物中のモノマーと水の比は
、約0.8:1−約1゜1:1の範囲であることが一般
に好ましい。たとえば装填用組成物中のモノマーと水の
比1:1を用いることが極めて好ましい。
装填用組成物は約1phm(モノマー100部当たりの
部数)−約4.0phmの、少なくとも1種のホスフェ
ートエステル系界面活性剤をも含有する。普通はホスフ
ェートエステル系界面活性剤が重合媒質中に約30.5
phmの量で存在することが好ましい。一般に装填用組
成物が約2−約3phmのホスフェートエステル系界面
活性剤を含有することが好ましい。
本発明に用いるホスフェートエステル系界面活性剤は種
々の業者から市販されている。たとえばGAF社はホス
フェートエステル系界面活性剤をガファック(Gafa
c、商標)RE−410、ガフタックス(Gaftax
、商標)CD−169およびガフタックスDP−100
の商品名で販売している。市販されている他の若干のホ
スフェートエステル系界面活性剤には下記のものが含ま
れる:インドイル(I ndo i 1、商標>  (
BASFワイアンドッテ社)、エンフォス(Emph○
s1商標)(ウィッコ・ケミカル社)、サイクロッt7
.(cyc 1ophos、商標)(サイクロケミカル
ズ社)、トライファック(Tryfac1商標)(エメ
リー・インダストリーズ)およびアルカメット(A I
 c ame t、商標)(ロンザ社)。
本発明に用いるホスフェートエステル系界面活性剤は下
記の構造式をもつ: R−0−P−OH OH 式中、Rはアルキル基またはアリール基である。
一般にRは約4−約40個の炭素原子を含む。これらの
ホスフェートエステル系界面活性剤は部分中和塩類の形
であることが好ましい。これらの二塩基性塩類のほか一
塩基性塩類およびノニオン性化合物も使用しうる。たと
えば好ましいホスフェートエステル系界面活性剤である
ガファック(商標)RE−410は(1、)下記構造式
の二塩基性塩: O■ 0M (2)下記構造式の一塩基性塩: および(3) 下記構造式のノニオン性化合物。
の複合混合物である。
ガファックRE−410の場合、 nは4であり、 Rはノニルフェノールを表す。
本発明のラテックスの製造に用いられる装填月組成物は
約1−約4 p b mの、少なくとも]種の水不溶性
ノニオン界面活性剤をも含有する。
水不溶性ノニオン界面活性剤は好ましくは重合が質中に
約30.5phmの量で存在し、よ仁好ましくは約2−
約3phmの量で存在する。Δ不溶性界面活性剤は普通
は脂肪アルコールまた1;ノニオン界面活性剤であろう
用いられる脂肪アルコールは一般に構造式R−OHのも
のであり、式中Rは5−22個の炭素馬子を含む。大部
分の場合Rは10−22個の炭素原子を含むアルキル基
であろう。一般に脂肪ア/1コールは12−14個の炭
素原子を含むことが約ましい。たとえばラウリルアルコ
ールは好ましし脂肪アルコールである。
水不溶性ノニオン界面活性剤として使用しうるノニオン
界面活性剤は、普通は親水−親油平衡(HLB)数的1
2以下を有する。一般にこれらのノニオン界面活性剤は
約10以下のHLB数を有することが好ましい。HL 
B数は界面活性剤の署化挙動を示し、分子の親水性部分
と親油性(疎水性)部分の平衡を示す。HL B数につ
いてはさらにグリフイン(Griffin、W、C,)
、J。
Soc、Cosmet、Chem、1.311 (19
49)に示されており、これをここに参考として引用す
る。特定の界面活性剤のHLB数は一般に温度の上昇と
共に低下する。ここで述べるHLB数は用いられる反応
温度について測定または計算される。低水準の(1−約
