JPS5856538B2 - Pvcを主材とした熱安定化された組成物 - Google Patents

Pvcを主材とした熱安定化された組成物

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JPS5856538B2
JPS5856538B2 JP54056393A JP5639379A JPS5856538B2 JP S5856538 B2 JPS5856538 B2 JP S5856538B2 JP 54056393 A JP54056393 A JP 54056393A JP 5639379 A JP5639379 A JP 5639379A JP S5856538 B2 JPS5856538 B2 JP S5856538B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/07Aldehydes; Ketones
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特に透明な成形物品の製造に用いられる、ポ
リ塩化ビニルを主材とした熱安定化された組成物に関す
る。
フランス国特許出願第75700,765号は、塩化ビ
ニル重合体を主材とした組成物を安定化するためにβ−
ジケトン化合物を金属の有機塩とともに用いることを記
載している。
さらに、中空体を押出吹込成形により製造するのに特に
用いられるPVCは、重合体に関して約0.2〜1.5
重量%の、少なくとも1種の2,6−シメチルー1.4
−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸エステルに
よって安定化できることが知られている(フランス国特
許出願第73/28.524号)。
こ\に、β−ジケトン化合物と置換ジヒドロピリジンと
の低減された使用量によってもさらに改善された安定化
の達成を可能ならしめる相乗効果が両安定剤の間で見出
された。
さらに詳しくは、金属塩を用いて、そして特に次の金属
: Ca−Zn 、 Ca−Cd 、 Ba−Zn又は
B a −Cdの有機塩の対のうちの一つを用いて熱安
定化され、そして熱安定剤として次の一般式%式% の有機β−ジケトン化合物の少なくとも1種と次の一般
式 の置換ジヒドロピリジンの少なくとも1種〔上記の式に
おいて、Rはアルキル、脂環式又はフェニル基であり、
R1又はR2は同−又は異なっていてよく、36個まで
の炭素原子を有する線状若しくは分岐状のアルキル若し
くはアルケニル基、7〜36個の炭素原子を有するアラ
ルキル基又は14個よりも少ない炭素原子を有するアリ
ール若しくはシクロ脂肪族基を表わし、モしてシクロ脂
肪族基は場合によっては炭素−炭素二重結合を含有する
ことができ、 これらの基は非置換であるか或いは例えはハロゲン原子
により又はアリール若しくはシクロ脂肪族基の場合には
メチル若しくはエチル基により置換されていてもよく、
またこれらは脂肪族鎖中に1個又は−〇−−C−O それ以上の 、 又は−C〇−結合の存在に
より変性されていてもよく、またこれらは一緒になって
2〜5個の炭素原子を有する二価アルキレン基(これは
場合によっては酸素又は窒素原子を含有していてもよい
)を表わすことができ、さらに記号R1及びR2によっ
て表わされる基は、R1及びR2についてはカルボニル
基に結合した炭素原子がエチレン又はカルボニル不飽和
を有しないようなもの、またR1又はR2についてはカ
ルボニル基に結合した炭素原子が芳香族不飽和を有しな
いようなものであり、 さらに基R1又はR2の1個は水素原子を表わすことが
でき、 R3は水素原子或いは基−CO−X(こ\でXは前述の
ような基R1を表わす)又は基−NH−Y(こ\でYは
非置換の又は置換されていてよいアリール基である)で
ある〕 とが添加されることを特徴とする、塩化ビニル重合体を
主材とした組成物が見出された。
こ\で、用語「塩化ビニル重合体を主材とした組成物」
とは、塩化ビニルのホモ重合体又は共重合体と、加工処
理を容易にし又は成形物品に特定の性質を付与するため
に普通に用いられている各種の補助剤とを含有する組成
物を意味するものと解されたい。
いかなる種類の塩化ビニルホモ重合体も、その製造法、
即ち塊状、懸濁若しくは分散重合法又は任意のその他の
重合法にか\わらず並びにその極限粘度数にか\わらず
、好適である。
