JPS586030A - 水底ケ−ブルの接続部 - Google Patents

水底ケ−ブルの接続部

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JPS586030A
JPS586030A JP10368881A JP10368881A JPS586030A JP S586030 A JPS586030 A JP S586030A JP 10368881 A JP10368881 A JP 10368881A JP 10368881 A JP10368881 A JP 10368881A JP S586030 A JPS586030 A JP S586030A
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JP
Japan
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lead
sheath
cable
patch
welding
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Pending
Application number
JP10368881A
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English (en)
Inventor
良輔 畑
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水底ケーブルの接続部の構造に係わるものであ
る。
長距離にわたって布設される水底ケーブルには単位長の
ケーブルを接続したケーブルが用いられる。
このケーブル接続部は後刻浸水等が生じないように十分
慎重な配慮のもとに構成されなければならないが、以下
述べるように従来の接続部について種々問題があったの
で、まずこれら従来の接続部の構造から順次説明する。
第1図A、B、cは従来から多く使用されてきた水底ケ
ーブルの接続部の構造をその長さ方向の一部断面で示す
図である。
一般的にいって、水底ケーブルはA図に示すように、導
体1上にクラフト紙、プラスチックフィルムとクラフト
紙のラミネート紙、プラスチックフィルムを選択して巻
回して絶縁層2を形成してOFケーブルとするが、プラ
スチックによりソリッド絶縁層を形成するなどし、その
上に鉛シース3を施し、鉛シース3の上には図示してい
ないが、鉛シース3補強ステンレステープと布テープが
巻かれ、その上には通常水密防食用としてPE防食層が
施され、更にその上に、鉄線とジュート、ポリプロピレ
ンひも等の外装が施されている。
接続すべきケーブルの両端部の絶縁層2および鉛シース
3等を図で示すように、テーパーを付けて剥ぎとり、両
ケーブルの導体端部を接続したのち、ステッピング絶縁
層4を形成して前述の剥ぎ取りによってできた四部を埋
め、予めケーブルの防食層の上に逃しておいた一番目の
鉛管5を前記ステッピング絶縁層4の上に移してスウェ
ソジング法で縮径し、その両端部がケーブルの鉛シース
3の両端と突合わせとなるように加工する。この加工に
より、鉛管5つ外径は鉛シース外径とほぼ同一にされ、
突合わされた鉛シース3と鉛管5とは突合わせ外周面が
ら水素溶接される。水素溶接は比較的弱い鉛工用火力の
調整および火焔の収れん(ビーム)が容易であり、スス
を出さないから、鉛被の1容接には一般的に使用され、
溶接棒としては接続用鉛管と同材料の鉛か、純鉛が使用
されることが多い。この鉛管5を溶接した上に、溶接箇
所を越えて両ケーブルの鉛シース3上に十分達する長さ
の二重囲の鉛管6を防食層の上より移し、鉛管6の両端
部と鉛シース3の外周面を水素溶接し、二重の鉛管によ
る接続構成をとる。
また同B図に示すものは、−重囲の鉛管5が溶接される
ところまではA図について説明したのと同様である。B
図に示すものにおいては、2箇の局所用二重囲の鉛管7
が用いられ、これらの鉛管7で前記鉛管5と鉛シース3
の溶接部およびその隣接部分を覆って配置し、そのあと
、両鉛管7のそれぞれの端部を鉛シース3と溶接して接
続部を構成する。
更に、簡単には同C図に示すように、A図について説明
した一重目の鉛管5の溶接のみを行った接続部もある。
