JPS5857629B2 - 排気還流制御装置 - Google Patents

排気還流制御装置

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JPS5857629B2
JPS5857629B2 JP53019378A JP1937878A JPS5857629B2 JP S5857629 B2 JPS5857629 B2 JP S5857629B2 JP 53019378 A JP53019378 A JP 53019378A JP 1937878 A JP1937878 A JP 1937878A JP S5857629 B2 JPS5857629 B2 JP S5857629B2
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JP
Japan
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negative pressure
valve
recirculation control
passage
control valve
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Expired
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JP53019378A
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JPS54112423A (en
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規 永井
淳一 横山
幹男 鈴木
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関の排気還流制御装置に関する。
一般的な排気還流制御装置の構造を第1図によって説明
すると、1は排気還流通路3に設けられたオリフィス、
2は前記オリフィス1の下流側の排気還流通路3に設け
られた排気還流制御バルブで、この排気還流制御バルブ
2は気化器4のスロットルバルブ21の全閉位置近傍で
、該スロットルバルブ21が開動するのに伴って大気圧
側から負圧側となる部位に設けた負圧ポート21aより
取り出した作動負圧によって開閉される。
6は前記排気還流制御バルブ2の開閉を制御して排気還
流率をほぼ一定にするトランスデユーサバルブで、この
トランスデユーサバルブ6はベンチュリ負圧室1にエン
ジンの運転状態に応じて変化するベンチュリ負圧と、排
圧室8に前記オリフィス1と排気還流制御バルブ2との
間の排圧とが導かれる。
これらの圧力の作用するダイヤフラム12,11゜40
の有効受圧面積の大きさとスプリング9゜10のセット
荷重の関係により、ベンチュリ負圧がダイヤフラム11
及び40に作用する上向きの力と、オリフィス1下流で
弁体19上流の還流通路3の圧力がダイヤフラム12に
作用する下向きの力との差によって、上向きの力がセッ
ト荷重より大きくなればダイヤフラム1,12を介して
中央の軸13を上昇させる。
この軸13の上昇により、負圧通路5に連通されたノズ
ル14の先端の大孔15を軸13と一体的な弁体41が
閉じる。
この大気孔15が閉じると、作動負圧は前記排気還流制
御バルブ2の負圧室16へ導かれる。
この負圧室16の作動負圧がスプリング17のセット荷
重以上になるとダイヤフラム18を介して弁体19を上
昇させる。
この弁体19の上昇により、排気ガスの一部が排気還流
通路3を通って吸気マニホルド20へ還流される還流量
が増加される。
この還流時に弁体19の開口函積と前記オリフィス1の
径との関係により、排気還流通路3のオリフイス1下流
で弁体19上流で負圧が発生し、排圧室8にフィードバ
ック信号としてこの負圧が導入される。
この負圧の発生により軸13は下側に戻される。
このため、今迄ノズル14の大気孔15を閉じていた弁
体41が排圧室8の負圧の大きさにより下降して開き、
該大気孔15より作動負圧通路5に大気が吸引される。
このため、排気還流制御バルブ2の負圧室16の作動負
圧は希釈されてスプリング17のセット荷重以下となり
、排気還流制御バルブ2は排気還流通路3の開口面積を
減少させる。
排気還流制御バルブ2の開度が低減すると排圧室8に再
び排圧が導入され負圧が小さくなり、軸13と一体の弁
体41が上昇してノズル14の大気孔15を閉じる。
このような作動を繰り返し行ない吸入空気量に応じて増
大するベンチュリ負圧に応じて排気還流制御バルブ2の
開度を増大させると共に、弁体19下流の圧力によって
、還流量が影響されることを防止するように、オリフィ
ス1下流で弁体19上流の圧力をフィードバックして吸
入空気量が少ない低回転、低負荷時に還流量を少なくシ
、また吸入空気量が多い高回転、高負荷時に還流量を多
くシ、機関の運転領域全般で吸入空気量に比例した排気
還流を行い排気還流率をほぼ一定にしてNOxの低減を
図っている。
ところで、一般に機関の加速時にはNOxの生成量が一
時的に増大する傾向にあり、従ってかかる加速時にも排
気還流を積極的に行ってNOxの生成を抑制することが
望ましい。
この機関加速時の車速とスロットルバルブ21下流の機
関吸入負圧の関係は第6図に示すように手動変速機付き
の車両では図外の変速機を運転者が、低車速では減速比
大、中車速では減速比中、高車速では減速化生となるよ
