JP2004073023A - 観賞用水槽の加熱制御装置および加熱装置 - Google Patents
観賞用水槽の加熱制御装置および加熱装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004073023A JP2004073023A JP2002234577A JP2002234577A JP2004073023A JP 2004073023 A JP2004073023 A JP 2004073023A JP 2002234577 A JP2002234577 A JP 2002234577A JP 2002234577 A JP2002234577 A JP 2002234577A JP 2004073023 A JP2004073023 A JP 2004073023A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- sensitive
- aquarium
- heater
- water tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
【課題】たとえ検温部が水槽内に設置されない状態で使用されても、水温が設定温度を超えて上昇するようなことがないようにする。
【解決手段】加熱制御装置2は、サーミスタ30が組み込まれた検温部3と、サーミスタ30の感温動作に基づいてヒーターへの通電を制御して水温を設定温度に保持する温度制御回路が組み込まれた制御本体部20とを備える。前記検温部3には、永久磁石に感応してオン、オフするリードスイッチ8が設けられている。温度制御回路は、リードスイッチ8が感応動作しないとき非能動状態に設定されてヒーターへの通電を規制する。リードスイッチ8が感応動作したときは温度制御回路は能動状態に設定され、ヒーターへの通電が可能となる。
【選択図】 図2
【解決手段】加熱制御装置2は、サーミスタ30が組み込まれた検温部3と、サーミスタ30の感温動作に基づいてヒーターへの通電を制御して水温を設定温度に保持する温度制御回路が組み込まれた制御本体部20とを備える。前記検温部3には、永久磁石に感応してオン、オフするリードスイッチ8が設けられている。温度制御回路は、リードスイッチ8が感応動作しないとき非能動状態に設定されてヒーターへの通電を規制する。リードスイッチ8が感応動作したときは温度制御回路は能動状態に設定され、ヒーターへの通電が可能となる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、熱帯魚のような観賞魚を観賞するための観賞用水槽を加熱の対象とする加熱装置に関し、特にこの発明は、観賞用水槽に設置されるヒーターへ通電して水槽内の水を加熱するための観賞用水槽の加熱制御装置および加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の加熱装置に用いられるヒーターは、管の内部にニクロム線のような電熱部材を装填し、その両端をキャップで塞いだ構造のものが一般的である。前記電熱部材へ通電する回路中には半導体スイッチが介装されており、この半導体スイッチを温度制御回路によりオン、オフ動作させて電熱部材への通電を制御し、水温を観賞魚の生育に適した設定温度(例えば26℃)に保持する。
前記温度制御回路は、サーミスタのような感温素子を含んでおり、この感温素子の感温動作に基づいて半導体スイッチの動作を制御している。
【0003】
従来の加熱装置は、ヒーターに前記温度制御回路を構成する回路部品を電熱部材とともに組み込んだ一体型と、ヒーターから独立した制御本体部に温度制御回路を組み込んだ分離型とがある。分離型では、さらに、感温素子が組み込まれた検温部を制御本体部から独立させ、検温部と制御本体部とをコード線で接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
分離型の加熱装置では、観賞用水槽内の水中にヒーターと検温部とを浸し、例えば、ヒーターは底部上に、検温部は壁面の適所に、それぞれ設置する。水温は検温部の感温素子により感知され、温度制御回路は水温と設定温度とを比較することにより水温の制御を行う。水温が設定温度より低ければ、温度制御回路はヒーターへ通電して水を加熱し、水温を上昇させる。水温が設定温度を超えれば、温度制御回路はヒーターへの通電を止めて水の加熱を停止させ、水温を低下させる。このようにして水温は設定温度に保持される。
【0005】
分離型の加熱装置の場合、検温部が水槽内に設置されない状態、すなわち、感温素子が水中に浸されずに外気中に放置された状態で使用されるおそれがある。この場合、温度制御回路は外気温と設定温度とを比較して温度制御を行うことになる。冬期は外気温が設定温度より低いので、温度制御回路はヒーターへ通電して水を加熱するが、検温部は水温ではなく外気温を感知しているので、水温が上昇しても、それとは関係なく温度制御回路はヒーターへの通電を継続させる。その結果、水温は設定温度を超えてもさらに上昇し続け、観賞魚を死滅させてしまう。
