JP2003077348A - 光ファイバ複合電力ケーブル - Google Patents

光ファイバ複合電力ケーブル

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JP2003077348A
JP2003077348A JP2001263520A JP2001263520A JP2003077348A JP 2003077348 A JP2003077348 A JP 2003077348A JP 2001263520 A JP2001263520 A JP 2001263520A JP 2001263520 A JP2001263520 A JP 2001263520A JP 2003077348 A JP2003077348 A JP 2003077348A
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JP
Japan
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optical fiber
power cable
metal cover
cable
composite power
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Pending
Application number
JP2001263520A
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English (en)
Inventor
Takenori Nakajima
武憲 中島
Ikuo Shigetoshi
生雄 重年
Yujiro Seki
雄次郎 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外径増加が無く、しかも製造コストを低く抑
えることのできる、かつ光ファイバを収容する金属管の
接続作業が容易である光ファイバ複合電力ケーブルを提
供すること。 【解決手段】 光ファイバユニットをケーブル波付き金
属被上の波の谷間に設ける。また、光ファイバユニット
をケーブル金属被防食層の中に設ける。また、光ファイ
バユニットを金属被と防食層との間に設ける。また、前
記光ファイバユニットの金属管が内径0.5〜3.0m
m、肉厚0.1〜0.5mmであること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度監視、外傷検
知等への利用のために光ファイバを複合させた電力ケー
ブルに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを複合した電力ケーブルの例
としては、図4に示す構造の直流海底OFケーブルの実
例がある。図4に示すように、油通路41を有する分割
導体42上に絶縁層43、鉛被44,防食層45を順に
設けてなるケーブル線心の外周に、ステンレス管入り光
ファイバユニット(防食層付)47とほぼ同径のスペー
サ46及び埋設位置検知線48とを配列して巻付ける構
造となっている。さらに、その外側に、座しょう層4
9,鉄線がい装50,サービング層51を順に設けた構
造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の構造で
は、各芯毎に金属管により被覆された光ファイバを、鉄
線装外下に設けた光複合層に介在となるPET紐と一緒
に複合しているため、次のような問題点がある。
【0004】 複合のための層を設けなければなら
ず、ケーブル外径が増加する。
【0005】 不要なPET紐を介在して複合しなけ
ればならない。
【0006】 光ファイバが1本毎に被覆されてお
り、被覆であるSUSなどの金属管の肉厚が0.1mm
と薄いため、接続作業が困難である。
【0007】 光ファイバの金属被覆の肉厚が薄いた
め外力に弱く、鉄線などの保護層が必要である。
【0008】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、外径増加が無く、介在も不要であり、か
つ、光ファイバを収容する金属管の接続作業が容易であ
る光ファイバ複合電力ケーブルを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバ複合
電力ケーブルは、光ファイバユニットをケーブル波付き
金属被上の波の谷間に設けてなることを特徴とする。
【0010】また、光ファイバユニットをケーブル金属
被上に被覆する防食層の中に設けてなることを特徴とす
る。
【0011】また、光ファイバユニットをケーブル金属
被と、この金属被の上に被覆する防食層との間に設けて
なることを特徴とする。
【0012】さらに、前記光ファイバユニットが、内径
0.5〜3.0mm、肉厚0.1〜0.5mmのステン
レスまたは銅のパイプに複数本の光ファイバ心線を挿入
したものであることを特徴とする。
【0013】本発明は、上記の構成とすることにより、
ケーブルの外径増加が無いので、コストの低減を図るこ
とができる。また、光ファイバ心線本数を増やし、金属
管の肉厚を増加させてあるので、接続作業性の向上と強
度の確保を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0015】図1は、本発明の光ファイバ複合電力ケー
ブルの一例を示す説明図である。この光ファイバ複合電
力ケーブル10は、光ファイバユニット11を波付き金
属被12の波の谷間に沿って設けてなる構造を特徴とし
