JPS5858452B2 - 連続緯糸供給織機の引出グリッパ - Google Patents
連続緯糸供給織機の引出グリッパInfo
- Publication number
- JPS5858452B2 JPS5858452B2 JP50114405A JP11440575A JPS5858452B2 JP S5858452 B2 JPS5858452 B2 JP S5858452B2 JP 50114405 A JP50114405 A JP 50114405A JP 11440575 A JP11440575 A JP 11440575A JP S5858452 B2 JPS5858452 B2 JP S5858452B2
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- gripper
- pawl
- weft
- movable
- fixed
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D47/00—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
- D03D47/12—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein single picks of weft thread are inserted, i.e. with shedding between each pick
- D03D47/20—Constructional features of the thread-engaging device on the inserters
- D03D47/23—Thread grippers
- D03D47/236—Drawing grippers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Looms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明引出グリッパはシェッド即ち杼口の途中まで緯糸
を把持即ちグリップする相手の挿入グリッパからこの緯
糸を引出し、織機の供給端とは反対の端部まで引張る引
出グリッパに関する。
を把持即ちグリップする相手の挿入グリッパからこの緯
糸を引出し、織機の供給端とは反対の端部まで引張る引
出グリッパに関する。
一般にこのような引出グリッパはこれまで固定下部つめ
と可動上部フック状つめとを有し、この可動つめを固定
つめに対し揺動させる。
と可動上部フック状つめとを有し、この可動つめを固定
つめに対し揺動させる。
この形式の引出グリッパを相手の挿入グリッパに挿入し
、ここで引出グリッパの上部フック状つめによって挿入
グリッパから緯糸を引出し、移送中はこの緯糸を引出グ
リッパの上部つめと固定下部つめとの間に保持する。
、ここで引出グリッパの上部フック状つめによって挿入
グリッパから緯糸を引出し、移送中はこの緯糸を引出グ
リッパの上部つめと固定下部つめとの間に保持する。
引出グリッパの縦方向に直角な水平軸線に可動フック状
つめを枢着し、ばねによりこの可動フック状つめを固定
つめに押圧する。
つめを枢着し、ばねによりこの可動フック状つめを固定
つめに押圧する。
従来の引出グリッパはほぼ満足に作動するが、支持グリ
ッパから緯糸を引出す瞬間に緯糸をグリップする安全さ
において欠点があり、次に移送している間りこ緯糸が引
出グリッパから外れることがある欠点がある。
ッパから緯糸を引出す瞬間に緯糸をグリップする安全さ
において欠点があり、次に移送している間りこ緯糸が引
出グリッパから外れることがある欠点がある。
従ってこのような欠点を除去し、織機の性能を向上し得
る引出グリッパが待望されていた。
る引出グリッパが待望されていた。
本発明の目的は固定つめを含む平面に平行な水平平面内
に垂直軸線の周りに固定つめに対し揺動するよう可動つ
めを取付け、固定つめの一端には反対端に向は折り返し
て形成したU字状フックを設け、このU字状の折り返し
た部分の内面にほぼ平行な方向にこのU字状フックの内
面に可動つめの一端を接近させ接触させることにより、
緯糸を確実に捕捉し、くさび作用で緯糸を確実に把持し
、衝撃や振動(グリッパが高速で織機中を移動し、加速
、減速すると振動や衝撃が発生し易い)が生じても弛む
ことなく緯糸を移送することができる改良した引出グリ
ッパを得るにある。
に垂直軸線の周りに固定つめに対し揺動するよう可動つ
めを取付け、固定つめの一端には反対端に向は折り返し
て形成したU字状フックを設け、このU字状の折り返し
た部分の内面にほぼ平行な方向にこのU字状フックの内
面に可動つめの一端を接近させ接触させることにより、
緯糸を確実に捕捉し、くさび作用で緯糸を確実に把持し
、衝撃や振動(グリッパが高速で織機中を移動し、加速
、減速すると振動や衝撃が発生し易い)が生じても弛む
ことなく緯糸を移送することができる改良した引出グリ
ッパを得るにある。
本発明引出グリッパは上述の従来のグリッパの欠点を除
去し、確実に緯糸をグリップすることがでキ、シかも緯
糸を移送している間も確実に緯糸を把持し得る効果を有
する。
去し、確実に緯糸をグリップすることがでキ、シかも緯
糸を移送している間も確実に緯糸を把持し得る効果を有
する。
本発明はこの効果を次の構成によって達成することがで
きる。
きる。
A 固定つめの一端には反対端に向は折り返して形成し
たU字状フックを有すること。
たU字状フックを有すること。
B 可動つめの一端はこのU字状の折り返した部分の内
面にほぼ平行な方向にこのU字状フックの内面に接近し
、接触して緯糸を把持すること。
面にほぼ平行な方向にこのU字状フックの内面に接近し
、接触して緯糸を把持すること。
