JP2725238B2 - 水槽用のヒータ装置 - Google Patents

水槽用のヒータ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば観賞魚な
どを観賞する水槽内の水の温度を観賞魚などに対する適
温に維持するヒータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の上記した水槽用のヒータ装置は、
水槽内の水位を検出する水位センサと、水槽内の水の温
度を検出する温度センサと、水槽内の水を暖めるヒータ
と、各センサの出力に基づき、ヒータを制御して水槽内
の水の温度を所定の範囲に維持するとともに、水位セン
サから水位非検出信号が供給されると、ヒータへの通電
を遮断する制御ユニットとで構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の水槽用のヒータ
装置は、水位センサ、温度センサ、ヒータが別々である
ので、水位センサ、温度センサ、ヒータを水槽内の適宜
な位置に配設することができる。しかし、例えばヒータ
よりも水位センサおよび温度センサの配設位置が低い
と、蒸発等によって水位が下降し、ヒータが水から完全
に露出した場合、ヒータに通電しても水を暖めることが
できず、ヒータに通電され続けるため、ヒータが空炊き
状態で高温になって危険である。
【0004】また、温度センサよりも水位センサの配設
位置が低いと、蒸発等によって水位が温度センサと水位
センサとの間まで下降し、温度センサが水面から完全に
露出した場合、温度センサは水でなくて空気の温度を検
出することとなり、水温を正常に制御することができな
くなるなどの不都合があった。
【0005】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、水位センサが水に浸って水
位検出信号を出力している状態では水温を正常に制御す
ることのできる水槽用のヒータ装置を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、水槽内の水
位を検出した水位センサの水位出力と、水槽内の水の温
度を検出した温度センサの温度出力とに基づき、ヒータ
を制御して水槽内の水の温度を所定の範囲に維持すると
ともに、水位センサから水位非検出信号が供給される
と、ヒータへの通電を遮断する制御ユニットとで構成さ
れた水槽用のヒータ装置において、温度センサの高さを
水位センサの高さ以下にしてセンサユニットを構成する
とともに、このセンサユニットに商用電源から電磁誘導
によって電力を供給し、水槽内に、ヒータを構成するヒ
ータ本体の高さをセンサユニットの高さよりも低くして
配設し、制御ユニットはヒータと電気的に絶縁された状
態でヒータへの通電を制御するものである。そして、セ
ンサユニットおよびヒータを水槽に取り付けた取付具に
取り付けたり、センサユニットを、ヒータのコードに固
定具で取り付けたり、水位センサの電極を導電性ゴムで
構成するとともに、センサユニットのセンサケースに発
水性を持たせたり、または、水位センサの電極をステン
レス板で構成してもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の水槽用のヒータ装
置の一実施形態を示す概略図である。図1において、T
は、例えば観賞魚を観賞するための水槽、Wは水槽Tに
収容した水を示す。1は取付具としてのクランプを示
し、水槽Tの枠に着脱可能に取り付けられ、後述するセ
ンサユニット2のコード21およびヒータ4のコード4
2を挟んで位置決めするものである。
【0008】2はセンサユニットを示し、水位センサ
と、水温センサとを一体にしたものである。3はキスゴ
ムを示し、環状部31に挿入されたセンサユニット2の
部分を自身の弾性によって保持し、吸着部32によって
センサユニット2を水槽Tの側壁内面に回転しないよう
に固定するものである。4は水槽T内の水Wを暖めるヒ
ータを示し、ヒータ本体41から水槽Tの外まで延びた
コード42の先端にプラグ43が接続され、ヒータ本体
41がセンサユニット2よりも低く配設されている。
【0009】5は電源プラグを示し、後述する制御ユニ
ット6へ電力を供給するためのものである。6は電源プ
ラグ5に接続された制御ユニットを示し、前面にヒータ
通電表示灯63、警報表示灯66、水温設定ダイヤル6