8)エチレンオキシド反復単位を含む水不溶性ノニオン
界面活性剤を使用しうる。これらの水不溶性ノニオン界
面活性剤は下記構造式をもつ: CHs−セCB 2 ±rCヒO−←CH2−Cl’1
2−0←H式中、nは1−約8の整数であり、mは約6
−約8の整数である。普通はmが8または9であること
が好ましい。これらの化合物のHLB数はエチレンオキ
シド取り込み水準の上昇と共に増大する。
これらの化合物のHLB数はnの関数として下記のとお
り増大する。
n        HLB数 1          3.6 3          7.8 4          10.4 10          13.5 16          15.8 30          17.3 40          17.9 エチレンオキシドとプロピレンオキシドのコポリマーで
あるポリオールも水不溶性ノニオン界面活性剤として使
用しうる。これらのポリオールは下記構造式をもっ: 式中、nおよびmは整数であり、m対nの比は少なくと
も約5=1であり、JMFはモノマー単位の分布がラン
ダムでありうることを意味する。使用しうるポリオール
はまた少なくとも約1500の分子量をもつ。好ましい
ポリオールは約10%以下の結合エチレンオキシドを含
む(m対nの比、少なくとも約10:1をもつ)。
重合媒質中に多量のホスフェートエステル系界面活性剤
を用いるほど、ラテックス安定性が向上する。しかし多
量のホスフェートエステル系界面活性剤を用いるほど、
最終塗料のブラッシングも増大し、その結果、防錆性お
よび耐食性が低下する。多量の水不溶性ノニオン界面活
性剤を使用するほどラテックスの安定性は低下するが、
ブラッシング性も減少しかつ耐水性が向上する(水透過
性の低下)。従って、装填用組成物中に使用するホスフ
ェートエステル系界面活性剤と脂肪アルコールの量のバ
ランスをとることが重要である。
本発明のラテックスの製造に用いる遊離基水性乳化重合
は、少なくとも1種の遊離基発生剤を用いて開始される
。遊離基発生剤は普通は約o、。
1−約1phmの濃度で用いられる。一般に用いられる
遊離基開始剤には下記のものが含まれる各種の過酸素化
合物、たとえば:Ah硫訪カリっム過硫酸アンモニウム
、過酸化ベンゾイル、過酸化水素、ジ−t−ブチルペル
オキシド、ジクミルペルオキシド、2.4−ジクロロベ
ンゾイルペルオキシド、デカノイルペルオキシド、ラウ
リルペルオキシド、クメンヒドロペルオキシド、p−メ
ンタンヒドロペルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキ
シド、アセチルペルオキシド、メチルエチルケトンペル
オキシド、コハク酸ペルオキシド、ジセチルペルオキシ
ジカーボネート、t−ブチルペルオキシアセテート、t
−ブチルペルオキシマレイン酸、t−ブチルペルオキシ
ベンゾエート、アセチルシクロへキシルスルホニルペル
オキシドなど;各種のアゾ化合物、たとえば2−t−ブ
チルアゾ−2−シアノプロパン、ジメチルアゾジイソブ
チレート、アゾジイソブチロニトリル、2−t−ブチル
アゾ−1−シアノシクロヘキサン、1−t−アミルアゾ
−1−シアノシクロヘキサンなど;各種のアルキルペル
ケタール、たとえば2.2−ビス−(t−ブチル−ペル
オキシ)ブタンなど9、この種の水性重合には水溶性の
過酸素糸遊離基開始剤が特に有用である。
本発明の乳化重合は一般に約52°C(125’ F)
ないし88℃(190°F)の温度で行われる。約88
℃を越える温度ではアルキルアクリレートモノマー、た