本発明の好適な実施例では可動つめの端部と固定つめの
フックとの互に接合する面をピンチが少しづつ変る螺旋
面に形成する。
フックとの互に接合する面をピンチが少しづつ変る螺旋
面に形成する。
これ等螺旋面を密着させた時、実際の表面の相互の距離
と、実際の表面の水平平面に対する傾斜角とをグリッパ
の端部に向は減少させることによって最良の結果が得ら
れる。
と、実際の表面の水平平面に対する傾斜角とをグリッパ
の端部に向は減少させることによって最良の結果が得ら
れる。
図面につき本発明を説明する。
第1図において本発明による引出グリッパを示し、この
引出グリッパに下部の固定つめ1と可動つめ2とを設け
、垂直軸3の周りにこの可動つめ2を固定つめに枢着す
る。
引出グリッパに下部の固定つめ1と可動つめ2とを設け
、垂直軸3の周りにこの可動つめ2を固定つめに枢着す
る。
固定つめ1をプラスチック材料であるのが好適なベース
(図示せず)により支持する。
(図示せず)により支持する。
このベースの性質は普通のグリッパの構成部材の性質と
同様である。
同様である。
この固定つめ1の端部をフック4とし、垂直平面内に配
置し、これを第10図に明示する。
置し、これを第10図に明示する。
この固定つめ1に更に2個の横方向支持部を設け、これ
ら横方向支持部のうち中間支持部5により可動つめ2を
揺動させるための枢着軸3を支持し、また後部支持部6
により可動つめ2のための復帰ばね装置を収容する。
ら横方向支持部のうち中間支持部5により可動つめ2を
揺動させるための枢着軸3を支持し、また後部支持部6
により可動つめ2のための復帰ばね装置を収容する。
この可動つめ2を細長い棒部材として形成し、前端部2
′を傾斜させ、中央部において枢着軸3に枢着させるた
め突部7を設けて広くシ、また後端部をカム突起8とし
て肉厚にする。
′を傾斜させ、中央部において枢着軸3に枢着させるた
め突部7を設けて広くシ、また後端部をカム突起8とし
て肉厚にする。
突部7と枢着軸3との間の回動は軸受(好適には小さな
針状軸受とする)により行なうか、または1対の互いに
一線をなしかつ先端を対向させたねじを使用することに
より行ない、この先端の間において突部1を回転しうる
よう配置する。
針状軸受とする)により行なうか、または1対の互いに
一線をなしかつ先端を対向させたねじを使用することに
より行ない、この先端の間において突部1を回転しうる
よう配置する。
織機の相手カム部に共働するようカム突起8を設計し、
後に説明するようにこのカム作用で緯糸を釈放するよう
にする。
後に説明するようにこのカム作用で緯糸を釈放するよう
にする。
ピン即ち糸案内9をフック4の一方の側に配設する。
固定つめ1の後部支持部6と可動つめ2のこの後部支持
部に対向する側部との間に復帰ばねを配置し、第1およ
び3図の場合、この復帰はねを円筒形の螺旋ばね6′と
し、可動つめ2の前端を押圧し、固定つめのフック4の
内側上部表面に接触させるよう設計する。
部に対向する側部との間に復帰ばねを配置し、第1およ
び3図の場合、この復帰はねを円筒形の螺旋ばね6′と
し、可動つめ2の前端を押圧し、固定つめのフック4の
内側上部表面に接触させるよう設計する。
第2図に示す変形例(更に糸案内9も省く)では、後部
支持部6を省き引出グリッパの2個のつめ間に挿入する
復帰ばねの代りに板ばね10を設け、第2図に明示する
ようにこの板はねを固定つめ1の側面に固着し、更につ
め2に対して横方向に作用させる。
支持部6を省き引出グリッパの2個のつめ間に挿入する
復帰ばねの代りに板ばね10を設け、第2図に明示する
ようにこの板はねを固定つめ1の側面に固着し、更につ
め2に対して横方向に作用させる。
上述したところから明らかなように本発明による引出グ
リッパを使用するにあたり挿入グリッパにより支持した
緯糸をフック4により把持し、このフックの内側上部表
面とこれに対応する可動つめ2の端部の上部表面との間
にこの緯糸を保持する。
リッパを使用するにあたり挿入グリッパにより支持した
緯糸をフック4により把持し、このフックの内側上部表
面とこれに対応する可動つめ2の端部の上部表面との間
にこの緯糸を保持する。
緯糸に掛合するため、緯糸を把持する即ちグリップする
2個の表面の形状は重要である。
2個の表面の形状は重要である。
この形状は移送すべき糸の型式即ち糸の重さ、品質、材
質等およびでき上るべき織機の種類即ち、ファイン、ラ
フズ、シンプル、平織等により変化する。
質等およびでき上るべき織機の種類即ち、ファイン、ラ
フズ、シンプル、平織等により変化する。
フック4の内側上部表面11を常に平坦傾斜表面として
示すとともに、これに対応する可動つめ2の端部の上部
表面を第4図においては内側上部表面11と全く同様に
傾斜した平坦表面12とし、第5図においては表面11
より更に傾斜した平坦表面13とし、かつ外端縁に丸味
をつけ、第6図においては丸味をつけた内端縁を有する
平坦水平表面14とし、第7図においてはほぼ円筒形の
表面15とする。
示すとともに、これに対応する可動つめ2の端部の上部
表面を第4図においては内側上部表面11と全く同様に
傾斜した平坦表面12とし、第5図においては表面11
より更に傾斜した平坦表面13とし、かつ外端縁に丸味
をつけ、第6図においては丸味をつけた内端縁を有する
平坦水平表面14とし、第7図においてはほぼ円筒形の
表面15とする。
内側上部表面11およびこれに対応する可動つめ2の端
部の表面を図示のもの以外の形状にし、組合せることが
できること勿論である。
部の表面を図示のもの以外の形状にし、組合せることが
できること勿論である。
使用にあたり、本発明引出グリッパのフック4を有する
前端部を挿入グリッパに押込み、次に後退させ、挿入グ
リッパにわたって張られていた緯糸はフック4を横切っ
ており、フックに対して横方向に配置される。
