JPS58604B2 - 液位と液温の報知装置 - Google Patents

液位と液温の報知装置

Info

Publication number
JPS58604B2
JPS58604B2 JP2795376A JP2795376A JPS58604B2 JP S58604 B2 JPS58604 B2 JP S58604B2 JP 2795376 A JP2795376 A JP 2795376A JP 2795376 A JP2795376 A JP 2795376A JP S58604 B2 JPS58604 B2 JP S58604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
float
temperature
liquid
sensitive thyristor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2795376A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52110658A (en
Inventor
中田仗祐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2795376A priority Critical patent/JPS58604B2/ja
Publication of JPS52110658A publication Critical patent/JPS52110658A/ja
Publication of JPS58604B2 publication Critical patent/JPS58604B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Level Indicators Using A Float (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は例えば風呂ブザーのごとき液位と液温報知装
置に関するものである。
最近各種の風呂ブザーが市販されているが大きく分けて
機械式のものと電子式のものとがあり前者ではフロート
スイッチやサーモスタットあるいはサーマルリードスイ
ッチなどの有接点スイッチがまた後者には、温度センサ
ーとしてサーミスタを用いこれにトランジスタあるいは
サイリスタが接続されて無接点化したものが使用されて
いる。
機械式のものは装置の軽量化小形化や動作の応答速度、
精度などに難点がありまた取り付は方法に種々な制約が
みられる。
一方サーシスタを用いた電子式のものは機械式のもつこ
のような欠点を改善するが必要な回路素子の点数が多く
なりがちで例えば液位と液温の両方を報知する装置では
サージスフ1個、トランジスタ9個、ダイオード1個と
いった具合であり価格が高くなるという欠点がみられる
この発明はこれらの欠点に鑑みてなされたもので液位と
液温の両方の検出を感熱サイリスタで行ないうるように
し、従来よりも大幅な回路の簡略化と低価格化を図るこ
とを目的とするものである。
以下実施例によりこの発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明の一実施例である風呂ブザー10の電
気回路図を示す。
水位、水温を報知する直流ブザー2は図示のごとく直流
電源(1,5〜9Vの乾電池でよい)1と感熱サイリス
タ3の直列回路に接続される。
感熱サイリスタ3は水温を直接感知してスイッチする働
きをもつほかに液温が低いときは通常のサイリスタと同
じようにゲート電流によりスイッチできる。
この感熱サイリスタは水温が感知できるよう水中につけ
られるとともにその陽極端子3aとゲート端子3c間に
切り換えスイッチ6を介して水抵抗5を感知する一対の
外部電極4a、4bに接続され、陰極端子3bとゲート
端子3c間には切り換えスイッチ6を介して報知を開始
する水温を設定するための可変抵抗器7が接続されてい
る。
また必らずしも必要ではないが感熱サイリスタ53の陽
極端子3aとゲート端子3c間に抵抗器8と押ボタンス
イッチ9を接続しスイッチ9を閉じることによりブザー
が鳴るかどうか電気的に点検ができるようにしておくと
便利である。
第2図は第1図の感熱サイリスタ3の記号とその順方向
ブレークオーバ電圧VBOの温度特性を示すグラフであ
る。
グラフの縦軸は順方向ブレークオーバ電圧VBO横軸は
感熱サイリスタ3の温度Tjをそれぞれ表わす。
グラフAはゲート端子3cと陰極端子3b間を開放にし
た場合、グラフB、グラフCは可変抵抗器7の抵抗値が
グラフBの方がグラフCのそれよりも大きい場合のVB
Oの温度特性である。
いずれの場合も感熱サイリスタ3の順方向印加電圧VA
を一定に保ちながら感熱サイリスタ3の温度を低い方か
ら上げていくと順方向ブレークオーバ電圧VBOが低下
し印加電圧VAよりも低くなり始める温度(T1、T2
、T3)で感熱サイリスタ3はオフからオンへスイッチ
することになり直流ブザーを付勢し報知を開始する。
VBOの温度特性を示すグラフは可変抵抗器7の抵抗値
を調整することにより変化し印加電圧VAが一定の下で
は抵抗値を大きくする程ブザーが鳴り始める温度は低く
なりゲート開放状態で最小となる(但しゲート端子3c
と陽極端子3a間も開放である)。
風呂ブザーの場合、室温でブザーが鳴らないように陰極
端子3bとゲート端子3cが開放のときの順方向ブレー
クオーバ電圧VBOが常に印加電圧VAよりも高い特性
をもつ感熱サイリスクを使用することが必要である。
第3図、第4図はこの発明の一利用方法およびその動作
を説明するための図である。
同図には感熱サイリスタ3と水抵抗を感知する一対の外
部電極4a、4cを備えたフロート11が浴槽11の水
位により変化することを示している。
フロート11は図示のごとく感熱サイリスタ3と一対の
電極4a、4bを収容し水面で浮くように中空部分をも
たせてプラスチック部材で成形され一つの密閉容器を形
成している。
フロート11の底部の突端内部には水温を感知する感熱
サイリスタ3が埋め込まれその上の直径の大きな部分に
は針状の1対の電極4a、4bが軸を中心に互いに絶縁
分離して固定されている。
3a′、3b′、3c′、4a′、4b′はそれぞれ第
1図に示した3a。
3b、3c、4a、4bの外部リードの端子を表わす。
フロート11の突端には一定の長さをもつロープ14が
かけられる穴13がありロープ15の他方には一定の重
さの錘り15が取りつけられる。
フロート11はそれぞれの外部リードの端子3a′、3
