JPS5858596A - Adpcm再生器 - Google Patents

Adpcm再生器

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JPS5858596A
JPS5858596A JP56154833A JP15483381A JPS5858596A JP S5858596 A JPS5858596 A JP S5858596A JP 56154833 A JP56154833 A JP 56154833A JP 15483381 A JP15483381 A JP 15483381A JP S5858596 A JPS5858596 A JP S5858596A
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adpcm
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森戸 誠
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、記憶領域から音声波形の波形領域での情報を
読み出し、音声を合成する音声合成装置において用いる
ものであって、差分符号特にADPCM符号を通常のP
CM符号へ変換するADPCM再生器に関する。
一般に音声合成装置は出力しようとする文章あるいは単
語あるいは音節を記憶領域に格納し、それらの情報を合
成装置を通して可聴な音声に変換し、音声として出力し
ている。この記憶領域にだくわえられる音声はAD変換
器によって8 kHzごとに標本化された例えば12ビ
ツトのディゾタルノ9ターン(PCM符号)が用いられ
ておシ、その情報量は1秒当912ビットX8に=96
にビットとなる。
この莫大な音声の情報量を軽減する方法の研究は多くな
され、その代表としてLog−PCM、 DPCM。
ADM、 ADPCMなどの波形符号化方式とLPCl
PARCOR,LSPなどの分析合成方式がある。
本発明は波形′符号化方式の中の差分符号化方式に関し
、特にADPCM符号化方式に関する。
第1図は差分符号化方式の中の従来のADPCM再生器
を示したものである。
第1図において、1は入力端子、2は加算器、3は乗算
器、4は加算器、5はレジスタ、6はADPCM符号L
nを量子化ステップサイズ移動係数Mnに変換して出力
するテーブルである。7は乗算器、8はリミッタ、9は
レジスタ、10はPCM符号の出力端子で、ディジタル
音声信号をアナログ音声信号に変換するためのD−A変
換器に接続するための端子である。
入力端子1からの音声のADPCM符号をLnとする。
Lnは加算器2によって、0.5がバイアスのために加
えられる。その結果は乗算器3によってレジスタ9の出
力へと乗算される。レジスタ9の出力Δ。
を、量子化ステップサイズと称する。乗算器3の出力を
qnとすると、qnはADPCM符号Lnによって再生
された差分復調値であり、(1)式で与えられる。
qn=へ・(Ln+1/り・・・・・・・・・・・・(
1)乗算器3の差分復調値qnはレジスタ5の出力会。
と加算され、結果番n+ 昇しゾスタ5に格納される。
交n+i−へ+q。        (2)この会。”
’n+1が音声のPCM符号である。
一方、入力端子1のADPCM符号Lnはテーブル6に
よって変換され、移動係数Mnを出力する。テーブル6
はADPCM符号Lnに対して、出力Mnを得るテーブ
ルである。テーブル6の出力Mnは乗算器7によってへ
と乗算され、へ+1を得る。
△n+1=△o ° Mn  °°°°°°°゛°°°
゛     (3)(3)式におけるΔn+1はリミッ
タ8によって、最小値Δmin、最大値ΔmaXの間に
限定される。すなわち、△n+1がΔminよシ小さく
なった場合、リミッタ8はへinを出力し、Δmax 
j:b大きくなった場合には△maxを出力する。リミ
ッタ8の出力ベヤ、が次のサンプル時における量子化ス
テップサイズとなる。
dn+1はレジスタ9に格納される。以上の如く、第1
図のブロック図は動作する。
一方本出願人は特願昭55−109800において第3
式の乗算を量子化ステップサイズを格納したメモリに対
する簡易操作に置きかえることによって低速な素子によ
る簡単な回路構成によって実現できるADPCM再生器
を提案した。
