JPS592255Y2 - 屋根の自然換気装置 - Google Patents

屋根の自然換気装置

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Publication number
JPS592255Y2
JPS592255Y2 JP11116878U JP11116878U JPS592255Y2 JP S592255 Y2 JPS592255 Y2 JP S592255Y2 JP 11116878 U JP11116878 U JP 11116878U JP 11116878 U JP11116878 U JP 11116878U JP S592255 Y2 JPS592255 Y2 JP S592255Y2
Authority
JP
Japan
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gap
plate
roof
bottom plate
ventilation
Prior art date
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Expired
Application number
JP11116878U
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English (en)
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JPS5527752U (ja
Inventor
正義 難波
Original Assignee
新日軽住宅建材株式会社
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は建造物の屋根棟部に設置される自然換気装置
の改良に係る。
公知のこの種装置においては換気屋根部の排気口の近傍
に形成される内壁部の裾部が側方へゆるやかな傾斜で延
長されているため、木の葉や粗大なごみが堆積して空気
の流通を阻害するため、比較的短期間に排気効果が低下
するという欠点があった。
この考案はこのような欠点を解消することを目的として
なされたものであって、その構造、作用及び効果を以下
に図面に示す実施例にしたがって説明する。
図において、1は棟木、2は垂木、3は野地板、4はル
ーフイング、5は屋根材、6は棟受材、7は笠木であっ
て、前記棟木1の両側に左右対称的に構成される建造物
屋根8の中央部には上方へ抜ける通気路9が形成される
前記建造物屋根8の通気路の上方に、天板部10と、こ
の天板部10の両側から垂下される側板部11.12と
、これら側板部11.12の下端から内方へ連ねて形成
される底板部13.14と、これら底板部13.14の
下方に立壁部15.16を介して連なる裾部17.1B
と、これら裾部17,1Bの外端から前記側板部11.
12の延長線上に下向きに形成した立壁状の側壁部19
.20と、これら側壁部19.20との間に隙間21.
22を形成するように立上るバッフル板23゜24とを
もって、換気屋根部25が構成される。
なお前記底板部13.14には多数の排気口26.27
を設けるとともに、バッフル板23.24の基部に比較
的大きな開口28.29を形成する。
前記バッフル板23.24の上部を内方へ屈曲させ、前
記側板部11.12の外面との間には比較的中挟の排気
用間隙30.31が形成され、このような構成とした結
果、前記開口28、29から吹き込んだ風がこれら間隙
30.31を増速されて上方へ吹き抜ける際に、これら
間隙30.31と前記底板部13.14、立壁部15,
16、裾部17,1Bによって形成される間隙32.3
3とによって構成されるL形の排気路34を通って前記
排気口26.27から排出される空気流を吸い出す効果
が得られるのである。
なおこの場合間隙30.31の幅aと間隙32.33の
幅すとの間にa>bの関係を設定することが望ましい。
上記構成からなる装置において、建造物屋根8内の通気
路9から流出する空気は前記間隙30゜31 : 32
,33によって構成されるL形の排気路34によって気
流に勢いがついて換気作用が向上すると共に、外側から
の風雨はバッフル板23,24、側壁部19.20、立
壁部15.16によってその勢力を減殺されるので、雨
水を伴った風が排気口26.27から前記建造物屋根8
内に侵入するおそれはない。
そして風によって運ばれて来た木の葉やその他の粗大ご
みが隙間21.22や、裾部17,1Bに残留すること
があっても、次の強風によって前記大きな開口28.2
9から無理なく排出され、また逆にこれら開口28.2
9から吹き込んだ風によってはごみは側壁部19.20
に沿って吹き上げられるので、隙間21゜22や裾部1
7,1Bにごみ等が堆積して換気効果を減殺するような
おそれはないのである。
この考案の装置は必ずしも長尺のものを屋根の全長にわ
たって設けるものに限らず、スポット状に構成したもの
を屋根上の任意個所に設置しうるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例の断面をあられした斜視図で
ある。 なお、図において、8・・・建造物屋根、9・・・通気
路、10・・・天板部、11.12・・・側板部、13
.14・・・底板部、15.16・・・立壁部、17.
18・・・裾部、19.20・・・側壁部、21゜22
・・・隙間、23.24・・・バッフル板、25・・・
換気屋根部、26.27・・・排気口、28.29・・
・開口、30.31・・・排気用間隙である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建造物屋根の通気路の上方に設置される換気屋根部が、
    天板部と、この天板部の両側から垂下される側板部と、
    これら側板部の下端から内方へ連ねて形成される底板部
    と、これら底板部の下方に立壁部を介して連なる裾部と
    、これら裾部の外端から前記側板部の延長線上に下向き
    に形成した側壁部と、これら側壁部との間に隙間を形成
    するように立上るバッフル板とをもって構成され、前記
    底板部に排気口を設けると共に前記バッフル板の上部を
    内方へ屈曲させて前記側板部の外面との間に比較的中挟
    の排気用間隙が形成されるようにし、この間隙と前記底
    板部、立壁部、裾部によって包囲形成される間隙とによ
    ってL形の排気路を形成し、かつ、前記バッフル板の基
    部に比較的大きな開口を形成して成る屋根の自然換気装
    置。
JP11116878U 1978-08-15 1978-08-15 屋根の自然換気装置 Expired JPS592255Y2 (ja)

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JP11116878U JPS592255Y2 (ja) 1978-08-15 1978-08-15 屋根の自然換気装置

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JP11116878U JPS592255Y2 (ja) 1978-08-15 1978-08-15 屋根の自然換気装置

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Publication Number Publication Date
JPS5527752U JPS5527752U (ja) 1980-02-22
JPS592255Y2 true JPS592255Y2 (ja) 1984-01-21

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ID=29058743

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JP11116878U Expired JPS592255Y2 (ja) 1978-08-15 1978-08-15 屋根の自然換気装置

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JPS5527752U (ja) 1980-02-22

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