JPS585918B2 - オルソ−ジハイドロカルビルホスフイノベンゾイツクアシド ノ セイゾウホウ - Google Patents

オルソ−ジハイドロカルビルホスフイノベンゾイツクアシド ノ セイゾウホウ

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JPS585918B2
JPS585918B2 JP47125323A JP12532372A JPS585918B2 JP S585918 B2 JPS585918 B2 JP S585918B2 JP 47125323 A JP47125323 A JP 47125323A JP 12532372 A JP12532372 A JP 12532372A JP S585918 B2 JPS585918 B2 JP S585918B2
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ortho
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dihydrocarbyl
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオルソージハイドロカルビルホスフイノベンゾ
イツクアシド(すなわちオルトージヒド口カルビルホス
フイノ安息香酸)、特に8個から30個より好ましくは
14個から20個の炭素原子を有する前記アンドの製造
法に関する。
特に次の一般式を満足する酸に特に関心が注がれる。
この一般式で、Rは同じであっても異っていてもよく、
非−芳香族的不飽和性を有しない1価のハイドロカルビ
ル基である。
好ましくは二つのRの内少なくとも1つは芳香族性であ
るのがよい。
適当なハイドロカルビル基は例えばアルキル基つまり、
メチル、エチル、イソブチル、ラウリル、ステアリル、
シクロヘキシルおよびシクロペンチル基;またアリール
およびアルカリール基つまりフエニル、トリル、キシリ
ルおよびp−エチル−フエニル基などである。
好ましくはR基は多くて10個の炭素原子を有する。
特に好ましくはRは6〜10個の炭素原子を有する芳香
族基、特にフエニル基および5〜10個の炭素原子を有
するシクロアルキル基、特にシクロヘキシル基が好まし
い。
前記した酸の例としてはo−ジフエニルホスフィノベン
ゾイツクアシド、o−(メチルフエニルーホスフイノ)
ペンゾイツクアシド、o−(エチルトリルホスフィノ)
ペンゾイツクアシドおよびo−(シクロヘキシルフエニ
ルホスフイノ)ペンゾイソクアシドが挙げられる。
これらの酸、特にo−ジフエニルホスフイノベンゾイツ
クアシドは、元素の周期律表におけるいわゆる遷移元素
類に属する金属に対するキレート剤として有用である。
これらの酸は、例えば1種以上の金属を含有する触媒に
キレート剤として存在している。
この型の触媒は特にエチレンのオリゴマー重合法(低重
合法)による線状のα−オレフインの合成を促進するた
めに有用である。
現在よ《知られているオルソージハイドbカルビルホス
フイノベンゾイツクアシドの最も好ましい合成法は次の
式に示されているように、アルカリ金属ジハイドロカル
ビルホスファイドと0−クロロペンゾイツクアシドを反
応させて、ジハイドロカルビルホスフイノベンゾイツク
アシドのアルカリ金属塩を合成する処理からなる。
なおこの式ではナトリウムがアルカリ金属の1例として
使用されており、一方ハイドロカルビル基は前記したよ
うにRで示されている。
生じたアルカリ金属塩は、もちろん、例えば鉱酸で処理
することにより遊離酸に変換される。
出発物質として使用されるアルカリ金属ジハイドロカル
ビルホスファイドはトリハイドロカルビルホスフィン(
ここで付加したハイドロカルビル基はアリール基である
)と液体アンモニア中に溶解したアルカリ金属とを反応
させることによって合成される。
この反応は次の反応式にしたがって、トリハイドロカル
ビルホスツインからアリール基の開裂をおこす。
この反応式ではナg潟ウムが再びアルカリ金属の1例と
して使用されており、一方Arは6〜10個の炭素原子
を有する1価のアリール基である。
適当なトリハイドロカルビルホスフインの例としては例
えばトリフエニルホスフインおよびフエニルジブチルホ
スフィン類(ここでプチル基はn−ブチル、第2級一ブ
チルまたはイソブチル基である)などがある。
ホスファイドがo−クロロベンゾイツクアシドと反応す
る前にアリールアルカリ金属比合物を破壊しておくのが
一般に望まれる。
