JPH0436757Y2 - - Google Patents

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JPH0436757Y2
JPH0436757Y2 JP1986201555U JP20155586U JPH0436757Y2 JP H0436757 Y2 JPH0436757 Y2 JP H0436757Y2 JP 1986201555 U JP1986201555 U JP 1986201555U JP 20155586 U JP20155586 U JP 20155586U JP H0436757 Y2 JPH0436757 Y2 JP H0436757Y2
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JP
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container
resistor
heating element
control circuit
electric water
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JP1986201555U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は容器内に収納された液体を加熱、保温
する電気湯沸し器に関するものである。
従来の技術 従来の電気湯沸し器は、例えば第3図、第4図
のような構造をとつている。すなわち、第3図の
要部断面図において、ボデー18に内蔵された容
器19の下部外面に部品取付板20を適宜手段で
取付け、この部品取付板20に発熱体21を取付
け、又この発熱体を制御する制御回路22の定電
圧電源用抵抗23を取付けていた。
考案が解決しようとする問題点 上記のような従来構成では抵抗23が発熱する
分だけエネルギーロスが発生し、例えば1.2KW
の抵抗を使用すると常に消費電力が3〜4Wh程
度多く必要となる上、抵抗は通常200℃程度迄上
がつているため、取付位置、取付構成の配慮が必
要であり、ボデー内に余分なスペースが必要とさ
れた。
本考案の目的は上記のような問題点を解決する
と共に抵抗による熱を有効に利用し、しかも容器
内で余分なスペースを必要とせずコンパクトな電
気湯沸し器を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するため、ボデーに内
蔵された容器と、この容器内に収容された液体を
加熱するよう容器下部に設けた発熱体と、この発
熱体の加熱を制御する制御回路と、この制御回路
の定電圧電源用の抵抗とを備え、前記抵抗を前記
容器の外底面に密着保持して容器内の液体の加熱
に利用するようにした電気湯沸し器とした。
作 用 本考案では発熱体の制御回路に用いた定電圧電
源用の抵抗を、液体を収容した容器に密着保持し
たので、この抵抗による発熱は容器を通じて液体
に伝導される。
従つて、収容された液の加熱にそのまま利用さ
れるとともに電気湯沸し器として必須の容器に密
着保持したため取付けのための余分なスペースが
不要となり、ボデーのコンパクト化が図れる。し
かも、使用時の発熱を分散しているので、抵抗の
寿命も長くなる上、コストもトランス等を利用す
るものに比べ有利になつている。
実施例 以下、一実施例として示した図面を説明する。
第1図、第2図において、1は筒状のボデー
で、このボデー1の上端には合成樹脂製の注口2
が装着されている。3は合成樹脂製の蓋体で、注
口2の上部に装着されている。この蓋体3と注口
2は後部に設けた係合ピン4により回転及び着脱
自在に取付けられている。
5はステンレス製の容器で、底部外面には湯沸
し用発熱体と保温用発熱体を一体にした発熱体6
を密着固定しているとともに、中央部にはサーミ
スタ等のセンサー7を密着させている。8は部品
取付板で、容器5に適宜手段で固定されている。
9は抵抗で、定電圧電源用として、結合した抵抗
を用い、部品取付板8に取付バネ10で取付けら
れ、容器5に密着保持されている。
11は揚水管で、蓋体3内のポンプ操作により
内部に収容された液体を器体外へ導く。揚水管1
1の上端はボデー外と連結する吐出口12と接続
するとともに下端はエルボ13により容器5内と
接続している。
14は制御回路で、前記センサ7の信号により
発熱体を制御する電子制御部を有する。15は取
付金具で、容器5の外底部に固定されている。こ
の取付金具15にボデー1の下端に位置する基台
16と裏板17とがねじ結合されている。
本実施例では制御回路用の定電圧電源を得るた
めの抵抗をボデー1底部の部品取付板8に取付け
ているが、この抵抗は容器に密着固定させてい
る。
また、容器に密着固定される抵抗は絶縁外装を
有するので、一般に電気的問題を生じないが、電
気的問題を生じやすいものにあつては絶縁塗膜、
あるいは絶縁フイルム等を介在することが望まし
い。
従つて、抵抗からの発熱も容器を通して内部に
収容されている液体を加熱するエネルギーにな
り、従来3Wh〜4Whが常に回路用として別途必
要であつた電力が不要となり、省エネルギー化が
図れるようになつた。また特に抵抗用の専用スペ
ースが必要でなくボデーのコンパクト化が図れる
とともに抵抗は容器に放熱出来るので寿命も長く
なる。そのうえトランス等を使用するものに比べ
コスト的にも有利である。
考案の効果 本考案の電気湯沸し器は上記のような構成をと
つたので、 イ 制御回路の定電圧電源用の抵抗の発熱を収容
された液体の加熱に使用できるので3Wh〜
4Whの省エネルギー化が図れる。
ロ 温度の高くなる抵抗を容器に密着固定するの
で、従来特別に確保していた専用スペースが不
要となり、ボデーのコンパクト化が図れる。ま
た容器の温度は最高で約100℃と抵いため抵抗
の放熱による冷却が可能となり、寿命も長くな
る。
ハ 価格的にもトランス等を利用するものに比べ
安価となる。
等の効果を有し、その実用的価値は極めて大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気湯沸し器
の断面図、第2図は同電気湯沸し器の実態配線
図、第3図は従来の電気湯沸し器の要部断面図、
第4図は同電気湯沸し器の実態配線図である。 1……ボデー、5……容器、6……発熱体、9
……抵抗、14……制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボデーに内蔵された容器と、この容器内に収容
    された液体を加熱するよう容器下部に設けた発熱
    体と、この発熱体の加熱を制御する制御回路と、
    この制御回路の定電圧電源用の抵抗とを備え、前
    記抵抗を前記容器の外底面に密着保持したことを
    特徴とする電気湯沸し器。
JP1986201555U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH0436757Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986201555U JPH0436757Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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JP1986201555U JPH0436757Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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Publication Number Publication Date
JPS63107619U JPS63107619U (ja) 1988-07-11
JPH0436757Y2 true JPH0436757Y2 (ja) 1992-08-31

Family

ID=31165119

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JP1986201555U Expired JPH0436757Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0321698Y2 (ja) * 1987-09-08 1991-05-13

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03925Y2 (ja) * 1985-04-12 1991-01-14
JPH038205Y2 (ja) * 1985-04-25 1991-02-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63107619U (ja) 1988-07-11

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