【0006】
この発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、検温部が水槽内の適所に設置されてはじめて温度制御回路が有効に働くようにすることにより、たとえ検温部が水槽内に設置されない状態で使用されても、水温が設定温度を超えて上昇するようなことがない観賞用水槽の加熱制御装置および加熱装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明による観賞用水槽の加熱制御装置は、観賞用水槽に設置されるヒーターへ通電して水槽内の水を加熱するものであって、水温を感知する感温素子が組み込まれた検温部と、感温素子の感温動作に基づいて前記ヒーターへの通電を制御して水温を設定温度に保持する温度制御回路が組み込まれた制御本体部とを備えている。前記検温部には、所定の物体に感応してオン、オフする感応スイッチが設けられている。前記温度制御回路は、前記感応スイッチが感応動作しないとき非能動状態に設定されてヒーターへの通電を規制し、前記感応スイッチが感応動作したとき能動状態に設定されてヒーターへの通電を可能とするものである。
【0008】
この発明の上記した構成において、「感応スイッチ」として例えばリードスイッチを用いた場合、「所定の物体」は例えば永久磁石である。なお、「感応スイッチ」はリードスイッチに限らず、近接スイッチなども用いることができ、もし、高周波形の近接スイッチであれば、「所定の物体」は金属体である。
【0009】
この発明の一実施態様においては、前記観賞用水槽の内面には、検温部を壁面に保持するためのホルダーが取り付けられ、前記ホルダーには、感応スイッチが感応する物体が設けられている。
この実施例によれば、ホルダーに感応スイッチが保持されたとき、温度制御回路は能動状態に設定される。
【0010】
この発明の好ましい一実施態様においては、前記感応スイッチとしてリードスイッチが用いられるとともに、前記観賞用水槽の内面には、検温部を壁面に保持するためのホルダーが取り付けられる。前記ホルダーには、リードスイッチが感応する永久磁石が設けられている。
【0011】
この発明の他の実施態様においては、前記観賞用水槽の壁面には、感応スイッチが感応する物体が設けられるとともに、前記検温部は前記物体が設けられる位置に設置されるようになっている。
この実施例によれば、感応スイッチを観賞用水槽の壁面に適当な手段により固定することにより、温度制御回路は能動状態に設定される。
【0012】
この発明の好ましい他の実施態様においては、前記感応スイッチとしてリードスイッチが用いられるとともに、前記観賞用水槽の壁面には、リードスイッチが感応する永久磁石が設けられている。
この実施態様における「永久磁石」は、板状の永久磁石であってもよいが、磁性粉末を着磁したようなものであってもよい。
【0013】
この発明による加熱制御装置は、観賞用水槽に設置されるヒーターとともに加熱装置を構成するから、この発明による観賞用水槽の加熱装置は、観賞用水槽に設置されるヒーターと、上記したいずれかの実施態様の加熱制御装置とで構成されて成るものである。
【0014】
【作用】
観賞用水槽内に検温部を設置すると、検温部の設置位置に感応スイッチが感応する物体が存在すれば、前記感応スイッチが感応動作し、温度制御回路は能動状態に設定されてヒーターへの通電を可能とする。感応スイッチがリードスイッチであれば、検温部の設置位置に永久磁石が存在すれば、リードスイッチは永久磁石の磁界を受けて感応動作する。
水槽内に設置された検温部の感温素子によって水温が感知されると、温度制御回路は水温と設定温度とを比較することによりヒーターへの通電を制御し、水温を設定温度まで上昇させて保持する。
検温部が水槽内に設置されない状態で使用された場合、感応スイッチは感応動作せず、温度制御回路は非能動状態に設定される。その結果、ヒーターへの通電が規制され、水温が設定温度を超えて上昇するようなことはない。
【0015】
【実施例】
図1は、この発明の一実施例である観賞用水槽の加熱装置を示す。
図示例の加熱装置は、ヒーター1と加熱制御装置2とで構成されるもので、ヒーター1は水が満たされた観賞用水槽10の内部の底部上に設置される。
前記ヒーター1は、管11の内部にニクロム線などの電熱部材が装填されるとともに、熱伝導性を高めるためにマグネシア粉末が充填されたものである。管11の両端部はゴムキャップ12,12で塞がれ、一方のゴムキャップ12からは先端にコネクタ13が装着されたコード線18が引き出されている。
【0016】
前記加熱制御装置2は、図2に示すように、検温部3と制御本体部20とを備えている。検温部3と制御本体部20との間はコード線5で接続される。制御本体部20からは接続コード6と電源コード7とが引き出されている。接続コード6の先端にはヒーター1のコネクタ13に接続されるコネクタ61が、電源コード7の先端には100ボルトの電源コンセントに差し込まれる電源プラグ71が、それぞれ装着されている。
