JPH0965798A - 観賞魚用水槽のヒーター装置 - Google Patents

観賞魚用水槽のヒーター装置

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JPH0965798A
JPH0965798A JP24513895A JP24513895A JPH0965798A JP H0965798 A JPH0965798 A JP H0965798A JP 24513895 A JP24513895 A JP 24513895A JP 24513895 A JP24513895 A JP 24513895A JP H0965798 A JPH0965798 A JP H0965798A
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heater
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Kaoru Morita
芳 森田
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NITSUSOO KK
Kyoei Aqua Tech Co Ltd
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NITSUSOO KK
Kyoei Aqua Tech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水槽内の水が減少する等してヒーター装置の
ヒーターユニット部分が空気中に曝された状態において
も、ヒーター加熱が継続されてしまうことを防止する。 【解決手段】 水温用センサー10の検出温度と、予備
加熱用抵抗12および電熱線16と熱的に接続された防
災用センサー11の検出温度とを、防災センサー比較回
路26で比較し、予備加熱用抵抗12や電熱線16が大
気中に曝されることで防災用センサー11の検出温度が
水温用センサー10の検出温度よりも上がると、防災セ
ンサー比較回路26がオンとなって、電熱線16への給
電が断たれると共に、アラーム表示灯22が点灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、観賞魚用水槽内の
水温を上げるための水温加熱用電熱線と水槽内の水温を
検出するための水温検出用センサとをヒーターユニット
内に備えると共に、水温検出用センサの検出温度が予め
設定した設定温度よりも低いことを条件として水温加熱
用電熱線による放熱を行わせる制御部とを備える観賞魚
用水槽のヒーター装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】観賞魚用水槽で使用するヒーター装置
は、従来、ヒーターと水温制御部が一体となった装置
と、市販のヒーターを接続して使用する装置とがある。
これらの装置は、水温が設定温度よりも低いと、水中に
設置されたヒーターを無条件に加熱して、魚にとっての
適温に制御しようとするものである。ヒーターと制御部
が一体型サーモスタットの場合のヒーターユニットの構
成は、セラミック管を外管とし、中には水温センサー、
電熱線が封入されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のヒーター装置
は、ヒーターが水中に置かれていることが前提となって
いることから、水槽の水が無くなっても加熱は継続さ
れ、空焚き状態となり、ヒーターユニットは非常に高温
になる。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係る観
賞魚用水槽のヒーター装置(1)は、ヒーターユニット
内(5)に、発熱源と防災用温度センサー(例えば防災
用センサー11)を熱的に接続(例えば、熱結合板13
及び熱誘導板14を介して接続)して設けると共に、防
災用温度センサーの検出温度が水温検出用センサー(例
えば水温用センサー10)の検出温度よりも高くなった
防災状態を検出する防災状態検出手段(例えば防災セン
サー回路26)を備えるものとした。
【0005】斯くすれば、水温検出用センサーと防災用
温度センサーが共に水中にあるときは、防災状態検出手
段は防災状態を検出することはないが、ヒーターユニッ
トが空気中にあるときには、防災用温度センサーと熱的
に接続した発熱源の熱が放熱され難くなるために、防災
用温度センサーの検出温度が上昇して、防災状態検出手
段が防災状態を検出することとなる。
【0006】なお、ヒーターユニット内で防災用温度セ
ンサーと熱的に接続する発熱源は、水温加熱用電熱線
(例えば電熱線16)としても良いし、装置電源がオン
状態であることを条件として常時通電される予備加熱用
抵抗体(例えば予備加熱用抵抗12)としても良い。
【0007】また、防災用検出手段が防災状態を検出す
ることに基づいて、水温加熱用電熱線への給電を遮断す
る給電遮断手段(例えば、トリガー回路27およびトラ
イアック28)を備えるものとしても良いし、該状態を
報知する防災状態報知手段(例えばアラーム表示灯2
2)を備えるものとしても良い。
【0008】さらに、ヒーターユニット内に設けた発熱
源をヒーターカバー(8)で覆うことにより、高温にな
った発熱源に人が直接触れることを防ぐようにしても良
い。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る観賞魚用水槽
のヒーター装置の実施の形態を添付図面に基づいて説明
する。図1に示すように、ヒーター装置1は、制御ユニ
ット2、電源プラグコード3、接続コード4、ヒーター
ユニット5で構成されている。
【0010】制御ユニット2には、温度設定ダイヤル2
1、アラーム表示灯22、ヒーター通電表示灯23が付
いている。
【0011】観賞魚用水槽内に入れられるヒータユニッ
ト5の外側は、加熱部6に人が直接触れることの無い様
に、ヒーターカバー8で覆うものとしてある。更に、ヒ
ーターユニット5の内部は、加熱部6とセンサー部7よ
り構成されていて、セラミック管17に封入されてい
る。
【0012】センサー部7にはセンサー基板9があっ
て、ここに水温用センサー10及び防災用センサー1
1、ガラスチューブで絶縁された予備加熱用抵抗12が
組み込まれている。この外側を取り巻く形で、熱結合板
13があり、防災用センサー11の一部に半田付け等を
施すことによって良好な熱結合を期せるようにしてい
る。一方、加熱部6の電熱線16の外側にマイカ管15
とセラミック管17に挟まれる状態で熱誘導板14が挿
入され、センサー部7の熱結合板13に完全に重なる構
造としている。これにより、上記予備加熱用抵抗12
は、電熱線16と共に防災用センサー11と熱的に接続
されることとなる。
【0013】水中においては、水温の制御は、水温用セ
ンサー10の信号を、制御判定し、トリガー回路27を
