JPH04309539A - 水中浮遊ニトロセルロース/アクリル乳濁液 - Google Patents

水中浮遊ニトロセルロース/アクリル乳濁液

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JPH04309539A
JPH04309539A JP4000722A JP72292A JPH04309539A JP H04309539 A JPH04309539 A JP H04309539A JP 4000722 A JP4000722 A JP 4000722A JP 72292 A JP72292 A JP 72292A JP H04309539 A JPH04309539 A JP H04309539A
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acrylic
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ラッカーとして、木材表面に適
用されるニトロセルロース組成物に関するものであり、
更に詳しくは、改良された水中浮遊ニトロセルロース/
アクリル乳濁液に関するものである。
【0002】水中浮遊ニトロセルロース/アクリルラッ
カー乳濁液は、米国特許第3,953,386号と第4
,011,388号によって、以前から知られている。 それらの乳濁液は、十分に機能的であるが、溶液型ラッ
カーを一般的に用い続けている家具仕上業界では、受け
入れられていなかった。
【0003】バンダーホフ(Vanderhoff)ら
の米国特許第4,177,177号は、水中浮遊ニトロ
セルロース/アクリルラッカー乳濁液のようなラテック
スを製造するための3つの乳化法を概説している。それ
らは、時には、「人工ラテックス」と呼ばれている。
【0004】(1)ポリマー溶液の乳化  この方法で
は、揮発性溶媒、又は水と不混和の溶媒の混合物中に、
ポリマーを溶解させる。次に、そのポリマー溶液を、通
常は数種類の機械的手段を用いて、界面活性剤の存在下
において、水中で分散させる。得られた希薄ラテックス
を真空蒸留して、望ましい固体状態まで濃縮して、揮発
性溶媒を除去する。この方法は、直径約1ミクロンの粒
子を有するラテックスを与える、と報告されている。
【0005】(2)転相による乳化  この方法では、
乳化されているポリマーを、界面活性剤とポリマーのた
めの揮発性溶媒又は溶媒混合物と混ぜる。次に、その溶
液に水を加える。水の添加の初期段階において、油中水
乳濁液が形成され、更に水を加えると、水中油乳濁液へ
と転化する。バンダーホフらの特許によると、この方法
は、方法(1)と比べて、注意と制御が必要であり、約
0.8−1.0ミクロン又はそれ以上の直径を有するラ
テックス粒子を生成させる。
【0006】(3)自己乳化  この方法には、ポリマ
ー主鎖の官能基を有意な割合まで結合させて化学的に改
質したポリマー分子が必要である。
【0007】又、自然乳化法は、人工ラテックスを製造
する別の方法として、文献に記載されている。該方法は
、上記の自己乳化法と似ているが、化学的に改質したポ
リマー分子を必要としない。
【0008】乳化技術専門書(Encyclopedi
a of Emulsion Technology)
 Vol. 2、 p.281 のP.Z.ベッヒャー
 (Becher) の記載によると、自然乳化は、複
数成分のうちの1成分による1つの相から他の相への界
面乱流、界面拡散、及び2相間の負の界面張力によって
起こることが報告されている。
【0009】バンダーホフらの特許は、初めの方法が、
人工ラテックスを製造するのに好ましい方法である、と
結論付けている。粒子サイズは、該方法における唯一の
欠点である。該特許は、混合乳化剤(乳化剤+長鎖アル
カン又は長鎖アルコール)を用いることによって、望ま
しい範囲まで、粒子サイズを小さくする方法を教えてい
る。その方法を用いて、粒子直径<0.5ミクロンを有
するラテックスを製造したことを報告している。
【0010】従って、本発明に残されている課題は、溶
媒適用に関して試みられて来た技術や典型的な技術から
新しい技術へと転換させるために、利点が欠点を凌駕す
るように、水中浮遊ニトロセルロース/アクリル乳濁液
を十分な程度まで改良することにあった。
【0011】ニトロセルロースとアクリルポリマーの総
重量を基準としてニトロセルロース含有率が最大65重
量%までであり、且つ乳濁液が0.25ミクロン以下の
粒子サイズを有する、製造完了時に溶媒がない又は実質
的に溶媒がない水中浮遊ニトロセルロース/アクリル乳
濁液を提供することは、本発明の目的である。
【0012】ニトロセルロース/アクリル乳濁液を調製
するための乳化法は: (1)ニトロセルロースを、少なくとも1種類のモノマ
ーと、少なくとも1種類のアニオン界面活性剤と共に混
合して、混合物を製造し;次に (2)水を加えて、その混合物を乳化して、水中油乳濁
液を生成させ; (3)その水中油乳濁液に開始剤を加えて、約20 −
 90℃ の温度で重合させて、0.25ミクロン以下
の粒子サイズを有するニトロセルロース/アクリルラテ
ックス乳濁液を製造し;最後に (4)それを濾過する 工程を含む。
【0013】有機溶媒の排出に関する環境保護庁(EP
A)の基準は、ますます厳しくなっている。1994年
には、カリフォルニアで用いられるニトロセルロースラ
ッカーの揮発性有機化合物(VOC)の含有量は、2.