【0017】
前記検温部3は、図3に示すように、感温素子としてのサーミスタ30と感応スイッチとしてのリードスイッチ8とが実装された基板31と、その基板31上に被せられるゴム製のキャップ32とで構成されている。リードスイッチ8は、外部より磁界が作用していなければ、接点が開いてスイッチがオフ状態となる。一方、外部から磁界が作用すれば、接点が閉じてスイッチがオン状態となる。
【0018】
前記水槽10の内面には、検温部3を壁面に設置するためのホルダー9が取り付けられる。前記ホルダー9は、表面に検温部3を支持するための一対の支持アーム91,91が突設された本体ケース90と、本体ケース90の開口部分を塞ぐ蓋板92とから成る。前記支持アーム91,91は検温部3のキャップ32の外周面に形成された周溝33,33に引っ掛かる。前記蓋板92にはホルダー9を水槽10の壁面に固定するための2個の吸盤93,93が取り付けてある。
【0019】
ケース体90の内部には永久磁石94が装填されている。ホルダー9に検温部3が保持された状態のとき、永久磁石94の磁界がリードスイッチ8に作用するので、リードスイッチ8は接点を閉じてオン状態となる。
【0020】
図2に戻って、前記制御本体部20には、サーミスタ8の感温動作に基づいてヒーター1への通電を制御して水温を設定温度に保持する温度制御回路4(図4に示す。)が組み込まれている。
この実施例の加熱制御装置2は、水温を任意の設定温度に調整することが可能になっており、そのために、制御本体部20には後述するボリューム抵抗VRを可変設定するためのダイヤルつまみ21が設けてある。なお、図中、22,23は、ともにLEDより成る電源ランプおよびヒーターランプである。電源ランプ22は電源プラグ71が電源コンセントに差し込まれたときに点灯する。また、ヒーターランプ23はヒーター1に通電されているときに点灯する。
【0021】
図4は、温度制御回路4の構成例を示している。なお、図中、14はヒーター1の電熱部材であり、この電熱部材14へ通電するための通電回路15にはトライアックより成る半導体スイッチ16と電流ヒューズ17とが介装されている。
この温度制御回路4は、サーミスタ30の感温動作に基づいて前記電熱部材14への通電を制御して水温を設定温度に保持するもので、電源回路40、制御用IC41、および基準電圧設定回路42などを含んでいる。
前記電源回路40は、半波整流のためのダイオードD1および抵抗R5と、平滑用のコンデンサC1とから成り、電源プラグ71より入力される交流電源電圧Vccを直流電圧に変換する。
【0022】
前記制御用IC41は、コンパレータとゼロクロス制御回路とを含んだものである。コンパレータは入力電圧Vを基準電圧E0と比較し、その比較出力をゼロクロス制御回路へ与える。コンパレータの入力電圧Vとして、負性抵抗素子であるサーミスタ30と2個の抵抗R1,R2とボリューム抵抗VRとで決まる電圧が与えられる。一方、また基準電圧E0として、基準電圧設定回路42の2個の抵抗R3,R4の分圧が与えられる。
【0023】
ヒーター1を水中へ浸漬した状態において、水槽10内の水の温度が設定温度以下のときは、入力電圧Vは基準電圧E0以上であり、コンパレータは前記半導体スイッチ16をオンさせる比較出力をゼロクロス制御回路へ与える。水温が設定温度を越えると、入力電圧Vは基準電圧E0より小さくなり、コンパレータの比較出力は反転する。
【0024】
前記基準電圧設定回路42には前記リードスイッチ8が介装されている。リードスイッチ8がオン状態にあるときは、基準電圧設定回路42が導通する結果、温度制御回路4が能動状態となり、上記した適正な温度制御が実行され、水温に応じて電熱部材14への通電が制御される。
これに対して、リードスイッチ8がオフ状態にあるときは、基準電圧設定回路42の導通が遮断される結果、温度制御回路4が非能動状態となり、電熱部材14への通電が規制される。
なお、リードスイッチ8には電源ランプ22と抵抗R10との直列回路も接続されており、リードスイッチ8がオフ状態のときは、電源ランプ22が消灯するようになっている。
【0025】
前記制御用IC41のゼロクロス制御回路は、前記半導体スイッチ16のゲートGへ抵抗R6を介してゲート信号を与えるもので、ノイズの発生を抑えるために、交流電源電圧のゼロクロスのタイミングでゲート信号を生成して半導体スイッチ16へ出力する。なお、図中、コンデンサC2と抵抗R7との直列回路は、ゼロクロス制御回路に対し、ゼロクロスのタイミングを与えると共に、ゲート信号のパルス幅を設定する。
制御用IC41のコンパレータの比較出力は抵抗R8を介してトランジスタTR1に与えられるもので、電熱部材14の通電時、トランジスタTR1がオンするので、抵抗R9を介してヒーターランプ23に電流が流れ、ヒーターランプ23が点灯する。
【0026】
つぎに上記した実施例についての動作を説明する。