前端部を挿入グリッパに押込み、次に後退させ、挿入グ
リッパにわたって張られていた緯糸はフック4を横切っ
ており、フックに対して横方向に配置される。
この点に関して第8または9図に明示するようにフック
4とこのフック4に共働する揺動する可動つめ2の端部
間を緯糸が貫通する。
4とこのフック4に共働する揺動する可動つめ2の端部
間を緯糸が貫通する。
この糸の挿入は極めて円滑かつ容易に行われる。
これは最初、緯糸を引出グリッパにより挿入グリッパか
ら引出すが、このとき挿入グリッパに緯糸をロックする
ロック手段により抵抗を生ずるため緯糸に索引力を生ず
るからである。
ら引出すが、このとき挿入グリッパに緯糸をロックする
ロック手段により抵抗を生ずるため緯糸に索引力を生ず
るからである。
この索引力は矢印Rの方向に作用し、また引出グリッパ
を開放する傾向、即ち第8および9図で見て左につめ2
を揺動させる傾向がある。
を開放する傾向、即ち第8および9図で見て左につめ2
を揺動させる傾向がある。
一旦糸の端部が挿入グリッパから離れた後は糸に作用す
る索引力は供給リールまたは同様の装置によって生ずる
糸の前進に対する抵抗により生ずるものである。
る索引力は供給リールまたは同様の装置によって生ずる
糸の前進に対する抵抗により生ずるものである。
この索引力は矢印Tの方向に作用し、引出グリッパを閉
鎖する傾向、即ち第8および9図において9出グリッパ
の可動つめを右方に揺動させる傾向がある。
鎖する傾向、即ち第8および9図において9出グリッパ
の可動つめを右方に揺動させる傾向がある。
即ち緯糸を一層確実に把持するセルフロッキング作用を
生ずる。
生ずる。
このようにして糸の挿入は非常に安全になされ、既知の
グリッパに存在する危険、すなわち糸自身がフックに受
入れられないという危険が除かれる。
グリッパに存在する危険、すなわち糸自身がフックに受
入れられないという危険が除かれる。
また一方では移送中つめ間の糸の把持が全く安全に行な
われ、前記つめはこの段階ではセルフロッキングとして
作用し、それ故杼口内で引出グリッパから糸が抜は出す
危険を防止する。
われ、前記つめはこの段階ではセルフロッキングとして
作用し、それ故杼口内で引出グリッパから糸が抜は出す
危険を防止する。
セルフロッキング効果はピン9からなる糸案内を使うこ
とにより増大し、事実第8図と第9図を比較すれは次の
ことが明白である。
とにより増大し、事実第8図と第9図を比較すれは次の
ことが明白である。
すなわち引張グリッパを閉鎖しようとする力Fは、第8
図の場合、はとんど引出グリッパに対して横に作用し、
それ故最高のセルフロッキング効果をもち、一方策9図
の場合には(ピン9は存在せず)前記力の分力のみがグ
リッパの閉鎖を助けるように作用する。
図の場合、はとんど引出グリッパに対して横に作用し、
それ故最高のセルフロッキング効果をもち、一方策9図
の場合には(ピン9は存在せず)前記力の分力のみがグ
リッパの閉鎖を助けるように作用する。
こうして得られるセルフロッキング効果により、既知の
技術に比して、ばねCまたは10に弱いばねを使用でき
るようにすることができる。
技術に比して、ばねCまたは10に弱いばねを使用でき
るようにすることができる。
引出グリッパはばね6′または10により閉鎖位置に向
って通常押圧される。
って通常押圧される。
前記ばね装置は供給端と反対端で、引出グリッパが杼口
を出て、緯糸を解放したときのみ釈放される。
を出て、緯糸を解放したときのみ釈放される。
この目的のため、前述のように、例えば織機に固着され
たブロックの形をなす相手カム部がカム突起8に作用し
、可動つめ2を回転させ、可動つめの端部を外方にフッ
ク4との掛合から離脱させる。
たブロックの形をなす相手カム部がカム突起8に作用し
、可動つめ2を回転させ、可動つめの端部を外方にフッ
ク4との掛合から離脱させる。
ブロック即ち相手カム部は調節可能であり、使用されて
いる糸の型式にグリッパの開口を合わせることができる
。
いる糸の型式にグリッパの開口を合わせることができる
。
本発明による引出グリッパの図示の第2実施例について
みると、先ず第11図と第12図を見れは、引出グリッ
パは基体21からなり、その後部は引出グリッパ自体を
制御するため帯または棒(図示せず)に連結され、また
その前部は固定つめ22と可動つめ23を有する。
みると、先ず第11図と第12図を見れは、引出グリッ
パは基体21からなり、その後部は引出グリッパ自体を
制御するため帯または棒(図示せず)に連結され、また
その前部は固定つめ22と可動つめ23を有する。
織機の杼口を水平位置で移動するように設計した基体2
1は横翼体24を有し、これは保護の目的を達するため
適切に形成されかつ垂直位置をとるように設計されてい
る。
1は横翼体24を有し、これは保護の目的を達するため
適切に形成されかつ垂直位置をとるように設計されてい
る。
固定つめ22は基体21と一体であるかまたは何れにし
ても基体21に固定されており、それは基体と同じ材料
または異なった材料で作られる。
ても基体21に固定されており、それは基体と同じ材料
または異なった材料で作られる。
好適には基体21は高抵抗性の合成プラスチック材料で
作るが、固定つめ22は金属で作る。
作るが、固定つめ22は金属で作る。
固定つめ22の端部はフック25で終っており、その表
面26はピッチが少しづつ変る螺旋面である。
面26はピッチが少しづつ変る螺旋面である。
可動つめ23は枢軸28により基体21に27で枢着さ
れた金属トラブルレバーからなる。
れた金属トラブルレバーからなる。
可動つめ23は固定つめ22のフック25の近くにその
端部23′を有し、この端部23′は固定つめの表面2
6に接合すべきピンチが少しづつ変る螺旋面29が形成
されている。
端部23′を有し、この端部23′は固定つめの表面2
