JP3083459U - 水槽の水温制御装置 - Google Patents

水槽の水温制御装置

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JP3083459U JP2001004682U JP2001004682U JP3083459U JP 3083459 U JP3083459 U JP 3083459U JP 2001004682 U JP2001004682 U JP 2001004682U JP 2001004682 U JP2001004682 U JP 2001004682U JP 3083459 U JP3083459 U JP 3083459U
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守亮 豊田
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共栄アクアテック株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造簡単で安価としながら高低2つの水温
に設定する。 【解決手段】 スイッチ35を切換えることにより、信号
出力部32から高値の設定信号あるいは信号出力部33から
低値の設定信号を制御回路37に出力し、これにより、水
槽の水温、即ち、ヒーター20への通電停止温度を高設定
温度あるいは低設定温度の2段階に制御するようにした
ので、高水温用として別の水温制御装置を新たに購入す
る必要がなくなった。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、水槽内の水温を高低の2段階に容易に制御することができる水 槽の水温制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、水槽の水温制御装置としては、例えば、通電されたとき発熱して水槽 内の水を加熱するヒーターと、水槽内の水の温度を検出する温度検出センサと、 温度検出センサが検出した検出信号と一定値の設定信号とを比較し、ヒーターへ の通電を制御する制御手段とを備えたもの、あるいは、通電されたとき発熱して 水槽内の水を加熱するヒーターと、ヒーターに直列接続され、水槽内の水の温度 に応じてオンオフすることでヒーターへの通電を制御しする1個のサーモスタッ トとを備えたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の水槽の水温制御装置はいずれも、構造が簡 単で安価であるものの、1つの水温設定しか行うことができず、この結果、例え ば、水槽で飼育している観賞魚が病気になったとき、水温を通常より4〜5度程 度高温に保持しようとすると、高温用の別の水温制御装置を購入しなければなら ないという問題点があった。
【0004】 この考案は、構造簡単で安価でありながら高低2つの水温に設定することがで きる水槽の水温制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、第1に、通電されたとき発熱して水槽内の水を加熱する ヒーターと、水槽内の水の温度を検出する温度検出センサと、温度検出センサが 検出した検出信号と設定信号とを比較し、ヒーターへの通電を制御する制御手段 と、制御手段に出力する設定信号の値を高低2段階に切換えることができる設定 手段とを備え、設定手段により設定信号の値を高低いずれかに切換えることによ り、水槽の水温を高低の2段階に制御できるようにした水槽の水温制御装置によ り、
【0006】 第2に、通電されたとき発熱して水槽内の水を加熱するヒーターと、水槽内の 水の温度に応じてオンオフすることでヒーターへの通電を制御するとともに、前 記オンオフの切換え温度が高低2段階である2個のサーモスタットと、ヒーター と前記2個のサーモスタットのいずれか一方とを選択して直列接続する選択手段 とを備え、選択手段により高低いずれかのサーモスタットをヒーターに接続する ことにより、水槽の水温を高低の2段階に制御できるようにした水槽の水温制御 装置により達成することができる。
【0007】 請求項1に係る考案においては、設定手段により設定信号の値を高低いずれか に切換えることにより、また、請求項2に係る考案においては、選択手段により 高低いずれかのサーモスタットをヒーターに接続することにより、簡単な構造で ありながら水槽の水温を高低の2段階に制御することができる。これにより、低 水温を観賞魚の通常の飼育に、高水温を観賞魚が病気になったときに使用すれば 、高水温用の別の水温制御装置を新たに購入する必要がなくなり、安価となる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の第1実施形態を図面に基づいて説明する。 図1、2において、11は観賞魚の飼育等を行う水槽であり、この水槽11内に は所定量の水Wが貯留されている。12は水槽11の水Wに沈められたヒーターユニ ットであり、このヒーターユニット12はケース13を有する。このケース13は、両 端が開口したセラミックからなる円筒状の中空管14と、該中空管14の一端部に取 り付けられ、該中空管14の一端開口を閉止する一端側キャップ15と、中空管14の 他端部に取り付けられ、該中空管14の他端開口を閉止する他端側キャップ16とか ら構成され、これにより、ケース13の内部には密閉空間17が形成される。