まず、ヒーター1を水槽10の内部の底部上に設置し、検温部3をホルダー9に保持させて水槽10の壁面に設置した後、電源プラグ71を電源コンセントに差し込む。検温部3のリードスイッチ8はホルダー9に設けられた永久磁石94からの磁界の作用を受けるので、接点が閉じてオン状態となり、温度制御回路4は能動状態に設定される。温度制御回路4の制御によって電熱部材14に通電されると、電熱部材14が発熱動作して水槽10内の水が加熱される。
【0027】
温度制御回路4中のサーミスタ30は、水槽10内の水の温度が上昇するに従って抵抗値が小さくなるが、水槽10内の水の温度が設定温度以下のときは、サーミスタ30の両端の電圧、すなわち、制御用IC41のコンパレータの入力電圧Vは基準電圧E0以上であるため、半導体スイッチ16はオン状態にあり、電熱部材14への通電が保持される。
【0028】
水槽10内の水の温度が設定温度を越えると、サーミスタ30の両端の電圧、すなわちコンパレータへの入力電圧Vは基準電圧E0より小さくなるため、半導体スイッチ16はオフ状態となり、電熱部材14への通電が断たれる。
電熱部材14の発熱停止により水槽10内の水が自然冷却され、その結果、水温が設定温度以下になると、再び半導体スイッチ16はオン状態となり、電熱部材14への通電が行われる。これにより水槽10内の水の温度は設定温度に保持される。
【0029】
つぎに、検温部3を水槽10内の水中に設置せず、外気中に放置した状態で電源プラグ71を電源コンセントに差し込んだ場合は、検温部3のリードスイッチ8は磁界の作用を受けないので、接点が開いたままとなってオフ状態であり、基準電圧設定回路42は導通せず、温度制御回路4は非能動状態に設定される。
すなわち、基準電圧設定回路42において、リードスイッチ8がオフ状態になると、抵抗R3,R4の接続点は抵抗R3によりプルアップされ、基準電圧E0として電源電圧Vccが与えられる。その結果、コンパレータへの入力電圧Vに対して基準電圧E0が大きな値となるため、半導体スイッチ16はオフ状態となり、電熱部材14に通電されない。
【0030】
【発明の効果】
この発明によれば、検温部が水槽内の適所に設置されてはじめて温度制御回路が有効に働くので、たとえ検温部が水槽内に設置されない状態で使用されても、水温が設定温度を超えて上昇するようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である観賞用水槽の加熱装置を示す説明図である。
【図2】加熱制御装置の構成を示す正面図である。
【図3】検温部とホルダーとの構成を示す分解斜視図である。
【図4】温度制御回路の構成を示す電気回路図である。
【符号の説明】
1 ヒーター
2 加熱制御装置
3 検温部
4 温度制御回路
8 リードスイッチ
9 ホルダー
10 水槽
20 制御本体部
30 サーミスタ
94 永久磁石
【発明の属する技術分野】
この発明は、熱帯魚のような観賞魚を観賞するための観賞用水槽を加熱の対象とする加熱装置に関し、特にこの発明は、観賞用水槽に設置されるヒーターへ通電して水槽内の水を加熱するための観賞用水槽の加熱制御装置および加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の加熱装置に用いられるヒーターは、管の内部にニクロム線のような電熱部材を装填し、その両端をキャップで塞いだ構造のものが一般的である。前記電熱部材へ通電する回路中には半導体スイッチが介装されており、この半導体スイッチを温度制御回路によりオン、オフ動作させて電熱部材への通電を制御し、水温を観賞魚の生育に適した設定温度(例えば26℃)に保持する。
前記温度制御回路は、サーミスタのような感温素子を含んでおり、この感温素子の感温動作に基づいて半導体スイッチの動作を制御している。
【0003】
従来の加熱装置は、ヒーターに前記温度制御回路を構成する回路部品を電熱部材とともに組み込んだ一体型と、ヒーターから独立した制御本体部に温度制御回路を組み込んだ分離型とがある。分離型では、さらに、感温素子が組み込まれた検温部を制御本体部から独立させ、検温部と制御本体部とをコード線で接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
分離型の加熱装置では、観賞用水槽内の水中にヒーターと検温部とを浸し、例えば、ヒーターは底部上に、検温部は壁面の適所に、それぞれ設置する。水温は検温部の感温素子により感知され、温度制御回路は水温と設定温度とを比較することにより水温の制御を行う。水温が設定温度より低ければ、温度制御回路はヒーターへ通電して水を加熱し、水温を上昇させる。水温が設定温度を超えれば、温度制御回路はヒーターへの通電を止めて水の加熱を停止させ、水温を低下させる。このようにして水温は設定温度に保持される。
【0005】