とえばブチルアクリレートが沸騰する傾向がある。従っ
てこの種のアルキルアクリレートモノマーを約88℃を
越える温度に加熱する場合は、加圧ジャケットが必要で
ある。他方、重合反応は約52℃未満の温度では極めて
低速で進行するであろう。約52℃未満の温度で生じる
低速の重合は、その主鎖中の反復単位の分布が不均一で
あるポリマーが得られる。このような低温で生じる低速
の重合は、重合反応器の処理量を大幅に低下させるとい
う理由からも望ましくない。
一般に重合温度を約66℃(150°F)ないし82℃
(180°F)に保つことが好ましい。
一般に反応温度を約71°C(160°F)ないし約7
7℃(170°F)に制御することが、より好ましい。
感水性ポリマーが生成しないように、約3.5以下のp
 Hで重合を行うことが重要である。重合反応中、重合
媒質のpHを約3.0以下の水準に維持することが好ま
しい。重合の進行に伴って重合媒質のpHは自然に低下
するであろう。従って、初期のモノマー装填用組成物の
pHを約3.0−約3.5に調整し、重合を進行させる
ことによって良好な結果が得られる。このような場合重
合媒質の最終pHは約1.5であり、これは極めて満足
すべきものである。
商業的操作においては、一般に約15−約25%のモノ
マーを初期装填材料に添加することが望ましい。次いで
初期装填材料を約30−約60分間反応させる。次いで
装填すべきモノマーの残量を、反応温度が目的の温度に
維持されるのに十分な速度で連続的に装填することがで
きる。比較的一定の反応温度を維持しなからモノマーを
反応媒質に連続的に添加することにより、極めて均一な
ポリマーが製造される。
本発明方法によれば、合成されたラテックスを次いでア
ンモニアにより約7−約11のpHに中和する。普通は
ラテックスを8−10のpHに中和することが好ましく
、ラテックスを約90−約9.5のpHに中和すること
がより好ましい。
これは単にアンモニアをラテックス全体に分散させて中
和ラテックスを調製することにより行われる。
生成したラテックスを追加量の水で目的濃度(固形分)
に希釈することができる。このラテックスを当業者に周
知の方法により水希釈性塗料の調製に用いることができ
る。一般に各種の顔料および可塑剤を水希釈性塗料の調
製に際してラテックスに添加する。この種のラテックス
を当業者に周知の方法により凝固および乾燥させること
もできる。乾燥樹脂を用いることが好ましい場合、生成
した乾燥樹脂を次いで水希釈性塗料の調製に用いること
ができる。付着性の乏しさは時に水希釈性樹脂が遭遇す
る問題である。水希釈性樹脂を用いて調製された塗料の
、支持体への付着性は、可塑剤の添加により大幅に改良
される。
フィルム形成性の水希釈性組成物は樹脂と適切な凝集溶
剤および可塑剤との混合物により調製される。凝集溶剤
が少なくとも水混和性であることが好ましく、これが水
溶性であることがより好ましい。使用しうる各種溶剤の
うち一般にエチレングリコールモノブチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテルおよびジエチレングリコールモノブチル
ユ、−チルが好ましい。大部分の場合、所望により溶剤
および可塑剤は水性エマルジョン状の樹脂、またはラテ
ックスと、それを乾燥状態で普通に回収することなく直
接に混合しうろことを留意すべきである。十分なアンモ
ニアを用いた場合、この操作に際して混合物は自動的に
水希釈された形になるであろう。
各種可塑剤のうち、それらが支持体に施された際に塗料
組成物から揮発しないためには、室温、たとえば25℃