というのはアリールアルカリ金属化合物はジハイドロカ
ルビルホスフイノベンゾイツクアシドのメタ−異性体の
生成を促進する傾向があるからである。
これは、o−ジヒドロカルビルホスフイノベンゾイツク
アシドがエチレンのオリゴマー化用の触媒の成分として
使用される場合に特に好ましくない、というのはメター
異性体はこうした触媒としては不活性であるからである
このアリールアルカリ金属化合物の破壊は、例えばアン
モニウムハライドの添加などにより行なわれる。
オルソージハイドロカルビルホスフイノベンゾイツクア
シドの前記した特別な合成法は例えば、K.Issle
ibおよびH,ZimmermannらによるZeit
shr.Anorg. Allgem. Chemie
、353197−206(1967)に述べられている
カリウムジフエニルホスファイドはo−クロロベンゾイ
ツクアンドと反応してオルソ−ジフエニルホスフイノベ
ンゾイツクアシドのカリウム塩を生成し、これは鉱酸で
処理することにより遊離酸に変換する。
この型の方法による不利な点は、1モルのジハイドロカ
ルビルホスフイノベンゾイツクアシドの塩を生成するた
めに、副生成物として1モルのジハイドロカルビルホス
フィンが生成するため、2モルのアルカリ金属ジハイド
ロカルビルホスファイドが消費されることである。
もちろんこのことは経済的には好ましくない。
さらにこの従来の技術の不利な点は、アルカリ金属ジハ
イドロカルビルホスファイドが別に合成されたときおよ
びそれが製造されるときの両方においてアリールアルカ
リ金属化合物を破壊する必要があることである。
今、驚くべきことに、メタ−異性体をほとんど生成しな
いで、そしてアルカリ金属ジハイドロカルビルフオスフ
ァイドのより有効な利用を伴う0−ジハイドロカルビル
フオスフイノベンゾイックアシドを製造することが可能
であることがわかった。
そしてこの反応は次の反応式に従って行なわれる: こうして、1モルのo−ジハイドロカルビルフオスフイ
ノベンゾイツクアシドのナトリウム塩を製造するために
1モルだけのジハイドロカルビルフオスファイドが必要
とされ、一方アリールアルカリ金属化合物の破壊は必要
とされなくなる、というのは0−クロロペンゾイツクア
シドはアルカリ金属ジハイドロカルビルフオスファイド
およびアリールアルカリ金属化合物の混合物と接触して
目的の生成物を生じるからである。
この発明は特に、産業的規模における実際の使用に適し
た方法により、有利な変換がなされるような特別な条件
の選択と関係している。
本発明によればオルソージハイドロカルビルフオスフイ
ノベンゾイツクは次の方法により製造できる。
第1反応段階においてジハイドロカルビルアリールフオ
スフィンと液体アンモニア中の金属ナトリウムを接触さ
せ;反応混合物に有機溶剤を添加し、そしてアンモニア
を追い出し;有機溶剤の添加と同時に、または有機溶剤
の添加に続いてオルソークロロペンゾイツクアシドを添
加する。
なおこの際、いずれにせよ、すばやく、好ましくはすぐ
にオルンークロロペンゾイツクアシドと反応混合物との
緊密な接触が行なわれるようにし、それによって1モル
のオルソークロロペンゾイツクアシドを1モルのナトリ
ウムジハイドロカルビルホスファイドと反応させる;も
し望めば、オルソークロロベンゾイツクアシドの添加が
すべて完了した後、さらに有機溶剤を添加する;第二番
目の反応段階で生成したナトリウムオルソ−ジハイドロ
カルビルフオスフイノベンゾエイトは最終的に遊離酸に
変えられる。
もし望めば、もちろん酸は、従来のいくつかの適当な方
法例えばメタノール溶液からの結晶化技術によって回収
されることができる。
本発明にしたがう、ナトリウムジハイドロフオスファイ
ドとo−クロロペンゾイツクアシドとの急速なそして密
接な接触は驚くべきことに実質的に100%のオルソー
異性体の生成をもたらすことが発見された。
しかしながら、本発明に反して、酸をより長い時間間隔
をおいて添加したときには、35モル%までのメタ−異
性体を含有するオルン−およびメタ−異性体の混合物が
得られた。
本発明の合成法における操作は水が存在してない状態で
おこなわれるのが好都合であり、そして好ましくは、反
応物および生成した中間体の大気に対する反応性を考慮
して、不活性ガスのブランケットのもとでおこなわれる
好ましくは反応容器は反応物および生成物に不活性な物
質から造られ、ガラスが特に好ましい、さらに反応容器
は好ましくは反応物の接触を促進するための手段および
温度を制御するための手段を装備している。
本発明の方法の第1段階の準備として、液体アンモニア