第2図はその改善された従来のADPCM再生器を示し
たものである。
第2図において、50,51,52.53は送られてく
るADPCM符号の入力端子で、5oは極性ビット、5
1はADPCM符号の振幅ビットのうちで最上位桁ビッ
トの、52は2番目の、53は最下位桁ビットの入力端
子である。54はレジスタ58のシリアル入力である。
55,56,57゜58はADPCM符号を格納してお
くための1ビツトのレジスタである。レジスタ56〜5
8はシフト機能を有する。59はリードオンリーメモリ
(以下ROM−という)で、レジスタ56の出力をアド
レスの最上位、レジスタ57の出方を2番目のアトビス
、レジスタ58の出力を3番目のアドレス(アドレスの
最下位)とし、ポインタ移動量Dnを出力する。60は
出力10ビツトのポインタでROM 59 (7)出力
へによって出力Pnを変化させる。
6ノはポインタリミッタで、ポインタ6oの出力Pnを
特定の範囲に限定してQnを出力する。62はROMで
、ポインタリミッタ61の出力。。をアドレスとして、
16ピツトのデータXを出力する。このXは量子化ステ
ップサイズに対応した量であシ、この例では振幅ビット
の最上位桁ビットの復調量に対応した基準値である。6
3は16ビツトのシフトレジスタで、ROM 62の出
力を格納し、がっ、シフトダウンする機能を有する。6
4は16個のEx−ORダートによって構成され、それ
ぞれのEx−ORダートの一人力は共通にレジスタ55
の出力と接続している。従ってレジスタ55の出力がl
のtlN E−ORダート64はシフトレジスタ63の
出力ビットを反転させ、加算器65に出力する。シフト
レジスタ55の出力がOの場合には、Ex−ORゲート
64はシフトレジスタ63の出力ビットをそのまま加算
器65に出力する。65は16ビツトの加算器で、Ex
−ORゲート64の出方とレジスタ66との出力とを加
算する。レジスタ56の出力が1のときのみ、レジスタ
66に結果を格納する。66は16ビツトのレジスタで
ある。
67は16ビツトのレジスタである。68はレジスタ6
7の出力端子である。7θはレジスタ66に初期ロード
値をセットするための初期値入力端子、7ノはポインタ
60にポインタ初期値をセ。
トするためのポインタ初期値入力端子である。
第3図は第2図に示したADPCM再生器にバッファメ
モリを通して送られてくるデータの形式を示したもので
あり、1フレ一ム周期対応のデータとして、始めから順
に、ADPCM符号のデータ個数である音素片長(例え
ば8ビツト)、全ADPCM符号のくり返し回数(例え
ば4ビツト)、■フレーム周期内の各くり返し単位で波
形再生の初期値として用いる初期ロード値(例えば12
ビツト)、1フレ一ム周期内の各くシ返し単位でポイン
タの初期値として用いるポインタ初期値(例えば6ビツ
ト)、及びADPCM符号L1  + L2  r L
3  t・・・L。
・・・Lm(各4ビツト)の各データがちシ、このデー
タ形式で各フレーム周期毎に送られてくる。
第2図並びに第3図を用いて動作の説明を行なうO 第3図に示すデータ形式で送出されてくる各データのう
ち、音素片長、くシ返し回数、初期ロード値、ポインタ
初期値、はそれぞれレジスタ(図示せず)に格納される
。又、ADPCM符号L L * L” 2 p・・・
j Ln j・・・、Lmはメモリ(図示せず)に格納
される。
各レジスタに格納されたデータのうち、初期ロード値は
端子70から入力されてレジスタ66にセットされる。
また、ポインタ初期値(6ビツト)は端子71から入力
されてポインタ60にセットされる。ポインクロ0では
ポインタ初期値に対して上位4ビツトを付加する符号拡
張を行い出力10ビツトする。
次に、メモリから読み出されるADPCM符号は入力端
子50,51,52.53に入力される。入力端子50
,51,52.53からの4ビツトのADPCM符号は
それぞれレジスタ55、レジスタ56、レジスタ57、
レジスタ58に格納される。
各レジスタの・リー/とLnの関係を第1表に示す。
これらのデータが格納されると同時に、ROM 62の
出力Xはシフトレ・シスタロ3に格納される。レジスタ
55、レジスタ56、レジスタ57、レジスタ58の出
力ピッ) iJ?ターンによシ、第1表で示される演算
を加算器65で行なう。この演算は(1)式に対応する