で液体であり、十分に高い沸点、好ましくは少なくとも
100°C1より好ましくは少なくとも150℃をもつ
ものを選ぶことが望ましい。実際に、可塑剤は凝集樹脂
の乾燥被膜の水不溶性を高めるべきである。さらに可塑
剤または可塑剤混合物は樹脂自体と相溶性でなければな
らない。この特性をもつためには、約8−約16の溶解
パラメーターが必要である。この溶解パラメーターは、
Encyclopedia  of  Polymer
  5cience  and  Technolog
y、Vol、3.p、854,1965、ジョン・ワイ
リー・アンド・サンズ社、に記載のものであり、次式に
より簡単に求められるσ=(ΣF)/V=F/MW/d 式中 σ=溶解パラメーター F=クループの関与体の分子引力定数の和、スモール(
Sma 11.P、A、)[J、Appl、Chem、
3,71 (1953)]■=25℃における分子容 MW=分子量 6225℃における密度 各種可塑剤をこの目的に使用しつる。それらは融点、沸
点および相溶性の要求条件を満たす限り、たとえばFe
deration  5erieson  Coati
ngs  Technology。
ユニット22タイトル”可塑剤” (i974年4月発
行)に列記された種類のものである。
各種可塑剤の代表例は下記のものである:環状フン酸エ
ステル、無水フタル酸エステルおよびトリメリド酸エス
テル、ならびにN−シクロへキシル−p−トルエンスル
ホンアミド、セバシン酸ジベンジル、ジエチレングリコ
ールジベンゾエート、ジ−t−オクチルフェニルエーテ
ル、ジプロパンジオールジベンゾエート、N−エチル−
p−トルエンスルホンアミド、イソプロピリデンジフェ
ノキシプロパノール、アルキル化ナフタリン、ポリエチ
レングリコールジベンゾエート、o、p−)ルエンスル
ホンアミド、トリメチルベンタンジオールジベンゾエー
トおよびトリメチルベンタンジオールモノイソブチレー
トモノベンゾエート。
各種の非環式可塑剤の代表例は下記のものである:アジ
ピン酸エステル、アゼライン酸エステル、クエン酸エス
テル、アセチルクエン酸エステル、ミリスチン酸エステ
ル、リン酸エステル、リシノール酸エステル、アセチル
リシノール酸エステル、セバシン酸エステル、ステアリ
ン酸エステル、エポキシ化エステル、ならびに1,4−
ブタンジオールシカプリレート、ブトキシエチルペラル
ゴネート、ジ[(ブトキシエトキシ)エトキシコメタン
、酒石酸ジブチル、ジエチレングリコールジベンゾエ−
ト、ジイソオクチルジグリコレート、イソデシルノナノ
エート、テトラエチレングリコールジ(2−エチルブチ
レート)、トリエチレングリコールージ(2−エチルヘ
キサノエート)、トリエチレングリコールジペラルゴネ
ートおよび2.2.4−)リフチル−1,3−ベンタン
ジオールジイソブチレート。
他の環式、非環式その他の各種可塑剤には下記のものが
含まれる:塩素化パラフィン、水素化テルフェニル類、
置換フェノール、プロピレングリコール、ポリプロピレ
ングリコールエステル、ポリエチレングリコールエステ
ル、メラミン類、エポキシ化大豆油、メラミン類、液状
水素化アビエテートエステル、エボキシタレートエステ
ル、アルキルフタリルアルキルグリコレート、スルホン
アミド、セバケートエステル、芳香族エポキシド、脂肪
族エポキシド、液状ポリ(α−メチルスチレン)、マレ
エートエステル、メリテートエステル、ベンゾエート、
ベンジルエステル、タルトレート、スクシネート、イソ
フタレート、オルトフタレート、ブチレート、フマレー
ト、グルタレート、シカブリレート、ジベンゾエートお
よびジベンジルエステル。4−6個の炭素原子を含むモ