これらの接続部の構成は、技術の進歩と相俟ってA図の
ものよりC図のものに移行してきたものと考えることが
できるが、ケーブルの送電容量、布設状況等を考慮して
適当に選択されるものである。
ところで、A図に示したように二重鉛管接続としたもの
は、二重鉛管とケーブルの鉛シースとの間に著しい剛性
差を生じるので、ケーブルのコイル取りのひねり、ドラ
ム巻きの曲げがこの接続部に集中しやすく、そのため接
続部の絶縁層にしわが生じやすい。
またA図に示す接続部では剛性差および説明した溶接位
置のため、二重囲の鉛管6の端部の隣接部分が割れやす
い欠点があり、またすでに説明したように、予め一重目
、二重囲の2本の鉛管をケーブル部側に通して置く必要
があり、このため、施工時には直線状に保たれる部分が
接続部の略3倍必要であるので、施行性が悪い。
またB図に示すものにおいては溶接箇所が多ぐ、このこ
と自体作業性で問題であるうえに、二重鉛管としての1
削性差によるひねりの集中を生じやすく、局所用二重囲
の鉛管7の水素溶接部の隣接部において割れを生じるこ
とがある。
ざらにC図に示すものは、−重だけの鉛管5と鉛シース
とを水素溶接するものであるが、コイル取りひねり、ド
ラムどり曲げ、布設時の布設船の7一プ通過時の曲げと
側圧(数ト//m)等がこの溶接部に直接かかる。つま
り、溶接部およびこれの隣接部分は鉛シース3に対して
不連続的な弱点となるから、信頼性が低い。しかし溶接
箇所がすくなく、溶接による欠点が生じる確率が少ない
上に、作業性もよい。又剛ビ上の差が少ないというのが
大きな特徴であることには相違ない。
そこで本発明は特に前記C図に示すものに着目し、すで
に説明した問題点、すなわちコイル取りひねり、ドラム
どり曲げ、布設時に生ずる問題を解決して、第1図A%
B1Cに示すものよりはるかに優れた水底ケーブルの接
続部を得たものである。
以下図面に示す実施例について説明する。
第2図はケーブル端部間における鉛管溶接前の状態をケ
ーブル長さ方向の断面で示し、第3図は本発明の接続部
が形成された状態を部分的にケーブル長さ方向の断面で
示す。
両ケーブル端部において、図示のように両溝体l上の絶
縁層2はテーノ;−を付けて剥ぎとられ、鉛シース3、
防食層8等も前記剥ぎとり部分に合わせて皮剥ぎされる
。予め後述のように鉛シース3の両端と溶接される適当
な長さを有する鉛管5を防食層8の上に逃がしておき、
両溝体1を接続し、接続によってできる導体上の凹部に
ステッピング絶縁層9を形成し、その上に前記鉛管5を
もどし、スウエ・ノジング法によシ鉛管5をしぼって、
ケーブルコアに沿わせ、その両端が、それぞれ鉛シース
3の両端部と突合わせになるように加工する。この際、
突合わせによりできる部分は外側に開く溝となるように
予め処理して置く。そしてこの環状にできた溝部分で全
周にわたって水素溶接する0ここまではすでに第1図A
−Cについて説明したところと同様であるが、本発明に
おいては、第4図に示すような金属製外力保護パッチで
、前記水素溶接による溶接部を覆って固定する。
第4図A、Bは水素溶接部をパンチで覆った状態を示す
横断面図である。
A図においては水素溶接部10に適当な幅を有する鉛板
膜のパッチ11を接着剤によって固定する。パッチ11
の両端、つまり固定されてできるパッチ11の両端は本
図のように突合わせの合せ目としてもよいし、B図のよ
うに重ね合わせ目としてもよく、合わせ目のないリング
状のものとしてもよいが、要はすでに説明した第1図A
またBに示すような水素溶接によることなく、接着剤に
よってパッチ+1を固定し、応力の分散をはかるもので
ある。
前記パッチ11の材質としては、剛性が極端に変らない
ような厚さにした金属板、例えばケーブルの鉛シース厚
の0.3〜lO倍位の鉛板が最も好ましく、接着剤とし
てはエボキ、シ系のものが最も好ましい。
以上のような構造により、ケーブルをOFケーブルとす
れば、その気密性は鉛シースと一重の鉛管との間の水素
溶接によってもたせて溶接箇所がすくない第1図Cの特
色を生かし、布設を終るまでに、この溶接箇所が受ける
外力からの保護に保護用パッチを当てることにより、第
1図A%Bで示す二重鉛管水素溶接と同等の効果を奏し
得るものである。
第5図に別の実施例の一部[析面図を示す。
図においてパッチI2は鉛製よりなるが、水素溶接部1