へのナトリウムの添加が、好ましくはゆっくりとそして
一定の攪拌下でおこなわれる。
液体アンモニアの量は臨界的なものではなく、広範囲に
わたってさまざまであるが、しかし普通は、ナトリウム
1モルを十分に溶解するに必要な量は2lよりは多くな
い。
得られた混合物は一般に、強い青色を示すそしてこの混
合物は冷却により実質的に液体として維持されるのが有
利である。
この合成法の第1番目の段階において、約%モルのアリ
ールジハイドロカルビルホスフィン例えば0.25〜0
.75モルがそれから、ナトリウムを1モル含有する溶
液に添加される。
この添加は好ましくは、混合物を実質的に液相として維
持するために、冷却しながらゆっくりとおこなわれる。
というのは、アリールジハイドロカルビルフオスフィン
と金属ナトリウムとの反応は非常に爆発的におこなわれ
るからである。
ホスフインの添加が完了した後、適西な有機溶剤がナト
リウムジハイドロカルビルフオスファイド、アリールナ
トリウムおよびアンモニアの混合物へ添加される、そし
てアンモニアが追い出る。
しかしながら、好ましくは、アンモニアはすべての有機
溶剤が添加される前に追い出されることがないようにす
る。
適当な有機溶剤は、ナトリウムジハイドロカルビルフオ
スファイドおよびアリールナトリウムがo−クロロベン
ゾイツクアシドと反応する、本発明の合成法の第二段階
における反応温度で液体である極性有機比合物である。
好ましくは、反応物、フオスファイドおよびo−クロロ
ベンゾイツクアシドは加えた有機液体に溶解される。
一般に、溶剤の量は、反応物の完全な溶解を行なうため
には、ナトリウムジハイドロカルビルフオスファイド1
モルあたり2l以上を必要としない。
しかしながら、付加的な溶剤が反応混合物中に存在して
もよく、このため反応混合物は生成した酸1モルあたり
5lの溶剤まで含有してもよい。
普通、o−クロロベンゾイツクアシドは溶剤としてこの
合成法の第1番目の段階において得られた反応混合物に
添加される液体を使用した溶液の形で添加される。
前もっておよび/または続いて、オルソークロロペンゾ
イツクアシドの溶液中に溶剤として存在する液体をさら
に加えてもよい。
溶剤として適当な極性の有機化合物は例えば官能基に導
入された酸素、イオウおよび/またはりん原子を含有し
、活性水素原子が存在しないような化合物例えばアルコ
キシ、アリールオキシ、カルバルコキシおよびアルカノ
イロキシ基、こうした類の酸素−含有化合物の例はエス
テル基がカルホン酸から誘導されたポリヒドロキシアル
カンで十分にエステル化されている。
例えばグリセロールトリアセテート;エリスリトールの
テトラアクリルエステル:ジエチレングリコールジアセ
テート;シクロアルキルエーテル例えばジオキサン、テ
トラヒドロフランおよびテトラヒドロピラン;脂肪属ア
ルキルエーテル例えばジメトキシエタン、ジエチレング
リコールジメチルエーテルおよびジブチルエーテル:芳
香族エーテル、例えばアニソール、1・4−ジメトキシ
ベンゼンおよびp−メトキシトルエン;およびアルキレ
ンカーボネイト、例えばエチレンカーボネイト、グロピ
レンカーボネイトおよびプチレンカーボネイトである。
イオウー含有化合物の例としてはスルホランおよびジメ
チルスルホキサイドがある、りん一含有化合物の例とし
てはトリアルキルフオスフエイト例えばトリメチルフオ
スフエイト、トリエチルフオスフエイトおよびトリブチ
ルフオスフエイト;およびヘキサーアルキルフオスフオ
ラミド例えばヘキサメチルフオスフオラミドが挙げられ
る。
酸素−含有化合物としては特にエーテル類が好ましい。
特にシクロアルキルエーテル例えばジオキサンおよびテ
トラハイドロフランおよび脂肪属アルキルエーテル例え
ばジエチレングリコールジメチルエーテルが好ましい。
本発明の合成法の第2番目の段階はオルソ−クロロペン
ゾイツクアシドを第1番目の段階から得た反応混合物へ
添加することによって開始する。
o−クロロペンゾイツクアシドが好ましい方法で、すな
わち溶液の形で添加された場合は、有機溶剤が別に前も
っておよび/または続いて添加されるが、もし望めば、
前記の別に有機溶剤を添加するという処理は省略しても
よい。
好ましくは、あらかじめ加えられたホスフイン1モルあ
たりに加えるクロロベンゾイツクアシドの量は0.5〜
2モルの範囲内である。
第1番目の段階から得た反応混合物への有機溶剤または
希釈剤の添加がおこなわれる場合有機溶剤または希釈剤
の添加とo−クロロペンゾイソクアシドの添加との間の
時間の経過は許容できる。