うに操作することと、所要馬力が高車速程高いことによ
って、減速比の小さな高車速程、スロットルバルブ開度
を増大することになり、機関吸入負圧値は大気圧側に減
少し、スロットルバルブがほぼ全開にされると吸入負圧
値は通常還流制御バルブで設定されるバルブの立上り負
圧値、つまり開弁作動負圧値(約−50關Hg)よりも
下まわる。
従って、この加速時における前記従来装置の作動状況を
考察すると、第4図a線で示すようにスロットルバルブ
全開時は負圧通路5を介して還流制御バルブ2の負圧室
16内に導入される機関吸入負圧値は前述のように該バ
ルブの立上り負圧値よりも減少しており、当該運転時に
は第5図の作動特性図のa線で示すように該還流制御バ
ルブ2はトランスデユーサバルブ6の制御作動にも拘ら
ず全閉状態となり、排気還流が遮断されてNOx低減作
用が行われなくなってしまうものである。
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、機関の加速時
には還流制御バルブに導入された機関吸入負圧値の減少
を抑制し、該還流制御バルブの開弁状態を維持しである
所定時間排気還流を持続させることにより、かかる加速
時にもNOxの効果的な低減を行えるようにしたもので
、以下その実施例を図面と共に前記従来の構成と同一部
分に同一符号を付して詳述する。
即ち、本発明にあっては第2図に例示するように還流制
御バルブ2の作動制御を司どるトランスデユーサバルブ
6を備えた排気還流装置において、機関加速時に還流制
御バルブに導入された機関吸入負圧値の減少を抑制しで
ある所定時間排気還流を持続させる持続手段25を付設
しである。
この接続手段25はトランスデユーサバルブ6と還流制
御バルブ2との間の負圧通路5に設けられて加速時に該
負圧通路5を閉路する電磁弁26と、この電磁弁26を
迂回する通路27に設けられ、電磁弁26の閉弁時に今
まで還流制御バルブ2の負圧室16に導入されていた機
関吸入負圧値の減少を遅延させるディレーバルブ28と
から構成されている。
前述の電磁弁26は機関吸入負圧値の変動によってオン
・オフする負圧スイッチ29によって開閉作動され、加
速時に機関吸入負圧値がある所定値まで減少すると該負
圧スイッチ29がオン作動し、バッテリ30電圧を電磁
弁26に印加して該電磁弁26を閉弁作動させるように
しである。
この負圧スイッチ29は、負圧室31を隔成するダイヤ
フラム32に装着され、バッテリ30に接続された可動
接点33と、負圧室31と隣接する室35側で前記可動
接点33と対峙して配設され、電磁弁26に接続された
固定接点34とから構成される。
これは、通路37を介して負圧室31に導入される機関
吸入負圧値が大きい定常運転時はダイヤフラム32がス
プリング36カに抗して引上げられて接点33,34を
開き電磁弁26を開弁させるが、加速時に負圧室31内
の吸入負圧値が所定値以下となるとダイヤフラム32が
スプリング36カにより下動され、接点33゜34を閉
じて電磁弁26に通電して閉弁させるのである。
一方、ディレーバルブ28としては例えば第3図に示す
如きものが用いられる。
このディレーバルブ28は逆止弁38と、焼結金属から
なるオリフィス39とで構成されており、通路27のデ
ィレーバルブ28前後差圧により、通路27の還流制御
バルブ2側の負圧値が大きい時は、該負圧が焼結金属か
らなるオリフィス39を介して徐々に稀釈されて負圧値
の減少が遅延され、逆に通路27の気化器4側の負圧値
が大きい時には逆止弁38が速かに開いて負圧値の大き
な吸入負圧を還流制御弁2側に導入するものである。
これは、例えば多様化する機関運転状況の中で、スロッ
トルバルブ21を急開した後、直ぐ閉じるような操作が
繰返される場合、負圧スイッチ29の応答遅れによって
電磁弁26が急激なスロットル開宴変化に追随できなく
ても、還流制御バルブ2の負圧室16内に立上り負圧値
以上の負圧を残留させて該バルブ2を開弁じてかかる運
転時にも排気還流を持続してNOxの低減作用を行わせ
ることができるのである。
次に以上の構成よりなる実施例装置の作動について説明
する。
機関の定常運転時は、負圧スイッチ29の負圧室31に
導入される機関吸入負圧が設定値以上となっているので
、該負圧スイッチ29はオフの状態にあり、電磁弁26
は開弁して還流制御バルブ2とトランスデユーサバルブ
6との間の負圧通路5を開路している。
この結果、還流制御バルブ2はトランスデユーサバルブ
6の作動制御の下に適正に作動し吸入空気量にほぼ比例
して排気還流を行ない効果的なNOx低減作用を行う。
次に機関の加速時には、スロットルバルブ21が全開作
動されるため、機関吸入負圧値は急激に減少しスロット
ルバルブ全開付近では前述のように機関吸入負圧は還流
制御バルブ2の立上り負圧値よりも下まわるようになる
この加速時の吸入負圧値の変動は負圧スイッチ29で検
出され、該吸入負圧値が負圧スイッチ29の設定値より
も下まわることにより該負圧スイッチ29はオン作動し
、電磁弁26を速かに閉弁作動する。
この結果、加速以前に還流制御バルブ2の負圧室16に
導入されていたバルブ最大リフト負圧値(約−801n
71Hg)以上の機関吸入負圧は該負圧室16に残留さ
れ、迂回通路27のディレーバルブ28のオリフィス3
9を介して徐々に稀釈される。
従って、還流制御バルブ2は加速運転以前の開弁状態を
所定時間維持し、かかる加速時にもほぼ加速以前の還流