分離型の加熱装置の場合、検温部が水槽内に設置されない状態、すなわち、感温素子が水中に浸されずに外気中に放置された状態で使用されるおそれがある。この場合、温度制御回路は外気温と設定温度とを比較して温度制御を行うことになる。冬期は外気温が設定温度より低いので、温度制御回路はヒーターへ通電して水を加熱するが、検温部は水温ではなく外気温を感知しているので、水温が上昇しても、それとは関係なく温度制御回路はヒーターへの通電を継続させる。その結果、水温は設定温度を超えてもさらに上昇し続け、観賞魚を死滅させてしまう。
【0006】
この発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、検温部が水槽内の適所に設置されてはじめて温度制御回路が有効に働くようにすることにより、たとえ検温部が水槽内に設置されない状態で使用されても、水温が設定温度を超えて上昇するようなことがない観賞用水槽の加熱制御装置および加熱装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明による観賞用水槽の加熱制御装置は、観賞用水槽に設置されるヒーターへ通電して水槽内の水を加熱するものであって、水温を感知する感温素子が組み込まれた検温部と、感温素子の感温動作に基づいて前記ヒーターへの通電を制御して水温を設定温度に保持する温度制御回路が組み込まれた制御本体部とを備えている。前記検温部には、所定の物体に感応してオン、オフする感応スイッチが設けられている。前記温度制御回路は、前記感応スイッチが感応動作しないとき非能動状態に設定されてヒーターへの通電を規制し、前記感応スイッチが感応動作したとき能動状態に設定されてヒーターへの通電を可能とするものである。
【0008】
この発明の上記した構成において、「感応スイッチ」として例えばリードスイッチを用いた場合、「所定の物体」は例えば永久磁石である。なお、「感応スイッチ」はリードスイッチに限らず、近接スイッチなども用いることができ、もし、高周波形の近接スイッチであれば、「所定の物体」は金属体である。
【0009】
この発明の一実施態様においては、前記観賞用水槽の内面には、検温部を壁面に保持するためのホルダーが取り付けられ、前記ホルダーには、感応スイッチが感応する物体が設けられている。
この実施例によれば、ホルダーに感応スイッチが保持されたとき、温度制御回路は能動状態に設定される。
【0010】
この発明の好ましい一実施態様においては、前記感応スイッチとしてリードスイッチが用いられるとともに、前記観賞用水槽の内面には、検温部を壁面に保持するためのホルダーが取り付けられる。前記ホルダーには、リードスイッチが感応する永久磁石が設けられている。
【0011】
この発明の他の実施態様においては、前記観賞用水槽の壁面には、感応スイッチが感応する物体が設けられるとともに、前記検温部は前記物体が設けられる位置に設置されるようになっている。
この実施例によれば、感応スイッチを観賞用水槽の壁面に適当な手段により固定することにより、温度制御回路は能動状態に設定される。
【0012】
この発明の好ましい他の実施態様においては、前記感応スイッチとしてリードスイッチが用いられるとともに、前記観賞用水槽の壁面には、リードスイッチが感応する永久磁石が設けられている。
この実施態様における「永久磁石」は、板状の永久磁石であってもよいが、磁性粉末を着磁したようなものであってもよい。
【0013】
この発明による加熱制御装置は、観賞用水槽に設置されるヒーターとともに加熱装置を構成するから、この発明による観賞用水槽の加熱装置は、観賞用水槽に設置されるヒーターと、上記したいずれかの実施態様の加熱制御装置とで構成されて成るものである。
【0014】
【作用】
観賞用水槽内に検温部を設置すると、検温部の設置位置に感応スイッチが感応する物体が存在すれば、前記感応スイッチが感応動作し、温度制御回路は能動状態に設定されてヒーターへの通電を可能とする。感応スイッチがリードスイッチであれば、検温部の設置位置に永久磁石が存在すれば、リードスイッチは永久磁石の磁界を受けて感応動作する。
水槽内に設置された検温部の感温素子によって水温が感知されると、温度制御回路は水温と設定温度とを比較することによりヒーターへの通電を制御し、水温を設定温度まで上昇させて保持する。
検温部が水槽内に設置されない状態で使用された場合、感応スイッチは感応動作せず、温度制御回路は非能動状態に設定される。その結果、ヒーターへの通電が規制され、水温が設定温度を超えて上昇するようなことはない。
【0015】
【実施例】
図1は、この発明の一実施例である観賞用水槽の加熱装置を示す。
図示例の加熱装置は、ヒーター1と加熱制御装置2とで構成されるもので、ヒーター1は水が満たされた観賞用水槽10の内部の底部上に設置される。
前記ヒーター1は、管11の内部にニクロム線などの電熱部材が装填されるとともに、熱伝導性を高めるためにマグネシア粉末が充填されたものである。管11の両端部はゴムキャップ12,12で塞がれ、一方のゴムキャップ12からは先端にコネクタ13が装着されたコード線18が引き出されている。
【0016】