しかしながら、一度、o−クロロベンゾイツクアシドの
添加が開始されたら、それは実質的にすぐにそして密接
にナトリウムジフエニルフオスファイドおよびアリール
ナトリウムな含有する混合物と接触されなげればならな
い。
酸の添加の速度が速くなるほど、オルソー異性体の収量
は増加する。
好ましくはすべでの酸は反応容器へ20分以内の時間で
添加され、より好ましくは、可能であるなら10分以内
でまたはよりすばやく添加される。
好ましくは、もし望めばアンモニアの一部または全部が
あらかじめ追い出されるけれども、アンモニアは、o−
クロロベンゾインクアンドと有機溶剤が添加された後追
い出される。
アンモニアは温度をあげることにより追い出すのが都合
がよい。
ともかく、第2番目の段階の間に、温度は好ましくはだ
んだんとあげられ、o−クロロペンゾイツクアシドの変
換が終結するまで、攪拌しながら混合物は維持される。
本発明の合成法による第3番目および最終の段階はオル
ソージハイドロカルビルフオスフィノベンゾイソクアシ
ドのナトリウム塩の遊離酸への変換である。
この処理は、有利には、第2番目の反応段階から得られ
た熱溶液の鉱酸例えば塩酸による酸性化によっておこな
われる。
必ず必要であるというのではないが、酸性化に先立って
、水の添加および有機溶剤の除去が普通行なわれる。
酸性化の後水相は除去され、そして固体の遊離酸が、水
洗、分離および乾燥処理のような従来の技術を含有する
種々の方法によって回収される。
本発明はまた本発明に従って合成されたオルンージハイ
ドロカルビルフオスフイノベンゾイックアシドのエチレ
ンのオリゴマー化を促進するに適当な触媒の成分として
使用することに関しそしてこうした触媒を使用したエチ
レンのオリゴマー重合法およびこうした方法により得ら
れたエチレンオリゴマーに関する。
本発明を例示するために次に実施例を示す。
以下に述べる詳細な事項から本発明は限定されない。
実施例 ■ オルソージハイドロ力ルビルフオスフイノベンゾイツク
アシドの製造法 A.ガラスの刃の攪拌器、温度計、還流冷却器および加
熱マントルを装備した3lの3つ口フラスコに、1.5
lの液体無水アンモニアを導入した。
フラスコは最初窒素ガスで浄化しそしてドライアイスで
冷却されたアセトンはフラスコの含有分を約−30℃に
維持するために還流冷却器を通して循環された。
液体アンモニア溶液に、ペンタンで洗滌し、そして窒素
ガス流の中で乾燥処理されて、保護油から解放されたナ
トリウムを23g(1.0グラム原子)ほど添加した。
そしてナトリウムの添加は少しずつ15分間を要してな
された。
添加が完了したとき生じた強い青色の溶液なさらに15
分間攪拌処理した。
この混合物へ、おだやかな還流が維持されるように、ゆ
っくりと131g(0.5モル)のトリフエニルフオス
フィンを添加した。
反応は爆発的におこなわれそして添加が終了するまでに
30〜40分間を要した。
生じた暗い赤色の溶液がそれから90分間攪拌された。
乾燥したテトラハイドロフラン(250ml)中の78
.5g(0.5m)のo−クロロベンゾイックアシドの
溶液が53秒間に添加された。
さらにテトラハイドロフラン溶剤(1400ml)を添
加しそしてフラスコの内容物をそれから加熱してアンモ
ニアを除去した。
内部の温度が10℃に到着したとき、冷却器の冷却剤は
水に変えられそして混合物は還流下(最初の温度は67
℃)で22時間加熱された。
この間に、反応混合物は粘性のある、攪拌が困難な相状
態を経過したが、反応が進むにしたがって粘度は減少し
攪拌も改善された。
反応混合物は熱い脱酸素処理した水を添加することによ
り処理されそして沸騰温度87℃の共沸点混合物として
溶剤を除去された。
なおこの際液体のレベルを維持するために水が添加され
た。
頂上温度が94℃に到着したとき、2.0lの合計量の
水が添加されそして1850mlの留出液が得られた。
そのがまの温度は97℃であった。
フラスコは80℃に冷却されそして水性の混合物は3回
100ml部のパークロロエチレンによって抽出された
残った抽出溶剤は共沸混合物として反応フラスコから除
去された。
それからo−ジフエニルフオスフイノベンゾイツクアシ
ドは、さらにくもりが生じなくなるまで6Nの塩酸の添
加によってフラスコ中の水性液体から得られた。
この際85mlのHCl溶液が必要であった。
上澄液はそれからデカント処理されそして粗生成物を沸
騰水で洗滌した。
乾燥後、生成物は113gであり、74%molの収量
に相当した。
融点は175〜178℃であつた。