3 lbs./ガロン 未満であることが求められる、
と予想される。メートル条件での現行のVOC制限は、
200 g/l 未満である。
【0014】そのような厳しいVOC制限を満たす方法
には、従来技術による水中浮遊ニトロセルロース/アク
リル乳濁液の製造が含まれていた。しかし前記の方法で
は、VOCを有意に減少させることができなかった。従
って、本発明が成される以前に、簡便な方法に対するニ
ーズが存在していた。
【0015】我々は、より簡便な方法を見出しただけで
なく、本発明の新しい方法を用いると、卓越した特性を
有する改良生成物が製造されることも見出した。
【0016】本発明の実施に適する窒素含有率10.9
 − 12.2重量%を有する水湿潤ニトロセルロース
は、ヘラクルス・インコーポレーテッド・カンパニー(
Hercules Incorporated Com
pany)から市販されているアクアロンである。それ
と同様な他のニトロセルロースは、ヴォルフ バルスロ
ード(Wolff Walsrode)、ICI、及び
アサヒから市販されている。
【0017】本発明の実施に必要な好ましい界面活性剤
(エトキシル化ノニルフェノールとC10 − C15
脂肪族炭化水素のリン酸エステル)は、以下の構造:モ
ノエステル ジエステル (式中、M=H 又は Na         R=カ゛ファック RE−610  
       C9  H19   0       
 −0                カ゛ファック
 RS710          C13 H27 −
0          X=10 − 15 である)
を有するローヌ・プーランク(Rhone−Poule
nc)から、ガファック(GAFAC登録商標)RE6
10 と RS710という名称で市販されているもの
である。
【0018】これらの界面活性剤は、水酸化ナトリウム
(NaOH)のような苛性ソーダで、少なくとも部分的
に中和されていることが、本発明の方法にとっては重要
である。又、ガファック RE610 と RS710
 と同様な特性を有する界面活性剤又は界面活性剤混合
物を、本発明の方法において用いることも重要である。 適当なアニオン界面活性剤と共に、非イオン性界面活性
剤を用いることができる。界面活性剤は、有機相と水性
相の双方に可溶であることが重要である。
【0019】界面活性剤/ニトロセルロース 比だけで
なく、水/ニトロセルロース 比も重要である。界面活
性剤/ニトロセルロース 重量比は、界面活性剤5 −
 15重量部/ニトロセルロース100重量部である。 水湿潤ニトロセルロースに関する水/ニトロセルロース
 重量比は、水10 − 40重量% / ニトロセル
ロース90 −60重量% である。
【0020】しかしながら、水湿潤ニトロセルロースに
関しては、水は15 − 35重量重量%であることが
好ましい。水は多すぎても少なすぎても、ラテックス粒
子サイズを増大させる。
【0021】アクリル酸ブチルとメタクリル酸メチルの
モノマー混合物は、本発明に好ましいが、他のモノマー
とモノマーの混合物を用いることができる。適当なモノ
マーとしては、アクリル酸ブチル、アクリル酸エチル、
メタクリル酸メチル、アクリロニトリル、及びアクリル
酸エチルヘキシルが挙げられる。アクリル酸、メタクリ
ル酸、及び官能基を含む他のモノマーを、他のモノマー
と併用して用いて、ラテックス乳濁液に望ましい特性を
与えることができる。
【0022】適当な重合開始剤としては、過硫酸塩、ヒ
ドロペルオキシド、アゾ、及び他の遊離基開始剤が挙げ
られる。低温重合には、レドックス開始剤が好ましい。 好ましい低温開始剤システムは、第三ブチルヒドロペル
オキシドと重亜硫酸ナトリウムである。好ましい高温開
始剤は、過硫酸カリウム(K2S2O8)である。
【0023】実験データに基づくグラフは、十分な界面
活性剤を用いて、且つ水の割合が極めて低く又は極めて
高くならないようにして、小さな粒子サイズを達成する
ことの重要性を示していた。ラテックスの平均粒子サイ
ズを、水湿潤ニトロセルロースの一部として入っている
水の割合、又は乳化前に加えた追加水の割合、に対して
プロットした。一定の 界面活性剤/ニトロセルロース
 比 0.10と0.15において行った2シリーズの
実験は、水の割合が約10 − 35重量%である時、
小さな粒子サイズが得られる、ことを示した。好ましい
範囲は、20 − 30重量%であることが分かった。
【0024】詳しくは、本発明の好ましい方法は:(1