前記加熱制御装置2は、図2に示すように、検温部3と制御本体部20とを備えている。検温部3と制御本体部20との間はコード線5で接続される。制御本体部20からは接続コード6と電源コード7とが引き出されている。接続コード6の先端にはヒーター1のコネクタ13に接続されるコネクタ61が、電源コード7の先端には100ボルトの電源コンセントに差し込まれる電源プラグ71が、それぞれ装着されている。
【0017】
前記検温部3は、図3に示すように、感温素子としてのサーミスタ30と感応スイッチとしてのリードスイッチ8とが実装された基板31と、その基板31上に被せられるゴム製のキャップ32とで構成されている。リードスイッチ8は、外部より磁界が作用していなければ、接点が開いてスイッチがオフ状態となる。一方、外部から磁界が作用すれば、接点が閉じてスイッチがオン状態となる。
【0018】
前記水槽10の内面には、検温部3を壁面に設置するためのホルダー9が取り付けられる。前記ホルダー9は、表面に検温部3を支持するための一対の支持アーム91,91が突設された本体ケース90と、本体ケース90の開口部分を塞ぐ蓋板92とから成る。前記支持アーム91,91は検温部3のキャップ32の外周面に形成された周溝33,33に引っ掛かる。前記蓋板92にはホルダー9を水槽10の壁面に固定するための2個の吸盤93,93が取り付けてある。
【0019】
ケース体90の内部には永久磁石94が装填されている。ホルダー9に検温部3が保持された状態のとき、永久磁石94の磁界がリードスイッチ8に作用するので、リードスイッチ8は接点を閉じてオン状態となる。
【0020】
図2に戻って、前記制御本体部20には、サーミスタ8の感温動作に基づいてヒーター1への通電を制御して水温を設定温度に保持する温度制御回路4(図4に示す。)が組み込まれている。
この実施例の加熱制御装置2は、水温を任意の設定温度に調整することが可能になっており、そのために、制御本体部20には後述するボリューム抵抗VRを可変設定するためのダイヤルつまみ21が設けてある。なお、図中、22,23は、ともにLEDより成る電源ランプおよびヒーターランプである。電源ランプ22は電源プラグ71が電源コンセントに差し込まれたときに点灯する。また、ヒーターランプ23はヒーター1に通電されているときに点灯する。
【0021】
図4は、温度制御回路4の構成例を示している。なお、図中、14はヒーター1の電熱部材であり、この電熱部材14へ通電するための通電回路15にはトライアックより成る半導体スイッチ16と電流ヒューズ17とが介装されている。
この温度制御回路4は、サーミスタ30の感温動作に基づいて前記電熱部材14への通電を制御して水温を設定温度に保持するもので、電源回路40、制御用IC41、および基準電圧設定回路42などを含んでいる。
前記電源回路40は、半波整流のためのダイオードD1および抵抗R5と、平滑用のコンデンサC1とから成り、電源プラグ71より入力される交流電源電圧Vccを直流電圧に変換する。
【0022】
前記制御用IC41は、コンパレータとゼロクロス制御回路とを含んだものである。コンパレータは入力電圧Vを基準電圧E0と比較し、その比較出力をゼロクロス制御回路へ与える。コンパレータの入力電圧Vとして、負性抵抗素子であるサーミスタ30と2個の抵抗R1,R2とボリューム抵抗VRとで決まる電圧が与えられる。一方、また基準電圧E0として、基準電圧設定回路42の2個の抵抗R3,R4の分圧が与えられる。
【0023】
ヒーター1を水中へ浸漬した状態において、水槽10内の水の温度が設定温度以下のときは、入力電圧Vは基準電圧E0以上であり、コンパレータは前記半導体スイッチ16をオンさせる比較出力をゼロクロス制御回路へ与える。水温が設定温度を越えると、入力電圧Vは基準電圧E0より小さくなり、コンパレータの比較出力は反転する。
【0024】
前記基準電圧設定回路42には前記リードスイッチ8が介装されている。リードスイッチ8がオン状態にあるときは、基準電圧設定回路42が導通する結果、温度制御回路4が能動状態となり、上記した適正な温度制御が実行され、水温に応じて電熱部材14への通電が制御される。
これに対して、リードスイッチ8がオフ状態にあるときは、基準電圧設定回路42の導通が遮断される結果、温度制御回路4が非能動状態となり、電熱部材14への通電が規制される。
なお、リードスイッチ8には電源ランプ22と抵抗R10との直列回路も接続されており、リードスイッチ8がオフ状態のときは、電源ランプ22が消灯するようになっている。
【0025】
前記制御用IC41のゼロクロス制御回路は、前記半導体スイッチ16のゲートGへ抵抗R6を介してゲート信号を与えるもので、ノイズの発生を抑えるために、交流電源電圧のゼロクロスのタイミングでゲート信号を生成して半導体スイッチ16へ出力する。なお、図中、コンデンサC2と抵抗R7との直列回路は、ゼロクロス制御回路に対し、ゼロクロスのタイミングを与えると共に、ゲート信号のパルス幅を設定する。
