JPS5860131A - ガスオ−ブン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は従来のガスオープンに比べて着火の確認が容易
であシ、火炎口の挟挿を起こさず、且つ焼きむらの発生
を防止したガスオープンを提供することを目的としたも
のである。

従来よシガスオープンの着火確認は炎を直接目視して行
っていた。ところが着火直後オープン全体がまだよく温
まっていない間は、扉を閉めたまま着火確認はガラス面
が水蒸気の凝縮で曇るため非常に困難であった。そして
曇りが消滅するまでには可なりの時間を要した。

また、オープン内面内部にバーナーを配設した場合、被
焼成物から飛散する油脂がバーナーの火炎口に付着しそ
の燃えかすで火炎口を挟挿し燃焼を著しく阻害する欠点
があった。そのため火炎口の掃除を頻繁に行なったり、
バーナーをカバーで覆ったりすることを余儀なくされて
いた。

本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、バーナー上
に赤熱網体を備え、これをバーナーの炎で素早く赤熱状
態にして凝縮した水蒸気で曇っているガラス越しにでも
着火の確認が出来るようにしたものである。因みに、ガ
スの炎よシも赤熱物体の方が遥かに視認が容易である。

また、被焼成物から飛散する油脂は赤熱網体で受は止め
て焼き切り、バーナーの火炎口挟挿を防止すると共に、
赤熱網体を介在せしめることによシ熱源を拡散分布する
ことになシ、その結果焼むらの少ないオープンとしたも
のである。

以下図面により実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示したもので、ｌはオーブ
ンの断面図、２は燃焼室でその内部にバーナー３を配設
し、上方には着脱自在の赤熱網体４を備えバーナー３を
覆っている。５は焼成庫の後壁、６は同天井板、７は開
閉自在の扉で焼成庫内を覗視可能なガラス（図示せず）
を具備している。８は焼成庫の底板、９は後壁５に設け
た排気口、１０は排気道壁で、後壁５と共同して排気道
ｌ】を構成する。１２−は被焼成物、１３は炎を表わす
。

第２図は前記赤熱網体４の詳細を示す斜視図で、１４は
枠体、１５は鋼である。

以上のように構成された本発明のオーブンにおいては、
バーナー３を点火すると赤熱網体が即座に赤熱化するた
め、水蒸気で曇ったガラス越しにでも容易に着火の成否
を確認することができる。

ところで、オーブンは強火、中火、弱火と色々な状態で
使用されるが、その際必至の火力の調節はガスの消費量
を制御して行なわれる。ガス消費量を多くすれば炎の長
さは長くなり、少なくすれば短かくなる。その状態は第
３図に示した通υである。

第３図ａは強火の場合、同すは中火の場合、同Ｃは弱火
の場合の状態を表わしている。これ等の図において％、
　ＬＩ　Ｐ　Ｌ２　ｅ　Ｌ３は夫々の場合の炎の長さ、
１１　＃　Ｒ２ｅ　１５は夫々の場合に赤熱網体が赤熱
化する部分の長さを示す。Ｌｌ）　Ｌ２）　’Ｌ、およ
びＲ１＞　Ｚ２＞　１３の関係があることはきわめて明
白であるが、赤熱網体を炎上力に水平に置いた場合より
も本発明の如く斜めに置いた方が赤熱化する部分の長さ
１１　ｐ　１２　ｔ　１５が長くなることは容易に首肯
できる。従って本発明のようにすることにより着火確認
する際に充分な赤熱面積が得られる効果を奏する。

また、被焼成物１２から飛散する油脂は赤熱網体４で受
′け止めてバーナーに付着することなく火炎口挟挿の心
配も、なくなる。更に、赤熱網体を用いたことによシ熱
源を拡散分布して被焼成体の焼きむらを無くする等の効
果がある。

【図面の簡単な説明】

゛　　第１図は本発明の一実施であるオーブンの断面図
、第２図は赤熱網体の拡大斜視図、第３図は火力の大き
さと赤熱網体の赤熱化部分の大きさの関係を説明する図
でめる。 ■・・・ガスオーブン、２・・・燃焼室、３・・・バー
ｔ＝、４・・・赤熱網体、７・・・扉、１３・・・炎。 第１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　ガスオープン内部底辺にバーナーを設置し、
   そのバーナーを上方から覆うように着脱自在の赤熱網体
   を設けたことを特徴とするガスオーシン。
2. （２）　　前記赤熱網体は平面乃至彎曲面をなし、バー
   ナーの炎との間に一定の距離を保つと共に炎の複さの変
   化に対応して、充分な赤熱面積を得るべく、斜めに設置
   したことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の
   ガスオープン。