演算である。ただし、第1表において*は演算前のレジ
スタ66の値を示す。また〔・〕はその中の数を越えな
い最大の整数(一般にガウス記号と呼ばれている)を表
わす。
第  1  表 次に(3)式で表わされる △n+1−△。−Mn・・・・・・・・・・・・・・・
(4)の演算を乗算を行なうことなく実行する原理を説
明する。(4)式において町、Δ。をそれぞれ次のよう
に変形する。
Mn= A n     ・・・・・・・・・・・・・
・・(5)△n =”min ’ AP”  ”・・”
””” (6)ただし、A、6m11は正の定数、Dn
、Pnは整数とする。すると(4)式によシ △n+1 = ”min” AP”Dn ””(7)と
表わされ、Pn、Dnは整数であるから、P=P 十D
    ・・・・・・・・・・・・(8)n+1   
   n     n も整数であシ、(7)式は、 △n+、=Δmin @ APn+1−・・・・・・(
9)となシ、△n+1もΔ。と同じ形の式で表現できる
また、量子化ステップサイズΔn+1の最大値△max
と最小値Δminとについても同じ形で表現される。
へ、n=Δmin ’ Ao  ・・・・・・・・・・
・・ (10)△=△・拳Amax・・・・・・・・・
(11)maX      m1n (9)式、 (10)式、 (11)式より、”n+1
はO−PmaXの範囲であれば(9)式の△0.はへ、
n−へaxの範囲の値に限定される。したがって、0〜
Pmaxの範囲の整数について、Δ□in −APnの
′値をあらかじめ計算しておき、メモリに格納し、Pn
をポインタ出力(記憶素子のアドレス)として用いれば
、(8)式の演算だけで、(3)式の乗算を行なうこと
なく、量子化ステップサイズΔn+1を決定できる。尚
1フレ一ム周期のくり返し単位毎にポインタ60にポイ
ンタ初期値がセットされる(8)式におけるDnは量子
化ステップサイズ移動係数Mnと同様に音声の圧縮符号
Lnと対応した値で、ここではポインタ移動量と称しそ
の値を第2表に示す。
第  2  表 ROM 59によって第2表に示されるADPCM符号
Lnからポインタ移動量Dnへの変換が行なわれポイン
タ60において(8)式の演算を実行している。
また、ポインタリミッタ6ノによって、ポインタ6oの
出力はo−p  の範囲に制限される。ポax イイタリミッタ61の出力QnはROM 62のアドレ
ス入力となる。ROM 62では、ポインタリミッタ出
力Qnをアドレスとして、量子化ステップサイズ%l 
nA”””” % s n A’m a Xまでの値が
格納されている。しかし、演算の処理上、実際には上記
(ADPCM符号における最上位振幅ビットの復調器)
の4倍の値が格納゛されている。その内容を第3表に示
す。
第  3−表 次に、ROM62の出力はシフトレジスタ63に格納さ
れる。レジスタ55、レジスタ56、レジスタ57、レ
ジスタ58の出力ビツトパターンによシ、第1表で示さ
れる演算を加算器65で行う。
この演算は(1)式に対応する演算である。この演算結
果はレジスタ66に格納された後、レジスタ67を介し
て出力される。
このようにして、ADPCM符号データ1個に対しての
処理が終了すると、メモリ(図示せず)がら次のADP
CM符号が入力され、レジスタ55 、56゜57.5
8に格納され、前述の如き処理をくり返すO この間、レジスタ(図示せず)に格納された音素片長デ
ータはカウンタ(図示せず)に格納され、ADPCM符
号1個の処理完了と共に1つカウントダウンされる。こ
のカウント値は常時監視されていて、0に達すると、1
音素周期分のADPCM符号全部が完了したと判定する
又、レジスタ(図示せず)に格納された「くり返し回数
」データはカウンタ(図示せず)に格納されて、やはシ
常時監視されているが、前述の音素片長のカウント値が
0に達するとくシ返し回数のカウント値を1つカウント
ダウンスル。
この結果、このくシ返し回数のカウント値がOでない場
合には新ためて音素片長のデータをレジスタからカウン
タに格納し、又、レジスタ66への初期ロード値の格納
、ポインタ6oへのポインタ初期値の格納を行って、前
述の如き処理をくシ返す。くり返し回数のカウント値が
0となる場合には、この1フレ一ム周期の音素の読み出
し完了と、いうことで、次の1フレ一ム周期分のlデー