制御用IC41のコンパレータの比較出力は抵抗R8を介してトランジスタTR1に与えられるもので、電熱部材14の通電時、トランジスタTR1がオンするので、抵抗R9を介してヒーターランプ23に電流が流れ、ヒーターランプ23が点灯する。
【0026】
つぎに上記した実施例についての動作を説明する。
まず、ヒーター1を水槽10の内部の底部上に設置し、検温部3をホルダー9に保持させて水槽10の壁面に設置した後、電源プラグ71を電源コンセントに差し込む。検温部3のリードスイッチ8はホルダー9に設けられた永久磁石94からの磁界の作用を受けるので、接点が閉じてオン状態となり、温度制御回路4は能動状態に設定される。温度制御回路4の制御によって電熱部材14に通電されると、電熱部材14が発熱動作して水槽10内の水が加熱される。
【0027】
温度制御回路4中のサーミスタ30は、水槽10内の水の温度が上昇するに従って抵抗値が小さくなるが、水槽10内の水の温度が設定温度以下のときは、サーミスタ30の両端の電圧、すなわち、制御用IC41のコンパレータの入力電圧Vは基準電圧E0以上であるため、半導体スイッチ16はオン状態にあり、電熱部材14への通電が保持される。
【0028】
水槽10内の水の温度が設定温度を越えると、サーミスタ30の両端の電圧、すなわちコンパレータへの入力電圧Vは基準電圧E0より小さくなるため、半導体スイッチ16はオフ状態となり、電熱部材14への通電が断たれる。
電熱部材14の発熱停止により水槽10内の水が自然冷却され、その結果、水温が設定温度以下になると、再び半導体スイッチ16はオン状態となり、電熱部材14への通電が行われる。これにより水槽10内の水の温度は設定温度に保持される。
【0029】
つぎに、検温部3を水槽10内の水中に設置せず、外気中に放置した状態で電源プラグ71を電源コンセントに差し込んだ場合は、検温部3のリードスイッチ8は磁界の作用を受けないので、接点が開いたままとなってオフ状態であり、基準電圧設定回路42は導通せず、温度制御回路4は非能動状態に設定される。
すなわち、基準電圧設定回路42において、リードスイッチ8がオフ状態になると、抵抗R3,R4の接続点は抵抗R3によりプルアップされ、基準電圧E0として電源電圧Vccが与えられる。その結果、コンパレータへの入力電圧Vに対して基準電圧E0が大きな値となるため、半導体スイッチ16はオフ状態となり、電熱部材14に通電されない。
【0030】
【発明の効果】
この発明によれば、検温部が水槽内の適所に設置されてはじめて温度制御回路が有効に働くので、たとえ検温部が水槽内に設置されない状態で使用されても、水温が設定温度を超えて上昇するようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である観賞用水槽の加熱装置を示す説明図である。
【図2】加熱制御装置の構成を示す正面図である。
【図3】検温部とホルダーとの構成を示す分解斜視図である。
【図4】温度制御回路の構成を示す電気回路図である。
【符号の説明】
1 ヒーター
2 加熱制御装置
3 検温部
4 温度制御回路
8 リードスイッチ
9 ホルダー
10 水槽
20 制御本体部
30 サーミスタ
94 永久磁石
Claims (6)
- 観賞用水槽に設置されるヒーターへ通電して水槽内の水を加熱する観賞用水槽の加熱制御装置において、
水温を感知する感温素子が組み込まれた検温部と、感温素子の感温動作に基づいて前記ヒーターへの通電を制御して水温を設定温度に保持する温度制御回路が組み込まれた制御本体部とを備え、前記検温部には、所定の物体に感応してオン、オフする感応スイッチが設けられており、前記温度制御回路は、前記感応スイッチが感応動作しないとき非能動状態に設定されてヒーターへの通電を規制し、前記感応スイッチが感応動作したとき能動状態に設定されてヒーターへの通電を可能とする観賞用水槽の加熱制御装置。 - 前記観賞用水槽の内面には、検温部を壁面に保持するためのホルダーが取り付けられ、前記ホルダーには、感応スイッチが感応する物体が設けられている請求項1に記載された観賞用水槽の加熱制御装置。
- 前記感応スイッチとしてリードスイッチが用いられるとともに、前記観賞用水槽の内面には、検温部を壁面に保持するためのホルダーが取り付けられており、前記ホルダーには、リードスイッチが感応する永久磁石が設けられている請求項1または2に記載された観賞用水槽の加熱制御装置。
- 前記観賞用水槽の壁面には、感応スイッチが感応する物体が設けられるとともに、前記検温部は前記物体が設けられる位置に設置されるようになっている請求項1に記載された観賞用水槽の加熱制御装置。
- 前記感応スイッチとしてリードスイッチが用いられるとともに、前記観賞用水槽の壁面には、リードスイッチが感応する永久磁石が設けられている請求項1または4に記載された観賞用水槽の加熱制御装置。