ている。勿論、図示していないが、波付き金属被12の
内には、導体、絶縁体からなるケーブル線心があり、波
付き金属被12の上に防食層が施される。光ファイバユ
ニット11は、内径0.5〜3.0mm、肉厚0.1〜
0.5mmのステンレスまたは銅のパイプに複数本の光
ファイバ心線を挿入し、パイプに防食層を施したもので
ある。
【0016】パイプ肉厚は、接続時の溶接作業性を考え
ると厚い方が良く、可撓性を考えると薄い方が良い。そ
の両方をうまく満足する寸法の範囲が上記の値となる。
【0017】次に、本発明の請求項2に係る実施の形態
について説明する。図2は、本発明の光ファイバ複合電
力ケーブルの一例を示す横断面図である。この光ファイ
バ複合電力ケーブル20は、導体21の上に絶縁体22
を設け、その上に波付きまたは平滑な金属被23が設け
られ、この金属被23上に被覆する防食層24の中に光
ファイバユニット11を設けてなる構造を特徴としてい
る。
【0018】次に、本発明の請求項3に係る実施の形態
について説明する。図3は、本発明の光ファイバ複合電
力ケーブルの一例を示す横断面図である。この光ファイ
バ複合電力ケーブル30は、導体21,絶縁体22,波
付きまたは平滑な金属被23の順に設けられ、この金属
被23の上に、座床テープ31および抑えテープ32
(抑えテープを省く場合もある)を利用して光ファイバ
ユニット11を縦添え、波形状(SZ撚り)、または螺
旋状に設けてなる構造を特徴としている。
【0019】以上説明した例は金属被までのCVケーブ
ルについてされているが、本発明はこのような例に限定
されるものではない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ファイ
バ複合電力ケーブルによれば、波付き金属被の波の谷間
に沿って光ファイバユニットを複合するため、あるい
は、金属被上の防食層内に光ファイバユニットを内包す
る構造であるため、外径増加が無く、介在も不要であ
る。
【0021】また、金属被上に、座床テープおよび抑え
テープの両方または片方を利用して光ファイバユニット
を縦添え、波形状(SZ撚り)または螺旋状に複合させ
る構造であるため、波付きの有無に関わらず光ファイバ
ユニットの複合が可能であり、上記と同様に外径増加が
無く、介在も不要である。
【0022】さらに、光ファイバユニットの金属管の肉
厚が厚いため、接続作業や取扱いが容易であり、外力に
も強い。また、1本の金属管内に複数の光ファイバが入
っているため、複数種の情報伝達が一度に行える。ま
た、予備として利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ複合電力ケーブルの一例を
示す説明図である。
【図2】本発明の光ファイバ複合電力ケーブルの他の一
例を示す横断面図である。
【図3】本発明の光ファイバ複合電力ケーブルのさらに
他の一例を示す横断面図である。
【図4】従来の光ファイバ複合電力ケーブルの一例を示
す横断面図である。
【符号の説明】
11 光ファイバユニット 12 電力ケーブル波付き金属被 21 電力ケーブル導体 22 電力ケーブル絶縁体 23 電力ケーブル金属被 24 防食層 31 座床テープ 32 抑えテープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 雄次郎 東京都江東区木場1−5−1 株式会社フ ジクラ内 Fターム(参考) 2H001 BB05 FF02 KK24 MM06 MM10 PP01 5G315 BA05 BA09 5G319 HA06 HA08 HA10 HC01 HD02 HE17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバユニットをケーブル波付き金
    属被上の波の谷間に設けてなることを特徴とする光ファ
    イバ複合電力ケーブル。
  2. 【請求項2】 光ファイバユニットをケーブル金属被上
    に被覆する防食層の中に設けてなることを特徴とする光
    ファイバ複合電力ケーブル。
  3. 【請求項3】 光ファイバユニットをケーブル金属被
    と、この金属被の上に被覆する防食層との間に設けてな
    ることを特徴とする光ファイバ複合電力ケーブル。
  4. 【請求項4】 前記光ファイバユニットが、内径0.5
    〜3.0mm、肉厚0.1〜0.5mmのステンレスま
    たは銅のパイプに複数本の光ファイバ心線を挿入したも
    のであることを特徴とする請求項1,2,又は3記載の
    光ファイバ複合電力ケーブル。
JP2001263520A 2001-08-31 2001-08-31 光ファイバ複合電力ケーブル Pending JP2003077348A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1322520C (zh) * 2003-12-03 2007-06-20 Lg电线有限公司 光纤复合电力电缆
KR100879035B1 (ko) * 2007-12-06 2009-01-15 (주)케이제이다이나텍 온도측정을 위한 광섬유가 구비된 멀티 케이블 구조 및 그멀티 케이블 케이스
JP2009531826A (ja) * 2006-03-24 2009-09-03 コリア エレクトロテクノロジー リサーチ インスティチュート 故障探索が可能な電力ケーブル

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