ノオレフィン、4−6個の炭素原子を含むジオレフィン
とモノオレフィンの混合物、ならびにこれらの炭化水素
および炭化水素混合物とスチレンおよび/またはα−メ
チルスチレンとから誘導される比較的低分子量のポリマ
ーおよびコポリマーを使用しうろことも認識すべきであ
る。
好ましいエステルは、カルボン酸およびジカルボン酸(
脂肪酸、たとえばフタル酸、安息香酸、ジ安息香酸、ア
ジピン酸、セバシン酸、ステアリン酸、マレイン酸、酒
石酸、コハク酸、酪酸、フマル酸およびグルタル酸を含
む)と炭化水素系ジオール、好ましくは飽和炭化水素系
ジオール(約7−13個の炭素原子を含む)の反応によ
り製造される。
各種リン酸エステルの代表例は下記のものである:クレ
シルジフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェー
ト、ジブチルフェニルホスフェート、ジフェニルオクチ
ルホスフェート、メチルジフェニルホスフェ−1・、ト
リブチルホスフェート、トリフェニルホスフェート、ト
リ(2−ブトキシエチル)ホスフェート、トリ(2−ク
ロロエチル)ホスフェート、トリ(2−クロロプロピル
)ホスフェートおよびトリオクチルホスフェート。
各種無水フタル酸エステルの代表例は下記のものである
ニブチルオクチルフタレート、ブチル2−エチルへキシ
ルフタレート、ブチル−n−オクチルフタレート、ジブ
チルフタレート、ジエチルフタレート、ジイソデシルフ
タレート、ジメチルフタレート、ジオクチルフタレート
、ジ(2−エチルヘキシル)フタレート、ジイソオクチ
ルフタレート、ジ−トリデシルフタレート、n−へキシ
ル−n−デシルフタレート、n−オクチル−n−デシル
フタレート、アルキルベンジルフタレート、ビス(4−
メチル−1,2−ペンチル)フタレート、ブチルベンジ
ルフタレート、ブチルシクロへキシルフタレート、ジ(
2−ブトキシエチル)フタレート、ジシクロヘキシルイ
イソデシルフタレート、ジシクロへキシルフタレート、
ジエチルイソフタレート、ジーn−へブチルフタレート
、ジエチルフタレート、ジイソノニルフタレート、ジ(
2−メトキシエチル)フタレート、ジメチルイソフタレ
ート、ジノニルフタレート、ジオクチルフタレート、シ
カプリルフタレート、ジ(2−エチルヘキシル)イソフ
タレート、混合ジオクチルフタレート、ジフェニルフタ
レート、2−(エチルヘキシル)イソブチルフタレート
、ブチルフタリルブチルグリコレート、エチル(および
メチル)フタリルエチルグリコレート、ポリプロピレン
グリコールビス(アミル)フタレート、ヘキシルイソデ
シルフタレート、イソデシルトリデシルフタレート、お
よびイソオクチルイソデシルフタ1ノー ト。
トリメリド酸エステルの代表例は下記のものであるニト
リイソオクチルトリメリテート、トリー・n−オクチル
−n−デシルトリメリテート、トリオクチルトリメリテ
ート、トリ(2−エチルヘキシル)トリメリテート、ト
リーn−へキシル−n−デシルトリメリテート、トリー
n−へキシルトリメリテート、トリイソデシルトリメリ
テート、およびトリイソノニルトリメリテート。
各種アジピン酸エステルの代表例は下記のものであるニ
ジ[2−(2−ブトキシエトキシ)エチル]アジペート
、ジ(2−エチルヘキシル)アジペート、ジイソデシル
アジペート、ジオクチルアジペート(ジイソオクチルア
ジペートを含む)、n−へキシル−n−デシルアジペー
ト、n−オクチル−n−デシルアジペート、およびジー
n−へブチルアジペート。
セバシン酸エステルの代表例は下記のものであるニジブ