b′、3c′、4a′、4b′を用いて図示していない
が直流ブザー2、電源1、切換えスイッチ6、可変抵抗
器7、抵抗8、押ボタンスイッチ9と浴槽外で第1図の
回路になるよう接続されている。
切り換えスイッチ6を接点6aに閉じたままフロート1
1を浴槽20に入れて水12を注ぎ始めるとフロート1
1は第3図のように水面に傾いた状態で浮く。
この状態では外部電極のいずれか1方が水面上に出るた
め外部電極4a、4b間には電流が流れず感熱サイリス
タ3はオフ状態を保っている。
水位が上昇を続は底辺でたるんでいたロープが伸び切る
と錘り15の重力がフロート11に伝わり傾いていたフ
ロート11は第4図のように水面に対し垂直に立った状
態になる。
フロート11が水面で立つと外部電極4a、4bの先端
が水面と接しその水抵抗(第1図では5で示す)による
電流が感熱サイリスタ3のゲートに流れることになり感
熱サイリスタ3はオフからオンヘスイツチしブザーが鳴
る。
さらに水位が上昇するとフロート11も上昇し錘り15
を持ち上げるのでブザー2は電源1を去勢するまで鳴り
つづける。
この図から分るようにブザー2が鳴り始める水位は予め
ロープ15の長さを調節することによって簡単に調節で
きる。
水位が所望の高さになった後、切り換えスイッチ6を接
点6bに閉じ水温を上げていくとそれにつれて水中に浸
った感熱サイリスタ3の温度も上昇する。
そして予め可変抵抗器7により設定されたスイツチツチ
温度に達すると感熱サイリスタ3がオフからオンにスイ
ッチしブザー2が鳴り始める。
もし、漏水などにより水位が低下しフロート11が傾く
ことがあっても感熱サイリスタ3を埋め込んだ突端部が
常に水と接するため水温の監視ができる。
また水が完全になくなってもフロート11は浴槽内の温
度を感知するので空だきなどの危険をブザーで予知する
ことができる。
なおフロート11は水面に浮かびかつ水面より一定の深
さに感熱サイリスタ3が位置するので水位に関係なく一
定の深さの水温を感知できる長所がある。
また警報水位はロープ15の長さを調節するだけで簡単
に変更でき極めて融通性に富んでいる。
以上この発明の一実施例について説明したが感熱サイリ
スタを働かす電源として直流電源の代りに一定の波高値
をもった交流電源を用いブザーを交流ブザーとしても同
様な作用効果が得られる。
また上述のPゲート感熱サイリスタはpnpn四層領域
中のP形ベース領域にゲートを設けたものであるがn形
ベース領域にゲートを設けたnゲート感熱サイリスタを
用いてもよくこの場合は外部電極4a、4bと可変抵抗
器7の接続位置を入れ替えればよい。
この発明は以上のように感熱サイリスタを用いているた
め従来の電子式風呂ブザーよりも回路が著しく簡単で必
要な部品点数が少なく安価にできる利点がある。
これは感熱サイリスタが温度センサとスイッチの両方の
機能を兼ねること、温度が低いときは水位に応じてスイ
ッチできるように利用したことによるものである。
部品点数が簡単であるため全体として小形化軽量化が可
能でフロート式と相俟って取り付け、取り扱いが極めて
簡単である。
またサイリスタのオフ電流はナノアンペア(nA)程度
なのでサーミスタを用いた従来の電子式風呂ブザーのよ
りも非警報時の電力消費が非常に少なく電池電源の場合
、電池の消耗が少なくなる長所がある。
また警報開始温度が可変抵抗器1個で連続的に調整でき
ること、警報開始水位がロープの長さを変えるだけで簡
単に変更できること、水温監視をしないときは簡単な火
災綴器としても使用できるなど実用上の便益大なるもの
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第2図は感
熱サイリスタの記号と順方向ブレークオーバ電圧の温度
特性を示すグラフ、第3図、第4図はこの発明の1部で
あるフロートの動作を示す図である。 図において、1は電源、2は直流ブザー、3は感熱サイ
リスタ、4は1対の外部電極、5は水抵抗、6は切り換
えスイッチ、7は可変抵抗器、8は抵抗器、9は押しボ
タンスイッチ、10は風呂ブザー、11はフロート、1
2は水、13は穴、14はロープ、15は錘りである。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 感熱サイリスタを有した感知装置を設け、電源と報
    知器と前記感熱サイリスタとを直列接続し該感熱サイリ
    スタの導通により上記報知器を付勢するようにし、前記
    感熱サイリスタの1つのゲート領域上のゲート電極と該
    ゲート領域と隣接したエミッタ領域上に設けられた一方
    の主電極間に可変抵抗器を接続し被測温液体の温度によ
    って該感熱サイリスタがオフからオンへスイッチする温
    度を調節できるようにするとともに、上記ゲート電極と
    他方のエミッタ領域上に設けた他方の主電極間に所定液
    位でゲート電流が流れるようにした一対の液位感知電極
    を設けてなる液位と液温の報知装置。 2 感知装置を、絶縁物で作られた密閉容器内に感熱サ
    イリスタと該密閉容器外に少なくとも一部が露出した水
    位検出用の一対の電極とを具備したフロート、及び該フ
    ロートに一端が接続され他端に錘りを有したロープで構
    成すると共に、前記ロープにつけた上記錘り重力が作用
    した時、液面に浮かべた上記フロートの態位が変わって
    上記水位検出用の一対の電極間が上記液体によって短絡
    されるように構成したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の液位と液温の報知装置。
JP2795376A 1976-03-15 1976-03-15 液位と液温の報知装置 Expired JPS58604B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2795376A JPS58604B2 (ja) 1976-03-15 1976-03-15 液位と液温の報知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2795376A JPS58604B2 (ja) 1976-03-15 1976-03-15 液位と液温の報知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52110658A JPS52110658A (en) 1977-09-16
JPS58604B2 true JPS58604B2 (ja) 1983-01-07