7が配設され、センサユニット2がコード21を介して
接続されるとともに、ヒータ4のプラグ43が接続され
るヒータ用コンセント7が接続されている。
【0010】図2は図1に示した一実施形態におけるセ
ンサユニットを示す断面図である。図2において、21
はシールドされた4本の単芯線21a〜21dが挿通さ
れた多芯のコード、22は4本の単芯線21a〜21d
が接続されたプリント基板を示し、このプリント基板2
2には、導電性ゴムで構成され、プリント基板22の一
端面に設けた金メッキ部に押し付けられて単芯線21a
と電気的に接続される第1水位検出電極23Aと、導電
性ゴムで構成され、プリント基板22の他端面に設けた
金メッキ部に押し付けられて単芯線21bと電気的に接
続される第2水位検出電極23Bと、一端が単芯線21
cに接続され、他端が単芯線21dに接続されたサーミ
スタ24が配設される。
【0011】25は筒状のセンサケースを示し、発水性
の樹脂で構成したり、または発水性の塗料を表面に塗布
したものであり、第1および第2水位検出電極23A,
23Bの一部を露出させる開口25a,25bの周囲に
周壁が設けられ、開口25a,25b部分の周壁上端と
所定間隔を有して周回する突条25cが設けられてい
る。26A,26Bはセンサケース25の開放端を閉塞
するゴムキャップを示し、ゴムキャップ26Aにはコー
ド21を挿通する開口26aが設けられている。
【0012】27はセンサケース25内に充填されたシ
ール材としてのシリコンを示し、センサケース25内に
水が入るのを防止するためのものである。なお、図2に
示したセンサユニット2は、水位センサを構成する第1
および第2水位検出電極23A,23Bと、水温センサ
としてのサーミスタ24とが同じ高さとされている。
【0013】図3は図1に示した一実施形態で使用する
センサユニットの他の例を示す断面図であり、図2と同
一または相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
図3において、28Aはステンレス板をプレス加工した
第1水位検出電極を示し、単芯線21aに一端が直接接
続され、他端がセンサケース25の外周に開口25aか
ら露出している。28Bはステンレス板をプレス加工し
た第2水位検出電極を示し、単芯線21bに一端が直接
接続され、他端がケースセンサ25の外周に開口25b
から露出している。
【0014】29はセンサケース25の一方の開放端を
閉塞する有底筒状のガラス管を示し、開放端が外側へ開
き、この部分でセンサケース25から抜けないようにな
っている。なお、図3に示したセンサユニット2は、サ
ーミスタ24が水位センサを構成する第1および第2水
位検出電極28A,28Bよりも低くされている。
【0015】図4は図1に示した一実施形態における制
御ユニットの一例を示すブロック図であり、図1〜図3
と同一部分に同一符号が付されている。図4において、
61は電源プラグ5に接続された電源回路を示し、各部
へ駆動電源を供給するものであり、絶縁トランスが使用
されている。62は電源プラグ5からヒータ用コンセン
ト7への電力の供給を制御するスイッチとしてのトライ
アック、63はヒータ用コンセント7に電力が供給され
ていることを表示するヒータ通電表示灯を示し、トライ
アック62およびヒータ通電表示灯63は、電源プラグ
5とヒータ用コンセント7との間に各々直列および並列
に接続されている。
【0016】64は交流発振器を示し、第1水位検出電
極23Aまたは第1水位検出電極28Aに接続されもの
である。65は第2水位検出電極23Bまたは第2水位
検出電極28Bに接続される水位判定回路を示し、第1
水位検出電極23A(28A)と第2水位検出電極23
B(28B)との間の水Wを容量成分のインピーダンス
として検出した交流電流を電圧に変換して基準電圧と比
較することにより、交流電流が流れているかいないか、
すなわち第1および第2水位検出電極23A(28
A),23B(28B)が水Wに浸っているか水面から
完全に露出しているかを判定し、水位検出信号または水
位非検出信号を出力するものである。
【0017】66は警告表示灯を示し、第1および第2
水位検出電極23A(28A),23B(28B)が水
Wに浸っている水位検出信号を水位判定回路65が出力
すると、消灯し、第1および/または第2水位検出電極
23A(28A),23B(28B)が水面から完全に