タとして各音素片長、くシ返し回数、初期ロード値、ポ
インタ初期値へのレジスタへの読み込み、ADPCM符
号のメモリへの読み込み処理を行う。
このようなADPCM再生器を用いて音声を合成すると
、実際の音声波形は第4図(a)に示すようなものであ
るにもかかわらず、合成音の波形は第4図(b)に示す
如く、同一の波形をくシ返し回数だけくシ返す結果とな
っていた。
一般に声道の伝達関数の変化はゆるやかで30m8ee
の間一定と考えられている。勿論、個人差やしゃべる速
さによっても異なる。
有声音においてピッチごとに同一波形がくシかえされて
いる回数は、男性の場合、3〜5回、女性の場合6〜1
0回程度であろう。しかしながら、全体の言葉の流れと
して自然性を失なわないくシかえし回数は3回が限度で
ある。
同じ波形を3回くシかえずことによる音声の情報圧縮効
果は3倍となる。したがって、同一波形をくシかえずこ
とによる音声の情報圧縮効果はきわめて太きい。くシか
えし回数を大きくすればするほど圧縮効果は犬となる。
しかし、<シかえし回数が大きくなると音声波形の定常
性を越えてしまい音質が劣化する。また、この場合の音
声の平均電力を考えると第4図(C)に示されるごとく
、実際の音声の電力はなめらかに変化しているにもかか
わらず、合成音では同じ波形をくシかえしているため平
均電力がそのくシかえしの間では一定となシ、次のくシ
かえし波形との平均電力の不連続性が生じる。
したがって、波形の平均電力がなめらかに変化する波形
く9かえし方法が必要となる。
当然のことながらくりかえす1つの音声波形は伺らかの
方式(DPCM 、 ADM 、 ADPCM等)によ
って符号化されておシ、その符号化データをく゛りかえ
ずことによって電力の異なる波形を再生する方式が必要
となる。
本発明はADPCM符号化された1つの波形に対し、同
−ADPCM符号を用いることにょシミ力(振幅)の異
なった波形を再生することを特徴としておシ、圃−AD
PCM符号をくシ返して再生した合成音波形のくシ返し
処理による電力の不連続性の軽減を目的としたもので、
以下詳細に説明する。
第5図は本発明のADPCM再生器の第1の実施例を示
したものでちる。
第5図において、13oは各部の動作の制御を行う制御
部、140はマルチプレクサ、141は「音素片長」を
格納するレジスタ、142は「くシ返し回数」を格納す
るレジスタ、143は「初期値設定用ポインタ値」を格
納す−るためのレジスタ、144は「ポインタ初期値」
を格納するためのレジスタ、145は「ポインタ増減値
」を格納するためのレジスタ、146はADPCM符号
を格納するためのメモリ、147はレジスタ141に格
納された「音素片長」を格納し、所定のタイミングでカ
ウントダウンしていくカウンタ、148はレジスタ14
2に格納された「<シ返し回数」を格納し、カウンタ1
47のカウント値がOになるとカウントダウンされるカ
ウンタ、149はレジスタ143又はレジスタ144の
切り換えを行うマルチプレクサである。150〜168
の各ブロックは第2図における50〜68の各ブロック
と全く同一の機能であるので、説明は省略し、名称のみ
述べる。15θ、 151 、 I 52 、1.53
はADPCM符号の入力端子、154はシリアル入力端
子、155,156,157,158は各1ビツトのレ
ジスタ、159はリードオンリーメモリ(以下ROMと
いう)、160は出力10ビツトのポインタ、161は
ポインタリミッタ、162はROM、16iJはシフト
レジスタ、164はEX−ORダート、165は加算器
、166はレジスタ、167はレジスタ、168はレジ
スタ167の出力端子である。又、181は加算器、1
82は加算器181から出力されるレジスタ145のポ
インタ増減値とレジスタ182自身の出力との加算結果
を格納するレジスタ、183はポインタ160の出力と
レジスタ182の出力を加算する加算器である。
第6図は第5図に示したADPCM再生器にバッファメ
モリを通して送られてくるデータの形式を示し、たもの
であシ、1フレ一ム周期対応のデータとして、始めから
順にADPCM符号のデータ個数である音素片長(例え
ば8ビツトのデータ)、全ADPCM符号のく多返し回
数(例えば3ビツトのデータ)、1フレ一ム周期内の各
くシ返し単位で波形再生の初期値をROM 162から
読み出す時にポインタ値として用いる初期値設定用ポイ