また、多くの塩化ビニル共重合体も、ホモ重合体につい
て用いられた方法と同じ方法により熱の影響に対して安
定化することができる。
これらは、例えば、塩化ビニルとその他の重合性エチレ
ン結合を持つ単量体、例えば、塩化ビニリデン、エチレ
ン、アクリル酸エステル、スチレン、ビニルエステル、
マレイン酸、無水マレイン酸又はマレイン酸エステルと
の共重合により得られた共重合体を包含する。
共重合体は、通常少なくとも50重量%の塩化ビニルを
含有する。
しかしながら、本発明に従う方法は、特に、少なくとも
80重量%の塩化ビニルを含有し且つその他の単量体が
酢酸ビニル又は塩化ビニリデンである共重合体に適用さ
れる。
ホモ重合体又は共重合体は「硬質」でも「軟質」であっ
てもよい。
硬質重量体が用いられるときには、それらは、樹脂及び
安定剤以外に、衝撃強度向上剤、顔料及び(又は)充填
剤、滑剤などを含有してよい。
軟質重合体が用いられる゛ときには、それらは、樹脂及
び安定剤以外に、可塑剤、顔料及び(又は)充填剤、滑
剤などを含有しあよい。
PVCを可塑化するのに通常用いられる可塑剤の全てが
好ましい。
このような可塑剤は、インターサイエンス・パブリツシ
ャーズ社より1964年に刊行された’ Encycl
opedia of PolymerScience
and Technology Vol、14、P、
396〜400に記載されている。
用いられる可塑剤の量は、一般に、重合体について5〜
60重量%である。
酸化防止剤又は”光”若しくはUV安定剤も本発明の組
成物に添加することができる。
金属の有機塩よりなり、そして本発明に従う処方物に用
いられる安定剤は、本質的には、脂肪族有機酸又は脂肪
酸(これは飽和又は不飽和であっても、また置換又は非
置換であってもよい)或いは芳香族酸の二価金属塩、特
にカルシウム、バリウム、亜鉛又はカドミニウム塩であ
る。
普通用いられる塩の中でも、酢酸塩、ジ酢酸堪、ステア
リン酸塩、オレイン酸塩、ラウリン酸塩、バルミチン酸
塩、安息香酸塩、フクル酸塩、ヒドロキシステアリン酸
塩、2−エチルヘキサン酸塩及びフェネート類をあげる
ことができる。
これらは、好ましくは、カルシウム/亜鉛、バリウム/
カドミウム、カルシウム/カドミウム又はバリウム/亜
鉛のような対の形で、重合体σこ関して0.01〜5重
量%、好ましくは0.1〜2重量%の割合で用いられる
これらの対の金属塩は、場合によっては有機すずメルカ
プチドとともに用いることができる。
また、安定剤に対しては、安定化作用の知られたその他
の有機化合物、例えば亜りん酸アルキル若しくはアリー
ル、及び(又は)エポキシド誘導体、例えばエポキシ化
大豆油、及び(又は)ポリオールを添加することができ
る。
どのポリオールも好適である。
しかしながら、少なくとも2個、好ましくは4個のヒド
ロキシル基を有する脂肪族化合物が好ましい。
また、置換基として少なくとも2個の第一アルコール基
を含有するシクロ脂肪族化合物も好適である。
特に有益な結果は、次のポリオール、即ちDキシリット
、D−ソルビット、D−マンニット、ジグリセリン、4
−ヒドロキシ−3,3,5,5−テトラヒドロキシメチ
ルテトラヒドロフランイソシアヌル酸トリヒドロキシエ
チル、ポリビニルアルコール、トリメチロールプロパン
、テトラメチロールシクロヘキサノール、キナ酸、アト
ニット、α−メチルグルコシド及びグリセリンによって
得られる。
0.5%〜2%の間の量で良好な結果が得られる。
フランス国特許第2,297,227号及び同第2.3
24,681号にその使用が記載されているβ−ジケト
ン化合物のどれも好適である。
特に有益な結果は、ステアロイルベンゾイルメタン又は
ベンゾイルアセトンによって得られる。
これらは、重合体について0.05〜2重量%、好まし
くは0.05〜■重量%の割合で用いられる。
置換ジヒドロピリジン化合物の中でも、フランス国特許
第2,239,494号tこ記載の化合物、特Iこ、R
が2〜20個の炭素原子を有するアルキル基である化合
物が選択される。
Rが8〜14個の炭素原子を有するアルキル基である化
合物は、前述のβ−ジケトン化合物と併用するならば、
特に有益な結果を与える。
それらは、重合体について0.005〜2重量%、好ま
しくは0.05〜0.5重量%の割合で用いられる。
本発明に従う組成物は、知られた方法のどれによっても
製造することができる。
各種の安定剤は、個々に又は互に混合した後に可塑剤と