6に接合すべきピンチが少しづつ変る螺旋面29が形成
されている。
2個のつめ22と23の表面26と29は後述する仕方
で共働するように設計されていて、移送されるべき緯糸
の把持を行なう。
で共働するように設計されていて、移送されるべき緯糸
の把持を行なう。
可動つめ23は他端に作用する板ばね30の作用により
固定つめ22のフック25に向ってその端部23′を押
圧される。
固定つめ22のフック25に向ってその端部23′を押
圧される。
前記板ばね30は引出グリッパの基体21により支持さ
れ、ねじ31を用いて調節することができる。
れ、ねじ31を用いて調節することができる。
32は基体21と平行にねじ33により基体21に固定
された板を示す。
された板を示す。
板32は全体的に減衰材料からなるが、可動つめ23に
接するその延長部32′に相当する部分に減衰ブロック
を設けてもよい。
接するその延長部32′に相当する部分に減衰ブロック
を設けてもよい。
前記延長部は縦スリット32“により板の残部から分離
されている。
されている。
板32はまたマイクロメータ調節ねじ34をもち、前記
ねじの先端は延長部32′に当って、この延長部の位置
を弾性的に変化させるようにする。
ねじの先端は延長部32′に当って、この延長部の位置
を弾性的に変化させるようにする。
引出グリッパが閉鎖位置にある状態では、板の延長部3
zは可動つめ23の内面に対向するので、延長部の位置
を変化させることによって閉鎖したグリツバでの2個の
つめ22と23間の相対的位置を変えることができ、そ
れ故2つのつめの端部に置かれた2個の接合する把持表
面26.29間の開口の幅を適当に調節することができ
る。
zは可動つめ23の内面に対向するので、延長部の位置
を変化させることによって閉鎖したグリツバでの2個の
つめ22と23間の相対的位置を変えることができ、そ
れ故2つのつめの端部に置かれた2個の接合する把持表
面26.29間の開口の幅を適当に調節することができ
る。
板32を形成する材料の特別の減衰性により可動つめに
生ずる振動はすべて吸収され、緯糸を釈放するために開
いた後引出グリッパがばね30の作用により元の閉鎖位
置に戻るとき、板の延長部32′と可動つめ23の間に
生ずる衝撃作用が著しく減少する。
生ずる振動はすべて吸収され、緯糸を釈放するために開
いた後引出グリッパがばね30の作用により元の閉鎖位
置に戻るとき、板の延長部32′と可動つめ23の間に
生ずる衝撃作用が著しく減少する。
35は可動つめ23の後部湾曲部分23“に作用するよ
うに設計された固定されたグリッパ開放子を示し、これ
は前記グリッパが開放子の前を通過するときにそれを開
かせるものである。
うに設計された固定されたグリッパ開放子を示し、これ
は前記グリッパが開放子の前を通過するときにそれを開
かせるものである。
この装置では、グリッパを使用中、可動つめ23は固定
つめ22に接近して位置して、表面26と29間にスリ
ットを作るようになっており(前記両表面はねじ34に
より生ずる板延長部32′の作用に起因して常態では接
触していない)、前記スリットの幅と傾斜は水平方向に
関して、つめ自身の端部に向って減少している。
つめ22に接近して位置して、表面26と29間にスリ
ットを作るようになっており(前記両表面はねじ34に
より生ずる板延長部32′の作用に起因して常態では接
触していない)、前記スリットの幅と傾斜は水平方向に
関して、つめ自身の端部に向って減少している。
作動に当り、緯糸は挿入グリッパの内部から引出グリッ
パのフック25により把持さへ固定つめ22と可動つめ
23との間の前述のスリット内に入り、そこで自動的に
その把持位置を占める。
パのフック25により把持さへ固定つめ22と可動つめ
23との間の前述のスリット内に入り、そこで自動的に
その把持位置を占める。
これはつめ22と23との間の連結により決定される把
持力が送りの制動により生ずる糸の張力を釣合わせる点
にこの把持位置は相当している。
持力が送りの制動により生ずる糸の張力を釣合わせる点
にこの把持位置は相当している。
太い糸即ち破断することが少ない糸はスリットの開始点
に挿入されるが、細い糸即ち破断されやすい糸はスリッ
トの終端に挿入される。
に挿入されるが、細い糸即ち破断されやすい糸はスリッ
トの終端に挿入される。
言い換えれば、可動つめ23の螺旋面29はくさびとし
て作用し、前記くさびはフック25の下に置かれた固定
つめ22の螺旋表面26の下に抑止される。
て作用し、前記くさびはフック25の下に置かれた固定
つめ22の螺旋表面26の下に抑止される。
一旦、緯糸が把持されると、この2個の表面は決して接
触することはできない。
触することはできない。
それは緯糸がこれら表面の間に入っているからである。
前述のように、引出グリッパの移動方向を横切る方向で
考えて、また水平面に関して、前記くさびの傾斜は2個
のつめの端部に向って弛やかに減少している。
考えて、また水平面に関して、前記くさびの傾斜は2個
のつめの端部に向って弛やかに減少している。
表面26.29間の結合力は一定であり、この結合力は
ばね30の張力によって生ずる。
ばね30の張力によって生ずる。
前記表面間のスリットの開始点に緯糸を挿入する場合、
実際の表面の傾斜は一層著しいものであるが、糸に生ず
る傾向があるグリップ圧力は比較的おだやかである。
実際の表面の傾斜は一層著しいものであるが、糸に生ず
る傾向があるグリップ圧力は比較的おだやかである。
これは上述の楔状部は開放角度が大きいためである。
従って上述したようにこの位置では太い糸、即ち殆ど破
断されない緯糸を挿入する。
断されない緯糸を挿入する。
一方、もし緯糸の張力が大きいと、グリッパを開く傾向
を生じ、表面26.29間のスリット内に糸は滑り込み
楔の開き角が一層中さい区域まで達し、ばねによる等し