ンタ値(例えば6ビツトのデータ)、1フレ一ム周期内
の各くシ返し単位でポインタの初期値として用いるポイ
ンタ初期値(例えば6ビツトのデータ)、ポインタ増減
値(例えば3ビツトのデータ)、及びADPCM符号L
1  y L2 + ’・・、 Lnp・・・、Lm(
各4ビツト)の各データがあシ、このデータ形式で各フ
レーム周期毎に送られてくる。
この第6図に示したデータを用いて、第5図の回路で波
形再生を行った時の再生波形を第7図に示す。
以下第6図、第7図を併用して第5図の第1の実施例の
動作について説明する。
まず、伝送系あるいは音声ファイルから入力される第6
図のデータ形式のデータは順次バッファメモリ(図示せ
ず)に格納される。バッファメモリに格納されたデータ
を順次1フレ一ム周期分ずつ取シ込む。このバッファメ
モリから取シ込まれるデータはマルチプレクサ140を
順次切り換えることによシ、レジスタ141には「音素
片長」、レジスタ142には「クシ回し回数」、レジス
タ143には「初期値設定用ポインタ値」、レジスタ1
44には「ポインタ初期値」、レジスタ145には「ポ
インタ増減値」、メモリ146にはADPCM符号、が
それぞれ格納される。カウンタ147にはレノスタノ4
1から出力される「音素片長」が格納され、カウンタ1
48には「<シ返し回数」が格納される。
ADPCM符号によって波形を再生する場合に(2)式
に示されるごとく前の時間点での値会。を基にして波形
再生値へ。+1が演算されているため波形再生を始める
場合のレジスタ166の初期値が必要となる。
レジスタ166の初期値会、はROM 162の出力に
よって与える。すなわち、(6)式と表3より、偽=Δ
min −APLNT 、 4.、、曲、・、、、、、
、  (12)を満足するポインタ値PINTを用いて
ROM 162を読み出し、その値会1を初期値として
レジスタ166に格納する。この初期値を与えるポイン
タ値P1NTはレジスタ143に格納された初期値設定
用ポインタ値でちゃ、これがマルチプレクサ149を介
してポインタ160に格納され、ポインタ160で上位
4ビツトを付加する符号拡張を行なった後、加算器18
3(レジスタ182は初期はOにセットされているから
加算しても値は変らない)、ポインタリミッタ161を
介してROM 162を読み出す。
このようにして、レジスタ166へ格納された音素波形
の初期値はレジスタ167へ転送され、時間点T1に出
力端子168よシ出力される。
一方(8)式に示されるごとくポインタ16θの決定に
おいても前の時間点におけるポインタPnを基にしてポ
インタ値が演算されているため波形再生を始める場合の
ポインタ160の初期値が必要となる。このために、マ
ルチブレフサ149を切り換えて、レジスタ144に格
納された「ポインタ初期値」をポインタ16θに格納さ
せる。ポインタ160では、ポインタ初期値に対して上
位4ビツトを付加する符号拡張を行ない出力10ビツト
とする。
時間点T2以後は(2)式、(8)式にしたがってAD
PCM符号L1〜L29を用いて第7図に示される音声
波形を再生する。
すなわち、メモリ146に格納されたADPCM符号を
1個ずつレジスタ155〜158に取り込み、ADPC
M符号の値に基づき、第1表に示した演算を行う。その
演算結果をレジスタ166を介してレジスタ167に格
納し、出力端子168よシ出力する。このように各時間
点における符号再生値会1.仝2 r4.l・・・、仝
30が得られる。制御部ではADPCM符号を1つ取シ
込んで処理を行う毎にカウンタ147の音素片長を1つ
カウントダウンしてゆく。このカウンタ147のカウン
ト値は常に監視されておシ、これが0になると1音素周
期分のADPCM符号全部の処理が完了したと判定する
又、レジスタ142に格納された「〈シ返し回数」デー
タはカウンタ148に格納されてやけシ常時監視されて
おシ、前述の音素片長のカウント値が0に達すると、カ
ウンタ142のくシ返し回数を1つカウントダウンする
この結果、<シ返し回数のカウント値がOでない場合に
は、新ためて、音素片長のデータをレジスタ14ノから
カウンタ147に格納させ、且つマルチプレクサ149
をレジスタ143側に切り換えてレジスタ143に格納
された初期値設定用ポインタ値PINTをポインタ16