露出している水位非検出信号を水位判定回路65が出力
すると、灯するものである。67は水温設定ダイヤ
ル、68は水温比較回路を示し、この水温比較回路68
は、水温設定ダイヤル67で設定した水温に相当する設
定直流電圧と、サーミスタ24で検出した水温に相当す
る検出直流電圧とを比較し、検出直流電圧が設定直流電
圧よりも水温にして、例えば摂氏1度低い電圧差の状態
から電圧差がなくなる状態まで通電信号を出力し、検出
直流電圧と設定直流電圧との電圧差がなくなると、非通
電信号を出力するものである。
【0018】69はホトカプラで構成したヒータ出力制
御回路を示し、水位判定回路65から水位検出信号が供
給されると、トライアック62のゲートに水温比較回路
68からの信号を出力し、水位判定回路65から水位非
検出信号が供給されると、トライアック62のゲートに
水温比較回路68からの信号を出力しなくなる。したが
って、水温比較回路68が通電信号を出力している状態
で、水位判定回路65が水位検出信号を出力すると、ヒ
ータ出力制御回路69が通電信号を出力するので、トラ
イアック62が導通状態となり、電源プラグ5からヒー
タ用コンセント7へ電力が供給されるが、他の状態で
は、ヒータ出力制御回路69が非通電信号を出力するの
で、トライアック62が非導通状態となり、電源プラグ
5からヒータ用コンセント7へ電力が供給されなくな
る。
【0019】次に、動作について説明する。まず、セン
サユニット2の第1および第2水位検出電極23A(2
8A),23B(28B)が水没または水Wに浸ってい
る場合について説明する。なお、第1および第2水位検
出電極23A(28A),23B(28B)が水Wに浸
っていると、水位判定回路65は水位検出信号を出力し
ているので、警告表示灯66は消灯し、水位が正常であ
ることを表示する。
【0020】この場合、サーミスタ24で検出した検出
直流電圧が水温設定ダイヤル67で設定した設定直流電
圧よりも高いと、水温比較回路68が通電信号を出力
し、水位判定回路65が水位検出信号を出力しているの
で、ヒータ出力制御回路69は、トライアック62のゲ
ートに通電信号を出力する。したがって、トライアック
62は導通状態となり、電源プラグ5からヒータ用コン
セント7を介してヒータ4へ電力が供給されるので、ヒ
ータ4で水Wを暖める。このようにヒータ用コンセント
7を介してヒータ4に電力が供給されると、ヒータ通電
表示灯3が点灯し、ヒータ4が水Wを暖めていることを
表示する。
【0021】そして、水Wが暖められ、サーミスタ24
で検出した検出直流電圧が水温設定ダイヤル67で設定
した設定直流電圧と同じになると、水位判定回路65は
水位検出信号を出力しているが、水温比較回路68が非
通電信号を出力するので、ヒータ出力制御回路69は、
トライアック62のゲートに非通電信号を出力する。し
たがって、トライアック62は非導通状態となり、電源
プラグ5からヒータ用コンセント7へ電力が供給されな
くなるので、ヒータ4で水Wを暖めることができなくな
る。このようにヒータ用コンセント7に電力が供給され
なくなると、ヒータ通電表示灯3が消灯し、ヒータ4が
水Wを暖めていないことを表示する。
【0022】なお、水Wの温度が低下して水温設定ダイ
ヤル67で設定した設定温度よりも、例えば摂氏1度高
くなると、上述した動作が繰り返され、水Wの温度を観
賞魚の適温に制御することができる。
【0023】次に、第1および第2水位検出電極23A
(28A),23B(28B)が水没または水Wに浸っ
ている状態から、蒸発等によって第1および/または第
2水位検出電極23A(28A),23B(28B)が
水面から完全に露出すると、水位判定回路65は水位非
検出信号を出力するので、警告表示灯66は点灯し、水
位が異常であることを表示する。このとき、ヒータ出力
制御回路69は、水位判定回路65から水位非検出信号
が供給されるので、水温比較回路68の出力に関係な
く、トライアック62のゲートに非導通信号を出力して
ヒータ4への電力の供給を停止させる。
【0024】上述したように、この発明の一実施形態に
よれば、サーミスタ24の高さを第1および第2水位検
出電極23A(28A),23B(28B)の高さ以下
にしてセンサユニット2を構成し、ヒータ本体41の高
さをセンサユニット2の高さよりも低くして水槽T内に
配設したので、第1および第2水位検出電極23A(2
8A),23B(28B)が水没または水Wに浸ってい