)ニトロセルロース(20 − 30%水湿潤)25 
− 75重量部を、モノマー35 − 70重量部と混
合モノエステルとジエステルリン酸界面活性剤2− 1
0重量部と共に混合して、ニトロセルロース/モノマー
/界面活性剤 混合物を製造し; (2)該混合物中におけるニトロセルロース/モノマー
/界面活性剤の総重量部を基準として、水40 − 6
0重量部を加えることによって、該混合物を乳化して、
水中油乳濁液を生成させ; (3)そこに、モノマーの重量を基準として、重合開始
剤を0.1 − 1.5重量%加えて、温度40 − 
80℃で重合させて、0.20ミクロン未満の粒子サイ
ズを有するニトロセルロース/アクリルラテックス乳濁
液を製造し;最後に、 (4)50ミクロンフィルターバッグで濾過して、ラテ
ックス乳濁液を得る工程を含んでいる。
【0025】以下に示す実施例においては、全ての部と
%は、特に断りがなければ重量基準である。
【0026】本発明は、木材仕上に関して工業的適用可
能性を有する。以下の実施例によって、本発明の生成物
と方法を説明するが、該実施例は本発明を限定するもの
ではない。
【0027】実施例1 好ましいニトロセルロース/アクリル乳濁液法ニトロセ
ルロース200gと水74gを含む乳濁液グレード1/
2秒水湿潤ニトロセルロース(アクアロン)274gを
、温度計、空気撹拌機、及び窒素スパージチューブを備
えているジャケット付きガラス反応器に入れた。 アクリル酸ブチル100g、メタクリル酸メチル100
g(前記の2つは、ローム&ハース(Rhom & h
aas)から市販されている重合グレードである)、ガ
ファックRS710(ローヌ・プーランク)30g、及
び25%水酸化ナトリウム水溶液7.5gを混合するこ
とによって、分離液体混合物を調製した。該液体を、撹
拌したニトロセルロースに加えた。
【0028】更に60分間、混合を続けて、ニトロセル
ロースを溶かした。次に、水238.5gを、15分間
にわたって、ゆっくりと加えた。その結果、初期混合物
は、水中油乳濁液へと転化した。その乳濁液に、徹底的
に窒素をスパージした。次に、重亜硫酸ナトリウム(4
%水溶液)25gと第三ブチルヒドロペルオキシド(4
%水溶液)の撹拌乳濁液に、30 − 40℃において
、重合開始剤を分けて且つ同時に、0.4ml/分で加
えた。重合による発熱(80 − 90℃)の後、開始
剤の残りを加えている間、反応混合物を、更に60分間
、70℃に保った。反応完了時、モノマー含有率は0.
5%未満であった。
【0029】生成物を室温まで冷やして、50ミクロン
フィルターバッグで濾過した。
【0030】比較のための水中浮遊ニトロセルロース/
アクリル乳濁液を、従来技術の米国特許第3,953,
386号と第4,011,388号に従って、調製した
。表1は、従来技術と本発明によって製造したラテック
スの特性に関する比較データである。
【0031】
【表1】 表1に示されているように、本発明の方法によって提供
される利点は、小さい粒子サイズ、低粘度、及び揮発性
有機化合物(VOC)を有していないこと、である。
【0032】実施例2 好ましいニトロセルロース/アクリル乳濁液ラッカー生
成物 家具用ラッカーを、以下に示した配合:で、実施例1の
乳濁液を用いて調製した。
【0033】次に、本発明の水中浮遊ラッカーを、従来
のニトロセルロース溶液ラッカーと比較した。木材仕上
ラッカーとしての性能は同様であったが、VOCは75
0g/l から 250g/l(6.2 から 2.3
 lb/ガロン)へと低下した。
【0034】実施例3 モノマーとしてメタクリル酸メチルのみを用いて、水中
浮遊ニトロセルロース/アクリルラテックス乳濁液を製
造した以外は、実施例1を繰り返した。実施例1と比較
して、より硬質のラテックス乳濁液が得られた。
【0035】実施例4 用いたモノマーが、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メ
チル、及びアクリル酸エチルヘキシルの混合物であった
以外は、実施例1を繰り返した。実施例1と同様な特性
を有するターポリマーラテックスが得られた。
【0036】実施例5 ニトロセルロース/モノマー 比を 25/75 − 
65/35 の範囲で変化させながら、実施例1を繰り
返した。得られたラテックス乳濁液の粒子サイズは、0
.13 − 0.16ミクロンであった。
【0037】実施例6 全モノマーのうち最大7%までが、メタクリル酸であっ
た以外は、実施例1を繰り返した。粒子サイズは、0.