混合し、次いで重合体に配合することかでさる。
斯界で知られた慣用法の全てがこれらの成分を混合する
のに好適である。
しかしながら、組成物は混線機又はローラーミキサーに
よって有利に均質化することができ、またその操作は物
体が流動性であるような温度で行なうことができる(こ
れにより混合が容易となる)。
この温度は例えば100℃程度であってよい。
組成物は、PVC組成物を加工するのに通常用いられて
いる技術の全て、例えば、押出、射出成形、カレンダー
加工、スラッジ成形、ペーストによる被覆又は基材(こ
れは棒状でも棒状でなくてもよい)或いは押出吹込成形
に従って加工処理することができる。
β−ジケトン安定剤と置換ジヒドロピリジン化合物との
併用が相乗効果を生じるという事実が、これらの両種の
安定剤の積極的な効果、即ち、処方物を加工処理すると
きの分解に帰因する初期着色がないということ、その着
色がずっと現われないこと及び未成形材料であれ又は成
形物品であれ熱処理の場合には熱安定性が改善されると
いうことが組合さって、これらの安定剤の使用量の低減
を可能にさせるのである。
例1〜8 特にびんの押出吹込成形に用いることができ、そして8
0の粘度指数(フランス標準規格T51.013)を有
し且つ水懸濁重合により得られたポリ塩化ビニル粉末1
00重量部、衝撃強度向上剤(ブタジェン−スチレン−
メタクリル酸メチル共重合体)io重量部、アクリル系
共重合体(加工助剤)1重量部、エポキシ化大豆油3重
量部、ステアリン酸亜鉛0.05重量部、ステアリン※
※酸カルシウム0.1重量部及び青色顔料0.1重量部
からなる組成物Aを製造する。
この組成物Aの100fにいろいろな量(1で表わす)
のステアロイルベンゾイルメタン(SBM)、2.6−
シメチルー1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカル
ボン酸ラウリル(DHP)及びステアリン酸カルシウム
を添加し、得られた新組酸物をローラーミキサー上で1
80℃で5分間加工処理する。
得られたシート(厚さ2.5 rran )から試料を
採り、185℃に加熱したプレスに時間を変えて入れる
試料が無色透明から開始して黒色化するのに要する時間
を記録する(この時間は組成物の熱安定性を測定する一
方法である。
これを分解時間という)。さらに、各種の試料の着色を
0〜20にわたる標準スケールと比較して評価する。
ここで、評点Oの試料は青味がかつており、評点20の
試料は黒色で不透明であり、そしてこのスケールは黄色
から漸次深まる褐色までの全色彩範囲に及ぶものである
この標準スケールは、ロビボンド比較円板とともに用い
られるガードナースケールから導かれるものであり、こ
こでは初期着色はわずかに青味がかつており(青色着色
剤の存在のため)、完全に無色ではない。
下記の結果が得られた。
特に、0.4%のβ−ジケトン又はジヒドロピリジン化
合物の代りにそれぞれ0.2及び0.1%又は0.1及
び0.2%のこれら化合物を用いても全般に同程度の結
果が得られることがわかる。
これは、これらの安定剤について25重量%の低減を表
わしている。
また、組成物を機械で通常加工処理する時間に相当する
最初の10分間においては、安定化は両有機安定剤の混
合物により明らかに改善されることに注目されたい。
例9 下記の組成を有する組成物Bを製造する。
ポリ塩化ビニル(例1と同じ) ioo部衝撃
強度向上剤(例1と同じ) 10部エポキシ化
大豆油 4部ステアリン酸カル
シウム 0.2 部ステアリン酸亜鉛
0.2部この組成物Bの100部
に0.25部のステアロイルベンゾイルメタン、0.2
0部の2,6−シメチルー1,4−ジヒドロピリジン−
3,5−ジカルボン酸ラウリル及び0.2部のステアリ
ン酸カルシウムを加える。
この混合物は、前記の例に従って185°Cのプレスで
決定して90分の熱安定性(分解時間)を有する。
この混合物からびんを押出吹込成形する。
得られた無色のびんを粉砕し、得られたチップを再びび
んを製造するために押出吹込成形で使用する。
かくして、同一量の安定化混合物について上記の処理を
続けて8回行なう。
回数が増えるにつれて色がごくわずかに変わるたけであ
り、5回まではびんは黄色を帯びないことがわかった。
びんの着色に対して同じ効果を得るためには上記の安定
化系は0.7部のステアロイルベンゾイルメタンと0.