0に格納する。この時、レジスタ145に格納された3
ビツトのポインタ増減値Sを加算器181に入力させ、
レジ゛スタ182に格納された値(第1音素周期終了時
の場合はOである)との加算を行い、加算結果をポイン
タの増減値Sとしてレジスタ182に格納する。レジス
タ182からの出力であるポインタの増減値S′はポイ
ンタ160からの出力とビット数を合わせるために正又
は負の符号拡張を行っている。次に加算器183におい
て、ポインタ160よシ出力される初期値設定用ポイン
タ値PINTと、レジスタ182に格納された増減値S
′との加算を行い、この加算結果P1NT+S′はポイ
ンタリミッタ161で範囲を制限した後、ROM162
の内容を読み出させ、次の音素周期(ここでは第2音素
周期)の初期値令1 としてレジスタ166に格納する
。ここで会71は(12)式よシ +11  =  4   、  %、n 、  API
NT+”=4・△mi nAPINT 、As’−仝1
・As′ すなわち、第1音素周期の初期値会1のAs/倍が第2
音素周期の初期値会′lとなる。この初期値(\へはレ
ジスタ166からレジスタ167に転送され、レジスタ
167から時間点T′lに出力される。
続いて マルチプレクサ149をレジスタ144側に切
シ換え、レジスタ144に格納されたポインタ初期値P
1をポインタ160に格納する。このポインタ初期値P
lはレジスタ182から出力される増減値S′と加算器
183で加算される。この加算結果Pl+S’はポイン
タリミッタ161を六しCROM162(Dアドレス入
力となる。これに基づいてROM 162の出力X′は
次の通シとなる。
X′=4・Δ、Apl+B′ 1n =4・6m1nApl−A8′ これは第1音素周期時の時間点T2におけるROM16
2の出力Xと比べると X=4−6m1n−Al であるので、 X’= X −A’ となる。
又、時間点T2とT2′における量子化幅Δ1と△′l
との比較を行うと、 △1=Δm11°A1 △l=Δmin、APl+S′ =△1・ s/ となる。したがって、それぞれの時間点における差分復
調値q1とq<は となる。したがって、時間点T2とT′2における符号
再生値小2 、仝6は 全2−会、+9゜ 会−一会(+qi −小1・A”’ +41・ s/ =仝2・ s/ となる。
このように、第2音素周期以降の各音素周期における初
期値は初期値設定用ポインタ値P1Nアをレジスタ18
2に格納されたポインタ増減値S′だけずらすことによ
ってADPCMDPCM方式る量子化幅や差分復調値、
さらには波形再生値が s/倍される。
又、第2音素周期以降の各音素周期における第2時点T
2′以降の各時点の符号再生値仝6 、会4・・・も同
様に各音素周期毎に s/倍される。この処理をくりか
えすことによって、波形の形はかわらないが、振幅が一
定倍になった波形を出力することができる。
したがって、波形をくりかえして出力した場合に見られ
る電力の不連続性が振幅が変化している波形を再生して
いるため、いちじるしく軽減され合成音の音質が向上す
る。
前記第1の実施例はADPCM方式について応用した例
であるが、本発明はDPG/1方式の差分符号器につい
て応用することもできる。このDPCM方式に応用した
場合を本発明の第2の実施例として第8図に示す。この
第8図に示すDPCM再生器は第5図からROM 15
9を省いた構成となっている。−ADPCM方式とDP
CM方式の相違点はポインタ160の動作にある。AD
PCM方式においては入力端子150〜153よシ入力
されるADPCM符号Lnによって処理ごとにポインタ
160は変化するが、n?cM方式はポインタ160は
固定されている。したがって、DPCM方式においては
ROM 159は不必要である。その他の動作について
はADPCM方式と同様であるため、本発明の基本動作
においてはADPCM方式とDPCM方式の両者に相違
はないと考えられる。また、DPCM方式においてはポ
インタ160はDPCM符号によって変化しないと述べ
たが、レジスタ144から入力されるポインタ値(初期
値)は1つの音素波形を再生するごとに異なる値を用い
る方式も考えられるし、すべての音素波形の再生におい
て同じ値を用いる方式も考えられる。本発明の第2の実
施例においてはその両者いずれにも適用できる。