19 − 0.27ミクロンであった。得られた乳濁液
は、pH4において粘度110ミリパスカル、pH8に
おいて粘度1600ミリパスカルを有していた。
【0038】実施例7 開始剤として、過硫酸カリウム(K2S2O8)を用い
た以外は、実施例1を繰り返した。粒子サイズは、0.
14 − 0.16ミクロンであった。
【0039】実施例8 水湿潤ニトロセルロースを、18 − 25 cps 
、 5  −  6秒 の粘度グレード範囲で変化させ
た以外は、実施例1を繰り返した。粒子サイズは、0.
13− 0.15ミクロンであった。この実施例から、
広範なニトロセルロースを用いて、十分に満足の行く水
中浮遊ニトロセルロース/アクリル乳濁液を製造するこ
とができる、ことが分かる。
【0040】実施例9 材料の質と装置の大きさを、約100倍の係数で増大さ
せた以外は、実施例1を繰り返した。乳濁液特性は同じ
であった。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  乳濁液が、その中に溶媒を有していな
    い又は実質的に溶媒を有していないで、且つニトロセル
    ロースとアクリルポリマーの総重量を基準として最大6
    5重量%までのニトロセルロース含有率を有し、且つ0
    .25ミクロン未満の粒子サイズを有する、ことを特徴
    とする水中浮遊ニトロセルロース/アクリル乳濁液。
  2. 【請求項2】  揮発性有機化合物(VOC)を2.3
    未満の含有率で含むラッカーを、前記乳濁液を用いて調
    製することを更なる特徴とする請求項1記載の水中浮遊
    ニトロセルロース/アクリル乳濁液。
  3. 【請求項3】  以下の工程:即ち、 (1)ニトロセルロースを、少なくとも1種類のモノマ
    ーと少なくとも1種類の界面活性剤と共に混合して、混
    合物を製造し;次に (2)水を加えてその混合物を乳化して、水中油乳濁液
    を生成させ; (3)その水中油乳濁液に開始剤を加えて、約20 −
     90℃ の温度で重合させて、0.25ミクロン以下
    の粒子サイズを有するニトロセルロース/アクリルラテ
    ックス乳濁液を製造する 工程を含むニトロセルロース/アクリル乳濁液を調製す
    るための乳化法。
  4. 【請求項4】  工程(1)のモノマーが、アクリル酸
    ブチルとメタクリル酸メチルを含む請求項3記載の方法
  5. 【請求項5】  重合を、第三ブチルハイドロパーオキ
    サイドと重亜硫酸ナトリウムを分けて且つ同時に添加す
    ることによって開始させる請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】  開始剤が、K2S2O8 である請求
    項3記載の方法。
  7. 【請求項7】  界面活性剤が、エトキシル化ノニルフ
    ェノールのリン酸エステルと、エトキシル化C10 −
     C15脂肪族炭化水素のリン酸エステルのうちの1つ
    又はそれ以上のものである請求項3記載の方法。
  8. 【請求項8】  ニトロセルロースが、窒素含有率10
    .9 − 12.2%を有する水湿潤ニトロセルロース
    である請求項3記載の方法。
  9. 【請求項9】  0.20ミクロン未満の粒子サイズを
    有し、アニオンリン酸界面活性剤を含む水中浮遊ニトロ
    セルロース/アクリル酸ラテックス乳濁液から製造し、
    且つ該ラッカーが、2.3未満のVOCを有することを
    特徴とする木材仕上ニトロセルロースラッカー。
  10. 【請求項10】  ラッカーが、以下の重量%組成: 
           ニトロセルロース/アクリルラテックス
    乳濁液      20 − 70%        
    融合助剤                     
                         0 − 
    25%        界面活性剤         
                             
          0 − 15%        水   
                             
                      10 − 80
    %を有する、ことを更なる特徴とする請求項9記載の木
    材仕上ニトロセルロースラッカー。
  11. 【請求項11】  ラッカーが、ニトロセルロース/ア
    クリルラテックス乳濁液を55 − 65%、融合助剤
    を10 − 15%、界面活性剤を8 − 10%、及
    び水を15 − 25%含む、ことを更なる特徴とする
    請求項10記載の木材仕上ニトロセルロースラッカー。
JP4000722A 1991-01-07 1992-01-07 水中浮遊ニトロセルロース/アクリル乳濁液 Pending JPH04309539A (ja)

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US637794 1984-08-06
US63779491A 1991-01-07 1991-01-07

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