チルセバケート、ジ(2−エチルヘキシル)セバケート
、ジブトキシエチルセバケート、ジイソオクチルセバケ
ート、およびジインプロピルセバケート。
アゼライン酸エステルの代表例は下記のものであるニジ
(2−エチルへキシル)アゼレート、ジシクロへキシル
アゼレート、ジイソブチルアゼレート、およびジイソオ
クチルアゼレート。
本発明を実施する際には、樹脂、可塑剤および凝集溶剤
(用いる場合は)の水希釈性組成物を、アンモニアによ
るカルボキシル基の中和および水の混合により水希釈す
る。得られる分散液または溶液は一般に約25℃で少な
くとも30日、好ましくは少なくとも365日またはそ
れ以上の期間、認めつるほどの樹脂の沈澱なしに(たと
えあったとしても)安定であることを特色とする。
一般に本発明の目的には、中和された樹脂100重量部
当たり約100−約400重量部の水が用いられる。た
だし、高または低粘度いずれの分散液または溶液を目的
とするかあるいは高または低固形分のいずれを目的とす
るかに応じて、通常はこれより多量または少量の水を使
用しつる。これは用いる凝集溶剤および可塑剤の種類お
よび量によっても異なる。この水希釈された塗料組成物
を(水性の分散液または溶液として)適宜な支持体、た
とえば木、組積造、各種プラスチックおよび各種全馬上
に塗料として施す。水、アンモニアおよび凝集溶剤は通
常は約20−約100℃、好ましくは約25−約50℃
の温度で塗料から蒸発し、凝集した樹脂と可塑剤の実質
的に水不溶性の被膜が残る。一般にこの種の塗料は感水
性を低下させるための硬化剤(hardenig  a
gent、curative)をさらに必要とすること
なく調製および塗布しつる。
したがって本発明の重要な特色は、平衡した親水性およ
び親油性要素を含み、好ましくはさらに平衡した硬質お
よび軟質セグメントを含む特定の樹脂を製造し、そして
この樹脂ならびに凝集溶剤および相溶性可塑剤の組み合
わせからなる水希釈された組成物を調製することによっ
て、支持体上に耐久性の被膜が形成されることである。
本発明の実施態様は以下の例を参照することによってよ
り十分に示される。これらは説明のためのものであって
本発明の範囲を限定するものではない。特に指示しない
限り、部はすべて重量による。
実施例 1 この実験では37.8110ガロン)の反応器中で、本
発明方法によりラテックスを製造した。
この実験に用いた反応器は撹拌用バフルを備え、15Q
rpmで操作された。緩衝液、開始剤溶液およびモノマ
ー溶液を重合用に調製した。緩衝液は15.6kgの水
を340gのアルキルホスフェートエステル・ナトリウ
ム塩(pH約3)および340gのドデカノールと混合
することによって調製された。開始剤溶液は1゜36k
gの水および68gの過硫酸アンモニウムを混合するこ
とによって調製された。モノマー溶液は9.66kgの
スチレン、27gのt−ドデシルメルカプタン、3.5
4kgのn−ブチルアクリレート、272gのアクリル
酸、および136gのメタクリル酸を混合することによ
つて調製された。
反応器を30分間排気したのち、、緩衝液を反応器に装
填した。20%の七ツマー溶液を反応器に装填した。反
応器を74℃(165°F)に加熱し、開始剤溶液の半
分を反応器に添加した。約30分間の重合ののち、残り
のモノマー溶液の連続添加を開始した。この追加のモノ
マー溶液は反応器中に約74℃(165°F)の温度を
維持するのに十分な速度で、約3時間にわたって添加さ
れた。残りの開始剤溶液は約2時間の重合時間ののち、
反応器に添加された。
本発明方法により製造されたラテックスは固形分46.