い作用によって一層強いグリップ力を発生させる。
を生じ、表面26.29間のスリット内に糸は滑り込み
楔の開き角が一層中さい区域まで達し、ばねによる等し
い作用によって一層強いグリップ力を発生させる。
従ってグリップ圧力が糸の張力にバランスするグリップ
位置に糸の端部は自動的に達することができる。
位置に糸の端部は自動的に達することができる。
それ故つめの端部からの距離が減少するにつれて、一定
負荷のばねによって増大するグリップ力を得ることがで
き、グリップを行なう表面26.29の傾斜が変化する
ことから生ずる利点を有する。
負荷のばねによって増大するグリップ力を得ることがで
き、グリップを行なう表面26.29の傾斜が変化する
ことから生ずる利点を有する。
従って緯糸が受ける破断作用及び緯糸のカウント数即ち
番手数とは無関係にグリップ容量を広い範囲にすること
ができる。
番手数とは無関係にグリップ容量を広い範囲にすること
ができる。
このグリッパは非常に融通性があり、異なるカウント数
又は破断作用を受ける2個又は2個以上の緯糸を交互に
挿入する製織条件で優れた作動をすることができる。
又は破断作用を受ける2個又は2個以上の緯糸を交互に
挿入する製織条件で優れた作動をすることができる。
上述したところから明らかなように把持された糸が自動
的にそのバランス位置に達する位置に密接する接触面の
傾斜角によってグリップ力が変り、しかもこのグリップ
力はばね10の張力とは無関係であるから、操作者は概
して緯糸が破断し易いことと緯糸のカウント数に応じて
ばねの張力を調整する必要はない。
的にそのバランス位置に達する位置に密接する接触面の
傾斜角によってグリップ力が変り、しかもこのグリップ
力はばね10の張力とは無関係であるから、操作者は概
して緯糸が破断し易いことと緯糸のカウント数に応じて
ばねの張力を調整する必要はない。
また糸の端部と2個のグリップ面との間に生ずる摩擦は
ばねの振動に対し減衰作用を有し、振動による前記表面
の分離によって糸をグリップし損なう危険をなくするこ
とができる。
ばねの振動に対し減衰作用を有し、振動による前記表面
の分離によって糸をグリップし損なう危険をなくするこ
とができる。
この振動は特に高速の場合、可動つめを固定つめに押圧
するばねに発生し易い。
するばねに発生し易い。
一方、可動つめ23の固定つめ22に対する閉鎖位置を
調整するためのねじ34を設けることによってカウント
数即ち番手数の高い糸又はカウント数の低い糸に応じて
つめの間のスリットの開きを調整することができ、2個
のグリップの表面26.29が接触するのを防止すると
共に、前進行程で糸がグリップしない時一方の表面が他
方の表面に接触することがないよう防止することができ
る。
調整するためのねじ34を設けることによってカウント
数即ち番手数の高い糸又はカウント数の低い糸に応じて
つめの間のスリットの開きを調整することができ、2個
のグリップの表面26.29が接触するのを防止すると
共に、前進行程で糸がグリップしない時一方の表面が他
方の表面に接触することがないよう防止することができ
る。
同一の構成でも2個のつめの振動及び可動つめに作用す
るばね30の振動を減衰させることができる。
るばね30の振動を減衰させることができる。
第13〜15図に示すグリッパの実施例の変形では、可
動っめ23を27に枢着し、その後部を第1図のグリッ
パにおけるようにばね10の作用を直接受ける尾部にす
る代りに延長部36にし、この延長部36に間接湾曲レ
バー38を連結し、この間接湾曲レバー38をばね30
によって押圧すると共に、41で枢着した直線レバー4
0に39でこのレバー38を枢着する。
動っめ23を27に枢着し、その後部を第1図のグリッ
パにおけるようにばね10の作用を直接受ける尾部にす
る代りに延長部36にし、この延長部36に間接湾曲レ
バー38を連結し、この間接湾曲レバー38をばね30
によって押圧すると共に、41で枢着した直線レバー4
0に39でこのレバー38を枢着する。
間接的に結合した四辺形部27.37,39.41を通
じてばね30の作用をつめ23に伝え、湾曲レバー38
をグリッパ開放子35に動かした時、この四辺形部によ
ってつめ23の開放運動をも決定する。
じてばね30の作用をつめ23に伝え、湾曲レバー38
をグリッパ開放子35に動かした時、この四辺形部によ
ってつめ23の開放運動をも決定する。
このような解決法を採用することによって挿入中緯糸を
完全にグリップし、間接湾曲レバー38の一部と直線レ
バー40とを一線にした時可動つめ23を強制的に動か
して固定つめ22に付着させる(第14図参照)。
完全にグリップし、間接湾曲レバー38の一部と直線レ
バー40とを一線にした時可動つめ23を強制的に動か
して固定つめ22に付着させる(第14図参照)。
このようにして、緯糸の挿入中グリッパが受ける振動や
、発生する可能性のある衝撃(グリッパが、織機中を高
速で移動し、加速、減速すると、振動や衝撃が発生する
)によっても可動つめ23と固定つめ22との間の相対
運動を生せしめない。
、発生する可能性のある衝撃(グリッパが、織機中を高
速で移動し、加速、減速すると、振動や衝撃が発生する
)によっても可動つめ23と固定つめ22との間の相対
運動を生せしめない。
この目的のため、第13及び14図の構成にピン42を
設け、このピン42を偏心枢着部によってグリッパ本体
に固着し、四辺形部27,37゜39.41に対するピ
ン42の距離を調整し得るようにし、グリッパが閉鎖位
置にある時レバー40の方形突出部43をピン42に圧
着するようにする。
設け、このピン42を偏心枢着部によってグリッパ本体
に固着し、四辺形部27,37゜39.41に対するピ
ン42の距離を調整し得るようにし、グリッパが閉鎖位
置にある時レバー40の方形突出部43をピン42に圧