- 観賞用水槽に設置されるヒーターと、請求項1〜5のいずれかに記載された加熱制御装置とで構成されて成る観賞用水槽の加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002234577A JP2004073023A (ja) | 2002-08-12 | 2002-08-12 | 観賞用水槽の加熱制御装置および加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002234577A JP2004073023A (ja) | 2002-08-12 | 2002-08-12 | 観賞用水槽の加熱制御装置および加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004073023A true JP2004073023A (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=32019350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002234577A Pending JP2004073023A (ja) | 2002-08-12 | 2002-08-12 | 観賞用水槽の加熱制御装置および加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004073023A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006280295A (ja) * | 2005-04-01 | 2006-10-19 | Kyoei Aqua Tec Kk | 水槽の水温制御装置 |
CN109430154A (zh) * | 2018-12-05 | 2019-03-08 | 航之境电子产品(天津)有限公司 | 一种用于水族箱加热的温控装置 |
-
2002
- 2002-08-12 JP JP2002234577A patent/JP2004073023A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006280295A (ja) * | 2005-04-01 | 2006-10-19 | Kyoei Aqua Tec Kk | 水槽の水温制御装置 |
JP4668661B2 (ja) * | 2005-04-01 | 2011-04-13 | 共栄アクアテック株式会社 | 水槽の水温制御装置 |
CN109430154A (zh) * | 2018-12-05 | 2019-03-08 | 航之境电子产品(天津)有限公司 | 一种用于水族箱加热的温控装置 |
CN109430154B (zh) * | 2018-12-05 | 2024-04-02 | 航之境电子产品(天津)有限公司 | 一种用于水族箱加热的温控装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7315692B2 (en) | Electrical water heater | |
US7791004B2 (en) | Fluid heating system and method | |
JP2812929B2 (ja) | 鑑賞用水槽の水中ヒータ | |
JPS6154154B2 (ja) | ||
JP2004073023A (ja) | 観賞用水槽の加熱制御装置および加熱装置 | |
JP3651113B2 (ja) | 温水タンク装置 | |
JP4473173B2 (ja) | 水槽等の加熱装置 | |
JP2002084922A (ja) | 鑑賞用水槽の水中ヒーター | |
JP2725238B2 (ja) | 水槽用のヒータ装置 | |
JP2002058386A (ja) | 鑑賞用水槽の水中ヒーター | |
JP2001231400A (ja) | 水槽の水温制御装置 | |
KR0153486B1 (ko) | 전기 보온 밥솥의 보온 제어방법 | |
JP2516325Y2 (ja) | 水道管凍結防止ヒータ用節電ユニット | |
JPS60178517A (ja) | 温度制御装置 | |
JPS5957617A (ja) | 調理器の制御装置 | |
JPH0724052Y2 (ja) | 金魚鉢等における水温加熱器 | |
JP3622247B2 (ja) | 燃焼器具の安全装置 | |
JP2006127886A (ja) | 面ヒーターおよび加温装置 | |
JPH0752203Y2 (ja) | 水道凍結防止帯用節電ユニット | |
JPH056230A (ja) | 電子制御式コタツ | |
JP3457827B2 (ja) | 水槽用加温装置 | |
JP2002112663A (ja) | 水槽の水温制御装置 | |
JPS61217124A (ja) | 便座暖房装置 | |
JPH10155390A (ja) | 鑑賞用水槽の水中ヒータ | |
JPS5820848Y2 (ja) | 定温湯供給装置 |