Family

ID=12235246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2795376A Expired JPS58604B2 (ja) 1976-03-15 1976-03-15 液位と液温の報知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58604B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52110658A (en) 1977-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5751074A (en) Non-metallic liquid tilt switch and circuitry
US4987409A (en) Level sensor and alarm
ITPN930017A1 (it) Controllo e sensore a ptc per il livello dei liquidi
US6160482A (en) Tub alarm apparatus
JPS58604B2 (ja) 液位と液温の報知装置
GB1450895A (en) Liquid level detection systems
US2753548A (en) Temperature indicating and warning system
KR890004025A (ko) 코오드레스 아이론
JPS59148826A (ja) 液位センサ
US3540023A (en) Fisherman's water temperature locating apparatus
JPS6148400B2 (ja)
GB1107852A (en) A sensing element or the like for indicating liquid levels
JPS6032519Y2 (ja) 温水ボイラ
JPS5813245Y2 (ja) 残湯表示装置
JPH043051B2 (ja)
JPS59146616A (ja) 炊飯器における内鍋検出兼用温度検出装置
KR930008461Y1 (ko) 전기보온 압력밥솥의 내부용기 안착상태 표시장치
JPH0434318A (ja) 風呂用給水量検知装置
JPS6315737Y2 (ja)
JP2004073023A (ja) 観賞用水槽の加熱制御装置および加熱装置
JPS5914899A (ja) アイロン
JPH0121627Y2 (ja)
JPH0285330U (ja)
JPS61213538A (ja) 超音波式霧化器の渇水検知装置
JP2804074B2 (ja) 加熱調理器