生成物の異性体の分布はシリレイション(silyla
tion)および続く、ガムラバー性を有するメチルフ
エニルシロキサンの重合体として矢口られており、ガス
クロマトグラフィー用の充填剤として市販されているよ
く知られたSE−3Dで充填された6ft(1.8m)
の長さのカラムで265℃においてガスクロマトグラフ
ィー分析をした。
その分析はオルソージフエニルフオスフイノベンゾイツ
クアシドの含有量は99%モルであることを示した。
B.前記した手順を、o−クロロペンゾイツクアシドを
85分間にわたって添加した以外同じように繰返えした
粗生成物117.4g(77%モル収量)は135〜1
63℃の融点を有し、生成物のうち、31%モルはメタ
−ジフエニルフオスフイノベンゾイツクアシドで69%
モルだけがオルソ−異性体であった。
C.前記の手順を、ジオキサンを溶剤としてテトラハイ
ドロフランの代りに使用した以外は同様に繰返した。
その結果を次の表に示す。o−クロロベンゾイックアシ
ドがより速く添加されるにしたがってオルソ−異性体の
相対的な収量がはっきりと高くなっている。
実施例 ■ ジハイドロカルビルフオスフイノベンゾインクアンドを
含有する触媒によるエチレンのオリゴマー重合法 A.“Magnedrive”という名で市販されてい
る300mlのオートクレープに0.25ミリモルのN
iC12・6H2O、0.125〜0.25ミリモルの
o−ジフエニルフオスフイノベンゾイツクアシドおよび
65mlの1・4ブクンジオールを導入した。
そしてオートクレープをエチレンにより500psig
(36気圧)の圧力にした。
オートクレープを25℃において15分間維持した後0
.50ミリモルのナトリウムボロハイドライド(N・N
−ジメチルアセタミド中の0.5モル溶液)を導入しそ
してエチレンガスの圧力を1100psig(78気圧
)に上げた。
それからオートクレープを25℃においてさらに15分
間維持しそして最後に75℃まで加熱しそしてさらにエ
チレンの消費が観測されない、つまりもはや圧力の低下
がおこらないようになるまでエチレンを連続的に加えて
圧力を1100psig(78気圧)に維持した。
エチレングリゴマーは1時間で、ニッケル1gあたり4
90gの速度で生成された。
そして32.5%wのC12〜C20のオリゴマーを含
有していた。
C12−分別部のガスー液体クロマトグラフイー分析に
よると、それは98%モルの鎖状のα−オレフイン、1
%モルの鎖状の内部に二重結合のあるオレフィンおよび
1%モルの分枝したオレフインであった。
B.比較のため、部Aの手順をオルソー異性体の代りに
メタ−ジフエニルフオスフイノベンゾイツクアシドを触
媒組成物の成分として使用して繰返した。
エチレンオリゴマーの生成は認められなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1段階においてジハイドロカルビルアリールフオ
    スフィンを液体アンモニア中の金属ナトリウムと接触さ
    せ、次いで有機溶剤を反応混合物へ添加し、そしてアン
    モニアを追い出し、オルソークロロペンゾイツクアシド
    を有機溶剤の添加と同時に、または有機溶剤の添加に続
    いて添加し、しかしていずれにしても反応混合物とオル
    ソークロロベンゾイツクアシドとの緊密な接触がすばや
    くなされるようにして1モルのオルンークロロベンゾイ
    ツクアシドを1モルのナトリウムジハイドロカルビルホ
    スファイドと反応させ;もし望めばオルソーク口ロベン
    ゾイツクアシドの添加が完了した後さらに有機溶剤を添
    加してもよく、また好ましくは有機溶剤のすべてを添加
    する前にはアンモニアを追い出さないようにし;第2反
    応段階において生成したナトリウムオルソージハイドロ
    カルビルホスフイノベンゾエイトを最終的に遊離酸に変
    換することを特徴とするオルソージハイドロカルビルホ
    スフイノベンゾイツクアシドの製造法。
JP47125323A 1972-01-13 1972-12-15 オルソ−ジハイドロカルビルホスフイノベンゾイツクアシド ノ セイゾウホウ Expired JPS585918B2 (ja)

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CA978999A (en) 1975-12-02
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