00直下およびこれに隣接する部分はその断面厚みが大
きくとられ、両端に至る程薄くなるようテーパーをもた
せて形成される。このような構成により、パッチの剛性
変化をゆるやかに変化させることができ、ケーブルの曲
げ、ねじれに対して十分対応性をもたせることができる
第6図A、Bの実施例に示すような構成となし、剛性の
急激な変化を緩和できる構造とすることもできる。
第6図Aは溶接部10を中心にパンチIIの端から十分
な距離、例えばそれぞれ1m以上の間、ステンレステー
プ13のヘルカル巻きを行って、補助層とし、その上に
すでに説明したパッチ11または12を固定したもので
ある。またB図はステンレステープ13を同様長さに縦
ぞえしてその上にパッチIIまたは12を固定したもの
である。
なお、これらのステンレステープ13の端は正規の補強
用テープでおさえこむ。また水素溶接されている鉛シー
ス3、鉛管5とパッチ11またば12の間が十分接着剤
によって接着されるように、ステンレステープ13のヘ
リカル巻き、縦ぞえの場合も、ステンレステープ間にす
き間を作り、接着が十分となるようにする。この場合接
着面積が1/2程度確保されることが望ましい。
以上本発明を実施例により説明したが、溶接部およびこ
れに隣接する部分を保護用のパンチで覆うが、これには
弱点となる溶接箇所がなく、−重の溶接部の不連続性、
すなわちEI(曲げ剛性)の違い等からくる機械的応力
の集中をパンチによって緩和し、応力集中を防げるから
、コイルどりねじれ、ドラムどりでの曲げと側圧、布役
船各シープの曲げと側圧、鉄線外装加工中のしめつけ、
ひねり力等外力に強く、鉛管による一重の溶接による構
成であっても気密性に対する信頼度が飛rtl的に向上
し、しかも本発明の接続部の加工性が容易であることは
十分理解さnよう。
本発明は鉛シースを金属シースとして持つ海底、海底、
湖水等水底ケーブル、特に水底用OFケーブルを第一と
し、水底用CV1ノンドレン等のソリッド油ケーブルお
よび通信用ケーブルに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第2図は鉛管〆接前の状態を示す本発明の説明図である
。 第3図は本発明の実施例の断面図、特にバッチと溶接部
との関係を示す。 第4図A、Bはそれぞれ溶接部をパッチで覆った部分の
断面を示す。 第5図、第6図A、Bはそれぞれ本発明の他の実施例を
示す。 1・・・導体、2・・・絶縁層、3・・・鉛シース、4
・・・ステッピング絶縁層、5・・・−型口の鉛管、6
・・・二重囲の鉛管、7・・・二重囲の鉛管、8・・・
防食層、9・・・ステノビフグ絶縁層、10・・・溶接
部、 11.+2・・・パラ−1−,+3・・・ステン
レステープ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  鉛シースを備える水底ケーブルの接続部であ
    って、鉛シースと接続用−重鉛管を溶接で接続し、前記
    溶接による溶接部、これに隣接する鉛/−スおよび一重
    鉛管部分を覆って接着剤によりそれぞれ金属製パッチを
    固定することを特徴とする水底ケーブルの接続部。
  2. (2)端部に厚みが減少するテーパーをつけたパッチが
    用いられることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の水底ケーブルの接続部。
  3. (3)  パッチ下にステンレステープにより、パンチ
    の長さを越えるヘリカル巻きまたは縦ぞえによる補助層
    を形成することを特徴とする特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の水底ケーブルの接続部。
  4. (4)  金属製パンチとして鉛製パンチを採用したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項及び第3
    項記載の水底ケーブル接続部。
JP10368881A 1981-07-01 1981-07-01 水底ケ−ブルの接続部 Pending JPS586030A (ja)

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