0、pH1,88、ブルックフィールド粘度583セン
チポイズを有し、凝塊量115gを示した。水酸化アン
モニウムの添加によりラテックスのpHを9.5に調整
した。
下記成分の混合により透明な塗料組成物を調製した: 
256kg (565ポンド)のラテックス、34kg
 (75ポンド)のエチレングリコール・n−ブチルエ
ーテル、73kg (161ポンド)の水、2.3kg
 (5ポンド)の消泡剤、2,3kg(5ポンド)の湿
潤剤、12kg (26ポンド)のブチルベンジルフタ
レート、および1.4kg(3ポンド)の28%水酸化
アンモニウム水溶液。調製された透明な塗料組成物を次
いで鋼製の試験パネル(タイプRQ−パネル)にクリア
ランス0.07m (0,003インチ)のフィルムコ
ーティングナイフにより塗布した。塗料組成物を乾燥さ
せて、厚さ約0.025mm (0,001インチ)の
被膜を得た。
調製したパネルを次いで28種の市販塗料組成物と比較
評価した。市販の塗料組成物は製造業者の指示により調
製され、鋼製の試験パネルに塗布された。塗布された試
験パネルを、次いで塩スプレー試験室および湿潤室内で
評価した。塩スプレー試験においては、ASTM−B1
17に従って試験パネルに5%塩化ナトリウム水溶液を
スプレーし、38℃(100°F)の温度に維持した。
湿潤室内では、試験パネルを温度38°C(1,006
F)および相対湿度100%に維持し、た。
湿潤室および塩化スプレー室内での試験の前に、試験パ
ネル上の被膜をかみそりの刃で引っ掻いた。
本発明のラテックスを用いて製造された被膜は塩スプレ
ー試験および湿潤試験の双方に合格した。
300時間の塩スプレー試験または400時間の湿潤試
験ののち、もちろん掻ききす部を除いて、錆は生じなか
った。
28種の市販塗料組成物の試験結果を第工表にまとめる
被膜が不合格であった例では試験パネルの全表面が錆で
覆われた。表から分かるように28種の市販塗料組成物
はいずれも両方の試験に合格しなかった。
本発明のラテックスは鋼用被膜に優れた防錆性および耐
食性を与える。これが、卓越した防湿性を与える塗料の
調製にこれを使用しうる理由である。これらの被膜は二
酸化炭素透過性に対しても卓越した抵抗性を示す。この
ためこれらの被膜は鋼強化コンクリート用塗料として優
れている。
本発明のラテックスを用いて調製された塗料はアルミニ
ウム、他の金属およびプラスチック用塗料としても卓越
した特性をもつ。本発明のラテックスはさらに木製品用
フェスの調製にも用いられる。事実、本発明のラテック
スを用いて調製された塗料は、多種多様な支持体用の塗
料として優れた特性を兼ね備えている。しかし本発明の
ラテックスを用いて調製された塗料は木製建造物の外面
の被膜には推奨されない。これらの被膜は適切に”通気
(b r e a t h)”しないからである。これ
らの被膜は濃アルカリ、希アルカリ、希酸、ならびに大
部分の有機および無機油に対して高度の耐薬品性を示す
。本発明の被膜は紫外線に対して高度の抵抗性をもち、
紫外線および水分に暴露されたのちも良好な光沢を維持
する。さらに本発明の被膜は硬質かつ強靭である。
本発明の塗料組成物により調製された被膜の耐水性は被
膜をカルボジイミドで被覆することにより改良される。
架橋剤UCARLNK(商標)XL−255E (ユニ
オンカーバイドより)はこの目的に好適な多官能性カル
ボジイミドである。これらのカルボジイミドを用いるこ
とにより、水斑点形成およびブラッシングが実質的に除
かれる。
一般にカルボジイミドはラテックスまたは塗料組成物に
約10−約20phrの1で添加される。
本発明の詳細な説明するために特定の代表例および詳細
を示したが、これらにおいて本発明の範囲を逸脱するこ
とな(各種の変更および修正をなしうろことは当業者に
明らかであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水希釈性塗料の製造に有用な中和ラテックスの製法
    において: (1)約3.5以下のpHにおいて、モノマー100重
    量%に対し(a)約45−約85重量%のビニル芳香族
    モノマー、(b)約15−約50重量%の、少なくとも
    1種のアルキルアクリレートモノマー、および(c)約
    1−約6重量%の、少なくとも1種の不飽和カルボニル
    化合物を含んでなるモノマー混合物を、約0.5−4.