【0009】 前記密閉空間17の一端部には仕切り板18が配置され、この仕切り板18とキャッ プ15との間の中空管14内にはシリコンからなるシール材が充填されている。一方 、前記仕切り板18とキャップ16との間の中空管14内には、中空管14に沿って延び る仕切り板19および通電されたとき発熱して水槽11内の水Wを加熱するヒーター 20が設置され、このヒーター20の周囲には絶縁砂が充填されている。
【0010】 21は前記キャップ16内に収納された板状の温度ヒューズであり、この温度ヒュ ーズ21は前記ヒーター20の途中に直列に接続されている。そして、この温度ヒュ ーズ21は前記ヒーター20、ケース13が異常高温となったとき、これらから高熱を 受けて溶断することによりヒーター20への通電を遮断する。
【0011】 24は先端部がキャップ15を貫通して中空管14内に挿入された接続コードであり 、この接続コード24は4本の芯線25から構成され、このうち2本の芯線25の先端 は前記ヒーター20の両端に接続されている。また、前記仕切り板18とキャップ15 との間の密閉空間17内にはサーミスタからなる温度検出センサ26が設置され、こ の温度検出センサ26は中空管14を介して水槽11内の水Wの温度を検出し検出信号 を出力する。
【0012】 31は水槽11から離れた位置に設置された制御ユニットであり、この制御ユニッ ト31内には値の異なる、即ち高値と低値の設定信号を出力する2個の信号出力部 32、33が収納されている。35は制御ユニット31のケース36の外側に設置されたス イッチであり、このスイッチ35は前記信号出力部32、33と制御回路37との間に介 装され、切換えられることにより信号出力部32または33のいずれか一方からの設 定信号を制御回路37に出力する。前述した信号出力部32、33、スイッチ35は全体 として、制御回路37に出力する設定信号の値を高低2段階に切換えることができ る設定手段38を構成する。
【0013】 また、前記ケース36内にはヒーター20に接続されている芯線25の途中に介装さ れたトライアック41が設置され、このトライアック41は前記制御回路37によって 制御される。また、この制御回路37には前記設定手段38から高低いずれかの設定 信号および残り2本の芯線25を通じて温度検出センサ26からの検出信号が入力さ れる。
【0014】 そして、前記制御回路37は温度検出センサ26が検出した温度と設定手段38から の設定信号(設定温度)とを比較し、検出温度が設定温度未満である場合には、 トライアック41を駆動してヒーター20に通電するとともに、このヒーター20に並 列接続されている表示灯42に通電して点灯させる。一方、検出温度が設定温度を 超えると、制御回路37はトライアック41によるヒーター20および表示灯42への通 電を停止させる。
【0015】 前述した制御回路37、トライアック41は全体として、水槽11から離隔した位置 において接続コード24に接続され、前記温度検出センサ26が検出した検出信号と 設定信号とを比較してヒーター20への通電を制御することにより、水槽11内の水 Wの温度を高低いずれかの設定温度に保持する制御手段43を構成する。なお、44 は接続コード24の基端に取付けられ、商用電源のコンセントに差し込まれるプラ グである。
【0016】 次に、この考案の第1実施形態の作用について説明する。 一般に、観賞魚の飼育には、水温が26度程度が好適であると言われている。 このため、通常の飼育時には、ヒーターユニット12を水槽11の水W内に埋没させ た状態でプラグ44を商用電源のコンセントに差し込むとともに、スイッチ35を低 温側に切換え、信号出力部33から低値の設定信号、即ち、水温を26度程度の低設 定温度に保持する設定信号を制御回路37に出力する。
【0017】 このとき、制御回路37は温度検出センサ26が検出した水温と前記低設定温度と を比較するが、水Wの温度が低設定温度未満である場合には、該制御回路37はト ライアック41を駆動してヒーター20に通電し、該ヒーター20を発熱させるととも に、表示灯42に通電して点灯させる。これにより、水槽11内の水Wが加熱されて 温度が上昇する。そして、前記水温がヒーター20の加熱により低設定温度まで上 昇すると、制御回路37はトライアック41によるヒーター20および表示灯42への通 電を停止させる。このようにして通常時には水Wの温度は低設定温度に保持され る。
【0018】 ここで、観賞魚が病気になったときには、通常、水Wの温度を前記低設定温度 より4〜5度程度上昇させ、病気の回復を促進させるようにしている。このとき には、前記スイッチ35を高温側に切換え、信号出力部32から高値の設定信号、即 ち、水温を30〜31度程度の高設定温度に保持する設定信号を制御回路37に出力す る。これにより、水Wの温度は前述と同様の作動により高設定温度に保持される 。