れば、水温を正常に制御することができる。
【0025】そして、水位が蒸発等によって下降する
と、ヒータ本体41が露出する前に必ず第1および/ま
たは第2水位検出電極23A(28A),23B(28
B)が水面から完全に露出するので、ヒータ4への電力
の供給が遮断され、ヒータ本体41が空炊き状態で高温
になるのを防止することができる。さらに、センサユニ
ット2とヒータ4とは別体であるので、個々の破損に対
して他のものは使用することができるとともに、汎用品
のヒータ4を利用することによってコストを低減するこ
とができる。
【0026】また、クランプ1でセンサユニット2のコ
ード21およびヒータ4のコード42を挟持することに
よって位置決めできるので、センサユニット2およびヒ
ータ本体41を容易に位置決めすることができる。次
に、コード21の単芯線21a〜21dのシールド線
を、図4に示すように、サーミスタ24の接地電位接続
用として利用したので、温度制御が安定し、耐ノイズ性
を向上させることができ、また、サーミスタ24は直流
電圧を検出する方式となっているため、水位検出電流か
らサーミスタ24へのクロストークに対して効果があ
る。
【0027】そして、第1および第2水位検出電極23
A,23Bを導電性ゴムで構成したので、ステンレス板
をプレス加工して第1および第2水位検出電極28A,
28Bを構成したので、量産性に優れ、コストを低減す
ることができる。さらに、センサケース25に発水性を
持たせたので、毛細管現象や水Wの表面張力による水位
検出能力の低下を防止することができるとともに、水位
センサの動作を確実にすることができる。
【0028】図5はセンサユニットおよびヒータの他の
配設例を示す説明図であり、図1〜図4と同一部分に同
一符号を付して説明を省略する。図5において、1Aは
固定具としてのクリップを示し、センサユニット2が挿
入される環状部11と、コード42を挟持する挟持部1
2とを一体成形したものである。
【0029】図5に示すように、クリップ1Aでセンサ
ユニット2をコード42に固定したので、センサユニッ
ト2およびヒータ本体41を容易に位置決めすることが
でき、コード42を弛まないように配設することによ
り、センサユニット2およびヒータ本体41を容易に水
槽T内の所期の位置に配設することができる。なお、環
状部11は、挟持部12と同様に、センサユニット2を
挟持する構成であってもよい。
【0030】上記した一実施形態において、クランプ1
を取付具として例示したが、センサユニット2およびヒ
ータ4を同様に位置決めして取り付け、固定することの
できるものであれば、他のものであってもよい。そし
て、クリップ1Aを固定具として例示したが、センサユ
ニット2を同様にヒータ4のコード42に固定できるも
のであれば、他のものであってもよい。さらに、ステン
レス板をプレス加工して第1および第2水位検出電極2
8A,28Bを構成したが、ステンレスワイヤを利用す
ることもでき、量産性に優れ、コストを低減することが
できるという効果を得ることができる。
【0031】また、図2に示すように、第1および第2
水位検出電極23A,23Bと、サーミスタ24とを同
じ高さにすると、キスゴム3が外れてセンサユニット
が回転しても、第1または第2水位検出電極23A,2
3Bがサーミスタ24よりも高くなるので、キスゴム3
を省くことができるが、図3に示すように、サーミスタ
24を第1および第2水位検出電極28A,28Bより
低くすると、キスゴム3が外れてセンサユニット2が回
転すると、第1および第2水位検出電極28A,28B
がサーミスタ24よりも低くなるので、キスゴム3を省
かない方がよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、水温
センサの高さを水位センサの高さ以下にしてセンサユニ
ットを構成し、ヒータを構成するヒータ本体の高さをセ
ンサユニットの高さよりも低くして水槽内に配設したの
で、水位センサが水没または水に浸っていれば、水温を
正常に制御することができる。そして、水位が蒸発等に
よって下降すると、ヒータ本体が露出する前に必ず水位
センサが水面から完全に露出するので、ヒータへの電力
の供給が遮断され、ヒータ本体が空炊き状態で高温
るのを防止することができる。
【0033】さらに、センサユニットとヒータとは別体
であるので、個々の破損に対して他のものは使用するこ