着するようにする。
このようにして(位置を調整し得る)一方の結合部をこ
の四辺形部のため生せしめ、レバーの上述の特定の一線
の配列が得られるようにする。
の四辺形部のため生せしめ、レバーの上述の特定の一線
の配列が得られるようにする。
緯糸の挿入の終りに、グリッパが織物の一端に接近する
時、グリッパ開放子35を湾曲レバー38に作用させ、
このグリッパ開放子35によって四辺形27,37,3
9,41の形状を第14図の形状から第15図の形状に
変化させる。
時、グリッパ開放子35を湾曲レバー38に作用させ、
このグリッパ開放子35によって四辺形27,37,3
9,41の形状を第14図の形状から第15図の形状に
変化させる。
従ってレバー38.40を一線の位置(第14図参照)
から、角度を形成する位置までシフトし、可動つめ23
の延長部36を回転させ、グリッパを開かせる(第15
図参照)。
から、角度を形成する位置までシフトし、可動つめ23
の延長部36を回転させ、グリッパを開かせる(第15
図参照)。
上述の実施例では特に非常に細い緯糸の場合にア
重要であるが緯糸の挿入中完全でしかも一定のグリップ
を確実に行なうことの他に、前の実施例で設けたばねの
ばね負荷よりはるかに弱いばね負荷のばね30を利用で
きる著しい利点が得られる。
を確実に行なうことの他に、前の実施例で設けたばねの
ばね負荷よりはるかに弱いばね負荷のばね30を利用で
きる著しい利点が得られる。
このことによってグリッパ開放子35内でレバー38に
一層小さい解放圧力を使用することができ、それにより
摩擦及び摩耗を最小にすることができる。
一層小さい解放圧力を使用することができ、それにより
摩擦及び摩耗を最小にすることができる。
第16〜20図の実施例では緯糸の挿入中適切な形状の
セクタ44によって可動つめ23の制御を行なうことが
でき、グリッパ本体から突出する枢着部44′の周りに
このセクタ44を揺動させ、可動つめ23の湾曲尾部4
6の開口45内にこのセクタ自身を挿入する。
セクタ44によって可動つめ23の制御を行なうことが
でき、グリッパ本体から突出する枢着部44′の周りに
このセクタ44を揺動させ、可動つめ23の湾曲尾部4
6の開口45内にこのセクタ自身を挿入する。
螺旋ばね4γによってセクタ44を可動つめ23に押圧
し、この螺旋ばね47の一端を枢着部44′に連結する
と共に反対端をこのセクタに固着する。
し、この螺旋ばね47の一端を枢着部44′に連結する
と共に反対端をこのセクタに固着する。
この螺旋ばね47を圧縮した状態で取付けて、セクタ4
4にトルクが作用するようにする。
4にトルクが作用するようにする。
枢着部44′の回りに自由lこ回転するセクタ44にこ
の枢着部44′に対し偏心したカム面を設け、このセク
タを回転した時、このセクタと開口45の端部48との
間の距離を変化させる。
の枢着部44′に対し偏心したカム面を設け、このセク
タを回転した時、このセクタと開口45の端部48との
間の距離を変化させる。
グリッパの閉鎖位置では、螺旋ばね41の作用によって
前記距離を自動的に零にし、可動つめ23の湾曲尾部4
6の端部48とセクタ44との間を接触させることによ
って第18図に示すように可動つめの作用位置を決定す
る。
前記距離を自動的に零にし、可動つめ23の湾曲尾部4
6の端部48とセクタ44との間を接触させることによ
って第18図に示すように可動つめの作用位置を決定す
る。
このような状態において、第13〜15図の方法に関連
して既に指摘したように規則性の点及び確実に糸をグリ
ップし得る点で利点が得られること明らかである。
して既に指摘したように規則性の点及び確実に糸をグリ
ップし得る点で利点が得られること明らかである。
グリッパ解放子35による引出グリッパの開放は次の2
段階で行なわれる。
段階で行なわれる。
第1段階では、グリッパ開放子35をセクタ44に作用
させて第19図に示すようにこのセクタを回転させ、こ
のようにしてセクタ44と可動つめ23との間の掛合を
無くする。
させて第19図に示すようにこのセクタを回転させ、こ
のようにしてセクタ44と可動つめ23との間の掛合を
無くする。
第2段階ではグリッパを適切に配置し、開口45の中間
区域に相当する可動つめの部分とセクタ44とに同時に
グリッパ開放子35を作用させ、引出グリッパを開き緯
糸を開放する。
区域に相当する可動つめの部分とセクタ44とに同時に
グリッパ開放子35を作用させ、引出グリッパを開き緯
糸を開放する。
グリッパ開放子の作用が終了すると、板ばね30の作用
を受ける可動つめの弾性復帰と、螺旋ばね47の作用を
受けるセクタ44の弾性復帰との組合せによってこの引
出グリッパを閉じる。
を受ける可動つめの弾性復帰と、螺旋ばね47の作用を
受けるセクタ44の弾性復帰との組合せによってこの引
出グリッパを閉じる。
第1図は本発明の第1実施例の引出グリッパの平面図、
第2図は第1図の引出グリッパの変形を示し、第3図は
本発明引出グリッパの復帰ばねの詳細を示す第1図のI
II −III線上の断面図、第4〜7図は引出グリッ
パのつめの共働面の種々の適当な形状を示すための断面
図、第8及び9図は本発明引出グリッパの第1及び2図
の実施例において操作中の緯糸の作動を示し、第10図
は本発明引出グリッパの断面図、第11図は本発明引出
グリッパの第2実施例の斜視図、第12図は第11図の
引出グリッパの可動つめとその閉鎖位置を調整する手段
と取付部の詳細の平面図、第13図は本発明引出グリッ
パの第2実施例の第1変形の斜視図、第14図は第13
図の引出グリッパの第12図と同様の平面図、第15図
は可動つめを開放位置に示す第14図と同様の平面図、
第16図は本発明引出グリッパの第2実施例の第2変形
の斜視図、第17図は第16図の引出グリッパの詳細を
示す第12.14及び15図と同様の平面図、第18.