    0phmの、少なくとも1種のホスフェートエステル系
    界面活性剤の存在下で、かつ約0.5−4.0phmの
    、少なくとも1種の水不溶性ノニオン界面活性剤の存在
    下に、遊離基水性乳化重合させてラテックスを製造し;
    そして (2)該ラテックスをアンモニアにより約7−約10.
    5のpHに中和して、中和ラテックスとなす 工程を含んでなる方法。 2、請求項1に記載の方法により製造される中和ラテッ
    クス。 3、請求項2に記載の中和ラテックスを用いて製造され
    る水希釈性塗料組成物。 4、モノマー混合物が(a)約60−約80重量%のビ
    ニル芳香族モノマー、(b)約20−約40重量%の、
    少なくとも1種のアルキルアクリレートモノマー、およ
    び(c)約1.5−約5重量%の、少なくとも1種の不
    飽和カルボニル化合物からなり、該%が全モノマーに対
    するものである、請求項1に記載の方法。 5、遊離基水性乳化重合が約52−約88℃の温度で行
    われる、請求項1に記載の方法。6、ビニル芳香族モノ
    マーがスチレンである、請求項4に記載の方法。 7、アルキルアクリレートモノマーがn−ブチルアクリ
    レートである、請求項6に記載の方法。 8、アクリル酸とメタクリル酸の組み合わせが不飽和カ
    ルボニル化合物として用いられる、請求項7に記載の方
    法。 9、モノマー混合物が(a)約65−約75重量%のス
    チレン、(b)約22−約30重量%のn−ブチルアク
    リレート、(c)約1−約3重量%のアクリル酸、およ
    び(d)約0.5−約1.5重量%のメタクリル酸から
    なる、請求項1に記載の方法。 10、遊離基水性乳化重合が約52−約88℃の温度で
    行われる、請求項9に記載の方法。 11、水不溶性ノニオン界面活性剤が脂肪アルコールで
    あり、該脂肪アルコールが約5−約22個の炭素原子を
    含む、請求項1に記載の方法。 12、水不溶性界面活性剤が脂肪アルコールであり、該
    脂肪アルコールが約10−約18個の炭素原子を含む、
    請求項7に記載の方法。 13、水不溶性界面活性剤が脂肪アルコールであり、該
    脂肪アルコールが約12−約14個の炭素原子を含む、
    請求項9に記載の方法。 14、水不溶性界面活性剤が脂肪アルコールであり、該
    脂肪アルコールが約1−約3.5phmの量で存在し、
    かつホスフェートエステル系界面活性剤が約1−約3.
    5phmの量で存在する、請求項11に記載の方法。 15、水不溶性界面活性剤が脂肪アルコールであり、該
    脂肪アルコールが約2−約3phmの量で存在し、かつ
    ホスフェートエステル系界面活性剤が約2−約3phm
    の量で存在する、請求項7に記載の方法。 16、水不溶性界面活性剤が脂肪アルコールである、請
    求項1に記載の方法。 17、重合が約3.0以下のpHで行われる、請求項1
    に記載の方法。 18、水不溶性ノニオン界面活性剤が下記の構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、nは1−約8の整数であり、mは約6−約12
    の整数である)を有する水不溶性ノニオン界面活性剤で
    ある、請求項1に記載の方法。 19、mが8である、請求項18に記載の方法。 20、mが9である、請求項18に記載の方法。 21、水不溶性ノニオン界面活性剤がポリオールである
    、請求項1に記載の方法。 22、ポリオールが少なくとも約1500の分子量を有
    する、エチレンオキシドとプロピレンオキシドのコポリ
    マーである、請求項21に記載の方法。 23、ポリオールが約20%以下の結合エチレンオキシ
    ドを含有する、請求項22に記載の方法。 24、ポリオールが約10%以下の結合エチレンオキシ
    ドを含有する、請求項22に記載の方法。
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