率で排気還流を持続してNOx低減作用を積極的に行う
のである。
この時の還流制御バルブ2の負圧室16内の負圧変化と
、該バルブ2の作動特性はそれぞれ第4,5図のb線の
通りである。
所定時間経過後、機関が定常運転に移行されると、負圧
スイッチ29は再びオフ作動して電磁弁26を開弁し、
面後還流制御バルブ2はトランスデユーサバルブ6によ
り正常に作動制御されるようになる。
前述のディレーバルブ28による負圧値の減少遅延作動
はオリフィス39の設定により任意に決めることができ
る。
なお、ディレーバルブ28に替えて迂回通路27にオリ
フィスを設けても加速時にある程寒有効なNOx低減作
用を持続させることもできるが、スロットルバルブの急
開、急閉が繰返されるような場合の補償手段を別に付設
することが鼾要である。
以上の説明から明かなように、本発明によれば機関の加
速運転時にも還流制御バルブの開弁状態を所定時間維持
して、加速運転以前に行っていたのとほぼ同程度の還流
率での排気還流を持続できるので、かかる加速時にも徹
底したNOx低減を行えるという実用上優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の略示的系統図、第2図は本発明装置
の略示的系統図、第3図はディレーバルブの断面説明図
、第4図は還流制御バルブの負圧室の内圧特性図、第5
図は還流制御バルブの作動特性図、第6図は車速一機関
吸入負圧特性図である。 1・・・・・・排気還流通路に設けたオリフィス、2・
・・・・・還流制御バルブ、3・・・・・・排気還流通
路、4・・・・・・気化器、6・・・・・・トランスデ
ユーサバルブ、25・・・・・・持続手段、26・・・
・・・電磁弁、27・・・・・・迂回通路、28・・・
・・・ディレーバルブ、29・・・・・・負圧スイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 排気還流通路に設けた還流制御バルブと該還流制御
    バルブの上流側に設けたオリフィスとの間の通路におけ
    る排圧と、気化器のベンチュリ負圧とを検出し、前記還
    流制御バルブに送られる作動用の機関吸入負圧を制御し
    て吸入空気量にほぼ比例して排気還流を行わせるトラン
    スデユーサバルブを備えた排気還流制御装置において、
    前記トランスデユーサバルブと還流制御バルブとの間の
    負圧通路に設けられて加速時に該負圧通路を閉路する電
    磁弁と、この電磁弁を迂回する通路に設けられ、前記電
    磁弁の閉弁時に還流制御バルブに導入された機関吸入負
    圧値の減少を遅延させるディレーバルブとからなる持続
    手段を付設したことを特徴とする排気還流制御装置。 2 電磁弁を機関吸入負圧によりオン・オフする負圧ス
    イッチにより開閉制御するようにしてなる特許請求の範
    囲第1項記載の排気還流制御装置。
JP53019378A 1978-02-22 1978-02-22 排気還流制御装置 Expired JPS5857629B2 (ja)

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JP53019378A JPS5857629B2 (ja) 1978-02-22 1978-02-22 排気還流制御装置

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JP53019378A JPS5857629B2 (ja) 1978-02-22 1978-02-22 排気還流制御装置

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JPS54112423A JPS54112423A (en) 1979-09-03
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JP53019378A Expired JPS5857629B2 (ja) 1978-02-22 1978-02-22 排気還流制御装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52132221A (en) * 1976-04-30 1977-11-05 Fuji Heavy Ind Ltd Exhaust gas recirculation controlling apparatus for internal combustion engine

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5234512Y2 (ja) * 1974-11-30 1977-08-06

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52132221A (en) * 1976-04-30 1977-11-05 Fuji Heavy Ind Ltd Exhaust gas recirculation controlling apparatus for internal combustion engine

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JPS54112423A (en) 1979-09-03

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