19及び20図は第16図の引出グリッパの特性と作動
とを明瞭に示す詳細図である。 1・・・・・・固定つめ、2・・・・・・可動つめ、3
・・・・・・枢着軸、4・・・・・・フック、5・・・
・・・中間支持部、6・・・・・・後部支持部、6′・
・・・・・ばね、7・・・・・・突部、8・・・・・・
カム突起、9・・・・・・ピン即ち糸案内、10・・・
・・・板ばね、11・・・・・・フックの内側上部表面
、12,13゜14.15・・・・・・可動つめ端部の
上部表面、21・・・・・・基体、22・・・・・・固
定つめ、23・・・・・・可動つめ、23“・・・・・
・後部湾曲部分、24・・・・・・横翼体、25・・・
・・・フック、26・・・・・・フックの表面、28・
・・・・・枢軸、29・・・・・・可変ピッチ螺旋面、
30・・・・・・板はね、32・・・・・・板、32′
・・・・・・延長部、32“・・・・・・縦スリット、
34・・・・・・マイクロメータ調節ねじ、35・・・
・・・グリッパ開放子、36・・・・・・延長部、38
・・・・・・関節湾曲レバー、40・・・・・・直線レ
バー、42・・・・・・ピン、43・・・・・・方形突
出部、44・・・・・・セクタ、45・・・・・・開口
、46・・・・・・湾曲尾部、47・・・・・・螺旋ば
ね、48・・・・・・端部。
第2図は第1図の引出グリッパの変形を示し、第3図は
本発明引出グリッパの復帰ばねの詳細を示す第1図のI
II −III線上の断面図、第4〜7図は引出グリッ
パのつめの共働面の種々の適当な形状を示すための断面
図、第8及び9図は本発明引出グリッパの第1及び2図
の実施例において操作中の緯糸の作動を示し、第10図
は本発明引出グリッパの断面図、第11図は本発明引出
グリッパの第2実施例の斜視図、第12図は第11図の
引出グリッパの可動つめとその閉鎖位置を調整する手段
と取付部の詳細の平面図、第13図は本発明引出グリッ
パの第2実施例の第1変形の斜視図、第14図は第13
図の引出グリッパの第12図と同様の平面図、第15図
は可動つめを開放位置に示す第14図と同様の平面図、
第16図は本発明引出グリッパの第2実施例の第2変形
の斜視図、第17図は第16図の引出グリッパの詳細を
示す第12.14及び15図と同様の平面図、第18.
19及び20図は第16図の引出グリッパの特性と作動
とを明瞭に示す詳細図である。 1・・・・・・固定つめ、2・・・・・・可動つめ、3
・・・・・・枢着軸、4・・・・・・フック、5・・・
・・・中間支持部、6・・・・・・後部支持部、6′・
・・・・・ばね、7・・・・・・突部、8・・・・・・
カム突起、9・・・・・・ピン即ち糸案内、10・・・
・・・板ばね、11・・・・・・フックの内側上部表面
、12,13゜14.15・・・・・・可動つめ端部の
上部表面、21・・・・・・基体、22・・・・・・固
定つめ、23・・・・・・可動つめ、23“・・・・・
・後部湾曲部分、24・・・・・・横翼体、25・・・
・・・フック、26・・・・・・フックの表面、28・
・・・・・枢軸、29・・・・・・可変ピッチ螺旋面、
30・・・・・・板はね、32・・・・・・板、32′
・・・・・・延長部、32“・・・・・・縦スリット、
34・・・・・・マイクロメータ調節ねじ、35・・・
・・・グリッパ開放子、36・・・・・・延長部、38
・・・・・・関節湾曲レバー、40・・・・・・直線レ
バー、42・・・・・・ピン、43・・・・・・方形突
出部、44・・・・・・セクタ、45・・・・・・開口
、46・・・・・・湾曲尾部、47・・・・・・螺旋ば
ね、48・・・・・・端部。
Claims (1)
- 1 杼口の中心で挿入グリッパから緯糸を引出してこの
杼口の中心からこの緯糸を杼口の外に移送する連続緯糸
供給織機の引出グリッパにおいて、前記引出グリッパを
前進させる手段に連結したベースによって支持された細
長い固定つめと、この固定つめを含む平面に平行な水平
平面内で垂直軸線の周りに前記固定つめに対し揺動する
細長い可動つめとを設け、前記固定つめの一端をこの固
定つめの他端に向は水平平面内で折り返して形成したU
字状フックを設け、このU字状フックの折り返した部分
の内面にほぼ平行な方向にこの内面に向は復帰ばねの作
用によって接近しこの内面に接触する平坦平面を前記可
動つめの一端に設け、この平坦平面を前記内面との接触
から外すカム装置を設けたことを特徴とする端線緯糸供
給織機の引出グリッパ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH1283274A CH579164A5 (en) | 1974-09-23 | 1974-09-23 | Weft picker clamp comprises fixed hook formation in vertical plane - and pivoting arm acting to clamp against hook formation |
CH1180575 | 1975-09-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5178868A JPS5178868A (ja) | 1976-07-09 |
JPS5858452B2 true JPS5858452B2 (ja) | 1983-12-26 |
Family
ID=25708949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50114405A Expired JPS5858452B2 (ja) | 1974-09-23 | 1975-09-23 | 連続緯糸供給織機の引出グリッパ |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4040454A (ja) |
JP (1) | JPS5858452B2 (ja) |
CS (1) | CS194726B2 (ja) |
DE (1) | DE2541990C3 (ja) |
FR (1) | FR2285481A1 (ja) |
GB (1) | GB1523455A (ja) |
IT (1) | IT1044067B (ja) |
NL (1) | NL182658C (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3986532A (en) * | 1975-09-23 | 1976-10-19 | Rockwell International Corporation | Weft extending carrier |
CH616713A5 (ja) * | 1977-06-09 | 1980-04-15 | Albatex Ag | |
CH633589A5 (de) * | 1978-11-15 | 1982-12-15 | Saurer Ag Adolph | Fadenklemme. |