とができるとともに、汎用品のヒータを利用することに
よってコストを低減することができる。次に、取付具に
センサユニットおよびヒータを位置決めして取り付け、
取付具を水槽に取り付けることにより、センサユニット
およびヒータ本体を容易に水槽内の所期の位置に位置決
めすることができる。
【0034】または、固定具でセンサユニットをヒータ
のコードに固定したので、センサユニットおよびヒータ
本体を容易に位置決めすることができ、コードを弛まな
いように配設することにより、センサユニットおよびヒ
ータ本体を容易に水槽内の所期の位置に配設することが
できる。そして、水位センサの電極を導電性ゴムで構成
したので、また、ステンレスで水位センサの電極を構成
したので、量産性に優れ、コストを低減することができ
る。さらに、センサケースに発水性を持たせたので、毛
細管現象や水の表面張力による水位検出能力の低下を防
止することができるとともに、水位センサの動作を確実
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の水槽用のヒータ装置の一実施形態を
示す概略図である。
【図2】図1に示した一実施形態におけるセンサユニッ
トを示す断面図である。
【図3】図1に示した一実施形態で使用するセンサユニ
ットの他の例を示す断面図である。
【図4】図1に示した一実施形態における制御ユニット
の一例を示すブロック図である。
【図5】センサユニットおよびヒータの他の配設例を示
す説明図である。
【符号の説明】
T 水槽 W 水 1 クランプ 1A クリップ 11 環状部 12 挟持部 2 センサユニット 23A 第1水位検出電極 23B 第2水位検出電極 24 サーミスタ 25 センサケース 27 シリコン 28A 第1水位検出電極 28B 第2水位検出電極 29 ガラス管 3 キスゴム 4 ヒータ 41 ヒータ本体 42 コード 5 電源プラグ 6 制御ユニット 62 トライアック 65 水位判定回路 67 水温設定ダイヤル 68 水温比較回路 69 ヒータ出力制御回路 7 ヒータ用コンセント

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽内の水位を検出した水位センサの水
    位出力と、前記水槽内の水の温度を検出した温度センサ
    の温度出力とに基づき、ヒータを制御して水槽内の水の
    温度を所定の範囲に維持するとともに、前記水位センサ
    から水位非検出信号が供給されると、前記ヒータへの通
    電を遮断する制御ユニットとで構成された水槽用のヒー
    タ装置において、 前記温度センサの高さを前記水位センサの高さ以下にし
    てセンサユニットを構成するとともに、このセンサユニ
    ットに商用電源から電磁誘導によって電力を供給し、 前記水槽内に、前記ヒータを構成するヒータ本体の高さ
    を前記センサユニットの高さよりも低くして配設し、 前記制御ユニットは前記ヒータと電気的に絶縁された状
    態で前記ヒータへの通電を制御する、 ことを特徴とする水槽用のヒータ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の水槽用のヒータ装置に
    おいて、 前記センサユニットおよび前記ヒータは、前記水槽に取
    り付けた取付具に取り付けられている、 ことを特徴とする水槽用のヒータ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の水槽用のヒータ装置に
    おいて、 前記センサユニットは、前記ヒータのコードに固定具で
    取り付けられている、 ことを特徴とする水槽用のヒータ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の水槽用のヒータ装置において、 前記水位センサの電極を導電性ゴムで構成するととも
    に、前記センサユニットのセンサケースに発水性を持た
    せた、 ことを特徴とする水槽用のヒータ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の水槽用のヒータ装置に
    おいて、 前記水位センサの電極をステンレス板で構成した、 ことを特徴とする水槽用のヒータ装置。
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