本発明は同−ADPCM符号データから振幅値が一定倍
された波形を出力することが出来るため、同一波形のく
りかえしによって音声の情報圧縮を行なっている音声合
成器による合成音の平均電力の不連続性を軽減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のADPCM再生器のブロック図、第2図
は特願昭55−109800で提案された従来のADP
CM再生器のブロック図、第3図は第2図に示したAD
PCM再生器のデータ形式を示した図、第4図(a)は
実際の音声波形の一例を示した図、第4図(b)は同一
の波形を3回くシ返す合成音の波形を示した図、第4図
(C)は第4図(、)及び第4図(b)のそれぞれの平
均電力を示した図、第5図は本発明の第1の実施例であ
るADPCM再生器のブロック図、第6、図は本発明の
第1の実施例であるVjADPCM再生器のデー再生式
を示した図、第7図は本発明の第1の実施例による再生
波形の一例を示した図、第8図は本発明の第2の実施例
であるDPCM再生器のブロック図である。 130・・・制御部、140・・・マルチプレクサ、1
41.142,143,144.145…レジスタ、1
46・・・メモリ、147,148・・・カウンタ、1
49・・・マルチプレクサ、150,151゜152.
153・・・符号入力端子、154・・・シリアル入力
端子、155,156,157,158・・・1ビツト
レジスタ、159・・・ROM1160・・・ポインタ
、16ノ・・・ポインタリミッタ、162・・・ROM
 。 163・・・シフトレジスタ、164・・・EX−OR
ダート、165・・・加算回路、166.167・・・
レジスタ、168・・・出力端子、181,183・・
・加算回路、182・・・加算回路。 特許庁長官 殿 2 発明の名称 ADPCM再生器 3再生歪をする者 事件との関係       特 許出 願 人任 所(
〒105)  東京都港区虎ノ門1丁目7番12号6、
補正の内容 別紙のとおり 6、補正の内容 ■)明細書第24貞第8行にr142Jとあるのを「1
48」と補正する。 2)回書同頁第20行に「S」とあるのを1S′」とf
山王する。 3)同曹第31頁弔1行に「加算回路」とうるのを「レ
ノスタ」と補正する。 4)図囲第6図を別紙のとおり補正する。 (2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 予め定められた複数個の量子化ステップサイズに対応し
    た量を記憶している第1メモリC16,?)と、当該第
    1メモリのアドレスを指定して、当該第1メモリから量
    子化ステップサイズに対応した量の一つを出力させるポ
    インタ(160)と、ポインタ移動量を記憶していて前
    記ポインタ出力をADPCM符号に応じて移動させる第
    2メモリ(159)と、再生PCM符号を記憶し得るレ
    ジスタ<166)と、当該し・ゾスタ(xee)に記憶
    された直前の再生PCM符号と前記第1メモリ(162
    )の出力とADPCM符号とに基づいて次のPCM符号
    を再生し得る手段(162〜165)とを備え、且つ音
    素波形に関する振幅増減値を含む情報を入力とした4D
    PCM再生器において、各フレーム周期の先頭音素波形
    再生過程では零がセットされており、且つ第2音素波形
    再生過程以後、各過程毎に振幅増減値を累算して記憶す
    る累算記憶手段(181,182)と、当該累算記憶手
    段(z8z、zgz)の出力と前記ポインタ(160)
    の出力との和で前記第1メモリ<162)のアドレスを
    指定する加算手段(183)とを備え、各音素周期のP
    CM符号初期値が前記加算手段(Jag)における初期
    値設定用データと前記累算記憶手段(xsx、1sz)
    の出力との加算結果をアドレス入力として第1メモリ(
    162)よシ得られ、前記レジスタ(166)に設定さ
    れることを特徴とするADPCM再生器。
JP56154833A 1981-10-01 1981-10-01 Adpcm再生器 Expired JPS5914760B2 (ja)

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