CH639440A5 (de) * | 1979-09-05 | 1983-11-15 | Rueti Ag Maschf | Schussfadeneintragsorgan fuer webmaschinen mit entnahme des schussfadens von ortsfesten spulen. |
IT1132844B (it) * | 1980-09-15 | 1986-07-09 | Nuovo Pignone Spa | Perfezionamenti nelle pinze passatrama per telai tessili |
IT1196137B (it) * | 1984-06-07 | 1988-11-10 | Vamatex Spa | Coppia di pinze portatrama per telai di tessitura senza navette |
EP0457718B1 (de) * | 1990-05-16 | 1994-07-06 | Sulzer RàTi Ag | Greiferklemme für Webmaschinen |
DE59608911D1 (de) * | 1995-10-17 | 2002-04-25 | Sulzer Textil Ag Rueti | Fadenhalter für einen Bringergreifer |
BE1012065A3 (nl) * | 1998-07-09 | 2000-04-04 | Wiele Michel Van De Nv | Nemergrijper-voorziening voor weefmachines. |
EP0971059B1 (en) * | 1998-07-09 | 2003-04-23 | N.V. Michel Van de Wiele | Gripper rapier provision for weaving machines |
EP1806443B1 (de) * | 2006-01-06 | 2009-02-11 | Sultex AG | Bringergreifer für eine Greiferwebmaschine |
DE102009036589A1 (de) | 2009-08-07 | 2011-02-10 | Lindauer Dornier Gmbh | Vorrichtung zum Übergeben eines bandförmigen Schussmaterials |
DE102009037127A1 (de) | 2009-08-11 | 2011-02-17 | Lindauer Dornier Gmbh | Greiferkopf einer Webmaschine |
Citations (1)
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---|---|---|---|---|
JPS4972465A (ja) * | 1972-10-17 | 1974-07-12 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE1785467B1 (de) * | 1968-09-27 | 1971-12-16 | Guesken Fa J | Hakenfoermige Fadenabnehmer-Greiferspitze fuer die Stumpfeintragung von Schussfaeden bei Greiferwebmaschinen |
US3613741A (en) * | 1969-01-21 | 1971-10-19 | Boris Kroll Jacquard Looms Inc | Shuttleless loom |
FR2214774B1 (ja) * | 1973-01-22 | 1976-05-14 | Saurer Diederichs Sa | |
US3927699A (en) * | 1974-10-29 | 1975-12-23 | Rockwell International Corp | Weft carrier control apparatus |
-
1975
- 1975-09-20 DE DE2541990A patent/DE2541990C3/de not_active Expired
- 1975-09-22 FR FR7528909A patent/FR2285481A1/fr active Granted
- 1975-09-22 IT IT7527454A patent/IT1044067B/it active
- 1975-09-23 JP JP50114405A patent/JPS5858452B2/ja not_active Expired
- 1975-09-23 CS CS756420A patent/CS194726B2/cs unknown
- 1975-09-23 US US05/616,059 patent/US4040454A/en not_active Expired - Lifetime
- 1975-09-23 NL NLAANVRAGE7511176,A patent/NL182658C/xx not_active IP Right Cessation
- 1975-09-23 GB GB39014/75A patent/GB1523455A/en not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4972465A (ja) * | 1972-10-17 | 1974-07-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NL7511176A (nl) | 1976-03-25 |
NL182658C (nl) | 1988-04-18 |
FR2285481B1 (ja) | 1982-07-02 |
IT1044067B (it) | 1980-03-20 |
US4040454A (en) | 1977-08-09 |
GB1523455A (en) | 1978-08-31 |
CS194726B2 (en) | 1979-12-31 |
NL182658B (nl) | 1987-11-16 |
JPS5178868A (ja) | 1976-07-09 |
FR2285481A1 (fr) | 1976-04-16 |
DE2541990A1 (de) | 1976-08-19 |
DE2541990C3 (de) | 1981-02-19 |
DE2541990B2 (de) | 1980-06-12 |
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