2部のステアリン酸カルシウムで置換されねばならない
この場合には、熱安定性はやはり90分であった。
びんの着色に対して同じ効果を得るためには、上記の安
定化系に代えて0.7部の3,6−シメチルー1,4−
ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸ラウリルを用
いることが必要である。
しかしながら、この場合には、熱安定性(分解時間)は
60分であるにすぎず、また初期組成物から得られたび
んはわずかに多く着色する。
熱安定性(分解時間)を90分まで増大させるためには
さらに0.2部のステアリン酸カルシウムを加えること
が必要であるが、この場合に押出吹込成形により得られ
たびんは最初の操作からのものよりもはっきりと多く着
色する。
例10−15 下記の成分(例1のものと同じ種類のもの)を用いて、
組成物A(例1)と同じ方法で組成物Cを製造する。
ポリ塩化ビニル 100重量部衝撃強
度向上剤 10重量部滑剤(ロジン
エステル) □部エポキシ化大豆油
4部ステアリン酸カルシウム
0.2部ステアリン酸亜鉛
0.2部この組成物Bの57.5 rにいろ
いろな量(1で表わす)のベンゾイルアセトン(BA)
、2.6−シメチルー1,4−ジヒドロピリジン−3,
5−ジカルボン酸エチル(BHP E )及びステアリ
ン酸カルシウム(CaS )を加える。
得られた新組酸物をローラーミキサーで180℃で3分
間加工処理する。
2.5胴厚のシートを得、これから試料を採り、180
℃の通気式オープンにいろいろな時間にわたって入れる
標準ガードナースケールに従う試料の着色変化をロビボ
ンド円板を用いて評価する。
さらに、分解時間(試料が黒色した時間)を記録する。
下記の結果を得る。
分解時間の延長を可能ならしめるカルシウム量の影響を
記録する。
しかしながら、特に、少量のベンゾイルアセトン及びジ
メチルジヒドロピリジンジカルボン酸エチルの同時使用
は、有機安定剤のそれぞれを個々に用いたときと比較し
て、熱安定性を少なくとも30分まで向上せしめること
が認められる。
例16〜25 前述のようにして、下記の組成を有する組成物りを製造
する。
ポリ塩化ビニル 100部衝撃強
度向上剤 IO部ワックスE
1部エポキシ化大豆油
4部ステアリン酸亜鉛
0.2部**2−エチルへキサン酸カルシ
ウム 0.4部アセチルメチルへブテノン(AM
H)、p−メトキシベンゾイルステアロイルメタン(P
MBS)及び次式 %式% 前述のようにして、 Eを製造した。
ポリ塩化ビニル 衝撃強度向上剤 ワックスE エポキシ化大豆油 下記の組成を有する組成物 00部 10部 1部 4部 ステアリン酸バリウム 0.4部ステ
アリン酸亜鉛 0.2部ステアロ
イルアセトン(SA)及びジメチルジヒドロピリジンジ
カルボン酸ラウリル(DHP)を有機安定剤として用い
る。
下記の結果を得た。
2種の有機化合物の間の相乗効果はカルシウム塩をバリ
ウムで置き換えてもそれほど顕著ではないことがわかる
しかしながら、この効果は確かIこあるのであるが程度
が低い。
例29〜31 前述のようにして下記の組成を有する組成物Fを製造す
る。
ポリ塩化ビニル 100部衝撃
強度向上剤 10部**ワック
スE 1部エポキシ化大
豆油 4部p−t−ブチル安息
香酸亜鉛 1.2部ステアリン酸カルシウム
4部ラウリルステアロイルメタン(
LSM)及びジメチルジヒドロピリジンジカルボン酸ラ
ウリル(DHP)を有機安定剤として用いる。
下記の結果を得た。
例32 β−ジケトン安定剤とジヒドロピリジン化合物の併用の
相乗効果を立証するために下記の実験を行った。
ここでは、相乗効果を一層明確にするために試料を前記
の各側よりも薄くシ、加熱条件も変えた。
下記の組成を有するベース組成物を製造する。
ポリ塩化ビニル粉末(例1と同じ) 100部衝撃強
度向上剤(例1と同じ) 100部可塑剤(ロジ
ンエステル系、CIREE) 40部エポキシ化大豆油
4部ステアリン酸カルシウム
4部ステアリン酸亜鉛
2部この組成物の100ftに所定の量
のベンゾイルアセトン、2,6−シメチルー1,4−ジ
ヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸ジエチル及び両
者の混合物を加える。
180℃で3分間カレンダー加工することにより作った
3種の組成物のそれぞれからほぼ1mm厚のシートを作
った。
各シートの試験片をとり、約iso℃の通気式オーブン
にいろいろな時間にわたり入れる。
試験片の着色の経時変化は、ロビボンド円板を用いるこ
とにより標準ガードナースケールによって測定する。
分解時間(試験片が黒化する時間)も記録する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属塩を用いて、そして特に次の金属:Ca−Zn
