JPS5857594B2 - 排煙装置 - Google Patents

排煙装置

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JPS5857594B2
JPS5857594B2 JP12226079A JP12226079A JPS5857594B2 JP S5857594 B2 JPS5857594 B2 JP S5857594B2 JP 12226079 A JP12226079 A JP 12226079A JP 12226079 A JP12226079 A JP 12226079A JP S5857594 B2 JPS5857594 B2 JP S5857594B2
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JP
Japan
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smoke
exterior
evacuation device
chimney body
exterior tube
Prior art date
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Expired
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JP12226079A
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English (en)
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JPS5646071A (en
Inventor
恒信 子林
徹 清水
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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Publication of JPS5646071A publication Critical patent/JPS5646071A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は煙突本体と該煙突本体を取囲む外装筒とからな
る排煙装置の改良に関する。
市街地に産業用煙突(排煙装置)を建設する場合には、
通常、美観を損わないように第1図に示すごとく煙突本
体1にコンクリート製あるいは鋼製の外装筒2を外嵌さ
せている。
このような排煙装置では、外装筒2の垂直面に対する投
影面積が太きいため、風下側にトいて外装筒2の後流領
域が大きくなり、ここに煙が吸い込1れる、いわゆるダ
ウンウォッシュ現象が生じ易くなる。
このダウンウォッシュ現象は特に大気の風速Uに対して
煙の吐出流速(1)が小さい場合に顕著であって、煙が
外装筒2を構成するコンクリート壁に触れてクラックを
生じさせたり、鋼板に触れて腐食させたりするものであ
る。
また煙が下降することによって地上汚染物濃度が高くな
るといった悪影響も生じる。
これをさらに第2図に基づいて具体的に述べると、V
g/Uが小の場合には煙はあ!り上昇せず、外装筒2の
後流領域に煙が吸い込筐れるものである。
一般には■g/U<2の場合に生じるが、外装筒2が大
きくなる程Vg/Uがより犬の場合でも生じ易くなる。
ここで第2図は大気速度の分布を示して釦り、破線イは
風向きが逆転する箇所を結んだものである。
また実線口は平均風速を高さ方向に積分したとき ψ寸udy=。
となるyの位置を結んだものである。
したがってこの定義によれば、この綜目の上下方向への
流量は存在しないことになる。
煙突本体1から吐出される煙は、常にこの綜目よりも上
側にあれば、外装筒2の後流領域内に巻き込斗れること
はないといえる。
このため従来から風速Uに対して煙の吐出流速(v g
)を大きくとることが望ましいとされてきた。
しかしこのような問題点を有する排煙装置自体の構造に
ついては末だ有効な対策はなされていない。
そこで第3図に示すごとく煙突本体1の頂部を外装筒2
の」二面よりも上方へ突出させることが考えられる。
確かにこれによれば、煙が外装筒2の後流領域内に巻き
込1れなくなるが、上記煙突本体1の頂部が外部に露出
しているので、美観を損うものである。
本発明はかかる事実に鑑みてなされたものであり、以下
、本発明の一実施例を第4図〜第6図に基づいて説明す
る。
すなわち煙突本体1の頂部を外装筒2の上面よりも上方
へ突出させ、上記外装筒2の上面に煙突本体1の頂部を
取囲む外装体3を配置してなり、該外装体3は、外装筒
2の上面の四隅に立設固着された支柱4と、該各支柱4
間に上下方向一定間隔ごとに配設固着された複数の水平
板5とから構成されている。
かかる構成によれば煙突本体1の頂部が外装筒2の上面
より上方へ突出しており、しかも外装体3内を風が通過
するので、φ4yudyの綜目を煙よりも下にすること
ができ、煙突本体1から吐出された煙が外装筒2の後流
領域内に巻き込捷れることばない。
上記実施例では、支柱4と水平板5とからなる外装体3
を用いたが、これ以外に、第7図および第8図に示すご
とく外装筒2とほぼ同形で、その各側面に上下方向に沿
う通風ロアを多数形成した外装体6であってもよい。
要は風を通過させ、しかも煙突本体1の頂部を適当に覆
って美観を損わないものであればよいのである。
以上述べたごとく本発明の排煙装置によれば、風が外装
体内を自由に通過することができるから、煙突本体から
吐出される煙の吐出流速を特に大きくしなくても、この
煙が外装筒の後流領域内に巻き込捷れるトそれはない。
また上記外装体によって煙突本体の頂部を取囲んでいる
から、煙突本体の頂部は外部からほとんど見えず、美観
を損うこともない。
さらに煙突本体には1つたく加工を施していないので、
煙突本体からスムーズに煙を吐出させることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す不面図、第2図は大気速度の分布
を示す説明図、第3図は排煙装置の一例を示す正面図で
ある。 第4図〜第6図は本発明の一実施例を示し、第4図は正
面図、第5図は平面図、第6図は第5図のIV−rV矢
視図である。 第7図あ゛よび第8図は本発明の他の実施例を示し、第
7図は正面図、第8図は一部切欠き平面図である。 1・・・煙突本体、2・・・外装筒、3,6・・・外装
体、4・・・支柱、5・・・水平板、7・・・通風口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 煙突本体と該煙突本体を取囲む外装筒とからなる排
    煙装置において、上記煙突本体の頂部を外装筒の上面よ
    りも上方へ突出させ、上記外装筒の上面に煙突本体の頂
    部を取囲む格子状の外装体を配置し、該外装体に水平方
    向または上下方向に沿う多数の通風口を形成したことを
    特徴とする排煙装置。
JP12226079A 1979-09-21 1979-09-21 排煙装置 Expired JPS5857594B2 (ja)

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JP12226079A JPS5857594B2 (ja) 1979-09-21 1979-09-21 排煙装置

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JPS5646071A JPS5646071A (en) 1981-04-27
JPS5857594B2 true JPS5857594B2 (ja) 1983-12-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60129522A (ja) * 1983-12-15 1985-07-10 Shimizu Constr Co Ltd スタツクレイン防止装置
DE3445557A1 (de) * 1984-12-14 1986-06-19 Nikolaus Sorg GmbH & Co KG, 8770 Lohr Elektrisch betriebener diskontinuielicher glasschmelzofen
JPS61175731U (ja) * 1985-04-16 1986-11-01

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JPS5646071A (en) 1981-04-27

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