【0019】 このように設定手段38により設定信号の値を高低いずれかに切換えることで、 簡単な構造でありながら水槽11の水温を高低の2段階に制御することができ、こ れにより、低水温を観賞魚の通常の飼育に、高水温を観賞魚が病気になったとき に使用すれば、高水温用の別の水温制御装置を新たに購入する必要がなくなり、 安価となる。
【0020】 図3はこの考案の第2実施形態を示す図である。この実施形態においては、 接続コード24を2本の芯線25から構成するとともに、キャップ15と仕切板18との 間に位置する一方の芯線25の途中に、2個のサーモスタット50、51を並列に介装 している。ここで、これら2個のサーモスタット50、51はオンオフの切換え温度 が互いに異なり、ここではそれぞれ高温(30〜31度程度)と低温(26度程度)の 2段階の切換え温度となっているが、いずれも水槽11内の水Wの温度が切換え温 度となると、オンオフしてヒーター20への通電を制御する。
【0021】 52は選択手段としてのスイッチであり、このスイッチ52を切換えると、前記ヒ ーター20と2個のサーモスタット50、51のいずれか一方とが選択されて直列接続 される。ここで、前記スイッチ52は前記第1実施形態と同様に水槽11外の制御ユ ニットに設けてもよいが、ケース13のキャップ15に設けるようにしてもよい。こ のときには、表示灯42はキャップ15と仕切板18との間の密閉空間17に設けるよう にすればよい。
【0022】 そして、通常の飼育時には、スイッチ52を低温側に切換えてヒーター20、低温 用のサーモスタット51を直列接続する。このとき、水Wの温度が低切換え温度未 満であると、サーモスタット51はオンとなってヒーター20に通電し、該ヒーター 20を発熱させるとともに、表示灯42に通電して点灯させる。これにより、水槽11 内の水Wが加熱されて温度が上昇する。そして、前記水温がヒーター20の加熱に より低切換え温度まで上昇すると、サーモスタット51はオフとなり、ヒーター20 および表示灯42への通電が停止する。このようにして通常時には水Wの温度は低 切換え温度に保持される。
【0023】 一方、観賞魚が病気になって水Wの温度を高切換え温度まで上昇させる場合に は、スイッチ52を高温側に切換えてヒーター20、高温用のサーモスタット50を直 列接続する。これにより、水Wの温度は前述と同様の作動により高切換え温度に 保持される。このようにスイッチ52により高低いずれかのサーモスタット50、51 をヒーター20に接続することで、簡単な構造でありながら水槽11の水温を高低の 2段階に制御することができ、これにより、低水温を観賞魚の通常の飼育に、高 水温を観賞魚が病気になったときに使用すれば、高水温用の別の水温制御装置を 新たに購入する必要がなくなり、安価となる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、構造簡単で安価でありながら高低 2つの水温に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施形態を示す正面断面図であ
る。
【図2】その回路を示す回路図である。
【図3】この考案の第2実施形態を示す回路図である。
【符号の説明】
11…水槽 20…ヒーター 26…温度検出センサ 38…設定手段 43…制御手段 50、51…サーモスタット 52…選択手段 W…水

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】通電されたとき発熱して水槽内の水を加熱
    するヒーターと、水槽内の水の温度を検出する温度検出
    センサと、温度検出センサが検出した検出信号と設定信
    号とを比較し、ヒーターへの通電を制御する制御手段
    と、制御手段に出力する設定信号の値を高低2段階に切
    換えることができる設定手段とを備え、設定手段により
    設定信号の値を高低いずれかに切換えることにより、水
    槽の水温を高低の2段階に制御できるようにしたことを
    特徴とする水槽の水温制御装置。
  2. 【請求項2】通電されたとき発熱して水槽内の水を加熱
    するヒーターと、水槽内の水の温度に応じてオンオフす
    ることでヒーターへの通電を制御するとともに、前記オ
    ンオフの切換え温度が高低2段階である2個のサーモス
    タットと、ヒーターと前記2個のサーモスタットのいず
    れか一方とを選択して直列接続する選択手段とを備え、
    選択手段により高低いずれかのサーモスタットをヒータ
    ーに接続することにより、水槽の水温を高低の2段階に
    制御できるようにしたことを特徴とする水槽の水温制御
    装置。
JP2001004682U 2001-07-17 2001-07-17 水槽の水温制御装置 Expired - Lifetime JP3083459U (ja)

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