    、Ca−Cd 、Ba−Zn又はBa−Cdの有機塩
    の対の一つを用いて熱安定化された塩化ビニル重合体を
    主材とした組成物において、安定化系に次の一般式 %式% の有機β−ジケトン化合物の少なくとも1種と次の一般
    式 の置換ジヒドロピリジンの少なくとも1種〔上記の式に
    おいて、Rはアルキル、脂環式又はフェニル基であり、
    R1及びR2は同−又は異なっていてよく、36個まで
    の炭素原子を有する線状若しくは分岐状のアルキル若し
    くはアルケニル基、7〜36個の炭素原子を有するアラ
    ルキル基又は14個よりも少ない炭素原子を有するアリ
    ール若しくはシクロ脂肪族基を表わし、モしてシクロ脂
    肪族基は場合によっては炭素−炭素二重結合を含有する
    ことができ、 これらの基は非置換であるか或いは例えばハロゲン原子
    により又はアリール若しくはシクロ脂肪族基の場合には
    メチル若しくはエチル基により置換されていてもよく、
    またこれらは脂肪族鎖中に−O−−C−O− 1個又はそれ以上の 、11 又は〇 −C〇−結合の存在により変性されていてもよく、また
    これらは一緒になって2〜5個の炭素原子を有する二価
    アルキレン基(これは場合によっては酸素又は窒素原子
    を含有していてもよい)を表わすことができ、 さらに記号R0及びR2によって表わされる基は、R1
    及びR2についてはカルボニル基に結合した炭素原子が
    エチレン又はカルボニル不飽和を有しないようなもの、
    またR1又はR2についてはカルボニル基に結合した炭
    素原子が芳香族不飽和を有しないようなものであり、 さらに基R7又はR2の1個は水素原子を表わすことが
    でき、 R3は水素原子或いは基−CO−X(こ\でXは前述の
    ような基R1を表わす)又は基−NH−Y(こ\でYは
    非置換の又は置換されていてもよいアリール基である)
    である〕 とが添加されることを特徴とする組成物。 2 重合体に関して、0.05〜1重量%のβ−ジケト
    ン化合物及び0.05〜1重量%の置換ジヒドロピリジ
    ン化合物が添加されることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の組成物。 3 Rが2〜14個の炭素原子を有するアルキル基であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の組成物
    。 4 ジヒドロピリジンが2,6−シメチルー1゜4−ジ
    ヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸エチル又は2,
    6−シメチルー1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジ
    カルボン酸ラウリルであることを特徴とする特許請求の
    範囲第3項記載の組成物。 5 β−ジケトン化合物がベンゾイルアセトン、ステア
    ロイルアセトン又はステアロイルベンゾイルメタンより
    なる群から選ばれることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の組成物。
JP54056393A 1978-05-12 1979-05-10 Pvcを主材とした熱安定化された組成物 Expired JPS5856538B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
FR7815156 1978-05-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54149754A JPS54149754A (en) 1979-11-24
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ID=9208538

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54056393A Expired JPS5856538B2 (ja) 1978-05-12 1979-05-10 Pvcを主材とした熱安定化された組成物

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4267083A (ja)
EP (1) EP0005678B1 (ja)
JP (1) JPS5856538B2 (ja)
BR (1) BR7902867A (ja)
CA (1) CA1121088A (ja)
DE (1) DE2961413D1 (ja)

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