通してトライアック28を駆動して、電熱線16をコン
トロールする。このとき、防災用センサー11は、熱誘
導板14及び熱結合板13がセラミック管17の内壁に
沿って置かれているため、水中に放熱されて、ほぼ水温
を示すために、防災センサー比較回路26はオフ状態と
なる。
【0014】一方、ヒーターユニット5が空中にさらさ
れた状態では、電熱線16及び予備加熱用抵抗12から
発生した熱が、水がないために放熱されず、防災用セン
サー11は急速に高温となるため、この温度と水温セン
サー10の温度を比較することにより、防災センサー比
較回路26がON状態となって、防災状態が検出され
る。これにより、トリガー回路27を通してトライアッ
ク28による通電を遮断すると同時にアラーム表示灯2
2を発光させて人に知らせる等の防災動作が実行され
る。
【0015】予備加熱用抵抗12は、ヒーターユニット
5が防災動作状態となって電熱線16への通電が遮断し
た後、温度が下がって再び通電状態となることを防止す
るための熱源として機能する。同時に、制御ユニット2
の回路用電源部24に接続されており、電源電流を得る
ために使用されている。
【0016】なお、制御ユニット2とヒーターユニット
5を接続する接続コード4は、センサー信号のS/N比
を向上させるために、2芯シールド線を内蔵した多芯ケ
ーブルを使用することが望ましい。
【0017】また、上記した実施形態においては、電熱
線16および予備加熱用抵抗12を共に防災状態の判定
に用いるものとしたが、電熱線16のみを発熱源として
も良い。防災用センサー11と熱的に接続する発熱源と
して電熱線16のみを用いた場合、防災動作は繰り返し
発生することになるが、これでも発火を防止する効果は
得られる。このときは、予備加熱用抵抗12及び熱結合
板13を省略し、防災センサー10を直接熱誘導板14
に熱結合させても良い。
【0018】同様に、予備加熱用抵抗12のみを熱源と
した場合は、熱応答速度が遅くなるだけで、同じ効果を
実現できる。このときは、マイカ管15及び熱誘導板1
4が不要となる。なお、電熱線16と並列接続すること
により電熱線16への通電に伴って発熱する抵抗体を、
予備加熱用抵抗12の近傍へ配置するものとすれば、防
災用センサー11による防災動作の応答性を改善するこ
とができる。
【0019】また、ヒーター装置は、上述した実施形態
の如く制御ユニット2とヒーターユニット5とを接続コ
ード4で接続するものに限らず、制御ユニット2をヒー
ターユニット5内に一体化するようにしても良い。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る観賞魚用水槽のヒーター装
置によれば、正確に水温を制御するヒーター装置の基本
機能と外観を変えずに、ヒーターユニットが空中にさら
されたときの防災機能を小型で安価に、且つ使い易く提
供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヒーター装置の概略構成図であ
る。
【図2】本発明に係るヒーター装置の機能ブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 ヒーター装置 2 制御ユニット 3 プラグ付電源コード 4 接続コード 5 ヒーターユニット 6 加熱部 7 センサー部 8 ヒーターカバー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観賞魚用水槽内の水温を上げるための水
    温加熱用電熱線と水槽内の水温を検出するための水温検
    出用センサとをヒーターユニット内に備えると共に、水
    温検出用センサの検出温度が予め設定した設定温度より
    も低いことを条件として水温加熱用電熱線による放熱を
    行わせる制御部とを備える観賞魚用水槽のヒーター装置
    において、 前記ヒーターユニット内には、発熱源と防災用温度セン
    サーを熱的に接続して設けると共に、防災用温度センサ
    ーの検出温度が水温検出用センサーの検出温度よりも高
    くなった防災状態を検出する防災状態検出手段を備える
    ことを特徴とする観賞魚用水槽のヒーター装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の観賞魚用水槽のヒータ
    ー装置において、ヒーターユニット内で防災用温度セン
    サーと熱的に接続する発熱源は、水温加熱用電熱線であ
    ることを特徴とする観賞魚用水槽のヒーター装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の観賞魚用水槽のヒータ
    ー装置において、ヒーターユニット内で防災用温度セン
    サーと熱的に接続する発熱源は、装置電源がオン状態で
    あることを条件として常時通電される予備加熱用抵抗体
    であることを特徴とする観賞魚用水槽のヒーター装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載
    の観賞魚用水槽のヒーター装置において、防災用検出手
    段が防災状態を検出することに基づいて、水温加熱用電
    熱線への給電を遮断する給電遮断手段を備えるものとし
    たことを特徴とする観賞魚用水槽のヒーター装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載
    の観賞魚用水槽のヒーター装置において、防災用検出手
    段が防災状態を検出することに基づいて、該状態を報知
    する防災状態報知手段を備えるものとしたことを特徴と
    する観賞魚用水槽のヒーター装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載
    の観賞魚用水槽のヒーター装置において、ヒーターユニ
    ット内に設けた発熱源をヒーターカバーで覆うようにし
    たことを特徴とする観賞魚用水槽のヒーター装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100432634B1 (ko) * 2002-05-31 2004-05-28 현대티타늄 주식회사 수조용 히터장치
KR100436237B1 (ko) * 2001-11-13 2004-06-12 공경석 과열방지 기능이 내장된 수족관의 수온조절용 카트리지 히터
JP2008237043A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Gex Corp 水中用ヒーター
CN101904314A (zh) * 2009-12-03 2010-12-08 共荣水技术株式会社 水槽用外置温度控制装置

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